ニホンザリガニ全部消えた!致死率100%ザリガニペスト!? 原因は不明!外来ザリガニの防除早急に!各地の状況、お待ちしています!Aphanomyces astaci ≫ 加藤英明【公式】かとチャン
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- Опубліковано 2 тра 2024
- 久しぶりにニホンザリガニの生息地を訪れると...
全部いなくなっていました。
ニホンザリガニは0匹!全く見つかりませんでした。
魚類は数多く存在し、カエルも、水生昆虫も生息しています。
ニホンザリガニだけいない...。その原因は不明です。
【ニホンザリガニが消える主な理由】
・乱獲
・生息環境の悪化(汚染物質の流入・溶存酸素の低下・水温の上昇など)
・外来種ウチダザリガニやアメリカザリガニによる捕食
・病気の蔓延 など
この場所を知る人は少数(※良い人ばかり)で、小さな稚ザリガニ全てを捕獲することは困難です。他の生き物たちが暮らしているので、水質等は問題ないでしょう。環境がリセットされていたので落ち葉は新しく、ニホンザリガニが好む古い落ち葉が少ないのは気になりましたが、古い落ち葉も多少残っていました。
この場所で外来種のウチダザリガニは確認されていません。沢を下った流域に生息していますが、まだここまで辿り着いていないため、捕食圧はないでしょう。
そうなると、病気の蔓延が考えられます。
●致死率100%のザリガニペスト!?●
【ザリガニペスト】
水カビ病と呼ばれるもので、卵菌の一種(Aphanomyces astaci)が感染することで起こります。
致死率は高く、耐性がないニホンザリガニが感染すると、必ず死んでしまいます。
一方、北アメリカ原産のウチダザリガニやアメリカザリガニには耐性があるため、感染しても死なずに保菌・媒介します。丈夫ですね。
そんな北米産ザリガニは、既にヨーロッパでザリガニペストを引き起こし、多くの在来ザリガニ類に影響を与えています。
ニホンザリガニも要注意です!
ザリガニペストは既に侵入感染!
日本国内では、北海道を含め、ウチダザリガニとアメリカザリガニで感染が確認されています。外来種のザリガニがいる川は、ほぼ汚染されていると考えてよいでしょう。
水カビは水中を移動して感染するため、ウチダザリガニとニホンザリガニが同所的に生息することはできません。
ニホンザリガニが消えたこの場所では、ウチダザリガニは確認されませんでしたが... 実は、下流域に数多く生息しています。
ウチダザリガニが大量に増え、さらに分布が拡大することで、魚が稚ザリガニを捕食する機会、数・量が増えるでしょう。そうなると、魚が水カビを放散する量も多くなります。
例えば、ウチダザリガニを捕食したオショロコマなどが川を遡上すると...。体外に排出される糞と一緒に水カビがばらまかれてしまいます。
【調査地でニホンザリガニが消えた原因は...ザリガニペスト!?】
ウチダザリガニを捕食した魚が遡上時に排出した水カビ(Aphanomyces astaci)に感染した可能性が考えられます。
※水カビは魚類の消化管内を生きて通過し排出されます。
ニホンザリガニが生き残ることができる環境は...
”ウチダザリガニが侵入できない孤立した湧水地帯で、魚類が生息できない水深がわずかな沢”に限られるでしょう。
感染拡大を防ぐには、ウチダザリガニの増殖と拡散を阻止することが大切です。
野外から全て取り除く!がんばりましょう!
※汚染地域で使用したタモ網や胴長などには水カビが付着しているため、使用の際は要注意!
※飼育ニホンザリガニは保菌している可能性があるので放流はNG!
ザリガニペスト以外に考えられることは...
元々いなかった!?
過去に出会った個体は、たまたま流れ着いたニホンザリガニがこの沢に一時的に暮らしていただけ...
という可能性もありますが、繁殖個体群だったので少し無理があるかと。
自然の作用によるリセットの後、また上流や周辺から入り込んで繁殖個体群が形成されるので、撹乱の影響だけとは言えなそうです...。
今後も引き続き観察します!
他の地域の状況も是非お知らせください!
【UA-cam】こちらもぜひ!
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加藤英明【公式】かとチャン
静岡大学の加藤英明が世界中の生物すべてと出会うまでの壮大なプロジェクト!貴重な生物を一つ一つ丁寧に解説します。
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静岡大学教育学部准教授/研究分野 保全生物学
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ザリガニペスト……しりませんでした! また一つ勉強になりました・・・感謝です。
二ホンザリガニ……何としても守らねば!
