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言語学博士課程マンです。おっしゃる通り、物理的な距離と言語の類似性は必ずしも一致しません。言語は自分の属する集団と他の集団を区別するものとしての役割も持っているので、結果として距離と言語の関係性は薄れてます…いつも面白い動画ありがとうございます!すきぴ…😎
どんな学問であれ博士課程マン死ぬほどかっこいい結婚して
卒業後はそういう研究機関で働くんですか?博士課程は論文ノルマや学会発表がエグそう
すきぴ!
Bunkei Doctorはツラいよ
@@nack0013 文系博士課程は地獄ッピ新卒で正規職に着けるのはほぼゼロと言っても過言ではない。
複数の学問の研究結果が一つになって大きなスケールの仮説ができるの鳥肌ものです。それぞれの学問の研究結果もそこまで至るまでの基礎研究の積み重ねでしょうし学問って大事だなって改めて思いました。人間の好奇心ってほんと凄い
有難うございます!嬉しいです!そしてスパチャ有難うございました!
大学講義レベルのクオリティの素晴らしい動画なのに『やっぱ人間寒い所に住むもんじゃねぇ』という締めに笑った
そして私は尻尾の切れた高評価とチャンネル登録のくだりで、もう一度クスってなりました
これだけ動画のレベルが高いとチャンネル買い取ろうって奴も寄って来なさそう
@@serfdom221 素人が編集したら一発でバレるもんな(笑)
大学講義レベルの評価わろた
でも納得味が強いw。
地理の解説動画だけど言語学、歴史、気候と様々な分野の知識をまとめながら一本の動画が作られてるの凄い。You Tubeで教養系のチャンネルかなり見てるけどこのチャンネルのクオリティの高さはちょっと信じられないレベルだと思ってます…
しかも話し方も上手で見てて飽きないときたもんだ
言語学、考古学、地理学、あらゆる学問が少しずつ知恵を出し合ってこういう大きな問題が論じられているのは本当に熱い
少しずつどころか全学問がぜんりょくをだしてるよな
今回の内容に関しては、『馬・車輪・言語』が本当にオススメかなり広範な学術知識を要するけど、読んでいくだけで人類社会がなぜ今の形に収束したのかとか、戦争の根源や文化の普及についての要因が分かりやすく理解できるしかも読み返した時にすんごい知識が身についていることが実感できる、人類学きっての名著ですよ!
それ知らなかったのでAmazonの探してみます!
スキピオを可愛く言う必要無いやろは草地理系チャンネルの中でもずば抜けて面白いと思うんだよなぁ、新作見れて嬉しい
最初の「『インド=ヨーロッパ語族』は雑な分類」って、めっちゃ共感してたけど、動画の最後の「インド=ヨーロッパ語族はまさしく気候の子」「これ以上適切かつ妥当な名称など望めるだろうか(反語)」に激しく納得しました。地理、勉強してこなかったけど、とても興味がわきました。
この人は対話形式をうまく使ってるから理解に拍車がかかる
ゆる言語学ラジオで言語ハマってたところに元々好きな地理学を混ぜるのは最高
わかる
私と趣味かぶってますね!!銃・病原菌・鉄を今よんでます
ゆる言語学ラジオで興味があり、見つけて、言語学と地理とのこの解説は最高に素晴らしいです。地球規模の歴史も関係しているなんて!
人口密度が高いと言語の数が増えるって話はゆる言語学ラジオでも同じ内容を話されてましたね
同志
世代的にやる夫で色々楽しんだり学んだりしてたけど、今、UA-camでゆっくりで楽しんだり学んだり出来て最高です。
そう思うと語族が違う中国語とベトナム語や孤立言語の日本語と朝鮮語に発音的な観点からも影響を与えた漢字は偉大だな
現在のインドとヨーロッパの人々が元は同じ民族だったことは知っていましたが、それを地理的、気候的な視点で説明する試みにとても関心を抱きました。
アーリア人だっけ?
民族は違うのでは??語族とは別かと。
@BuckheadVolvoS4 同じような言葉をしゃべっているからと言って民族として同じだとは全く言えないからね。動画をよく見ればわかるけど祖語とは言っているけど祖先民族とは一言も言ってないしね。
大学のリアクションペーパー味がつよい
@@shinboutarou さ。、、、
何かこう、主の地理学的な解説が始まった時の安心感というか、頼もしさというか。とりあえず最高です。
単に国名とか地域を紹介するだけではなく、様々な事柄を地理で解説してくれるから毎回楽しみ。
大学でインドの言語を勉強してたので、地理の視点からインド=ヨーロッパ語族の広がりを勉強できて感激しました
毎回高クオリティすぎて好き
内容の面白さはもちろんだけど、話の進め方がとても優れてる…!続きが気になる見せ方で最後まで一気に楽しめました言語学だけじゃなく、動画の構成も含めて広く勉強になるなあ次回作も楽しみ!
大学で半分の1単位分だけの選択授業だった自然地理学の講義が、在学中のどの講義よりもずっと印象に残り続けている。地球を覆いつくす程スケールがでかくそれでいて深い学問だなぁと。
毎回毎回、無料公開していただけるのが信じられないほどのクオリティですね…本当に感服いたします、これからも動画楽しみにしています!!
様々な事象を調べあげた上で分かりやすい説明を目指しつつ、そのままでは語弊が生じそうな箇所に逐一注釈を挟んでいるところに好感を抱きました
6:44例えば生物においても、熱帯においては遺伝的多様性が大きくなって、逆に砂漠とか極近傍とかでは似たようなのが多くなるで!これは動画で言ってる接触頻度とか、淘汰圧の差によるニッチ確立のし易さとか色々考えられて面白い!
熱帯雨林の生態系の多様さってそういうことなんですか!?
今回もかなり勉強になって、地理という学問がさらに好きになった!これからも頑張ってください!
文字が無いってだけで、その民族の歴史たどるの超絶難易度上がるってのに、学者の執念がマジ半端ないな……今回もメチャクチャ面白い動画だった。高評価100回くらい押したい。
作品として、美しいです。鑑賞させていただき、ありがとうございます。
美しいは褒めすぎだけど、嬉しいです。
説得力とユーモアと話の濃さが絶妙で毎回楽しみにしてます
こんな見事に直感とは反対なのにちゃんと筋通ってて納得いくのすげーな確かにの連続だったわ
すごいハイクオリティ動画の供給ありがとうございます。別分野の研究、学問がつながる感じが好き。
これはすごい、英語の起源とか単発のコンテンツは探せば出てくるけど、こういう複数の分野を組み合わせた分析はそうそう見ない。あと面白い。
ありがとうございます!
開幕「すきぴ」からの導入好きですwwwこんなに楽しくて時間が経つのが一瞬で感動させてくれる動画は無いです。今回もありがとうございます!
それは、良かったです!また、サンクスありがとう御座います!励みになります!
