【ゆっくり解説】航空朝日昭和19年3月号■ドイツの4発・双発爆撃機とソ連の双発爆撃機の解説記事

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  • Опубліковано 25 сер 2024
  • 航空朝日昭和19年3月号、
    今回はドイツのJu90S、Me210とHs129、
    そしてソ連のPE-2型機についての解説記事です。
    どれも非常に突っ込んだ内容になっていて、
    驚かされます。
    #航空朝日 #ソビエト空軍 #ドイツ空軍
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    ミリタリースポットや博物館・資料館等の訪問記
    www.youtube.co...

КОМЕНТАРІ • 34

  • @abbtk14
    @abbtk14 6 місяців тому +22

    これほど詳細な現用軍用機の情報が、海外誌から引用という形で掲載ってなかなかすごいですよね。中でもソ連までが液冷エンジンを大量生産しているというだけで、三式戦闘機のエンジン生産や整備に関わっている人達は絶望感に包まれた事でしょう…。

    • @whitepandajp
      @whitepandajp 6 місяців тому +4

      ソ連の航空機用としてエチレングリコールが供給されたようですが、冬季は冷却水が凍るので、夜間は抜く必要があり、厳冬期には潤滑油さえ凍るので、同様に抜く必要が生じました。Pe-2のエンジン始動に際して、冷却水と潤滑油を加熱して注入するものの、暖機には最大2時間もかかるため、燃料を消費してても、緊急出撃に備えて数時間おきに暖機することも行われました。
      DB601系の陸軍版が川崎製の「ハ40」で、海軍版が愛知製の「アツタ」です。前者の評判は散々でしたが、後者は材料や工作が前者より良好で、愛知の水冷発動機の生産実績や、部隊によっては厚い運用体制のため、搭載した「彗星」はそれなりの稼働率を出すこともありました(「アツタ」の稼働率が過剰に語られる場合もありますが、やはり水冷は取り扱い困難でした)。

    • @mazdaleman3968
      @mazdaleman3968 6 місяців тому +5

      ソビエトは、当時のドイツにはない高度な冶金技術を持っていたり、軽量高性能なディーゼルエンジンも開発していた立派な技術先進国です。

    • @user-ui6kv4ph2p
      @user-ui6kv4ph2p 6 місяців тому

      当時の 米英独仏露伊、どこも工業水準や航空工学や冶金学に関しての水準は日本と同等か上ですよ?むろんソ連もそうですし。

  • @user-pe9dc7jm2z
    @user-pe9dc7jm2z Місяць тому

    視聴させて頂きました。

  • @user-bm1qn6rn6s
    @user-bm1qn6rn6s 6 місяців тому +14

    ここ数回のシリーズって、絶対航空朝日の訳者となれば多少は日本軍の航空勤務者とパイプあるだろうし、書いてて「そんな高性能なの!?」ってなってそうだよなぁ…

  • @nikupf
    @nikupf 6 місяців тому +6

    ソヴェトって書き方格好いいな。

  • @5neko809
    @5neko809 6 місяців тому +1

    ヘンシェル129って双発エンジン互いに逆回転だ!さすが凝り性ドイツ。

  • @whitepandajp
    @whitepandajp 6 місяців тому +2

    Pe-2の乗員は、機長(操縦士)・航法士(兼爆撃手)・銃手兼無線手の3名で、日本海軍の三座機が、操縦・偵察・電信(機長は先任が務め、偵察の場合が多かった)なのとほぼ対応します。原型は高高度戦闘機の実験機で、実戦機化する際、与圧室やターボ過給機は省かれるものの、高速性能・神経質な操縦性(運用者も認識していた)・高度な電動化(故障が多かった)などの実験機らしさは、良くも悪くも引き継がれます。

