皆さんが思っているような意味でファインマンはそんな名言は言っていません。 そもそも、元の文章を読みましたか? これは前後の2ページによって、正しく意味が伝わります。 元々、この名言は”物理法則の特性"(The Character of Physical Law)に書かれています。 以下に本文を載せます。 簡単にこの名言の真髄を知りたい人向けに書くと、ファインマンは、「身近な物のモデルで量子の振る舞いを理解しようとするのは間違いである」という意味で誰も量子力学を理解していないと言っていたのです。逆に言えば、数式を追えば理解は可能であるということなのでしょう。それを無理矢理日常言語で説明しようとするから、”理解できていない”というのです。 この混乱は1925年もしくは1926年に、量子力学の正しい方程式が得られたことによって解決しました。こうして、我々は電子と光がどのように振舞うかを理解したのです。しかし、量子の振る舞いを何と呼べばよいでしょうか?もし電子や光が粒子のように振舞うと言えば、間違った印象を皆さんに与えます。もし電子や光が波のように振舞うと言えば、どうでしょうか? 電子や光は独特な振る舞いをするので、専門的には量子力学的な振る舞いをすると呼ぶことができます。電子や光の振る舞いは、我々が日常生活で観測する物体のようには振舞いません。日常生活での物体に関する経験は不完全なのです。非常に微細な世界での物理的存在の振る舞いは事実として異なるのです。 原子はバネに繋がって振動する錘とは異なる振る舞いをします。原子は小さな太陽系のようにも振舞いません。原子核の周りを覆うような雲のようなもののように観測されることもありません。原子は、日常生活で観測する現象とは異なる振る舞いをするのです。 量子力学の理解は難しいでしょう。しかし、その難しさは実際には心理的な理由で、”しかし量子はそのようであるのはどういうことなのか?”と語ることにより生じる昔からある悩みの中にあります。この語り方は、「量子を日常生活に馴染みのある何かで理解したい」という、抑えられない全く無駄な望みを反映したものです。 私は講義では、日常生活に馴染みのある何かで量子を記述することはしない予定です。 私はただ量子現象を記述します。 一方、私は、誰も量子力学を理解していないことは断言できると思います。そのため、この講義を真剣に捉え過ぎて、私が記述する予定のモデルの観点で量子力学を理解しなければならないと感じる必要はありません。気楽に楽しんでください。 私は自然がどのように振舞うかをお話します。もし皆さんが自然がそのように振舞うと認めるだけで、愉しく魅惑的な話となるでしょう。 もし可能であれば、以下のように問うことを避けてください。「しかし、量子とは日常で馴染みのある物に例えると何だろうか?」。そうしないと、無駄に、誰も抜け出ることができない暗い道に迷い込みます。 量子は日常で馴染みのある物に似ていると知っている人間はいないのです。 This growing confusion was resolved in 1925 or 1926 with the advent of the correct equations for quantum mechanics. Now we know how the electrons and light behave. But what can I call it? If I say they behave like waves. They behave in their own inimitable way, which technically could be called a quantum mechanical way. They behave in a way that is like nothing that you have seen before. Your experience with things that you have seen before is incomplete. The behaviour of things on a very tiny scale is simply different. An atom does not behave like a weight hanging on a spring and oscillating. Nor does it behave like a miniature representation of the solar system with little planets going around in orbits. Nor does it appear to be somewhat like a cloud or fog of some sort surrounding the nucleus. It behaves like nothing you have ever seen before. It will be difficult. But the difficulty really is psychological and exists in the perpetual torment that results from your saying to yourself, "But how can it be like that?" which is a reflection of uncontrolled but utterly vain desire to see it in terms of something familiar. I will not describe it in terms of an analogy with something familiar; I will simply describe it. 上の文を踏まえて、ココからようやく始まる。↓ On the other hand, I think I can safely say that nobody understands quantum mechanics. So do not take the lecture too seriously, feeling that you really have to understand in terms of some model what I am going to describe, but just relax and enjoy it. I am going to tell you what nature behaves like. If you will simply admit that maybe she does behave like this, you will find her a delightful, entrancing things. Do not keep saying to yourself, if you can possibly avoid it, "But how can it be like that?" because you will get down the drain, into a blind alley from which nobody has yet escaped. Nobody knows how it can be like that. (quoraより) jp.quora.com/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%AF-%E8%AA%B0%E3%82%82%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AD%A6%E3%82%92%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%97%E3%81%A6
【謝罪と訂正】
量子フーリエ変換は確率振幅をフーリエ変換する操作であり、いわばフーリエ変換処理の一部です。つまり高速フーリエ変換と単純な比較はできません。
「高速フーリエ変換より量子フーリエ変換の方がオーダーが良い」という説明は適切ではありませんでした。申し訳ございません!