先生の危機感がよく伝わってきました。
下流が上流に影響を与えている可能性もあるとの事で、原因の解明と日本ザリガニの復活を願っています。
お疲れ様です。
日本ザリガニほそぼそと、生きてる事を願ってます。
見つからず残念でした😢次に訪れた時にホッコリ現れたりして😊
絶滅危惧種の対して自分たちはどうやって活動したらいいですか?
本当にヒグマに気をつけて下さい。
加藤博士の動画は、子供も大人も楽しく勉強出来ると思っております。
自然が好きなら加藤さんの活躍を見てほしいですよね✨
ちょっとした変化でも居なくなるんですねぇ😓
人と生物の共存は難題ですね😖
急斜面の沢に上がってませんか?
こちら北海道の真ん中あたりでは沢の岩の下でよく見つかりますよ
カブトガニも日本ザリガニ🦞も消えそうです。残念です。また戻って来てくる事を願っています。🙏
私の住んでる地域も子どもの頃は腐るほど居たニホンザリガニも今はゼロに等しいです…昨年10数年ぶりに1匹見つけましたが、それっきりです…
ほんとちょっとした事で一気に居なくなるので、保護とか増やして自然に帰す働きとかして欲しいです…
みんな、どこかに避難して無事に過ごしてると良いですね🦞
加藤先生
お疲れ様です
おじゃまします
いつも動画楽しみにしております。が、今回は心配ですね。原因が早く分かることを願っております。
北海道の湿地に太陽光発電パネル設置し環境破壊されておかしな世の中の状況で固有種には生き残って欲しいですね
ニホンザリガニ頑張れ〜
アメリカザリガニなら近くの川にいるけど、参考になりますね!次の動画も楽しみにしています!
居なくなるなんて悲しすぎます😢
GWに青森の浅虫水族館へ行ったらニホンザリガニがいて、初めて見たので感動しましたー
赤ちゃんも元気に動いてましたー
北海道の田舎に住んでいました。
ニホンザリガニが生息している川に覚えがあるので田舎の実家に帰った際に調査してみます。
動画お疲れ様です。
小学校の頃からテレビなどで拝見させていただいていました。
先日土手を歩いていたら、転んで草むらに手をついてしまいマムシに咬まれ、入院中で
GWが消えてしまいました。
加藤先生は、これまでマムシや毒蛇に咬まれた
といったようになりましたか?(語彙力)
長文本編と関係のないコメント失礼いたしました。
これからも頑張っていってください!
いつも、応援してます😊
また何処かで先生が見つけて動画にしてくれるの待ってます。
えぇっ!?💦
一匹もいないとは。。😢
原因がわかって少しでも戻ってきますように✨✨
水が移っただけで感染するとはいえ捕食した魚もキャリアになるのは初耳
ただでさえ
希少生物なのに
疫病とは(꒪д꒪II
貴重なニホンザリガニが行方不明だなんて…残念ですね。
見つかると良いですが、死んで亡くなっていたら外来種だけになっちゃいますね。
どこへ行っちゃったんでしょうね
復活することを願ってます
上流の方が人の手で壊されてないならいそうな気がするのに...どこに行っちゃったんでしょぉ...
安全なところで強く生きていることを願いたいです🙏
始めにテロップがでていましたが、ヒグマが出そうで心配です😅上流に太陽光パネルとかなければいいのですが😢
美しい自然の川✨
環境は悪くないのになぜザリガニだけ?
ヤバいですよ~!先生!まだまだ、いると思います!調査お願いします!
日本固有種のザリガニなんて、今はもう北海道の極一部にしか居ないよね。
水温や気温で住めなくなったのでしょうか。
こんなに探して見つからないのは不安しかない😅
ウチダが絶対に入れない所に棲んでいないと無理という事か。。。
人間が乱獲して住処を追われたより、自然の流れでいなくなったのなら どこかにいるんだろうなという期待。でも不安💦
心配ですね。
今回はかなりショックな内容でした。何とかどこかに日本ザリガニの聖地が存在してて欲しいです😢
20前地元見たけど、現在どうなってるんだろうか?(北海道のド田舎
降雨による土砂流出で生活環境が変わった?
ニホンザリガニどこに行ったんだろ…………………
今回は加藤先生1人で観察してたからもう少し人を増やして観察するのも手ではないでしょうか?