1960年代のヒッピーたちのバイブルは松尾芭蕉だったそうです。古池や蛙飛び込む水の音。水の音を使って間接的に静けさを表したこの表現は視覚的で西洋人には新鮮だったのでしょう。英訳では Sound Of Water.と訳されています。この相対性理論的表現をポール・サイモンが読んで、Sound Of Silence の着想を得たことは間違いないと思います。スピルバーグもヒッピーの出身ですからこの相対性理論的表現を彼の作品の中で沢山使っています。迫り来る恐竜の恐怖をコップの水の揺れで表現するとかです。
”Sounds of Silence”を”音のない静かな世界”と表現され、なるほどそうだったのかと感心いたしました。沈黙の音、静寂な音というのは数字でいうとゼロのようなもので、何も聞こえない状態も音のひとつということですね。それは吸音材に囲まれた無音室に入ったような状態に、もっというと、光も重力も感じないな状態につつまれたような感覚なのかもしれませんね。この歌詞の意味をもっと深く考えてみようと思います。
いい訳です。意訳に過ぎるということもなく。・・・はい、わたしも中坊の頃に訳してみようとしたクチです。 ただ一点だけ。I turned my collar to the cold and dampの部分は、「冷たく湿ったものを避けようとして、思わず襟を立てる」という意味だと思います。この、禍々しいものを本当は避けたい、というニュアンスがあれば、この訳はカンペキです。
Paul SimonとBob Dylanは1999年に3か月間の北米コンサートツアーを一緒にやっています。EnglishのWikipediaのPaul Simonの項に少し記述があります。ある会場ではPaulのソロコンサートが前半、Bobのソロコンサートが後半で、その間のところで数曲をふたりでやる、次の会場では前半と後半を入れ替える、という感じで、どっちかがメインを張っているようにはならないように行われたと記憶しています(それぞれバックバンドは従えていました)。私は持っていませんが、ブートレッグ音源も残されているようです。
フィルムもですが、訳も圧巻ですね。
初めて聴いた中学生のときから「静寂の音ね」とわかったように解釈してしていましたが、飛んでもなく奥深く示唆に富んでいることがわかりました。
ありがとうございました。
コメントをくださりありがとうございました。
嬉しいです。
動画制作はパラで走っていて本曲の和訳は完成までに3ヶ月もかかってしまいました。
それゆえにとても元気を頂きました。
感謝です。
当時中学生だった私はこの曲の響きの美しさに夢中になって聞いていました。歌詞の意味は全く理解できませんでしたが、出てくる単語は簡単だったので何となく聞いていましたが、貴殿の和訳でそうだったのかと納得しています。井上陽水の作った曲の歌詞も本人がそう言っていますが感覚的なもので聴く人がそれぞれの想いで解釈すればいいと言っていたように思います。それにしても、ボブディランとの共演の動画は貴重で、演奏者間の阿吽の呼吸でプレイしている姿に感動を覚えます。
コメントをくださりありがとうございました。
おっしゃる通りボブディランと次第に呼吸が合う演奏に私も痺れました。
歌詞の解釈も同感でなんか文法だ、指示語だのなコメントも来る中救われました。
良い時代になったもんだ。ノーベル賞で騒がせたボブディランとポールサイモンの貴重なデュオ映像を見ながら、難解な歌詞の和訳の、一つの解釈を拝読させていただいている。映像にも和訳にも感謝しかない。
コメントをくださりありがとうございました。
ありがたいご感想に感謝です。
励みになります。
すごいねぇ!デュオも和訳歌詞も。ゾクッ、としました。
コメントをくださりありがとうございました。
私も同感です。
見つけた時、ゾクっとしました。
すごい和訳です。この意訳が、この曲にフィットして、しみじみ味わうことができました。❤
コメントをくださりありがとうございました。
素敵なご感想に感謝です。
とっても励みになります。
ありがとうございました。
1960年代のヒッピーたちのバイブルは松尾芭蕉だったそうです。古池や蛙飛び込む水の音。水の音を使って間接的に静けさを表したこの表現は視覚的で西洋人には新鮮だったのでしょう。英訳では Sound Of Water.と訳されています。この相対性理論的表現をポール・サイモンが読んで、Sound Of Silence の着想を得たことは間違いないと思います。スピルバーグもヒッピーの出身ですからこの相対性理論的表現を彼の作品の中で沢山使っています。迫り来る恐竜の恐怖をコップの水の揺れで表現するとかです。