【LE0さんの動画】
◯ゆる学徒ハウス別館
www.youtube.com/@YuruGakutoHouseAnnex
◯ゆる物理学ラジオ
・前編
ua-cam.com/video/COYO69MHV84/v-deo.html
・後編
ua-cam.com/video/hx7hj5-EUfw/v-deo.html
◯ゆる学徒ハウス2次選考
ua-cam.com/video/FJJ7Xd7V8HY/v-deo.html
【参考文献】
◯絵で見てわかる量子コンピュータの仕組み
amzn.to/3Xrrmki
◯量子コンピュータが本当にわかる!―第一線開発者がやさしく明かすしくみと可能性
amzn.to/3XGNgQe
◯量子コンピュータと量子通信 Ⅰ ―量子力学とコンピュータ科学
amzn.to/3Wk3Sfn
◯暗号解読(下)
amzn.to/3HhtEgc
◯フェルマーの最終定理
amzn.to/3WDMvX3
◯宇宙創成
amzn.to/3HecNcU
【サポーターコミュニティ加入はこちらから】
yurugengo.com/support
ここまで頑張って勉強して専門家まで連れてきたのに、ちょっと油断して断言したとたん即謝罪と訂正になるこの分野草
『湿原で死にたくなることってありますか?』に脳内漢字変換してしまい、堀元さん毎度奇抜な導入だなぁと思っていたら、すかさず水野さんに軌道修正してもらい助かりました。
堀元さんが釧路にいるときの話かな?
ガチの自○願望になっててワロタ
これがサイモン・偽ですか??
全く同じことを書こうとしてた😂
漢字を聞いた時に湿原だと思ったのかな……と思いながらこのコメント見たので笑っちゃった。
変態辞書めくりモンスターをサムネにもタイトルにも入れなかったところに堀元さんの良識を感じる
「ある部分に関しては曖昧に理解している状態のまま学ぶ」ということを許されると、こんなにも学びへの恐怖心がなくなり、難しいことにも興味を持てるんだな、ということに気づきました。
学生の時も「とにかくきちんと理解しないと」というプレッシャーから、理解できないもどかしさ故に勉強が嫌になることが多かったように思います。
学びとは、デジタルのように0と1ではないのかもしれませんね………………………………
あーこれは思います。本読む時も実は、結構「あれこの言葉なんだろな?」って思いつつ保留にして読み進めてるとなんとなく掴めてくるとか、意外とやってる気がします。母語習得の過程も結構それに近いんじゃないかな。。。
専門家に訂正されるのはまだマシですよね。
高校の時公演で超ひもの橋本幸士先生に質問したとき「○○って〜じゃないですか。」って言って質問を続けようとしたら「そうなんですか?」って聞かれたことは今でもトラウマです...
これある
これ卒論や修論の発表とかであったらと思うとゾッとする
怖すぎるだろそれ、、、
監修のLEOさんも含めて歯切れ悪くなっちゃうのめっちゃいい
堀元さん死にたくなるなんて繊細さんですね。失言なんてかすり傷ですよ。
「Deep Blueはチェス世界王者に勝ったスパコン」
「Deep MindはAlphaGoを作った会社」
「猫を見つけたヤツには、特に名前はない」
の流れるような訂正おもしろすぎる
お話の内容は一個も理解できなかったけどめちゃくちゃ面白かったです!LEOさん、穏やかで優しそうな声色なのに「腹に据えかねる」とかツッコミが鋭すぎて大笑いでした!