難しい学問を、こうしてビジュアルに分かりやすく楽しく解説してくれると、マジで面白いし勉強になるありがたい、神動画だわ、感謝感激
めちゃくちゃ面白い!こういう、地理、言語、気候、といった視点を持った事があまりなかった歴史は大好きなんだけれど、地理などももっと学んでいきたいそれと、地理のyoutubeって少ない気がするから、とても貴重だと思う
言語学ヲタ、地理ヲタが一緒になったカレーラーメンのような完璧な動画です。ものすごくクオリティが高く、しかも面白い。目からうろこってやつです。
カレーラーメン笑いましたw例えのセンス高すぎますw
ありがとうございます。ただ、こういう動画は難しいことを詰め込みすぎて結局は「何を言いたかったんだ?」というカツカレーカツ抜きみたいな感じになるんですけどね。うまく作られたと思いますよ。
複数の学問を組み合わせて初めて分かることをこうやって見ると、大学とかで専門的にやる内容ですら、あくまでひとつの側面からの学びでしかないんだなって理解出来る。
動画の構成、内容、まとめ方が高レベルすぎて感心した。すごい面白くていい動画でした
わいの卒論のクオリティと3とすると、この動画は1000、超勉強になった
誤字を直せば4になりそう
@@宮坂咲花 誤字前提なの草
もっと真面目に研究して
めっちゃくちゃ面白かった。やっぱり人間自然には勝てないな
高校生の頃に抱いた疑問を説明してくれてありがとうございます。語族とは系統が外れますが、言語が上書きされる要素に巨大王朝の影響も多分にあると思う。当然国が大きいと周辺に影響力が増しますからね。東アジアなら、タイ語を勉強していて、日本語に似ている単語を見つけたときに、それが中国の漢字由来だと知って納得したことあります。
@@meroppa1 周圏論?
明治維新の日本もまさに方言周圏論の円の中心ですね。「民主」や「共和国」など近代言語は日本から中国、朝鮮、ベトナムなどのアジアへ広がっていきました。
あると思う。大国だよな
ロシアが支配領域を増やすため、母語を禁止してロシア語を強制するようなのもあるしね。
理系大学生ですが、入試で選択した地理が大好きでした。今でもこういう話を聞くと地理学ってすごいなぁと思います。面白い動画をありがとうございます。
毎回構成が素晴らしく、頭にスッと入ってきます。うぷ主の教養レベルの高さを感じます。
今回も最高に興味深い動画ありがとうございます!言語と気候に関係性がないって断言されたことを覆す程の理論展開凄すぎます!自分言語に興味があるのでまた言語についての動画をあげてくださると嬉しいです〜だんだん肌寒くなる季節ですが体調に気をつけて動画投稿お願いします!(寒いとこに住むもんじゃねぇな)
Thanks!
こちらこそ有難うございます!THANKS大変励みになります!
いろんな分野のエビデンスを用いて答えに辿り着くのほんとにすごい。アカデミックの世界は縦割りではないのかな
月並みな言葉で申し訳ないのですが、地理の面白さに心惹かれるとともに、なにより動画のみやすさや構成といったクオリティの面に感動しました
今回も相変わらずの高クオリティな動画ありがとうございます👏🙇次の動画も楽しみにしてます。
異常に面白いな、このチャンネル…凄い!!
待ってましたーー!😭最高だあ…
最後の等温線と言語区分がぴったり合わさったところ、鳥肌立ちました…今色々と拝見しているのですが楽しませてもらってます!!特にこの回大好きです!
今回も面白かったです。ありがとうございます。次回作も楽しみにしています。
図、順序、言葉選び、あとは資料と知識が潤沢すぎてものすごい分かり易い。学のない人間に分かり易く説明する凄然とした凄さを感じました。
他の量産型ゆっくりとは違って濃い内容を分かりやすく解説していてメッチャ勉強になります。
今回もめちゃくちゃ面白かった!次回も楽しみに待ってます
この話高2の時の世界史でされたわあの人やっぱ優秀だったんやな
こういう素晴らしい知見をユーチューブで見られる時代に、人生の最終盤でかろうじて遭遇した身の福運を感じます。
一番更新を楽しみにしているチャンネルです。高校の地理選択の自分としては、等温線を見たとき高校のクラスメイトに偶然会ったときのような懐かしさを覚えました。大好きだからこそ、ちょっとだけ口を挟ませてもらいたいのですが、何をもって方言とし、何をって一言語とするかは(投稿者様は当然ご存知だとわかっていますが、他の視聴者様のため)政治的意図が大きく絡むので、たとえば中国の言語数については「データ無し」です。例えば北京大の言語学教授が、「中国の○○地方の○○方言は他言語からの類似性が認められず、一言語とみなすべきだ」とかいったら、話題の国家安全法とかで処分されるでしょう。広東語と共通中国語(普通话)が方言とは言えないほど異なるのは有名な話でしたが、広東と北京で平均身長が6~7cm程度違うのは知らない人が多いと思います。これはヨーロッパで言えばマドリードとベルリンぐらいの差だと思います(多分) もちろん現代中国では若い人はみな共通中国語を話せますが、これはラジオ・テレビの普及によるものです。日本政府でさえアイヌ語とかを認めるのに時間がかかったんですから、方言と言語はとてもセンシティブな話題です。あと、他の方もコメントされていますが、言語の発達の基本はやはり自然発生+自然淘汰で、「意思の疎通を阻害」というのはちょっと特殊なのではと感じました。例えばグループ上層部が新しい単語を「開発」したとしても、それは彼らだけの隠語というレベルにとどまるだろうし、一般民衆にとっては意思疎通ができなくなることよりも できるようになるメリット(圧力)のほうが強いと思うからです。また、新しく隠語を作ることはあっても新しい文法構造を人工的に作って、ラジオもない時代に一般民衆レベルまで普及定着させることは不可能だと思うからです。意思疎通を阻害するという目的よりかは、意思疎通の必要性がなかったというほうが個人的にはしっくりきます。最後に、基礎単語を類似性推測のために使う話は恥ずかしながら知らなくて、とても感動しました。ここらへんはビッグデータと人工知能で一気に研究が進みそうですね!今回も面白かったです。応援してます
ニュージーランド出身です。このビデオがあまり分かりましたけど、言語学を学んでいますから、この動画面白くて楽しかったですよ。
生きとったんかワレ!(楽しみにしてましたありがとうございます)
バスク語族、追い込まれた結果「orz」みたいになってて草
最初から大上段に「いわゆるアーリア民族が…」などとやらずに、比較的わかりやすい仮説提示と試行錯誤に十分時間を掛けている構成が見事。地理学と気候理論も“遠くて近い”
このいろんな分野を跨ぐ学際的な考察!地理学の面白さが詰まってやがる!素晴らしい編集です!
こういう人文社会系の対象を理系的(というのもあれやけど)に考察するの、元物理選択の総人学生としてはめちゃくちゃ楽しい
文転?理系で受けなかったの?
京大?