  • @user-gt8wy2lw2x
    @user-gt8wy2lw2x 6 місяців тому +3

    Pe-2ってエアブレーキあるんだ…
    初めて知ったわ。ソ連の襲撃機ってそう言うの付いてないイメージだったから意外

    • @whitepandajp
      @whitepandajp 6 місяців тому +2

      Pe-2の原型は実験用高高度戦闘機VI-100で、与圧室とターボチャージャーを備え、良好な性能を発揮します。しかし爆撃機とするよう指令がなされ、過給機はスーパーチャージャーに置き換えられ、ダイブブレーキなどが付加されます。主に高速爆撃機として運用され、当初は緩降下爆撃または水平爆撃を行い、1943年以降、急降下爆撃も行うようになります。急降下爆撃に対応したのは外部爆弾架だけで、胴体内爆弾倉は対応していませんでした。

    • @user-gt8wy2lw2x
      @user-gt8wy2lw2x 6 місяців тому

      @@whitepandajp
      典型的な双発重戦の末路じゃん…
      使用目的はIL-2とはまた別な感じ?

    • @whitepandajp
      @whitepandajp 6 місяців тому

      @@user-gt8wy2lw2x Pe-2は、複座戦闘型のPe-3も含め1万1千機以上作られ、大戦を通じて運用され、対日戦まで使用されたので、赤軍の評価は高かったと言えます。本機の主用途は爆撃ですが、爆撃型も含めて写真偵察にも広く使われ、搭載燃料を増した写真偵察型も作られています。機上レーダーを搭載して、夜間戦闘機としても用いられました。
      Il-2は当初からシュトルモビク(襲撃機の一般名称)として計画されたため、操縦席周りの防弾構造が機体の応力構造を兼ねるよう、当初から設計されました。Pe-2の防弾板や防御機銃は「後付け」で、操縦士には早期に防御がなされますが、航法士と銃手の防御が問題となり、次第に強化されました。

    • @whitepandajp
      @whitepandajp 6 місяців тому

      @@user-gt8wy2lw2x Il-2は襲撃機(シュトルモビク)として計画されたため、当初から操縦席周りの防弾構造が機体の応力構造と一体として設計されています。就役時は単座だったため、操縦席の防弾は手厚かったものの、後に復活した後部座席は後付けとなり、銃手の死傷率は高くなっています。
      実験機VI-100は、10,000mで630km/hを発揮したので、当時としては高性能機でした。Pe-2の主用途は爆撃で、今で言うなら阻止攻撃(戦術航空阻止)が近いと思います。トーネードIDS、F-105、三菱F-1のような。ちなみにIl-2はA-10のような近接航空支援(CAS)ですね。Pe-2は爆撃型も含めて偵察(写真偵察)にも多用され、ダイブブレーキを省き、燃料搭載量を増した写真偵察型も作られました。複座の夜間戦闘型がPe-3で、ごく少数がレーダーを備えました。Pe-3は、偵察や爆撃にも投入されています。Il-2と異なり、防弾板は順次後付けされ、防御武装も次第に強化されました。
      モスキートは発動機に恵まれたのが大きいですから、他の双発機は比較が酷な感じはします。Pe-2(少数のPe-3を含む)は、結局1万1千機以上作られ、二次大戦(対日本戦含む)を通して運用されたので、赤軍の評価は低くなかったと言えます。

    • @cyataro
      @cyataro 6 місяців тому

      ​@@user-gt8wy2lw2x
      「典型的な双発重戦の末路」一文字ごとに別の機種にリンク貼れそう

  • @df-zd8vm
    @df-zd8vm 2 місяці тому

    ソ連は酷寒地域だから水冷エンジン必須。これは対空レーダー管制を運用した英国が暖機運転が短い水冷を用いた理由とも被る。空冷では始動も暖気も時間がかかる。

  • @user-qz3go1ft3p
    @user-qz3go1ft3p 6 місяців тому +11

    冷徹なジャーナリズムの迫力があるな。逆に良くこの内容を記事に出来たなとも思う。当時なら相当専門性が高いから許されてたのかな。他の方も書いてますが知識がある人が読んだら絶望する内容だと思うんだけど。