弘法も筆の誤り に変わる「サイモン・シンもO(1)の誤り」
おんなじこと考えてる人おったw
以前からあちこちで量子コンピュータの話を聞き、その度にいまいちわかんねぇなーと思っていました。
今回の動画を見て、「慶應の情報卒が独習ではイマイチわからないから東大卒の研究者に教えてもらって慎重に動画撮っても他の専門家から細部にツッコミ入るくらい難しい」
という貴重な事実がわかりました。
絶対エアプせんとこ
変態辞書めくリモンスター/変態辞書めくりモンスターパイセン ← これは確実に今年の流行語大賞にノミネートされますね
ゆる学徒ラジオで専門家を画面外に置いてモニョモニョしてるのを楽しむ形態面白い。
量子計算の誤解:計算量がO(1)になる
量子通信の誤解:重ね合わせ状態が光速を超えて一瞬で伝わる
ほんとこれありがち。
今回の内容で疑問だったんですけど、堀元さんの説明だと十分繰り返せば解が99.99999…%みたいな話をしてましたけど、
グローバーのアルゴリズムって適切なところで止めないと、改悪しちゃいますよね?収束するようなアルゴリズムじゃなかったと思います。
そうですね、グローバーのアルゴリズムは収束しないので、最適回数で停止する必要があります。このあたりきちんと訂正すべきでした…。
@@jple0914 おお、ご本人、レス感謝です。古典計算だと多く時間をかけて悪くなることは少ないので、陥りやすい誤解ですね。
自分はどちらかというと「任意の古典アルゴリズムが指数改善される」という誤解をよく見ます
@@kaz4381 そもそも、NP、NP完全、NP困難、EXPもごっちゃにされてる気がする
どんどん確率が収束していくようなものかと思ったらそうでもないのか……。もうよくわかんないなぁ。
53:20
ダジャレの余白残してるの面白すぎる
自分の失言で恥ずかしくて死にたくなった時にはこの動画を見て元気出そうと思います!
楽しみに待ってました
38:40 物理の専門書でこの手の言い回しが出てくると、やっと計算が終わって、そのご利益を享受できるタームになるからうれしくなる
「変態辞書めくりモンスター」←この語感本当好き
化学品のSDS(製造する会社が発行する製品安全データシート)の「発がん性」の項目に「発がんのおそれの疑い」とあって「予防線張るなぁ」と思ったのを思い出しました(もちろん本当は予防線を張るための記述では無いです)
同じこと思ってました😂おそれの疑い、省略なのはわかってるんですがなんか面白くていつもふふってなります
量子コンピュータの性能に対する評価が量子的()なの面白い
1周目ながらで聴いてたから変態辞書めくりモンスターっていうワードしか頭になくて2回も視聴した
おぼろげにしか知らない水野さんが堂々として、
それを訂正する堀元さんがややためらいながら訂正して、
画面外のLEOさんも慎重に訂正するこのスタイル、面白すぎる。
supremacy=supreme+acyに気づけば水野さんすぐピンとくるようになりそうなのになかなか気づかんな
言語学者以外には無礼かましてくスタイル好きよ
「もしも量子力学を理解できたと思ったならば…それは量子力学を理解できていない証拠だ」
リチャード・フィリップス・ファインマン
私の好きな名言ですw
@@vonneumann6161 なにを理解と呼ぶか、なのでは?
@@vonneumann6161量子力学を理解した人は量子力学チョットワカルと言うって流れと同じようなことじゃないでしょうか
量子力学が完成されたっつーのは、ツールとしての使い方がそれこそ大学で学べば習得できる初等なレベルまで整理されたってだけ。とりわけ量子力学の「原理」とされる部分はまだまだ不透明よ。理解したと思ってる人は疑問を持つ事を忘れてる。
皆さんが思っているような意味でファインマンはそんな名言は言っていません。
そもそも、元の文章を読みましたか?
これは前後の2ページによって、正しく意味が伝わります。
元々、この名言は”物理法則の特性"(The Character of Physical Law)に書かれています。
以下に本文を載せます。
簡単にこの名言の真髄を知りたい人向けに書くと、ファインマンは、「身近な物のモデルで量子の振る舞いを理解しようとするのは間違いである」という意味で誰も量子力学を理解していないと言っていたのです。逆に言えば、数式を追えば理解は可能であるということなのでしょう。それを無理矢理日常言語で説明しようとするから、”理解できていない”というのです。
この混乱は1925年もしくは1926年に、量子力学の正しい方程式が得られたことによって解決しました。こうして、我々は電子と光がどのように振舞うかを理解したのです。しかし、量子の振る舞いを何と呼べばよいでしょうか?もし電子や光が粒子のように振舞うと言えば、間違った印象を皆さんに与えます。もし電子や光が波のように振舞うと言えば、どうでしょうか?