単なる地理の解説動画と油断していたら、言語・気候・歴史・地質などなど広範に渡って解説する主さん。
歴史を考慮せず推論した場合の思考実験として大変面白かったです。ただ、気温による等値線の理屈では、結局のところインドシナ半島、中部アフリカ以西の多言語地域の説明が十分にはできないと思います。歴史の学徒における有力な「言語類似性の原因」は古代の帝国による侵略可能な版図が挙げられています。ご指摘の通り、気候は帝国の侵略可能な版図に大きく影響します。アッカド帝国、バビロニア帝国、アッシリア帝国、ペルシア帝国、アレクサンドロスの帝国、ローマ帝国の版図がほぼインド=ヨーロッパ語族です。エジプト古王国、中国の帝国、モンゴルの帝国がそれぞれの版図で各語族を形成します。これら前近代における騎馬兵力の強力さは想像がしやすいと思います。その気候と地形にあった騎馬兵力および軍隊と遠征可能な輜重部隊の派遣可能地域が前述の侵略可能な版図になります。このとき、馬がそもそも寒冷で乾燥した地域に適した生き物であること、沼沢の多い地域や起伏に富んだ地域、大山脈や広い海に隔てられた地域は大兵力による侵略が行いにくい事などから、インドシナ半島、中部アフリカ以西は大帝国の侵略を免れ、多数の言語が生き残り、平地の多い欧州は大帝国に侵略され、先住民が根絶やしにされて事で言語や文化は消失しました。なお、言語を人工的に作る試みは近世まで行われておらず、基本的には自然発生的なものであったと駅史関係では多くの人に考えられています。そもそも、歴史上人間はほぼ常に「自分の優位を守る」文明より「他社の優位を吸収する」文明の方が勢力を強めるため、言語は他言語の単語を取り込んでいく傾向があります。以上、駄文です。この書き込みは各種書籍で語られる内容を切り貼りしただけの、新規性や独自性のない面白みのない文章ではあります。それに引き換え、興味深い動画をありがとうございました。
長い
ガチで面白いし繋がってくの見るとゾクゾクする……すげぇチャンネルを見つけた……
毎回鳥肌が立つほどの動画で恐ろしい・・・今回も大変おもしろかったのですが、主は大学教授ではないかと思えるほど、説明のレベルが高いし言語学と地理学がこんな風に結び付けれるのは正直主は何者なんでしょうか・・・
編集の細部に手間をかけているのがよくわかり感心です。
インドは先住ドラビタ族にアーリア民族が侵入したんですよね。このアーリア民族で有名なのがナチスのドイツで、つまりインド人とドイツ人は同じご先祖だったの!?って、高校生の時だいぶ違和感を感じたのを思い出しました。稀に見る面白いチャンネルだと思います。登録しました!
インド人は多種雑多な多人種国家なので女の子に向かって「もう少し肌が白かったら良かったのにね」という感覚が残っているらしいそしてインド人で肌がわりと白い人がそのアーリア系の人種だという説がある
そのアーリア系とか昔言われていたいわゆる白肌青目の出自は北欧南部なんだけどな。インドと欧州で共通の祖先をもっているという言い方の方が正しい。ゲルマン系(要はアーリア系)は欧州全土に拡散している。
何か消えちまうな、、?ともかく返信有難う!インドが絡むと何かと難しさが増すなぁ笑
ためになるチャンネルですね!
高校の世界史で出てきたインド=ヨーロッパ語族の名称の由来がやっとわかりました👍ありがとうございます。
インドヨーロッパ語族自体は知ってましたけど、温度変化による民族移動説は初めて知りました。良い動画をありがとうございました
相変わらずの教養と博学の暴力で震えました。世界史好きですが、やっぱり社会科って地理を始め色々関連しててすごく面白いですよね。しかも地理に至っては理系分野(生物学、気候など)との関連もあって、そのダイナミクスがオタクにはたまりません笑
まず、専門でない分野についてこれほどまでに深く調べ、至る所で配慮とリスペクトを施し、専門分野とからめて面白い動画を作り上げる、その意識の高さを尊敬します。その上で、おそらくそのチェックを抜けてしまったであろう、誤りと言ってよい二点を指摘させていただきたいです。僕もただのマニアでしかないのですが……一、独自性を保存するために新たな言語を生む二、ある一つの単語の概念と発音が一致すればそれは同根であって偶然はありえない一点目の言語学に対する有害性は、「土着的な言語が自然言語ではなく人工言語であるかもしれない」という期待を産んでしまうことです。実際のところ、特定の目標のために一つの民族が言語を丸々入れ替えてそれが定着した例は、極端な例を除けばありません。 まるっきり新しい人工言語が人の母語となった例としてはエスペラント語があります。これは、エスペラント語を学んだ国際カップルが、お互いの母語では意思疎通ができないために家庭内でエスペラント語を使い続けた結果、その子供の母語がエスペラント語になったというものです。しかし現在、エスペラント語が母語として広く定着している地域や国家はありません。 このように、自然発生的でない人工言語が元の言語に置き換わってしまうというのは、なかなかにありえない話です。おそらく動画のこの部分で実際に起こっている現象は、単に「人間の言語というのは交易があった程度では統一されづらい」結果として、「支配的大規模な民族移動や征服活動の少なかった地域では、たとえ交易が盛んになったとしても言語の多様性が保たれた」ということなのではないでしょうか。 最初に挙げた有害性が働くとどうなるのかというと、たとえば「韓国語は中国語と日本語を使って戦前に日本政府によって作られた人工言語だ」といったデマ(というか、たぶん共和語とごっちゃにした勘違い?)に騙されやすくなってしまいます。信じ難いかもしれまえんが、そうした主張をなされる方が、ないしは思想に関係なく「へえそうなのか」と納得してしまって単なる噂として再生産してしまう方がいらっしゃいます。そういった誤情報は広まってしまう背景には、いわゆる「なんちゃって言語学」に影響されて言語リテラシーが低下してしまいがちな状況があります。「なんちゃって科学で水素水が売れた」のと似ている話だと言えば伝わりやすいと思います。けっこう怖い話なんです。 次に二点目の有害性ですが、これがまかり通ると、全く関連性のない言語でも同根関係や借用関係をでっち上げることが可能になってしまいます。 全く関係のない単語でも、三つや四つの例でいくと偶然一致することがままあります。たとえば英語のoccur(起こる・見出される)と日本語の「起こる」や、アラビア語のanta(あなた)と日本語の「あんた」は概念も発音もよく似ていますが全く関係がありません。occurの語源はラテン語の「〜の方へ走る」を表す語根が単語として成立したものですし、日本語の「あんた」は「あなた」の母音が脱落したもので、「あなた」は元々「あちらのほう、遠く離れた所(彼方)」を意味する単語です。 このように、同根関係や借用関係なしに全くの偶然で発音と概念がぴたりと一致する、ということは、数単語程度ならよく起こります。 最初にあげた有害性が働くとどうなるのかというと、たとえば「日本語とヘブライ語は起源が同じだ!」といったデマ(いわゆる日ユ同祖論に騙されやすくなります。一部の単語が似ているだけで「偶然の一致」の可能性を排除できるのだ、と思ってしまうと、適当なこじつけによる主張でも真実味を帯びて感じられてしまいます。これはけっこう恐ろしい問題で、今でもこの日ユ同祖論やそれに近いような主張は、ネット・リアルを問わず根強い人気があり、それに引き込まれてしまう方が多いです。 こういった「言語学について言及することで視聴者に誤解を与えるかもしれない」ことを、極力排除するために、とてつもない努力をされたことが、この動画の至る所から感じられます。単語の同根関係と言語の系統はまた別の話だと注意したり、随所で言語学の功績を称えたり、たくさんの注釈を入れたりなど、言語学マニアにとってはとてもありがたい配慮があってすばらしいと平伏します。その上で、この素晴らしいコンテンツをさらに完璧に近づけるために指摘させていただきました。長文コメント失礼します……
興味をひき且つ分かりやすい動画で面白い これからも頑張ってください😆
寒冷化がインド・ヨーロッパ祖語を話す人々を各地に移動(侵略)させたというのは本当だろうと思います。歴史上、気候変動によって騎馬遊牧民が大規模な移動をするというのはよくありました(フン族、テュルク系民族、モンゴル系民族の移動など)。それから、侵略・定住に成功した地域はやっぱりもともとの地域でしゃべっていた言語を保持することが多いです(原住民や周辺民族の言語に乗り換えることもありますが)。その傾向がインド・ヨーロッパ人の文化では強かったから、祖語の形態まで割り出せるほど世界に拡散して、各地の言語が似ることになったともいえそうです。
最初の展開で気候変動に触れてから、最後にその話を持ってくるの本当に胸熱
アカデミックで、話の展開もいい。興味をそそられ引き込まれる動画です。
ゆっくり解説系は色々見るけどこのチャンネルが1番面白い今後も質の高い動画を期待してます
概要欄すげぇなあ。よくそんな考えになるなあ(褒め)俺じゃあそんな思考にならないよ。そして今回も面白かったし、勉強になりました。
情報伝達の阻害って、それを目的に各藩の大名が方言を発達させまくったって聞いた。青森の爺さんと鹿児島の婆さんが語り合えないやつ。世界的にあったんだ。寒いと砂漠化も驚いたけど、暑くなると台風や豪雨が元気になる近年の日常の逆ってこと?等温線と語族の一致、感動した。
御意でござります!①薩摩藩は徳川幕府と対立してたから、天井裏に潜入した隠密に話聞かれても平気なように、隣の熊本宮崎の者にすら理解できないほど薩摩弁を難解に作り変えた、という伝説、昔からありますね。②南極大陸は実はサハラの面積を上回る世界最大の砂漠ですよね。私もそれ知って最初はぶったまげましたが、紛れも無い事実です。
いや砂漠化の原因には信頼性ある証明ないさろくにわかってないだろ。寒いからなるってのはおかしい。それだけが理由なら、暖かくなって時間たてば植物が増えそうなもんだし、今でも砂漠に雨がふらない理由にならないだろ。砂漠化の原因が寒冷化なんて間違ってるでしょ。
大学で言語学を少しだけかじった自分にとって、メチャクチャ面白い話でした。研究者の方々と投稿主さんに感謝です。
まじ勉強になります!
