ストラディヴァリの音の秘密がついに判明(補足説明編):門外不出の化学処理技術が生み出した特異な木材について分かり易く解説

Поділитися
Вставка
  • Опубліковано 19 вер 2024
  • 参考文献
    [1] Cheng-Kuan Su+, Szu-Yu Chen+, Jen-Hsuan Chung, Guo-Chian Li,Brigitte Brandmair, Thomas Huthwelker, John L. Fulton, Camelia N. Borca, Shing-Jong Huang, Joseph Nagyvary, Hsiao-Han Tseng, Chih-Hui Chang, Dai- Ting Chung, Rafael Vescovi, Yi-Shiuan Tsai, Wenjie Cai, Bing-Jyun Lu, Jia-Wei Xu, Chia-Shuo Hsu, Jun-Jie Wu, Hao-Zhi Li, Yu-Kai Jheng, Sheng-Fong Lo, Hao Ming Chen, Yi-Ting Hsieh, Po-Wen Chung, Chien-Sheng Chen, Yuh- Chang Sun, Jerry Chun Chung Chan, and Hwan-Ching Tai*, "Materials Engineering of Violin Soundboards by Stradivari and Guarneri", Angew. Chem. Int. Ed. 2021, 60, 19144 - 19154
    *main author
    [2] "The Secret Of The Stradivari Violin Revealed", today.tamu.edu...
    [3] "Stradivarius Maple Found to be Chemically Different from Modern Maple",
    "Research suggests chemical wood treatment may account for the 'Stradivarius sound'",
    [4] www.thestrad.c...
    [5]"Chemical Detectives Unlock the Secrets of Famous Italian Violins" www.ntu.edu.tw...

КОМЕНТАРІ • 55

  • @ultimatetacky
    @ultimatetacky 3 дні тому +30

    日本にも古来、海水に漬ける事で反りが少なく、より効果的な乾燥を行う技法がありますね。ミョウバンも木目を出したりするのに使う様です。無数の試行錯誤や、名前の残らなかった人達が大勢いそうです。

    • @enyade
      @enyade 3 дні тому +4

      なるほど、思い返してみると建築用の木材も海に浮かべたりしますね。そのまま海運できたり、よく考えられてますね

    • @平安至上主義者
      @平安至上主義者 2 дні тому +3

      その乾燥方法は「水枯らし」と言いますが、海水中ではなく水中です
      具體的には海に接する河口です
      木材に鹽分があると釘を腐食させるので鹽分は極力避けます

    • @Benesse-l2k
      @Benesse-l2k 2 дні тому +5

      文脈とは関係ないのだけれども、古い字体の塩が説明以外の日本語で使われてるところ初めて見ました。

    • @69a510
      @69a510 9 годин тому +1

      @@Benesse-l2k 塩川さんとか塩田さんとかは戸籍この字だぞ。

  • @RZ350Gauloises
    @RZ350Gauloises 3 дні тому +8

    先日テレビでストラディヴァリの番組を放送していたので興味があってここにたどり着きました。科学は得意ではないのですが音が良いといわれる理由の一端を垣間見た気がします。日本語に訳されていなければ一生見ることはなかった文献だと思います。ありがとうございました。

    • @japanorium
      @japanorium  3 дні тому +8

      コメント有難うございます。木材の処理については現在も様々な方法が研究されています。個人的には、今後、より良い楽器用の材料が生まれるのを楽しみにしています。

  • @ミン-m7q
    @ミン-m7q 3 дні тому +30

    俺が今漬けてるきゅうりと同じ化学処理っぽいので今日からこいつの名はツケモノヴァリだ

  • @hiyamasky4052
    @hiyamasky4052 2 дні тому +2

    よく分かりました。長年なぜあんなに大きな音が出るのか、音色が美しいのか、秘密を知りたかったのですが、かなり納得しました。
    イタリアの職人芸ですね。いつか偉大な楽器を超える日本製のヴァイオリンが登場してほしいものです。
    日本には優れた楽器商人が多数おられるようですから・・

  • @metal_bnr34gtr
    @metal_bnr34gtr 3 дні тому +16

    ストラデバリウスの音の秘密について、30〜40年前の調査で分かってた事項にクレモア地方で楽器素材として使われた木材が楽器職人に渡る前、木材業者による10年以上に渡るシーズニング時期に、この地方特有の木材を喰うバクテリア活動で音響的に不必要な細胞内の柔らかい部分の腐食により結果、振動が減衰しにくい良い音の出る音響木材に変化してるらしい⁈まで分かってる論文出てましたよね。今回は更に楽器職人による門外不出であろう木材の音響強化目的の化学処理により、更なる楽器職人毎の優秀音響素材化されてたのが判明って事じゃないのかな?
    尚、楽器素材としてもてはやされる見た目が抜群な“メイプルやマホガニーあたり”且つ長期間狂いが出ない超高級高額な取引される貴重扱いの木材は、最初に欧州の大口の超!高級家具業界に流れ、残った木材や切れ端がやっと弱小な楽器職人業界にと、“楽器制作用には家具業界が捨てる木端材しか出回らない仕組み”であったのも考慮すべきですね。今もそうですから。これ、ちょっとなの知れた国内高級家具制作業界の叔父から聴いてます

    • @user-um6ql1xj3c
      @user-um6ql1xj3c День тому

      @@metal_bnr34gtr よくわからんが熱くなってね?最後の一行見ると、そんな強く言うなよ。こんな動画作ってる人に冷たいな。30〜40年前とバクテリアは顕微鏡レベルの断片証拠じゃないか。完全に分子構造の話まで動画は踏み込んでるだろ。

    • @user-um6ql1xj3c
      @user-um6ql1xj3c День тому

      @@metal_bnr34gtr テスト。打ったメッセージ消えたので。躁病?