  • @2001banekuro
    @2001banekuro 6 місяців тому +7

    当時からミリオタがおったのだな。
    全般に過大評価気味だが、これくらいの想定をしておく方が健全だとも思うが。

  • @person7215
    @person7215 6 місяців тому +1

    Me210はドイツから購入して国内にあったけど、操縦性の悪さから早々に壊して地上機材に。

  • @unithouse1
    @unithouse1 5 місяців тому

    性能と戦歴から見るに
    「ちゃんと飛んで戦える銀河」って印象>P e2

  • @user-on2my2jk8g
    @user-on2my2jk8g 6 місяців тому

    戦艦大和竣工後のジェーン海軍年鑑には大和の名前が記されていたと技術士官が書き残している。
    高級クラスの将官から漏れたかスパイだったのかは判明していないが。

  • @user-qz3go1ft3p
    @user-qz3go1ft3p 6 місяців тому +8

    いや知識ある記者や編集は書いてて
    絶望感あったんじゃないかな。航空戦力での圧倒的な格差についての危機感で書いてた側面もあるのかも。
    どこかで駄目だと悟ったろうし。
    まあB29が飛んで来たら既に明白ではあるよな。航空の専門家ならあれ見たらわかりすぎてタヒにたくなるだろうから

    • @sunami808
      @sunami808 6 місяців тому +4

      明治生まれの祖父も大正生まれで、中尉で軍歴終わった叔父も、昭和20年入ってこりゃあかんかも?と思ったそうです。20年春までは負けるとは思わなかったそうです。

  • @panyanyandar
    @panyanyandar 6 місяців тому

    いつも動画有り難うございます。
    爆弾投下時期の遅れのない事を保障するものである。
    保障 では無く 保證 (現代表記で保証)かと思います。 似て非なる言葉で微妙に意味が違うからややこしいですね。

  • @user-ej5co4lh5b
    @user-ej5co4lh5b 6 місяців тому +1

    ソ連でも液冷エンジンを常用しているのに…

    • @nuruosan4398
      @nuruosan4398 6 місяців тому +3

      ソ連は革命後に重工業へ投資を集中して戦間期に技術レベルを急速に発達させてる。
      同じころ、日本は日中戦争なんかおっぱじめてしまって技術革新に投じるべき資本を泥沼の戦線に溶かしてしまった。
      日中戦争が無ければ日本は米国に次いで半自動小銃を制式化できてたかもしれなかった

    • @user-ui6kv4ph2p
      @user-ui6kv4ph2p 6 місяців тому

      まずはソ連を馬鹿にして、そこからさらに自国を貶すムーブ?醜いね

  • @user-fv1yz9bm6m
    @user-fv1yz9bm6m 6 місяців тому

    一方で自国は九九軽爆とか軍偵とかが最前線‥筆者や技術者の心中や‥

  • @hiro-jj9cc
    @hiro-jj9cc 6 місяців тому

    吸気が2なのに排気が1ってことあるんですね

    • @whitepandajp
      @whitepandajp 6 місяців тому +2

      SOHC3バルブエンジンは、四輪車のほか、50cc原付(ヤマハが作っていた頃のJOGなど)にも使われました。

    • @nuruosan4398
      @nuruosan4398 6 місяців тому +2

      自動車用だけど吸気が3、排気が2の5バルブエンジンもあったぞ

  • @yamkatz8386
    @yamkatz8386 6 місяців тому

    中立国経由で手に入れたのだろうけど、エラい苦労してそう

  • @user-hs1kj2hj7p
    @user-hs1kj2hj7p 5 місяців тому

    ある軍事雑誌でソ連は日本軍航空機の実力を過大評価し恐れていた感があり、これが満州侵攻でのソ連航空機の不活発に繋がったという記事があったがどうなのだろうか。