考察がいっぱいあってすごく楽しい
すごく丁寧に動画が作り込まれていて、内容が毎回すごく面白い!!!今回もワクワクしながら見れました!地理って面白いんですね!
動画に出てきた国際音声字母(IPA)が読めるくらいには言語学ガチ勢の視聴者です。印欧(インド・ヨーロッパ)語族が取り上げられて非常に嬉しく思っています。「人との交流があるがゆえに交流を拒絶し、結果バリエーションに富む」というのも面白い学説ですが、実は「交流がありすぎたからこそバリエーションに富む」というのは案外そこまで安直なものでもないのです、あくまでも一つの学説ではありますがね。印欧語族とは異なりますが、例えばパプア・ニューギニアの言語数は800以上と言われています。これは多民族国家である彼らが、「民族としてのアイデンティティを確たるものにするために」あえて言語が分かれている説もあるのです(詳細は長くなりすぎるので省きます)。言語によってアイデンティティを獲得するというのも面白い例です。
生の国際音声表記が普通に読めちゃって、自分が変態だって実感できました感謝します
ここの動画ほんと出来が良くて見やすくてわかりやすくておもしろいのにすごく勉強になって神
今日塾でインド・ヨーロッパ語族と区分しの第一歩となったのはグリム兄弟の研究という話を聞いて、ベルリンオリンピックでインド人は元はドイツ民族と同じ起源にあるため応援の対象になったという話を思い出し、この地理の動画でも納得しました!面白いです!
毎回クオリティの高さに驚かされます。素晴らしい動画をありがとうございます。
寒いところに住んでる身として、なんで寒冷地にも少なからず人が住んでるのかを動画にしてほしいです
なんも言えねえ凄いわ展開も、この労作👏なんも言えねえわ「教育用」に最適や学問研究の当然の地道さ、そして「動画作り」の地道な作業と、....
うぽつです国際音声記号なくして言語学はきついですぞ()サンスクリット語は本当にドイツ語に似てます
毎回その視点から気候に絡めるのかと目からウロコが落ちます最高です
大昔に地理学を学んだ者です。地誌的な結論にいくのかと思いきや、ちゃんと地理学的にまとめられて素晴らしですね。「地球上のあらゆる現象を扱えるのが地理学」とも言われます。これからも地理学的な解説を期待してます。
学生の頃にこのチャンネルに出会っていたら、大学では地理を専攻していたと思います。とてつもなくおもしろい有料級の講義をありがとうございます!!どんな方がこの動画を作っているのかすごく気になります😂
ちょっと言語学に関して怪しい内容がいくつかあるので、専門ではありませんが指摘いたします。14:58 「『離れた2拠点間の発音と意味が奇跡的に一致した』って考えるのはヤバい」そんなことはないです。語の種類の豊富さと発音の有限性を考えると発音と意味が一致することは確率的にそこまで低くないので、必ずその可能性は考慮されます(そのため、言語Bと言語Cの祖先が同じであったと言うためには、多くの基礎単語の発音のペアと、想定されるそれらの祖先の形、そして「祖先の形からそれぞれの言語の音への発音の変化を統一的に説明できるルール」が必要になります)。また動画内でも説明されていた通り比較言語学においては「ある言語がA分化して言語B、言語Cが生まれた」というような考え方をするので地理的な距離もある程度は考慮されます。この言語の枝分かれが積もりに積もって、結果的に遠く離れたいくつかの言語が同じ先祖だといわれている、という感じです。最初から北欧とインドとかで直接比較をするわけではありません。インドヨーロッパ語族をさらに細かく、語派(イタリック語派、スラヴ語派、インド・イラン語派など)も見るとわかりやすいと思います。余談ですが、すべての言語が共通の祖先であったとする「世界祖語仮説」なるものも存在します(ただしこの説はそこまで肯定されていません)。15:18 「『一番最初はこれでしょ?』ってモノが幾つか見つかる」重箱の隅をつつくような指摘になりますが、基本的に祖先の言語は「見つける」ものではなく「想定する/される」ものです(ロマンス語の祖先のラテン語など一部例外はありますが)。11:50 「(意思の疎通を阻害するために)異なる言語を開発しまくった」ちょっとこう考えるのは無理があると思います。こう考えるには1.人工言語を開発し、布教した人がいる2.コミュニティ内で今まで話していた言語を放棄し、新たな言語を習得した人が十分な数いるという二点を仮定しなければいけませんが、文字のない時代(当然言語学もない時代)に言語を作り、布教するというのは厳しいと思います。そもそも自主的に異なる言語コミュニティを作るという試みで成功した例というのも歴史的に見てほとんどないと思います(成功したのはエスペラントとかヘブライ語とか特殊な例くらいだと思います)(余談ですが似た話で「薩摩方言人工方言説」というのがトンデモ説として有名です)。一方で言語の数が多い理由として「言語が(言語の接触や民族の征服によって)統一されていないから」というものであれば考えられると思います。交流が盛んだと言語が似る、というのは部分的にはあって、例えば東アジアの言語を見ると中国以外でも漢語由来の語(=中国語と発音がよく似た語)が多く存在しますね(いわゆる借用語というやつです)
大変有意義なご指摘ありがとうございますm(_ _)m私のような素人には全然気付けない部分だったので、、とても助かりました
言語を阻害したんじゃなく、阻害できるような言語の部族のみ残ってきたんだろうなって
全く関連性がないように見えても、辻褄が合うんですね…すごいです
博士レベルの動画ですよね、素晴らしく面白いです。いつもありがとうございます。
非常に興味深い傑作だ。印欧語族以外の語族と地理との関係についても是非取り上げて欲しい。
ドナーと旦那の関係性を知ったときは感動したなぁ。
閼伽とAquaも
@@bagomoyo 残念、その組み合わせは同源ではなく偶然の一致です。 英語史の本が (何故か 言語学 ではなく 英語学 の本にその傾向が強い気がする) aquarium の語源解説などで未だにそんな妄説を広めている事にはムカついております。
@@DD-op1jf 言い出しっぺは言語学者未解明だとするのも言語学者解明されるまでは与太話でもいいんだよ
最近こちらのチャンネルの動画を見始めたんですが、見ながら「面白い~!」と唸ってしまいます 気候や地形が人類の歴史や文化に与える影響の大きさに驚きます
言語学博士課程マンです。おっしゃる通り、物理的な距離と言語の類似性は必ずしも一致しません。言語は自分の属する集団と他の集団を区別するものとしての役割も持っているので、結果として距離と言語の関係性は薄れてます…いつも面白い動画ありがとうございます!すきぴ…😎
どんな学問であれ博士課程マン死ぬほどかっこいい結婚して
卒業後はそういう研究機関で働くんですか?博士課程は論文ノルマや学会発表がエグそう
すきぴ!