深いコメントをくださりありがとうございました。
東洋思想に染まっていましたとは言え松尾芭蕉とは驚きでした。
貴重で詳しい情報、ありがとうございました。
これはすげー!宝物になりました❤
コメントをくださりありがとうございました。
素敵なご感想に感謝です。
とても嬉しいです。
預言者の言葉は地下鉄の柱やアパートの壁に書かれているというこのフレーズが好きだった。
コメントをくださりありがとうございました。
そうなんですよね。
私も同感です。
選挙のポスターもありますね。
大事なことなのに無視して投票もせずに今の有り様。
他にもたくさんあります。
有難う御座います、レアですね。ケネディ暗殺後の事を歌ったと聞いた事あります。ディランのハーモニカ良いですねぇ💕
コメントをくださりありがとうございました。
そうなんですよー
この時代のディランのハーモニカってなかなかお目にかかれません。
見事な訳詞、感服した
この2人での…、は豪華やね
コメントをくださりありがとうございました。
素敵なご感想に心から感謝です。
とても嬉しですし励みになります。
やっぱり音楽は曲と詩が一つになって、情景、感性、共感などで出きあがるものです、昨今のグループで化粧して踊って歌ってる姿を見てあれは音楽なのかと思います。
コメントをくださりありがとうございました。
音楽って基本的にケルト音楽とかに見られる思い、伝えたいことが欠かせないですね。
それと口ずさむことが出来ることも大切な要素だと思うのです。
おっしゃるように世代間で届くメッセージ形式と感性が違うとギャップを感じてしまいます。
今は観ていませんが紅白歌合戦を観ていると正に難解に感じます。
シンパシーよりノリが大切な時代なのかもしれません。
ヤバいね。サウンドオブサイレンスの歌詞。
訳詞ありがとうございます。
まるで現在の日本人もこんな感じですね。
コメントをくださりありがとうございました。
深いご感想に感謝です。
最初はサウンドオブサイレンスを「沈黙な奴隷」にしようと思っていたんです。
そうするとホテルカリフォルニアのコメントにあるような学校英語教育の権化みたいなコメントがきちゃうわけなんです。
一つの解釈と言っているので、頂いたコメントのようの更に「こんな風にも思います」的ができないんですね。
電車の中ではスマホで声なき会話をしていて、世界中の人が自らポシティブな発信と行動をしているのに沈黙している。
ご感想の通りだと思います。
@@anokoro_anotoki 「沈黙な奴隷」まさにその通り!自分も含めて諦念に占拠されています。
ディランとサイモンが、しかもどっちかつーとディランがこの曲をやりたいんで、サイモンに来て貰った的なノリで、デュエットしてるなんて全然知りませんでした‼︎ 調貴重な映像、ありがとうございました‼︎ いやぁ、鳥肌立ちました‼︎
コメントをくださりありがとうございました。
私も同感です。
次第にデュオになってゆく様は感動してしまいます。
励みになります。
まさかボブ・ディランポール・サイモンのサウンド・オブ・サイレンスがあったとは!天才詩人2人の共演に胸が熱くなりました。それにしても深刻悲壮感漂う内容ながらどこかしら清潔感や強靭な精神感じる歌詞ですね
コメントをくださりありがとうございました。
素敵なご感想に感謝です。
励みになります。
感動しすぎて…涙しか出ない
皆様のコメント読んでまた涙
この曲出会った50年前の衝撃を思い出す
コメントをくださりありがとうございました。
ご感想が嬉しくてうるっときました。
ありがとうございました。
励みになります。
私のバイブルです。動画配信の方有り難うごさいます。まさかボブディランとポ―ルサイモンが一緒に😮思いもしなかった。貴重な歴史的動画です。有り難うございます。
コメントをくださりありがとうございました。
素敵なご感想に感謝です。
励みになります。
ありがとうございました。
”Sounds of Silence”を”音のない静かな世界”と表現され、なるほどそうだったのかと感心いたしました。沈黙の音、静寂な音というのは数字でいうとゼロのようなもので、何も聞こえない状態も音のひとつということですね。それは吸音材に囲まれた無音室に入ったような状態に、もっというと、光も重力も感じないな状態につつまれたような感覚なのかもしれませんね。この歌詞の意味をもっと深く考えてみようと思います。