電子や光は独特な振る舞いをするので、専門的には量子力学的な振る舞いをすると呼ぶことができます。電子や光の振る舞いは、我々が日常生活で観測する物体のようには振舞いません。日常生活での物体に関する経験は不完全なのです。非常に微細な世界での物理的存在の振る舞いは事実として異なるのです。
原子はバネに繋がって振動する錘とは異なる振る舞いをします。原子は小さな太陽系のようにも振舞いません。原子核の周りを覆うような雲のようなもののように観測されることもありません。原子は、日常生活で観測する現象とは異なる振る舞いをするのです。
量子力学の理解は難しいでしょう。しかし、その難しさは実際には心理的な理由で、”しかし量子はそのようであるのはどういうことなのか?”と語ることにより生じる昔からある悩みの中にあります。この語り方は、「量子を日常生活に馴染みのある何かで理解したい」という、抑えられない全く無駄な望みを反映したものです。
私は講義では、日常生活に馴染みのある何かで量子を記述することはしない予定です。
私はただ量子現象を記述します。
一方、私は、誰も量子力学を理解していないことは断言できると思います。そのため、この講義を真剣に捉え過ぎて、私が記述する予定のモデルの観点で量子力学を理解しなければならないと感じる必要はありません。気楽に楽しんでください。
私は自然がどのように振舞うかをお話します。もし皆さんが自然がそのように振舞うと認めるだけで、愉しく魅惑的な話となるでしょう。
もし可能であれば、以下のように問うことを避けてください。「しかし、量子とは日常で馴染みのある物に例えると何だろうか?」。そうしないと、無駄に、誰も抜け出ることができない暗い道に迷い込みます。
量子は日常で馴染みのある物に似ていると知っている人間はいないのです。
This growing confusion was resolved in 1925 or 1926 with the advent of the correct equations for quantum mechanics. Now we know how the electrons and light behave. But what can I call it? If I say they behave like waves. They behave in their own inimitable way, which technically could be called a quantum mechanical way. They behave in a way that is like nothing that you have seen before. Your experience with things that you have seen before is incomplete. The behaviour of things on a very tiny scale is simply different. An atom does not behave like a weight hanging on a spring and oscillating. Nor does it behave like a miniature representation of the solar system with little planets going around in orbits. Nor does it appear to be somewhat like a cloud or fog of some sort surrounding the nucleus. It behaves like nothing you have ever seen before.
It will be difficult. But the difficulty really is psychological and exists in the perpetual torment that results from your saying to yourself, "But how can it be like that?" which is a reflection of uncontrolled but utterly vain desire to see it in terms of something familiar. I will not describe it in terms of an analogy with something familiar; I will simply describe it.
上の文を踏まえて、ココからようやく始まる。↓
On the other hand, I think I can safely say that nobody understands quantum mechanics. So do not take the lecture too seriously, feeling that you really have to understand in terms of some model what I am going to describe, but just relax and enjoy it. I am going to tell you what nature behaves like. If you will simply admit that maybe she does behave like this, you will find her a delightful, entrancing things. Do not keep saying to yourself, if you can possibly avoid it, "But how can it be like that?" because you will get down the drain, into a blind alley from which nobody has yet escaped. Nobody knows how it can be like that.
(quoraより)
jp.quora.com/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%AF-%E8%AA%B0%E3%82%82%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AD%A6%E3%82%92%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%97%E3%81%A6
@@vonneumann6161 そりゃ数学的な体系の理解は進んでるだろうけど、波動関数を物理的にどう解釈すべきかよくわからんってのは今も同じじゃないの
「変態辞書めくりモンスター」から
「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」を思い出す
自分的に今までで一番サムネが好き
「量子的」というフレーズは何を指しているのか(干渉、重ね合わせ、確率的など)が曖昧ですよね。特に個人的に困っているのは「電子って量子なんでしょ?」です。「それは素粒子のことなのか、フェルミ粒子みたいなことなのか、波動性があるよねという形容なのか、・・・」というガヴァガイ問題にぶち当たります
ここ数ヶ月で一番笑った回かもしれない
LEOさんがいつ、怒髪天を衝いてしまうか気になる回でした
フランケンシュタインとのアナロジーでいえば、LE0さんが開発したモンスターは後世でLE0と呼ばれる
後世で有名な科学者の名前がつけられるのは有りがちだから割とありえる。
エアプを刺しに行く動画なのに、そのコメント欄で分かってないのに喩え話したりするエアプがたくさん出てくるの面白いな
エアプのフラクタルかよ
量子コンピュータの勉強をしたハッカー「ある種のパスワードを、早めに解読できそうであると思われる。」
思われる。ではなくて 思われている。ですね!