Bunkei Doctorはツラいよ
@@nack0013 文系博士課程は地獄ッピ新卒で正規職に着けるのはほぼゼロと言っても過言ではない。
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それぞれの学問の研究結果もそこまで至るまでの基礎研究の積み重ねでしょうし学問って大事だなって改めて思いました。
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有難うございます!嬉しいです!そしてスパチャ有難うございました!
大学講義レベルのクオリティの素晴らしい動画なのに『やっぱ人間寒い所に住むもんじゃねぇ』という締めに笑った
そして私は尻尾の切れた高評価とチャンネル登録のくだりで、もう一度クスってなりました
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でも納得味が強いw。
地理の解説動画だけど言語学、歴史、気候と様々な分野の知識をまとめながら一本の動画が作られてるの凄い。
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しかも話し方も上手で見てて飽きないときたもんだ
言語学、考古学、地理学、あらゆる学問が少しずつ知恵を出し合ってこういう大きな問題が論じられているのは本当に熱い
少しずつどころか全学問がぜんりょくをだしてるよな
今回の内容に関しては、『馬・車輪・言語』が本当にオススメ
かなり広範な学術知識を要するけど、読んでいくだけで人類社会がなぜ今の形に収束したのかとか、戦争の根源や文化の普及についての要因が分かりやすく理解できる
しかも読み返した時にすんごい知識が身についていることが実感できる、人類学きっての名著ですよ!
それ知らなかったのでAmazonの探してみます!
スキピオを可愛く言う必要無いやろは草
地理系チャンネルの中でもずば抜けて面白いと思うんだよなぁ、新作見れて嬉しい
最初の「『インド=ヨーロッパ語族』は雑な分類」って、めっちゃ共感してたけど、動画の最後の「インド=ヨーロッパ語族はまさしく気候の子」「これ以上適切かつ妥当な名称など望めるだろうか(反語)」に激しく納得しました。
地理、勉強してこなかったけど、とても興味がわきました。
この人は対話形式をうまく使ってるから理解に拍車がかかる
ゆる言語学ラジオで言語ハマってたところに元々好きな地理学を混ぜるのは最高
わかる
私と趣味かぶってますね!!銃・病原菌・鉄を今よんでます
ゆる言語学ラジオで興味があり、見つけて、言語学と地理とのこの解説は最高に素晴らしいです。
地球規模の歴史も関係しているなんて!
人口密度が高いと言語の数が増えるって話はゆる言語学ラジオでも同じ内容を話されてましたね
同志
世代的にやる夫で色々楽しんだり学んだりしてたけど、今、UA-camでゆっくりで楽しんだり学んだり出来て最高です。
そう思うと語族が違う中国語とベトナム語や孤立言語の日本語と朝鮮語に発音的な観点からも影響を与えた漢字は偉大だな
現在のインドとヨーロッパの人々が元は同じ民族だったことは知っていましたが、それを地理的、気候的な視点で説明する試みにとても関心を抱きました。
アーリア人だっけ?
民族は違うのでは??
語族とは別かと。
@BuckheadVolvoS4 同じような言葉をしゃべっているからと言って民族として同じだとは全く言えないからね。
動画をよく見ればわかるけど祖語とは言っているけど祖先民族とは一言も言ってないしね。
大学のリアクションペーパー味がつよい
@@shinboutarou さ。、、、
何かこう、主の地理学的な解説が始まった時の安心感というか、頼もしさというか。
とりあえず最高です。
単に国名とか地域を紹介するだけではなく、様々な事柄を地理で解説してくれるから毎回楽しみ。
大学でインドの言語を勉強してたので、地理の視点からインド=ヨーロッパ語族の広がりを勉強できて感激しました
毎回高クオリティすぎて好き
内容の面白さはもちろんだけど、話の進め方がとても優れてる…!続きが気になる見せ方で最後まで一気に楽しめました
言語学だけじゃなく、動画の構成も含めて広く勉強になるなあ
次回作も楽しみ!
大学で半分の1単位分だけの選択授業だった自然地理学の講義が、在学中のどの講義よりもずっと印象に残り続けている。地球を覆いつくす程スケールがでかくそれでいて深い学問だなぁと。
毎回毎回、無料公開していただけるのが信じられないほどのクオリティですね…
本当に感服いたします、これからも動画楽しみにしています!!
様々な事象を調べあげた上で分かりやすい説明を目指しつつ、そのままでは語弊が生じそうな箇所に逐一注釈を挟んでいるところに好感を抱きました
6:44例えば生物においても、熱帯においては遺伝的多様性が大きくなって、逆に砂漠とか極近傍とかでは似たようなのが多くなるで!これは動画で言ってる接触頻度とか、淘汰圧の差によるニッチ確立のし易さとか色々考えられて面白い!
熱帯雨林の生態系の多様さってそういうことなんですか!?
今回もかなり勉強になって、地理という学問がさらに好きになった!
これからも頑張ってください!
文字が無いってだけで、その民族の歴史たどるの超絶難易度上がるってのに、学者の執念がマジ半端ないな……
今回もメチャクチャ面白い動画だった。高評価100回くらい押したい。
作品として、美しいです。
鑑賞させていただき、ありがとうございます。
美しいは褒めすぎだけど、嬉しいです。
説得力とユーモアと話の濃さが絶妙で毎回楽しみにしてます
こんな見事に直感とは反対なのに
ちゃんと筋通ってて納得いくのすげーな
確かにの連続だったわ
すごいハイクオリティ動画の供給ありがとうございます。
別分野の研究、学問がつながる感じが好き。
これはすごい、英語の起源とか単発のコンテンツは探せば出てくるけど、こういう複数の分野を組み合わせた分析はそうそう見ない。あと面白い。
ありがとうございます!
開幕「すきぴ」からの導入好きですwww
こんなに楽しくて時間が経つのが一瞬で感動させてくれる動画は無いです。今回もありがとうございます!
それは、良かったです!また、サンクスありがとう御座います!励みになります!
難しい学問を、こうしてビジュアルに分かりやすく楽しく解説してくれると、マジで面白いし勉強になる
ありがたい、神動画だわ、感謝感激
めちゃくちゃ面白い!
こういう、地理、言語、気候、といった視点を持った事があまりなかった
歴史は大好きなんだけれど、地理などももっと学んでいきたい
それと、地理のyoutubeって少ない気がするから、とても貴重だと思う
言語学ヲタ、地理ヲタが一緒になったカレーラーメンのような完璧な動画です。
ものすごくクオリティが高く、しかも面白い。
目からうろこってやつです。
カレーラーメン笑いましたw
例えのセンス高すぎますw
ありがとうございます。ただ、こういう動画は難しいことを詰め込みすぎて結局は「何を言いたかったんだ?」というカツカレーカツ抜きみたいな感じになるんですけどね。
うまく作られたと思いますよ。
複数の学問を組み合わせて初めて分かることをこうやって見ると、大学とかで専門的にやる内容ですら、あくまでひとつの側面からの学びでしかないんだなって理解出来る。
動画の構成、内容、まとめ方が高レベルすぎて感心した。すごい面白くていい動画でした
わいの卒論のクオリティと3とすると、
この動画は1000、超勉強になった
誤字を直せば4になりそう
@@宮坂咲花 誤字前提なの草
もっと真面目に研究して
めっちゃくちゃ面白かった。やっぱり人間自然には勝てないな
高校生の頃に抱いた疑問を説明してくれてありがとうございます。
語族とは系統が外れますが、言語が上書きされる要素に巨大王朝の影響も多分にあると思う。
当然国が大きいと周辺に影響力が増しますからね。
東アジアなら、タイ語を勉強していて、日本語に似ている単語を見つけたときに、それが中国の漢字由来だと知って納得したことあります。
@@meroppa1 周圏論?