コメントをくださりありがとうございました。
思慮に満ちたご感想、嬉しく思います。
実は「沈黙の奴隷」にしたかったのですが反感が恐ろしくて留まりました。
励みになりました。ありがとうございました。
schinoさんの、「吸音材に囲まれた無音」という解釈に100%同感です。
「音(人々の声)が悉く無効化された世界」
を表現しているのだと思います。
高校の頃、当時はポールもアーティーもソロ活動していた時期でしたが、この曲を聴いて本当に訳せなくて、でも素晴らしいメロディーと歌声でよく聞いていました
コメントをくださりありがとうございました。
思い出話しをありがとうございました。
難しい歌詞ですね。
本動画の和訳、三ヶ月かかりました。
ポールがボブに影響されて描いたと思われる歌詞、そしてアートとのデュオでは控えめに表現していたボブ風の歌い回し。
そのニュアンスを逆輸入的に汲み取ってそこに寄せながら歌うボブ。
すごい映像ですね。
和訳も、見事に行間を埋めてくださっていて、何となくで受け取っていたつながりが言語化されていて感動しました。
こんな歌詞が書けたらなぁと思いました。
ありがとうございます。
コメントをくださりありがとうございました。
ご感想とても嬉しいです。
おっしゃるように次第に融合するハーモニーが素晴らしくて最初に見た時感動しました。
和訳はかなり時間を要しましてご感想に感謝、そして励みになります。
ありがとうございました。
マンハッタン計画に携わった 依頼された学者の脳が、浅い眠りと寝不足の現実の毎日, 日々を繰返し行き来する中、夢の中で見て覚えていた記憶と現実の中での出来事と想像、其々朧気 断片的 抽象的になってしまうが何とか繋がる様に書き留めていたということを創造もしくは閃いて作ったのかなと大昔に思ったことがありました
コメントをくださりありがとうございました。
なかなか深い解釈ですね。
参考になります。
良い感性の歌詞でした😅
コメントをくださりありがとうございました。
サイモン&ガーファンクルの歌詞は感性に刺さります。
いい訳です。意訳に過ぎるということもなく。・・・はい、わたしも中坊の頃に訳してみようとしたクチです。
ただ一点だけ。I turned my collar to the cold and dampの部分は、「冷たく湿ったものを避けようとして、思わず襟を立てる」という意味だと思います。この、禍々しいものを本当は避けたい、というニュアンスがあれば、この訳はカンペキです。
コメントをくださりありがとうございました。
とっても嬉しいコメントありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
ちと表現の仕方、より丁寧に考えてみます。
頂いご感想のようなコメントは貴重です。
感謝です。そして励みになります。
高校生の時、サウンドオブサイレンス、ホテルカリフォルニア、天国の階段。どうにもこの3曲の訳が全く出来なくて頭を悩ませたのを思い出した。
コメントをくださりありがとうございました。
私も同じです。
多少英語の知識が付くと今更理解するわけでして、なんか惜しいことをした感じがします。
ボブディランさんは、その歌詞の文学性で数年前にノーベル文学賞を受賞しているよね!
コメントをくださりありがとうございました。
おっしゃる通りです。
下記で動画にしていますので是非ご視聴頂ければ嬉しいです。
ua-cam.com/video/t43PAsLxdsU/v-deo.html
高1の夏休み今は無い横浜馬車道に有ったスカラ座て見ました、多感な私に🎉は過激でした
同じ頃、ロミエットとジュリエツトの映画も上映も有り対象的でした、良い映画が沢山出た時代でした‼️
コメントをくださりありがとうございました。
素敵な思い出話しをありがとうございます。
我が街にもその昔、映画館がいくつもあって名画がたくさんありました。
懐かしいです。
ボブ・ディランが独特の歌い方だからポール・サイモンがハモリにくそう。
コメントをくださりありがとうございました。
次第に噛み合う様がライブの見所ですね。
最後はきちっと決める。
プロだなあと思いました。
Thanks
good job!
Thank you very much for your comments.
Your feedback has inspired me.