    • @mihusiyo4503
      @mihusiyo4503 День тому +1

      まあそりゃ良いところだけちょっと売ってくれなんていう楽器職人より、大量に買ってくれる家具職人に売るわな、材木商。

  • @Neuro2077
    @Neuro2077 3 дні тому +9

    耐久性を上げようと化学処理をして結果的に振動(減衰)係数が上がったという、製作者としても意図しない結果だったのですね。 ストラドが高音特性に優れ、ヴァルネリが低音特性に優れるのも、使用した化学物質とセミセルロースの含水率を比較して周波数帯ごとの減衰率を重回帰分析すれば、数学的に解明できそうです。

    • @japanorium
      @japanorium  3 дні тому +5

      コメントありがとうございます。確かに、もっと突っ込んだ分析を行えば、より深い知見が得られるとは思いますが、この内容を明らかにするだけでも莫大な分析費用がかかっていると思われますので、実現するかどうかというところだと思います。

  • @こんこん-g1z
    @こんこん-g1z 2 дні тому +3

    これギターにも応用できそうだな

  • @みゅう-i1r
    @みゅう-i1r 3 дні тому +5

    おすすめに流れてきたからとりあえず見た😺要約すると化学処理で木材の化石化(礬化)ってことかな?天然の異方性複合材料をさらにセルロースの繊維方向について異方的って興味深い🎉生の木材を化学処理したら材料の減衰特性と音速の異方性の変化がどうなるかとか脱礬したらもとに戻るのかとか気になる❤文献だけは概要に載せておいてほしい😺興味深い話題をありがとう💕

    • @japanorium
      @japanorium  3 дні тому +3

      コメント有難うございます。ご興味を持って頂いたようで、動画を作成した甲斐がありました。ご要望の文献等については概要欄に記載しておきました。

  • @TheUGKY
    @TheUGKY 2 дні тому +3

    実際はブラインドテストで現代の名工の作品の方が高評価になったりするそうですが、、、いずれにしても、絶対王者が現存するというのは、それだけで価値なのでしょうね。

  • @lennonist9746
    @lennonist9746 2 дні тому +4

    なるほどねえ。以前テレビでストラディの音響特性をコンピューター分析で可視化していたが、音が演奏者を包み込むように拡がり明らかに他のバイオリンとは違っていた。聴き手には違いが判らなくても、演奏者はまるで音に抱かれるようで酔いしれる感じだとか。この相互作用が良い演奏を引き出しているという部分もあるね。ストラディの魔力だな。

  • @user-um6ql1xj3c
    @user-um6ql1xj3c 2 дні тому +3

    18:14 少し前テレビでほぼ全体がカーボンファイバー製の弦楽器を複数人のプロ褒めてたけど、結論としては弦の振動がそのまま音に変換されたほうがいいのね。
    工学系が訳知り顔で言うと、謎の正体は消去法では本体の材質しかないんだ。グァルネリは晩年の作品で形がアレでも音が良い作品があると聞かされたらね。あとニスは、数百年続く大きな影響は無い。

  • @knjfjsk
    @knjfjsk 3 дні тому +3

    以前マンガで読んだ内容だとストラディバリウスは表面のニスのレシピが未解明で〜って話がクローズアップされてましたが、なるほど、塗装以前に木材を薬品処理してたんですね
    再現出来なかったのも納得です
    これは現代の科学技術で材木を分析しないと分かり得ませんね

  • @午後のアバ茶
    @午後のアバ茶 2 дні тому +1

    こういうのは材料工学の分野なのかな?面白そう。

  • @0hhigh
    @0hhigh 2 дні тому +2

    故意に塩水に漬けたのか、運搬時に運河河川で搬送して、沿岸の貯木場において成ったのか

  • @glasseshu
    @glasseshu 2 дні тому +2

    ストラヴィヴァリだったか忘れたが、昔ダウンタウンの格付け番組で安価と高価のヴァイオリン聴き比べがあり、テレビのマイクとスピーカーで聞くのに違いわかるかな?と思って聞いたら一目瞭然で笑った覚えがある。

  • @ねむねむにゃんこだにゃん

    動画の最後でも言ってるけどここまで解析されているならストラデバリ超えのバイオリンを製作出来そうな気がする。なんなら木材以上に適切な材料もあるんじゃないかと。
    ※楽器とか全く知らないけどお薦めに出てきて一気に見入ってしまった人の感想です。

  • @bakus-hobby-ch
    @bakus-hobby-ch 3 дні тому +2

    この緻密な細胞壁をもつ特殊な木材は16世紀頃から始まった(マウンダー極小期含む) 中の寒冷な気候が成長の遅い緻密な木材を生んだという説も聞いたことがあります。
    ということはこの木材を新たに入手することは 次の極氷期を待たなくてはならない。ということではないでしょうか

  • @平安至上主義者
    @平安至上主義者 2 дні тому +1

    木の硬さを追求するのなら、邊材より心材の方が硬い

  • @hepta7605
    @hepta7605 3 дні тому +2

    つまりミョウバンを目止めに使えばいいのか?