明治維新の日本もまさに方言周圏論の円の中心ですね。「民主」や「共和国」など近代言語は日本から中国、朝鮮、ベトナムなどのアジアへ広がっていきました。
あると思う。大国だよな
ロシアが支配領域を増やすため、母語を禁止してロシア語を強制するようなのもあるしね。
理系大学生ですが、入試で選択した地理が大好きでした。今でもこういう話を聞くと地理学ってすごいなぁと思います。面白い動画をありがとうございます。
毎回構成が素晴らしく、頭にスッと入ってきます。うぷ主の教養レベルの高さを感じます。
今回も最高に興味深い動画ありがとうございます!言語と気候に関係性がないって断言されたことを覆す程の理論展開凄すぎます!自分言語に興味があるのでまた言語についての動画をあげてくださると嬉しいです〜だんだん肌寒くなる季節ですが体調に気をつけて動画投稿お願いします!(寒いとこに住むもんじゃねぇな)
Thanks!
こちらこそ有難うございます!THANKS大変励みになります!
いろんな分野のエビデンスを用いて答えに辿り着くのほんとにすごい。アカデミックの世界は縦割りではないのかな
月並みな言葉で申し訳ないのですが、地理の面白さに心惹かれるとともに、なにより動画のみやすさや構成といったクオリティの面に感動しました
今回も相変わらずの高クオリティな動画ありがとうございます👏🙇
次の動画も楽しみにしてます。
異常に面白いな、このチャンネル…凄い!!
待ってましたーー!😭最高だあ…
最後の等温線と言語区分がぴったり合わさったところ、鳥肌立ちました…
今色々と拝見しているのですが楽しませてもらってます!!特にこの回大好きです!
今回も面白かったです。
ありがとうございます。
次回作も楽しみにしています。
図、順序、言葉選び、あとは資料と知識が潤沢すぎてものすごい分かり易い。学のない人間に分かり易く説明する凄然とした凄さを感じました。
他の量産型ゆっくりとは違って濃い内容を分かりやすく解説していてメッチャ勉強になります。
今回もめちゃくちゃ面白かった!次回も楽しみに待ってます
この話高2の時の世界史でされたわ
あの人やっぱ優秀だったんやな
こういう素晴らしい知見をユーチューブで見られる時代に、人生の最終盤でかろうじて遭遇した身の福運を感じます。
一番更新を楽しみにしているチャンネルです。高校の地理選択の自分としては、等温線を見たとき高校のクラスメイトに偶然会ったときのような懐かしさを覚えました。
大好きだからこそ、ちょっとだけ口を挟ませてもらいたいのですが、何をもって方言とし、何をって一言語とするかは(投稿者様は当然ご存知だとわかっていますが、他の視聴者様のため)政治的意図が大きく絡むので、たとえば中国の言語数については「データ無し」です。例えば北京大の言語学教授が、「中国の○○地方の○○方言は他言語からの類似性が認められず、一言語とみなすべきだ」とかいったら、話題の国家安全法とかで処分されるでしょう。広東語と共通中国語(普通话)が方言とは言えないほど異なるのは有名な話でしたが、広東と北京で平均身長が6~7cm程度違うのは知らない人が多いと思います。これはヨーロッパで言えばマドリードとベルリンぐらいの差だと思います(多分) もちろん現代中国では若い人はみな共通中国語を話せますが、これはラジオ・テレビの普及によるものです。日本政府でさえアイヌ語とかを認めるのに時間がかかったんですから、方言と言語はとてもセンシティブな話題です。
あと、他の方もコメントされていますが、言語の発達の基本はやはり自然発生+自然淘汰で、「意思の疎通を阻害」というのはちょっと特殊なのではと感じました。例えばグループ上層部が新しい単語を「開発」したとしても、それは彼らだけの隠語というレベルにとどまるだろうし、一般民衆にとっては意思疎通ができなくなることよりも できるようになるメリット(圧力)のほうが強いと思うからです。また、新しく隠語を作ることはあっても新しい文法構造を人工的に作って、ラジオもない時代に一般民衆レベルまで普及定着させることは不可能だと思うからです。意思疎通を阻害するという目的よりかは、意思疎通の必要性がなかったというほうが個人的にはしっくりきます。
最後に、基礎単語を類似性推測のために使う話は恥ずかしながら知らなくて、とても感動しました。ここらへんはビッグデータと人工知能で一気に研究が進みそうですね!今回も面白かったです。応援してます
ニュージーランド出身です。このビデオがあまり分かりましたけど、言語学を学んでいますから、この動画面白くて楽しかったですよ。
生きとったんかワレ!(楽しみにしてましたありがとうございます)
バスク語族、追い込まれた結果「orz」みたいになってて草
最初から大上段に「いわゆるアーリア民族が…」などとやらずに、
比較的わかりやすい仮説提示と試行錯誤に十分時間を掛けている構成が見事。
地理学と気候理論も“遠くて近い”
このいろんな分野を跨ぐ学際的な考察!地理学の面白さが詰まってやがる!素晴らしい編集です!
こういう人文社会系の対象を理系的(というのもあれやけど)に考察するの、元物理選択の総人学生としてはめちゃくちゃ楽しい
文転?理系で受けなかったの?
京大?
単なる地理の解説動画と油断していたら、言語・気候・歴史・地質などなど広範に渡って解説する主さん。
歴史を考慮せず推論した場合の思考実験として大変面白かったです。ただ、気温による等値線の理屈では、結局のところインドシナ半島、中部アフリカ以西の多言語地域の説明が十分にはできないと思います。歴史の学徒における有力な「言語類似性の原因」は古代の帝国による侵略可能な版図が挙げられています。ご指摘の通り、気候は帝国の侵略可能な版図に大きく影響します。アッカド帝国、バビロニア帝国、アッシリア帝国、ペルシア帝国、アレクサンドロスの帝国、ローマ帝国の版図がほぼインド=ヨーロッパ語族です。エジプト古王国、中国の帝国、モンゴルの帝国がそれぞれの版図で各語族を形成します。これら前近代における騎馬兵力の強力さは想像がしやすいと思います。その気候と地形にあった騎馬兵力および軍隊と遠征可能な輜重部隊の派遣可能地域が前述の侵略可能な版図になります。このとき、馬がそもそも寒冷で乾燥した地域に適した生き物であること、沼沢の多い地域や起伏に富んだ地域、大山脈や広い海に隔てられた地域は大兵力による侵略が行いにくい事などから、インドシナ半島、中部アフリカ以西は大帝国の侵略を免れ、多数の言語が生き残り、平地の多い欧州は大帝国に侵略され、先住民が根絶やしにされて事で言語や文化は消失しました。なお、言語を人工的に作る試みは近世まで行われておらず、基本的には自然発生的なものであったと駅史関係では多くの人に考えられています。そもそも、歴史上人間はほぼ常に「自分の優位を守る」文明より「他社の優位を吸収する」文明の方が勢力を強めるため、言語は他言語の単語を取り込んでいく傾向があります。以上、駄文です。この書き込みは各種書籍で語られる内容を切り貼りしただけの、新規性や独自性のない面白みのない文章ではあります。それに引き換え、興味深い動画をありがとうございました。
長い
ガチで面白いし繋がってくの見るとゾクゾクする……すげぇチャンネルを見つけた……
毎回鳥肌が立つほどの動画で恐ろしい・・・
今回も大変おもしろかったのですが、主は大学教授ではないかと思えるほど、
説明のレベルが高いし言語学と地理学がこんな風に結び付けれるのは正直主は何者なんでしょうか・・・
編集の細部に手間をかけているのがよくわかり感心です。
インドは先住ドラビタ族にアーリア民族が侵入したんですよね。このアーリア民族で有名なのがナチスのドイツで、つまりインド人とドイツ人は同じご先祖だったの!?って、高校生の時だいぶ違和感を感じたのを思い出しました。
稀に見る面白いチャンネルだと思います。登録しました!
