【OS技研】いまさら聞けないオイルの話 何森社長が丁寧に説明してくれた

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  • Опубліковано 25 лис 2024

КОМЕНТАРІ • 72

  • @食べる煮干し-c5v
    @食べる煮干し-c5v 10 місяців тому +48

    エステルはアルコールと脂肪酸を掛け合わせて作るオイルなので、植物油由来ではありません。
    ただエンジンオイルとして植物油であるひまし油が高性能で使用されレースで使われていましたが、酸化安定性と加水分解の弱さがありました。
    それを克服する為にひまし油の脂肪酸であるリシノール酸とアルコールを組み合わせエステル化したひまし油由来のオイルが生まれました。
    故にエステル=植物油という認識がありますが、脂肪酸は動物由来などもありますのでエステルは多岐に渡ります。
    因みにですが、
    一価アルコールはモノエステル
    二価アルコールはジエステル
    多価アルコールはポリオールエステル
    です。
    同じポリオールエステルでも使用する脂肪酸由来により性能は様々であり、ヨウ素価が低く飽和度が高いものは潤滑能力が高くなったり、極基性の弱いものや、脂肪酸の選定により耐荷重極圧性の高いエステルもあります。
    巷にはオイルの闇といった事を謳って煽り、あたかも騙されているかのように話しながら自身の商売を前提に話を構築するチャンネルもありますので、本当に騙されたくない方やご興味のある方は、こちらの動画のようなプロフェッショナルな方の意見を参考にしながらご自身でもトライボロジーの文献などを調べながらオイルを勉強される事をおすすめ致しますm(_ _)m

    • @Yukiharu5711
      @Yukiharu5711 10 місяців тому +6

      詳しい説明ありがとうございます😊
      よろしくお願いします。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +4

      こちらこそ、詳しい説明ありがとうございます!
      勉強になりますね。

    • @暇人です-i9l
      @暇人です-i9l 5 місяців тому +3

      ひまし油から抽出してるなら植物由来やんけ

    • @34kazu97
      @34kazu97 5 місяців тому

      @@暇人です-i9l その通りですね。

    • @食べる煮干し-c5v
      @食べる煮干し-c5v 5 місяців тому

      @@暇人です-i9l読解力低いね

  • @kazamigo
    @kazamigo 10 місяців тому +3

    化学合成が出てくる以前はスプリントレースで友人が植物オイル使ってました。フリクションが少ないので効果高かったみたいです。レースだと基本的にワンレース毎にエンジン全バラするので問題なかったです。
    最近のポルシェ911カレラはノーマルモード(低燃費モード)で敢えて高い油温にコントロールしフリクションを抑えてるみたいで、同時に油圧もコントロールしてる様子です。レース車両ベースの911GT3系は低燃費を狙ってないので、そういうコントロールはしてません。
    最近のクルマは加工精度が上がり、オイル通路やピストンクリアランスも狭く、低燃費も考慮してるので低粘度オイルが指定されてますね。
    80〜90年代の古いクルマはその辺りが違うので低粘度オイル使うと不具合でます。パッキン接合部分からオイル漏れしやすくなります。
    指定粘度は時代や設計思想を反映してるんだなあ、と感じます。
    因みに添加剤が多く含まれるオイルはバルブステムシール等のゴム部品を膨潤させる場合があるので要注意です。
    そこがスカスカになるとオイル下がり起こします。純正指定オイルは開発段階で確認してるので安心ですね。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      その当時に開発されたエンジンには、当時の規格にあったエンジンオイルが良いみたいですね。
      つい先日、s2000(AP1)にGRガレージの最新オイルを入れたら、フィーリングが悪いと言う話を聞きました。
      私の動画でも40年前のcbx1000を修理しましたが、エンジンオイルの規格が新しいとオイル漏れを起こすみたいです。

  • @befree9199
    @befree9199 10 місяців тому +6

    POPヨシムラの著書によると、
    初期のレーサーにヒマシ油を入れて走らせていたそうですが、
    入れたままにしておくと、水分を吸って乳化して駄目になったそうです。
    社長のおっしゃった事と同じですね。
    解説が大変勉強になりました。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      ここ1発の時に入れても壊れなかったと言うのか驚きでしたね。
      天然物の油は酸化も早いので、すぐに使い物にならなくなり、エンジン内部がベタベタになると言うおまけ付き、ですからね。
      そういえば、ロードスターのエンジンに天ぷら油を入れてた動画がありましたね。

