# 133 ヘルンヒェン(ヘルンヘン、ヘルンドル)/ クラストがバリッバリ、クラムはモッチリ美味しいドイツパン。

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  • Опубліковано 10 кві 2024
  • ◆ヘルンヒェン(ヘルンヘン、ヘルンドル)/ Hörnchen
    三日月型(クロワサン)、角笛、角の意味を持つドイツのパン。
    外側のクラストはパリッパリ、中のクラムはモッチリとした食感の美味しいパン。
    そのままでも、料理と一緒に食べても美味しい。
    塩の代わりにあられ糖を散らして焼き上げても、アイシングなどを飾れば、おやつ代わりの甘いパンにも仕上げる事も出来ます。
    <材料:約6個分>
    ・中力粉(リスドオル):250g
    ・インスタントイースト:3g
    ・生クリーム:10ml
    ・砂糖:一つまみ
    ・塩:5g
    ・バター8g
    ・ぬるま湯:120ml
    💡
    -粉はリスドオルを使っていますが、お好みのフランスパン専用粉などを使っても良いでしょう。
    -中力粉が無ければ、強力粉170g、薄力粉80gを合わせて仕上げても良いでしょう。
    -生クリームが無ければ使わなくても良いでしょう。
     (生クリームが無ければ、ぬるま湯を10ml増量で仕上げると良いでしょう。)
    <作り方>
    1.ボウルにバター以外の材料を加えて、ザックリ生地がまとまる程度に混ぜ合わせる。
    2.{1}を平たい台に移して、しっかりと捏ねていく。
    3.{2}の生地が少し滑らかな状態になれば、バターを加えて捏ね合わせる。
    4.{3}の生地が滑らかな状態になるまで、しっかりと捏ね上げる。
    5.{4}が捏ね上がれば、バターを塗ったボウルに移してラップフィルムを被せて温かいところで生地が倍程度に膨らむまで醗酵させる。
     (一次発酵。)
    6.{5}の生地が倍程度に膨らめば、6等分に切り分ける。
    7.{6}のそれぞれの生地を丸めて、カンバス地に並べて濡れ布巾を被せて10分程度生地を休ませる。
     (ベンチタイム)
    8.{7}のそれぞれの生地を長めの三角形に伸ばす。
     (クロワサンと同じような感じで生地を伸ばす。)
    9.{8}の底辺部から頂点部へ向かって生地をロール状に巻いていく。
    10.{10}の生地の中央部からU字に折り曲げる。
    11.{10}をプレートに並べて、濡れ布巾を被せて1.5倍程度に膨らむまで醗酵させる。
     (仕上げ発酵。)
    12.{11}の生地全体に、たっぷり水を吹きかけて、表面にお好みで岩塩などを散らす。
     (霧吹きなどを使うと良いでしょう。)
     (あられ糖を散らして焼き上げても美味しいです。)
    13.{12}を230℃のオーブンで、焼き色が付くように焼き上げる。
    💡
    ◆pain / パン。
    小麦粉、水、イーストを主原料とし、捏ねた生地を発酵させて焼いた物。
    同義のラテン語 panis が語源。
    その起源は明確では無いが、紀元前3000年頃のメソポタミアでは既に小麦や大麦を用いたパンを焼いていた。
    旧約聖書創世記には、しばしば記述があり、紀元前2000年代の近東では、既に粉も幾つかの種類があり発酵パンが存在していた事を伝えている。
    粉と水を捏ねた粥が温かく湿度の高い所に放置され、酵母が付着したのが発酵パンの始まりと考えられている。
    紀元前2000年頃のバビロニアのハムラビ法典は酵母について言及しており、酵母パンの発見はバビロニア人によると言う説も存在する。
    ユダヤ人は、醗酵という現象を不浄とし祭祀用には厚手のガレットのような無発酵パンを用いたが、一般には軽く風味の良い発酵パンを好んでいた。
    旧約聖書の出エジプト記によれば、モーゼと共にエジプトを脱出したユダヤ人は余りにも急いでいた為、パンを発酵させる暇が無かった。
    これを記念して過越の祭の折には、今でも無発酵パンを食べる。
    ユダヤ人の家庭では、膨らんでいない生地を暖炉の熱杯の中、或いは焼き網や石の上に乗せて上から釣鐘状の蓋を被せて外側から温める方法で焼いて膨らませたパンケーキ(mazes=マゼス)が主食で、これが後々に様々な改良を図りつつ長らく農民の常食となった。
    膨らみが充分でない大麦粉よりも小麦粉の方がパンに適していることを発見したのはエジプト人で、パン作りにかなりの経験を積んでいた。
    ◆参考文献◆
    Encyclopédie de la Gastronomie Française
    Le Guide Culinaire
    Larousse Gastronomique
    Larousse dictionnaire de la cuisine française
    Dictionnaire des termes de la gastronomie Française
    Dizionrio della cucina Italiana
    Les bases techniques de la cuisine Française
    Dictionnalre des Termes de la Patisserle Française
    Histolre Naturelle&Morale de la Nourriture
    Histolre de la cuisine et des cuisinfrs
    Français facile pour la cuisine
    Français facile pour la pâtisserie
    Encyclopédie des Fromages
    The Encyclopedia of cookig and food
    The dictionary of cookery terms

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