インド人は多種雑多な多人種国家なので女の子に向かって「もう少し肌が白かったら良かったのにね」という感覚が残っているらしい
そしてインド人で肌がわりと白い人がそのアーリア系の人種だという説がある
そのアーリア系とか昔言われていたいわゆる白肌青目の出自は北欧南部なんだけどな。
インドと欧州で共通の祖先をもっているという言い方の方が正しい。
ゲルマン系(要はアーリア系)は欧州全土に拡散している。
何か消えちまうな、、?ともかく返信有難う!
インドが絡むと何かと難しさが増すなぁ笑
ためになるチャンネルですね!
高校の世界史で出てきたインド=ヨーロッパ語族の名称の由来がやっとわかりました👍ありがとうございます。
インドヨーロッパ語族自体は知ってましたけど、温度変化による民族移動説は初めて知りました。良い動画をありがとうございました
相変わらずの教養と博学の暴力で震えました。
世界史好きですが、やっぱり社会科って地理を始め色々関連しててすごく面白いですよね。
しかも地理に至っては理系分野(生物学、気候など)との関連もあって、そのダイナミクスがオタクにはたまりません笑
まず、専門でない分野についてこれほどまでに深く調べ、至る所で配慮とリスペクトを施し、専門分野とからめて面白い動画を作り上げる、その意識の高さを尊敬します。その上で、おそらくそのチェックを抜けてしまったであろう、誤りと言ってよい二点を指摘させていただきたいです。
僕もただのマニアでしかないのですが……
一、独自性を保存するために新たな言語を生む
二、ある一つの単語の概念と発音が一致すればそれは同根であって偶然はありえない
一点目の言語学に対する有害性は、「土着的な言語が自然言語ではなく人工言語であるかもしれない」という期待を産んでしまうことです。実際のところ、特定の目標のために一つの民族が言語を丸々入れ替えてそれが定着した例は、極端な例を除けばありません。
まるっきり新しい人工言語が人の母語となった例としてはエスペラント語があります。これは、エスペラント語を学んだ国際カップルが、お互いの母語では意思疎通ができないために家庭内でエスペラント語を使い続けた結果、その子供の母語がエスペラント語になったというものです。しかし現在、エスペラント語が母語として広く定着している地域や国家はありません。
このように、自然発生的でない人工言語が元の言語に置き換わってしまうというのは、なかなかにありえない話です。おそらく動画のこの部分で実際に起こっている現象は、単に「人間の言語というのは交易があった程度では統一されづらい」結果として、「支配的大規模な民族移動や征服活動の少なかった地域では、たとえ交易が盛んになったとしても言語の多様性が保たれた」ということなのではないでしょうか。
最初に挙げた有害性が働くとどうなるのかというと、たとえば「韓国語は中国語と日本語を使って戦前に日本政府によって作られた人工言語だ」といったデマ(というか、たぶん共和語とごっちゃにした勘違い?)に騙されやすくなってしまいます。信じ難いかもしれまえんが、そうした主張をなされる方が、ないしは思想に関係なく「へえそうなのか」と納得してしまって単なる噂として再生産してしまう方がいらっしゃいます。そういった誤情報は広まってしまう背景には、いわゆる「なんちゃって言語学」に影響されて言語リテラシーが低下してしまいがちな状況があります。「なんちゃって科学で水素水が売れた」のと似ている話だと言えば伝わりやすいと思います。けっこう怖い話なんです。
次に二点目の有害性ですが、これがまかり通ると、全く関連性のない言語でも同根関係や借用関係をでっち上げることが可能になってしまいます。
全く関係のない単語でも、三つや四つの例でいくと偶然一致することがままあります。たとえば英語のoccur(起こる・見出される)と日本語の「起こる」や、アラビア語のanta(あなた)と日本語の「あんた」は概念も発音もよく似ていますが全く関係がありません。occurの語源はラテン語の「〜の方へ走る」を表す語根が単語として成立したものですし、日本語の「あんた」は「あなた」の母音が脱落したもので、「あなた」は元々「あちらのほう、遠く離れた所(彼方)」を意味する単語です。
このように、同根関係や借用関係なしに全くの偶然で発音と概念がぴたりと一致する、ということは、数単語程度ならよく起こります。
最初にあげた有害性が働くとどうなるのかというと、たとえば「日本語とヘブライ語は起源が同じだ!」といったデマ(いわゆる日ユ同祖論に騙されやすくなります。一部の単語が似ているだけで「偶然の一致」の可能性を排除できるのだ、と思ってしまうと、適当なこじつけによる主張でも真実味を帯びて感じられてしまいます。これはけっこう恐ろしい問題で、今でもこの日ユ同祖論やそれに近いような主張は、ネット・リアルを問わず根強い人気があり、それに引き込まれてしまう方が多いです。
こういった「言語学について言及することで視聴者に誤解を与えるかもしれない」ことを、極力排除するために、とてつもない努力をされたことが、この動画の至る所から感じられます。単語の同根関係と言語の系統はまた別の話だと注意したり、随所で言語学の功績を称えたり、たくさんの注釈を入れたりなど、言語学マニアにとってはとてもありがたい配慮があってすばらしいと平伏します。その上で、この素晴らしいコンテンツをさらに完璧に近づけるために指摘させていただきました。長文コメント失礼します……
興味をひき且つ分かりやすい動画で面白い これからも頑張ってください😆
寒冷化がインド・ヨーロッパ祖語を話す人々を各地に移動(侵略)させたというのは本当だろうと思います。歴史上、気候変動によって騎馬遊牧民が大規模な移動をするというのはよくありました(フン族、テュルク系民族、モンゴル系民族の移動など)。それから、侵略・定住に成功した地域はやっぱりもともとの地域でしゃべっていた言語を保持することが多いです(原住民や周辺民族の言語に乗り換えることもありますが)。その傾向がインド・ヨーロッパ人の文化では強かったから、祖語の形態まで割り出せるほど世界に拡散して、各地の言語が似ることになったともいえそうです。
最初の展開で気候変動に触れてから、最後にその話を持ってくるの本当に胸熱
アカデミックで、話の展開もいい。興味をそそられ引き込まれる動画です。
ゆっくり解説系は色々見るけどこのチャンネルが1番面白い
今後も質の高い動画を期待してます
概要欄すげぇなあ。よくそんな考えになるなあ(褒め)俺じゃあそんな思考にならないよ。そして今回も面白かったし、勉強になりました。
情報伝達の阻害って、それを目的に各藩の大名が方言を発達させまくったって聞いた。青森の爺さんと鹿児島の婆さんが語り合えないやつ。
世界的にあったんだ。
寒いと砂漠化も驚いたけど、暑くなると台風や豪雨が元気になる近年の日常の逆ってこと?