    • @befree9199
      @befree9199 10 місяців тому +2

      @@akasil ヒマシ油を使うというのは当時は割とあったようで、POPもそれを参考にしたとの事です。史上最年少の航空機関士であったPOPの知識の成せる技とも言えますが。星形の栄エンジンなどを扱っていたPOPにしてみたら、当時のバイクや車のエンジンなど簡単だったとの事でした。

  • @555kaikai888
    @555kaikai888 10 місяців тому +6

    昔の2ストレーサーバイクの燃料混合用、指定オイルがカストロールA747植物油(ひまし油でした、
    残ったオイル混合燃料は植物油が混じってるので直ぐ乳化して、それを使うと焼き付きしてしまうので、
    ガソリン車ハイエースに入れてる人が居ました。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      植物系のオイルは、昔は定番だったんですね。
      水気が多いと、乳化したような色にオイルがなるのを見たことあります。

  • @LuekyTO
    @LuekyTO 10 місяців тому +2

    面白い動画を有難うございます。エステル系の話を聞いて思い出しましたが、今のオイルは境界潤滑というのを意識して造っているそうです。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      ご視聴、ありがとうございます。
      ここまで来ると分子レベルの話になるので、難しいですね。

  • @しくろペンたん
    @しくろペンたん 5 місяців тому +1

    ポンプのメカニカルシールは作動流体でシール面の潤滑と冷却してるので、確かに水も潤滑の役割してますね。勉強になります

    • @akasil
      @akasil  4 місяці тому

      本当に勉強になります。
      社長の話はいつも目からウロコですわ。

  • @yamakendrix
    @yamakendrix 10 місяців тому +2

    続き、楽しみにしています!

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      はい、次の企画に向けて準備中です。
      お楽しみに!

  • @SuperPi3.14
    @SuperPi3.14 10 місяців тому +3

    5:42 は正確には「粘度指数向上剤」で、低温で相対的にサラサラしているオイルに加えると、温度が上がっても相対的にネバネバしたオイルと同じくらい粘るようになるものです。「ポリマー(重合体)」と呼ばれていて0W-50といった範囲が広いマルチグレードオイルを作るのに必要なのですが、一部のオイルマニアから「ポリマーが剪断されると高温時の粘度が下がる」と、とても嫌われているものですね。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      さすが博識ですね。
      勉強になります!

  • @1joker141
    @1joker141 10 місяців тому +10

    動粘度測定の実験、授業でやったなぁ。オイル加熱しながらインペラでぐるぐるするやつ。
    旧日本軍で飛行機整備してる人がやたら下痢すると思ってたら先輩にひまし油で揚げたイモの天ぷら食べさせられて大下痢してから平気になったエピソード誰のだったか。
    方言に聞き覚えがあると思ったらOS技研さん市内だったのか・・・。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      なんでも耐性ってつくんですね(笑)
      OS技研は岡山市の東区にあります。

  • @gt-rmonozuki2002
    @gt-rmonozuki2002 10 місяців тому +3

    若い頃2スト360ccのダイハツフェローを乗ってました。
    貧乏で2ストオイルが買えなくて知人から貰ったRCエンジンのひまし油が残ってましたのでそれを入れて走りましたが廃車にするまで何も問題無く使えました。
    当然オイルの知識などない時でしたが同じ2ストなんでいけるかな?位の考えでしたね。
    ただRCエンジンの排気の匂いがするのが笑えましたね。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      ちゃんとエンジン動いてたのが驚きですねー。
      排気の匂いが天ぷら油のようだったら、笑えますよねー。

  • @hidet05m32
    @hidet05m32 10 місяців тому +1

    こんばんは ステンコロリン という切削がしやすいスプレーがありますね

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      赤と緑があるようですねー。
      そう言う作業は専門外なので、また勉強して行きます!

  • @かざまい-h3z
    @かざまい-h3z 10 місяців тому +6

    この先の話が聞きたかったです。。…赤シルさん・・・私もオイルの闇・・」見てますよ。。気になりますよね~~

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +4

      この話の続きは、また今度の機会にやる予定です。

  • @清水進-c6w
    @清水進-c6w 6 місяців тому +1

    大変勉強になりました。

    • @akasil
      @akasil  6 місяців тому

      ありがとうございます😊

  • @松元悟
    @松元悟 10 місяців тому +3

    昔ヨシムラがアメリカでレースをしていた時2サイクルオイルを入れてレースをしていたと聞いた事があります

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      昔は定番だったんでしょうね。

  • @ビバンダム-i3y
    @ビバンダム-i3y 10 місяців тому +3

    R30は2サイクル4サイクル共用ですね。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      メーカー指定がそうだったんなら、大分きてますね(笑)