  • @taitaitomotomo4304
    @taitaitomotomo4304 3 дні тому +1

    裏板も重要だと思いますが、同じような処理がされていたのでしょうか?

  • @neko2mao23
    @neko2mao23 2 дні тому +5

    多分弾き比べたらヤマハの百万超えるヴァイオリンと大差は無いんじゃないのかな
    現代最高峰のヴァイオリンとストラディバリウスをブラインドテストしたけど違いが無かったテスト結果があったさずだし

    • @user-ui6kv4ph2p
      @user-ui6kv4ph2p 2 дні тому +4

      音響性能だけが評価基準じゃないからねぇ 文化的・歴史的価値はそれはそれで厳然と存在するから

  • @姿なきオドン
    @姿なきオドン 19 годин тому

    やっとどこでも科学的に再現可能になったわけだ
    木材風情がお高く止まりやがってよ

  • @Socrate2
    @Socrate2 3 дні тому +4

    まぁ、試してみればすぐわかる、、、のかな?
    この時代の楽器は薄いんですよね。
    結晶化が進行するのに時間が必要ないのだとすると、作ってすぐ良い音になりますね。
    ストラディバリ以外の300年間のストックが価値のないものになりますけど。

    • @japanorium
      @japanorium  3 дні тому +4

      コメント有難うございます。時間経過による木材の変化も関係しているようです。是非、検証実験を行なってほしいと思っています。

    • @melvil-rt8dn
      @melvil-rt8dn 3 дні тому +4

      ガット弦用に作られた楽器ですからね。そもそも金属弦を想定して制作されていません。ガット弦用に作られた楽器を改造して使っても、最初から金属弦を想定して作った楽器には敵いません。工作機械、素材管理、制作技術、すべて現代のほうが上です。敵わないのは紙のラベルの持つプラシーボ効果 だけです。

  • @m.y.y1574
    @m.y.y1574 15 годин тому

    ここに示されてる物質は防腐もしくは防虫剤ですね。空気の乾燥したヨーロッパ、しかもシーズニングは屋内で行われるはずなので防虫目的で浸透させたのではないですか?楽器の進化の歴史を見ればわかりますが、昔の人にとって「いい音の楽器」とはデッカイ音の出る楽器であり、防虫処理した楽器がプラスチック化してデッカイ音が出たので評価されたと想像する。

  • @nedluddxnedluddx
    @nedluddxnedluddx 2 дні тому

    小氷河期の木材の入手が難しいじゃん。

  • @nanash9924
    @nanash9924 3 дні тому +2

    この手の話はこの技術を使った名作が世に出てから考えるわ。

  • @ninoooooomiya
    @ninoooooomiya 3 дні тому +6

    ストラディヴァリって美空ひばりと響きが似てる
    内容関係ないけど

  • @pel6664
    @pel6664 3 дні тому

    さかもとさんにやにや

  • @Velociraptor1729
    @Velociraptor1729 2 дні тому +2

    内容にはとても興味があるが、説明がくどくどと長すぎる。要点を最初に。5分で説明できる内容。

    • @user-ui6kv4ph2p
      @user-ui6kv4ph2p 2 дні тому

      自分で動画作って上げなさい 雛鳥のくせに文句多いぞ

  • @user-saltan888
    @user-saltan888 3 дні тому +1

    特殊な発泡プラスチックを3D印刷に用いれば、1日でバイオリンの殻部分だけを作れる。

    • @user-ui6kv4ph2p
      @user-ui6kv4ph2p 2 дні тому

      「楽器」の意味

    • @mihusiyo4503
      @mihusiyo4503 День тому

      いや俺も全く同じことを考えた。
      要するに微小なハニカム構造の軽くて剛性のある素材でトップ部分を作れば良く鳴るんだろうと思う。
      あとは音の品位?的なものを与えるためには木目様に引っ張り強度のあるカーボン繊維等を配して波形をコンピュータ解析すれば良さそう。

    • @JeanCocteau7
      @JeanCocteau7 20 годин тому

      素材で音が変わるのに、わざわざ発泡プラスチックを使う意味はない。
      分解してマイクロCTスキャンで、構造の精密再現は出来ている。
      ギターの名器の音はその方法で再現できた。
      ストラディヴァリは木材の化学処理が門外不出で、未解明。

    • @mihusiyo4503
      @mihusiyo4503 20 годин тому

      木材資源の枯渇に加えて、長いシーズニングを不要にするため科学的にコントローラブルな素材で再現することに意味があると思ってるんですが。
      ギターでも既にそういう試みが始まってますし。