サイモン・シンのフェルマーの最終定理はマジで面白いけど、谷山・志村予想のところのモニャモニャはあるから、何かを正確にいうって難しいよね。
「典型的な誤解」をしていたので学びがありました。参考書籍も手に取ってみます。
45:23 この場合の「ちょっとわかる」は「チョットワカル」ではないことがわかった
水野さんから「二重スリット実験」という言葉を聞けるとは…
理科知識が一気に増えてますね笑
「変態辞書めくりモンスター」
水野さん明らかに次の流行語狙ってるよね?笑
Wikipediaの"Fast Fourier transform"(FFT)の項目を見ると、未だFFTの最速性は証明されていないようですね。
限定された状況・仮定のもとでは示されている場合があるようですが。
フランケンシュタイン博士が生み出した怪物がフランケンシュタインとのちに呼ばれることになったように、
変態辞書めくりモンスターが後世ではLEOさんと呼ばれるようになるんだろうな・・・
自分で言ってないのに生み出したことになってて草
監修のコメントが毎回端切れ悪いの面白い
56:18 大抵マイクから向かって左にお辞儀する堀元さんがついに右側にお辞儀した!
ナイス着眼点
変態辞書めくりモンスター好きすぎる
演算のスピードが結果的に速くなるかもって言われる所以みたいなもの
量子コンピューターが「シミュレーションに革命を起こす」みたいないい方されるのも今までは0か1かで予想を確定させなきゃいけなかったものを常にどちらとも取れる量子によって動的にシミュレートできるようになるから
いつかの未来量子コンピューターが現実のものになって人がちゃんと扱えるようになった時に多分人々が一番最初にその恩恵を実感できるのは多分映画のCGグラフィックかゲーム(実際は気象予報とか自然関係の事に使われるのが先だと思うけど)
33:00 ある種の問題においては「計算は大変なので量子コンピュータにお願いしたいけど、検算は簡単なので古典コンピュータでも楽にできますよ」なので、検算で合わなかったら振り出しに戻って量子コンピュータを回す
確かに、変態じゃない辞書めくりモンスターは従来のコンピュータだから変態である必要はあるな。
たぶんだけど、古典コンピューターは(計算速度を度外視すれば)手回しのからくりでも成り立つので、「半導体」という実装方法はさほど本質的ではなさそう
機械式計算器は知らんけど、電子計算機の基本要素は「スイッチ」ないし「リレー」ですね。
初期には本当にリレーの塊で構成されたコンピュータがありましたし、真空管やトランジスタという本来は増幅素子であるものを「高速リレー」として使ってコンピュータとして動作させますから。
27:25 これまで案外理解できるかなと思っていたものが、普通に難しい理論の上に成り立っていることを知って、悶絶する、科学知識が偏りがちな水野さんが悶絶する図
何も理解出来なかったけど、いんようリスナーなのでこの置いてけぼり感を楽しめている
量子力学の「観測して初めて定まる」がよくわからない😢「波とか粒子とかの性質がわかってたらそんなわけなくない?」って気持ちと「まぁ電子って小っちゃいし、そうなんやろな」って気持ちが重ね合わせで存在してる
通路を二つ用意して、どっちを通ったか分かるようにすると、干渉縞ができない。
分からないようにすると、できる。
事実はこれだけであって、観測してはじめて定まるっていうのは有力な仮説の一つに過ぎないのかなと。
『絵で見てわかる量子コンピュータの仕組み』は、動画で述べられている通り結構頑張っているけれど。。。
量子力学未学習だと、重ね合わせ状態の説明があっさりしているので、イメージが湧かずに積む気がします(具体的にはブロッホ球とブラケット記法。「状態の重ね合わせ」はベクトルの合成に対応するからベクトル苦手だときついかも)。本書を読むために量子力学の入門書を読む必要がありそう。
一方、量子力学を多少勉強している人にとっては、数式がないため欲しい情報が得られずに他の本の併読することになりそう。全体像や雰囲気を掴む分にはいいけど。