等温線と語族の一致、感動した。
御意でござります!
①薩摩藩は徳川幕府と対立してたから、天井裏に潜入した隠密に話聞かれても平気なように、隣の熊本宮崎の者にすら理解できないほど薩摩弁を難解に作り変えた、という伝説、昔からありますね。
②南極大陸は実はサハラの面積を上回る世界最大の砂漠ですよね。私もそれ知って最初はぶったまげましたが、紛れも無い事実です。
いや砂漠化の原因には信頼性ある証明ないさろくにわかってないだろ。
寒いからなるってのはおかしい。それだけが理由なら、暖かくなって時間たてば植物が増えそうなもんだし、今でも砂漠に雨がふらない理由にならないだろ。
砂漠化の原因が寒冷化なんて間違ってるでしょ。
大学で言語学を少しだけかじった自分にとって、メチャクチャ面白い話でした。
研究者の方々と投稿主さんに感謝です。
まじ勉強になります!
考察がいっぱいあってすごく楽しい
すごく丁寧に動画が作り込まれていて、内容が毎回すごく面白い!!!
今回もワクワクしながら見れました!
地理って面白いんですね!
動画に出てきた国際音声字母(IPA)が読めるくらいには言語学ガチ勢の視聴者です。印欧(インド・ヨーロッパ)語族が取り上げられて非常に嬉しく思っています。
「人との交流があるがゆえに交流を拒絶し、結果バリエーションに富む」というのも面白い学説ですが、実は「交流がありすぎたからこそバリエーションに富む」というのは案外そこまで安直なものでもないのです、あくまでも一つの学説ではありますがね。
印欧語族とは異なりますが、例えばパプア・ニューギニアの言語数は800以上と言われています。これは多民族国家である彼らが、「民族としてのアイデンティティを確たるものにするために」あえて言語が分かれている説もあるのです(詳細は長くなりすぎるので省きます)。言語によってアイデンティティを獲得するというのも面白い例です。
生の国際音声表記が普通に読めちゃって、自分が変態だって実感できました
感謝します
ここの動画ほんと出来が良くて見やすくてわかりやすくておもしろいのにすごく勉強になって神
今日塾でインド・ヨーロッパ語族と区分しの第一歩となったのはグリム兄弟の研究という話を聞いて、ベルリンオリンピックでインド人は元はドイツ民族と同じ起源にあるため応援の対象になったという話を思い出し、この地理の動画でも納得しました!面白いです!
毎回クオリティの高さに驚かされます。
素晴らしい動画をありがとうございます。
寒いところに住んでる身として、なんで寒冷地にも少なからず人が住んでるのかを動画にしてほしいです
なんも言えねえ
凄いわ
展開も、この労作👏
なんも言えねえわ
「教育用」に最適や
学問研究の当然の地道さ、そして「動画作り」の地道な作業と、....
うぽつです
国際音声記号なくして言語学はきついですぞ()
サンスクリット語は本当にドイツ語に似てます
毎回その視点から気候に絡めるのかと目からウロコが落ちます
最高です
大昔に地理学を学んだ者です。
地誌的な結論にいくのかと思いきや、ちゃんと地理学的にまとめられて素晴らしですね。
「地球上のあらゆる現象を扱えるのが地理学」とも言われます。
これからも地理学的な解説を期待してます。
学生の頃にこのチャンネルに出会っていたら、大学では地理を専攻していたと思います。
とてつもなくおもしろい有料級の講義をありがとうございます!!どんな方がこの動画を作っているのかすごく気になります😂
ちょっと言語学に関して怪しい内容がいくつかあるので、専門ではありませんが指摘いたします。
14:58 「『離れた2拠点間の発音と意味が奇跡的に一致した』って考えるのはヤバい」
そんなことはないです。語の種類の豊富さと発音の有限性を考えると発音と意味が一致することは確率的にそこまで低くないので、必ずその可能性は考慮されます(そのため、言語Bと言語Cの祖先が同じであったと言うためには、多くの基礎単語の発音のペアと、想定されるそれらの祖先の形、そして「祖先の形からそれぞれの言語の音への発音の変化を統一的に説明できるルール」が必要になります)。また動画内でも説明されていた通り比較言語学においては「ある言語がA分化して言語B、言語Cが生まれた」というような考え方をするので地理的な距離もある程度は考慮されます。この言語の枝分かれが積もりに積もって、結果的に遠く離れたいくつかの言語が同じ先祖だといわれている、という感じです。最初から北欧とインドとかで直接比較をするわけではありません。インドヨーロッパ語族をさらに細かく、語派(イタリック語派、スラヴ語派、インド・イラン語派など)も見るとわかりやすいと思います。余談ですが、すべての言語が共通の祖先であったとする「世界祖語仮説」なるものも存在します(ただしこの説はそこまで肯定されていません)。
15:18 「『一番最初はこれでしょ?』ってモノが幾つか見つかる」
重箱の隅をつつくような指摘になりますが、基本的に祖先の言語は「見つける」ものではなく「想定する/される」ものです(ロマンス語の祖先のラテン語など一部例外はありますが)。
11:50 「(意思の疎通を阻害するために)異なる言語を開発しまくった」
ちょっとこう考えるのは無理があると思います。こう考えるには
1.人工言語を開発し、布教した人がいる
2.コミュニティ内で今まで話していた言語を放棄し、新たな言語を習得した人が十分な数いる
という二点を仮定しなければいけませんが、文字のない時代(当然言語学もない時代)に言語を作り、布教するというのは厳しいと思います。そもそも自主的に異なる言語コミュニティを作るという試みで成功した例というのも歴史的に見てほとんどないと思います(成功したのはエスペラントとかヘブライ語とか特殊な例くらいだと思います)(余談ですが似た話で「薩摩方言人工方言説」というのがトンデモ説として有名です)。一方で言語の数が多い理由として「言語が(言語の接触や民族の征服によって)統一されていないから」というものであれば考えられると思います。
交流が盛んだと言語が似る、というのは部分的にはあって、例えば東アジアの言語を見ると中国以外でも漢語由来の語(=中国語と発音がよく似た語)が多く存在しますね(いわゆる借用語というやつです)
大変有意義なご指摘ありがとうございますm(_ _)m
私のような素人には全然気付けない部分だったので、、とても助かりました
言語を阻害したんじゃなく、阻害できるような言語の部族のみ残ってきたんだろうなって
全く関連性がないように見えても、辻褄が合うんですね…すごいです
博士レベルの動画ですよね、素晴らしく面白いです。いつもありがとうございます。
非常に興味深い傑作だ。印欧語族以外の語族と地理との関係についても是非取り上げて欲しい。
ドナーと旦那の関係性を知ったときは感動したなぁ。
閼伽とAquaも
@@bagomoyo 残念、その組み合わせは同源ではなく偶然の一致です。 英語史の本が (何故か 言語学 ではなく 英語学 の本にその傾向が強い気がする) aquarium の語源解説などで未だにそんな妄説を広めている事にはムカついております。
@@DD-op1jf
言い出しっぺは言語学者
未解明だとするのも言語学者
解明されるまでは与太話でもいいんだよ
最近こちらのチャンネルの動画を見始めたんですが、見ながら「面白い~!」と唸ってしまいます 気候や地形が人類の歴史や文化に与える影響の大きさに驚きます