  • @ronymac2
    @ronymac2 10 місяців тому +1

    オイルの規格は厳密で、何度の時に動粘度がいくらと決まっているので安いオイルも高いオイルも同じと言えるかもしれません、新品の時は!私が今一番気になっているのは、エンジンオイルを1000㌔、2000㌔と使っていく間にどれくらい性能が低下するかです。新品の時5W40の性能のオイルが100㌔走行した時点で0W20の性能しかなかったら・・・
    レース屋さんは1レースで、いあや予選、本戦と当たり前に交換するのでそのあたりは関係ないですが。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому

      一般で車を使用している方は、気になる事だとは思います。
      またその辺りは、動画にしていこうと思っています。
      貴重なご意見、ありがとうございます。

  • @minivelo451defi
    @minivelo451defi 10 місяців тому +4

    R30の排気臭、いい匂いでしたね、ベルレイの混合オイル混ぜて日にち経ったガソリン使ってエンジン掛からなくって足ツルまで押し掛けした40年前、キャブOHしてやっと掛かった思い出(^^ゞ

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      やっぱりキャブは鬼門ですねー。
      押しがけしてるのって、本当に見なくなりましたねぇ。

  • @youtak876
    @youtak876 10 місяців тому +4

    東南アジアかどこかで子供たちによる坂道を手製の乗り物で下る競争がありまして、車軸にクチャクチャ噛んだ🍌を塗りつけていました。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +2

      車軸の耐久性を上げるためなのか?それで速くなったら笑えますよねー。

  • @pearlkun27
    @pearlkun27 10 місяців тому +2

    2ストのレース用のR30の匂いがいいからと、匂い付けにRZの分離タンクに少し混ぜてた友達いましたが、少ししてオイルパイプ詰まらせてました😂
    エステル系ギアオイル初耳ですが、あたたまるまで渋いミッションに有効でしょうか?

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      植物性のオイルは、詰まりやすいんですね。
      そうですね、入りが渋いミッションや冷感時はエステル系が良いですねー。

    • @pearlkun27
      @pearlkun27 10 місяців тому

      ギアオイル良さそうですね👍️
      旧車や外車のガスケットでも問題ないですか?

    • @pearlkun27
      @pearlkun27 8 місяців тому

      植物性が短期間に腐って詰まるということです

  • @ddr64ttt
    @ddr64ttt 10 місяців тому +4

    ベンズ オイルが いいと聞きましたが あなたが思う コスパのいい オイルは 何ですか

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +3

      ずばり、純正オイル!

    • @guchagucha7277
      @guchagucha7277 5 місяців тому

      安いカストロール
      ノーマルじゃ壊れないし、エンジン開けても汚れが残ってない。
      ホムセン、ドンキの投げ売りとか、ペール缶ネットで買えば安く買える

  • @renje-ray1195
    @renje-ray1195 10 місяців тому +1

    ノーマルR06Aの指定OILは 、5W-30のSUZUKI純正100%科学合成油ですよね。
    36ワークス乗りは、ご存知でしょうが、スラストメタルが削れて来ると、油圧計が下がります(不安定)。落ちてからじゃ遅い。
    落ちる前に、メタル交換が必須(常識)なのがR06Aだネ!(^_-)

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому +1

      やはり、分子の細かい化学合成油はr06aには必須のようですね。
      メタルのクリアランスも狭いので、あまり硬いオイルはつかえないですね。
      スラストメタルはやはり弱点のようですなぁ。

    • @みなとゆういち
      @みなとゆういち 2 місяці тому

      MT車がクラッチ踏まないとセルが回らないのが悪いと思う
      油っ気の無いクランクをクラッチ側から蹴り押してエンジン始動されたら
      そりゃあスラストメタルもやってらんないよな😅

  • @Saitama-kenmin
    @Saitama-kenmin 9 місяців тому +1

    そう言えば模型のエンジンなんかは燃料に
    ヒマシ油入れますよね🙄🤔🤨

    • @akasil
      @akasil  9 місяців тому +1

      へー、そうなんですね。
      焼き付かない様にするためでしょうね(たぶん)。

    • @Saitama-kenmin
      @Saitama-kenmin 9 місяців тому

      @@akasil 様
      餓鬼の時分の話しなんで今は分からないんですが、大坂精機(OS)とかENYA(塩谷)などのエンジンはそうでした。日本は貧乏だからヒマシ油なんか使うんかいな?と餓鬼の時分は思ってましたが、むしろ逆カモ🦆ですね(笑)😁😜🤣
      返信感謝致します。m(_ _)m ペコリン