クマムシを回路に突っ込んで「量子もつれ」状態にするとかいう意味分からん研究を思い出した。
水野さんがAIの話してたけど、AIも「○%の確率で、これは☆です」みたいな回答してるみたいに、量子コンピューターでの演算結果は「ほぼ正解だと思われるんだけれども、量子が0.001%の確率で正解じゃない確率を事象として弾いている可能性は捨てきれないので、99.999%正解だと思われる」という結果しか量子コンピュータでは出せないから、その検証方法は古典コンピュータでしか出来ないという事態にはならないのかな。
38:07 ココからな~んも分かってない二人が更に混乱して理解を諦めてるの笑っちゃうw
「変態」と「めくり」を共起させると違うものを想像しちゃうんだよなぁ…w
ゆるコンスタンプが出るなら『辞書めくりモンスター』は確定ですね☆
動画内で紹介された書籍の説明を聞くと「やっぱり0,1の重ね合わせしているから速いのでは?」となってしまった
間違わないようにお耳赤くしながら話しちゃって、みえるちゃんのお兄ちゃんも繊細さんかな😍神社に行くとスピリチュアル力が高まるかもね!🤩
古典コンピュータの改善が物理的で量子コンピュータは数学的な改善ができるって話、速く走りたい時に筋肉を鍛えるかフォームを見直すかみたいな話かと思ったけど合ってるかな
サイモン・シンが暗号解読の改訂版を出すときは間違えていた箇所を変態辞書めくりモンスターの例えに差し替えてくれそう。
答えが確率で散らばってるなぁ
初学者の私が重ね合わせを理解しているかどうか という命題こそ重ね合わせ
声に出して読みたいにほんご
「変態辞書めくりモンスター」
6:45 何だこのとほまち、と思ったけど5回くらいで辿り着けてるのすげ〜。どんなスタンドですかこれ水野さんw
12:03 このお二人こういうとこが凄いww
17:36 あーオシレータのからの減算式のシンセサイザーからFM式のシンセサイザーが登場した感じですね、完全に理解したわー()
53:31 これは高度すぎるwww
53:53 からのこの機転!
いやー、量子コンピューターやっぱわかんねぇなー、という理解が一段と深まりました。
量子コンピュータって、迷路を解かせる場合なら、迷路に水を流してゴールにたどり着いた水量(確率)を求める物なのかなって思ってた(オーダーはスタートから水を流す回数)けど、結局どう理解するのが正解なのか分からん(確率を操作する」ってのが動画見てもいまいち分からん)
昔、量子コンピュータのビットの重ね合わせと言われる状態が確立であり観測した時に0か1になると聞いて、理論的に100%正しい結果が出ることはない、非常に気持ち悪いシステムだなと思ったことを思い出しました
関わっている人は基本手に理系のはずなので、ほぼ無視できる確立で折り合いをつけてるのか、説明が難しいだけで何かしら100%にできる技術があるのかが気になります
丁度暗号解読の下巻に入った所なので良いタイミングでした
ある種の人間にはおもしろいと感じれると思われる動画でした
「変態辞書めくりモンスター」で超久しぶりに息できなくなるくらい笑った。
まぁつまり「量子コンピュータについてエアプしようとすると何言っても間違いになる」ということですね………。
重みの調整なら、確率の調整の話題で水野さんがAIを連想したのはわかる気がしました。
26:45 この辺りの音声がエコーみたいになってますね
75%の確率でシンであり25%の確率で偽であるようなサイモン
コンピュータ科学徒です
研究室の輪講で200ページ超えの量子コンピュータとそのアルゴリズムについての論文を読みましたが、「…?」となりました
よくわからないことが分かりました
絵で見てわかるやつ図書館で読んだけどだいぶ分かりやすかったな
ディープブルーはIBMの作ったチェス専用コンピュータの名称です。(ブルーは IBMのコーポレートカラー、IBMはBIGブルーと呼ばれることもある)
初めてチェスチャンピオンに勝ったやつです。
水野さんがAIのパラメーターいじるところと似てるって言ったところ自分も似てるな思った。
そこもっと深掘りして欲しかった
変態辞書めくりモンスターを開発してる
というのがとんでもない下ネタに聞こえてしまったせいで次回が楽しみ
素人の感想ですが、ちょっと前に話題になった「少しの種油でくり返し操作を行うと大量の軽油が水と二酸化炭素から作れる」みたいに残念でしたにならないといいですね。
変態辞書めくりモンスターというパワーワードの強さw
絶妙にググっても出ないか出てもわけわからん内容を解説してくれて大変かゆいところに手が届いております
確率を操作するらしいってところまでしかググってもわからなかった…(怪しい)
ランダムアクセス人間ミズノvs変態辞書めくりモンスター
怪獣映画になりそう
X線とか電子線を使って固体物理で修士論文書いたものですが、おかげさまで量子コンピュータの理解の解像度が上がりました。
コンピュータ・サイエンスより固体物理とか放射線科学あたりと親和性が高いのかもしれないと思いましたね。
固体物理だと表面に電子線をあてて量子的な効果である像(点の集まり)を映し出すみたいなことをやるのですが、そこら辺は確率の操作に当たるのかなと思ったりしてますがあってますかね。
なるほど!つまり現代のローレンス・ブラッグでいらっしゃるのですね!(適当)
X線回折や電子線回折を確率操作とは基本的には言わないですね…。どちらかと言えば波動性の方と関係があると思います。
@@jple0914 すいません。少し思い違いをしてて、前の返信を削除しました。
>波動性の方と関係があると思います。
私の理解だと、波動性自体が確率解釈を元にしてるわけなので、波動性と確率解釈を分けて考える意味がよくわかりません。ご教授いただければ。
>X線回折や電子線回折を確率操作とは基本的には言わないですね
これは私の言葉足らずだったのですが、X線回折や電子線回折そのものではなくて、それらの回折像を変化させる操作、という意味でです。
例えばRHEEDなどでは加熱しながら表面構造の変化をRHEEDで観察しながら追っていく、というようなことをやります。その際の加熱によって表面構造が変化して結果的に回折像の変化として現れるわけですが、回折像の輝点自体が電子の存在確率の高いところを表しているわけなので、輝点が変化するということは確率自体を変化させていることと同義ではないか、ということをいいたかったわけです。
量子コンピュータのほうではどのように確率操作をしているのかわかりませんが、何かしらの物理的な操作を伴うわけですのでそこら辺の対応がどうなのかな、と思った次第です。
@@vonneumann6161
まあ実際問題として半導体設計においては量子物理的な制約を考える必要があるわけなので、固体物理と無関係とはいえないはずです。
物理学の固体物理は実はかなり大きなすそ野を持ってますので、やってた人間からするとまあ当然かな、という感覚ですけど。
量子コンピューティングの研究の実際のところは私は分かりませんので、なんとも。
ただ実装を研究する段階ならなおのこと固体物理との関連は考える必要がありそうな気がしますが。
@@mccova625 波動性をコンピューティングに使う例として、往年のアナログ光コンピューティングにおけるフーリエ変換などがありますね。放射線の回折像が生じる過程と同じ原理を応用しています。量子フーリエ変換は、ある種それの離散版を人為的に作り出したものと言ってもいいかもしれないです。
待ってました!
つまりLEOさんはフランケンシュタインで量子コンピュータはフランケンシュタインの怪物
馬と車(荷車)を比べると、昔の人にとって荷車は壊れやすいし人力だし幅取るから使いづらくて、平坦な道で重い荷物を運ぶ場合だけ、速そうと思われていた。
ただ、当時でいっても理屈上では車の方がエネルギー効率が良いのはわかってるから、頑張って車のエンジンの原理を考えてる段階ってことなのかなぁ?
38:33
これは絶対値ではなくブラケット記号ですね。
僕にもよくわからないけれど、なんだかよくわからない2つの状態が等しい確率振幅で重ね合わせになっている状態ですね。
どんなコメントをしても理解してないことがバレるので、面白いとしか言えない
Q量子コンピュータって速いんでしょ?