  • @おーちゃん-f2i
    @おーちゃん-f2i 8 місяців тому +2

    R06A搭載車 初代Mrワゴンは0w20だが
    エブリイDA17 R06Aは5w30なんだけどなぜ

    • @akasil
      @akasil  8 місяців тому

      メタルのクリアランスが違うんですかね…。
      詳しい方の情報をお待ちしてます。

    • @TKONNO-nv2uk
      @TKONNO-nv2uk 5 місяців тому

      たしかエブリィ等商用車向けは過酷な使用条件や耐久性のために5w-30だったと思います。ダイハツのハイゼットも5w-30です。

  • @34kazu97
    @34kazu97 5 місяців тому +1

    カブのオイルをサラダ油にして走っても、何キロかは持つよね。

    • @akasil
      @akasil  5 місяців тому

      まぁ、持つと思いますが、あんまりマネしたく無いですよねー。
      動画的にはウケるけど🤣

  • @あお-t6b1i
    @あお-t6b1i 10 місяців тому +1

    魚のノロとか思った

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому

      ん?

  • @ka6782
    @ka6782 9 місяців тому +2

    とあるオイルレビューで「このオイル、常温で既にシャバシャバだから使い物にならん。。。」とかいってるTuberに聞かせてやりたい

    • @akasil
      @akasil  9 місяців тому +5

      粘土が低いと潤滑してないのではと心配になりますよね。
      そんな事ないのに、知らないって損ですね。

  • @茂野修平
    @茂野修平 10 місяців тому +3

    エステルオイルでお勧めなのは、レッドラインです。
    レッドラインはエステルの中でも最高級とされる、ポリオール・エステルとコンプレックス・エステルをベースにしています。
    このオイルは高温になっても粘りけがあり、添加剤も必要最低限なので、初期性能を長く維持します。
    バイク、車、ジェットスキーに愛用しています。
    ちなみにレッドラインには2サイクルオイルもあり、どの2サイクルオイルよりもエンジンを綺麗にします。
    その動画を貼りつけておきます。
    ua-cam.com/video/85O4hNZoZQQ/v-deo.htmlsi=a7_IEPhtfiS6MHoF

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому

      英語で全然意味がわからん…。
      翻訳機能をつかっても、意味わからん言葉に…。

    • @茂野修平
      @茂野修平 10 місяців тому

      @@akasil 動画内容はフランスのメジャーブランドと比較して、レッドラインの方が遥かに汚れが少ないことが見てとれます。

    • @maypapa560
      @maypapa560 10 місяців тому

      レッドラインですか。懐かしいですね。昔はよく聞いた名前ですが、今はここのオイル使ってるショップやレース屋さんは皆無じゃないですか?

    • @茂野修平
      @茂野修平 10 місяців тому

      @@maypapa560 昔は日本でもかなり流行りましたよ。レッドラインでないと勝てない。レッドラインを使えばエンジンは壊れないと言われてましたから。
      今ではロイヤルパープルやアムズオイルなど、様々な高性能オイルがありますが、それでもレッドラインはエステルの強みをもった最強のオイルだと思います。

    • @maypapa560
      @maypapa560 10 місяців тому

      ​@@茂野修平 昔はそうでしたね。ただ、今でも使用してる人はいるのかな?走行会なんかでも、最近はあまり聞かないですね。エステル系なら、NUTECやMoty's辺りが良く聞くブランドですね。エンジン、ミッションをバラしてアタリを見てみると良く分かるのですが、私個人はNUTEC以外のオイルは入れる気にならないです。

  • @hiroyuki1058
    @hiroyuki1058 10 місяців тому +1

    ギアオイルの粘度の定義はエンジンオイルとは違うので、75wだから硬い、とかエンジンオイルの定義では語れないと思います。

    • @akasil
      @akasil  10 місяців тому

      粘度の定義とは?
      分かりやすく説明しただけなのにね…。

    • @hiroyuki1058
      @hiroyuki1058 10 місяців тому +1

      @@akasil ギアオイルの粘度とエンジンオイルの粘度は規格が違うので比べられないのです。例えばギアオイルの80番は、エンジンオイルの40番より柔らかいです。