A同じ予算で組んだらまだ古典コンピュータのが速い。
くらいならギリギリセーフですかね。
超越性がまだ示されてないってことだから、
「Aどんなに頑張ってもまだ古典コンピュータのが速い。」
でしょうかね?
量子コンピュータの話のせいで普通のコンピュータが物理的に早いが物理学の話かと思っちゃった
27:26 情報に対する過剰処理でオーバーフロー寸前の、水野氏の様子
そのいい方ですと、ディープランニングに近い解釈ができますよね。
最初に、各種変数を初期化して、ランダムな非線形な状態を作り、そこに任意のデータを繰り返し学習することで、答えに近い値を出すアルゴリズム(※だったはず)ですから
O(1)だと僕も思ってたから大変助かった……
・量子計算するなら主記憶も量子ビットじゃないといけないので、surfaceと比較するならcpuの64bitじゃなくてメモリの16Gbyte...圧倒的実力差…
・量子フーリエ変換は確率振幅をフーリエ変換する操作であって、その操作だけでFFTのようにデータのフーリエ変換スペクトルが得られるわけではなく、FFTと単純な比較はできません。スペクトルを得ることが目的であれば繰り返し観測が必要になってしまうためFFTの方が早いです...。量子フーリエ変換は量子アルゴリズムのコンポーネントになる操作であって、一般的な意味でのアルゴリズムではないと考えた方がよい気がします
・サイモン・シンの引用部分は多分単に量子並列性のことを指しているだけで、「1回分の手間」を問題のサイズと計算量の関係ではなく単に特定の操作のことを指していると解釈し、「計算結果を手に入れる」というのも古典的な観測値を得るという意味ではなく量子的な重ね合わせ状態として得るという意味に解釈すれば、間違ったことは言っていない気もします...誤解を生みそうな表現ではありますが...
なけなしの知識で撃墜を試みましたが逆に撃墜されるかもしれない。
あーーーー確かに――――!!!
フーリエ変換に関しては完全に私の間違いです、すみませんでした…。
その通りで、また大変重要なご指摘だと思うので、同じことを繰り返すようですが書き込ませていただきます。
量子状態を変換する操作において、古典的には指数的な計算回数が必要になる「テンソル積計算」が量子的には1ステップ操作で実現できたり、「量子並列性」により古典的にはなし得ない並列性をもつことも事実ですね(参考:細谷暁夫著「量子コンピュータの基礎 [第2版]」(サイエンス社)P60-61)。
しかし構成された状態を観測する(=計算結果を人間が知る)のは別問題だし、また上記のような操作のみでアルゴリズムが実行できるわけではないため、その高速性を論じるには具体的なアルゴリズムを構成する必要がある、ということかと思います。
少し齧ったことのある分野が取り上げられてつい嬉しくなってしまい、撃墜などと言って分不相応な蘊蓄を垂れてしまいましたが、非難する意図は全くありません…。非礼をお詫び申し上げます。
固定コメントの謝罪と訂正を読んでもさっぱりわからんマンです。
特定の分野だけ計算が早い
ソ連の真空管コンピュータのシリカみたいな感じなんかな
デジタルコンピュータはi(虚数)を近似値で無理やり計算してるけど、
アナログコンピュータなら虚数はそのまま使える。
虚数以前に小数は全部近似値だよ、円周率もlogも平方根も1/3も全部近似値
近似値ではなく擬似的に扱っていると言えばいいかな。内部的には実数のペアで表している。
IBMが作ったチェス用のコンピュータ「ディープブルー」ですが、一つ前に作られたコンピュータがダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイク・ガイド』に出てくるディープソート(宇宙生命すべての答えを考えたもの)から名前を付けていたので、そのディープソートが提案する星の形をしたコンピュータに寄せた名前でもあります。
つまりこの動画で話していることは、僕も小説でよんだ話だが、二百キロ出る車があったとして、その車は六十キロで走っている時、その車はゼロよりは六十キロ早くて二百キロよりは百四十キロ遅いということ、を機械に理解させているというもの、を使って計算をしているということですね。
量子アルゴリズムを説明しようとするとブラとケットの概念から要るしなぁ···
俺は理解を諦めた
マリオカートでカートの馬力を上げるのが従来のコンピューターの速さにおけるアプローチで、ショートカットを探すのが量子コンピュータの速さにおけるアプローチ‥ということであってますか先生?