Paul SimonとBob Dylanは1999年に3か月間の北米コンサートツアーを一緒にやっています。EnglishのWikipediaのPaul Simonの項に少し記述があります。ある会場ではPaulのソロコンサートが前半、Bobのソロコンサートが後半で、その間のところで数曲をふたりでやる、次の会場では前半と後半を入れ替える、という感じで、どっちかがメインを張っているようにはならないように行われたと記憶しています(それぞれバックバンドは従えていました)。私は持っていませんが、ブートレッグ音源も残されているようです。
コメントをくださりありがとうございました。
そうだったんですね。
コンサートに音声に「サプライズ」と聞こえる箇所がありましてそんな解説にしてしまいました。
参考になりました。
ありがとうございました。
ウォーすごい凄すぎる映像だけ見た、悪いけど和訳見れなかった。この次和訳を見ようと思う
コメントをくださりありがとうございました。
同感です。
違う動画で制作をしていたのですがこれを見つけて差し替えました。
ディランがハーモニカって郷愁をかんじます。
貴重な映像ですね
でも やっぱり SP本家本元オリジナルが1番です
コメントをくださりありがとうございました。
はい、おっしゃる通りです。
他のチャンネルでオリジナルがたくさん公開されていますので
おっしゃるように貴重な映像に急遽差し替えました。
言論統制で自由の無い嫌な静けさを皮肉っている所がある様に解釈しました。
コメントをくださりありがとうございました。
私も同し考えで和訳をしてみました。
ご感想ありがとうございました。
沈黙はまるで癌細胞のように増殖する
という歌詞をみてこの曲は対話の大切さを説いているのかなと。現実に目をやると国家間個人間どちらもコミュニケーション不全によって憎しみ、勘違い、憎悪、偏見、被害妄想など様々な軋轢や対立が生まれてしまうのは確かなようで、この曲を20代で作ったポール凄いなと改めて実感しました
コメントをくださりありがとうございました。
おっしゃる通りかと思います。
直近で言えば町中に選挙ポスターがあっても無視して投票もせずに政治が悪いと騒ぐことも届かない声と同じですね。
古来からあった「オン(音)」(sound)は、みんなこんな感じ(silence)だったのでしょうね
コメントをくださりありがとうございました。
端的なご感想、ありがとうございました。
なるほどです。
私の高校生の頃です。卒業の映画にも使われましたよね。私はお化けを見るのですが、そう言うことでもあるかと思うのです。
コメントをくださりありがとうございました。
霊感をお持ちなのですね。
うちのかみさんは若い時代年中金縛りに合ってその時のことをリアルに話すので私は慣れっこになってしまいました。
違った視点でのご感想、とても貴重です。
ありがとうございました。
ボブディランとのデュオ
フイーリングが違いますね🎵
コメントをくださりありがとうございました。
そうですね。
元々オリジナルに近い動画で制作していたのですがこのライブで感動してしまい差し替えました。
現代 今もそうです 変だと気づいていても 静寂のままだ 地下鉄の壁に答えは書いてあるのに
コメントをくださりありがとうございました。
ホント、その通りですね。
動画ありがとうございました 歌詞は難しく考えないでよいのでは? かなりの昔の記憶ですがインタビューでボブディランは僕の歌で人生を変えるような事はしないで欲しいと たかが歌なんだからと語っていましたよ 日本の音楽雑誌のインタビュー記事の和訳が合っていたらの話
コメントをくださりありがとうございました。
お優しいご意見に感謝です。
難しいと解釈は表裏一体で、特にわかりやすい文章に起こすのはとても時間がかかります。
しかしそこが本チャンネルの存在意義でもありますので、いろいろ厳しいご意見を頂きながらも続けてゆきます。
ノーベル賞取られた人の言葉は重い
ジョン・レノン氏も「単なるゴロ合わせ、重くとるな」と言ってましたね。
沈黙のサウンドって変な題名だと思っていたが歌詞も難解な歌詞だ。同じユダヤ系だけど
違うんだなデュランとは。
コメントをくださりありがとうございました。
そもそもサウンドオブサイレンスという訳がのっけから難解でした。
基本「静寂」なのでしょうがなんか違う気がして。
おっしゃるようにお二人の歌詞は難しいです。
ボブディランもポールサイモンの出自はともにユダヤです。歌詞には何か疎外感を訴える内容になっているように思えます。哀愁と悲しみが込められているような・・ 私の思いにすぎませんが。
コメントをくださりありがとうございました。
ユダヤもシオニストとシオニズムとありなんとも言えないですが、歴史の狭間で国が無くなる民族でしたのでおっしゃる通りの意味もあるものと思います。
ご感想に感謝です。
内容は 孤独と連帯かな
コメントをくださりありがとうございました。
この曲が映画「卒業」で使われたことを考えると「黙っていないで言いたいことを連帯連携して言おう」と感じますね。
西欧の文化を理解するためには、キリスト教への理解を深めないと、その意味するところを取りこぼしてしまうのではないかと考えるようになりました。
コメントをくださりありがとうございました。
おっしゃる通りかと思います思います。
宗教を知るといろいろな今も昔も混沌とした状態の理解が深まることは間違いないと思います。
本チャンネルのエクソシスト、ハレルヤなどは少し参考になるかもしれません。
特にボブディランの歌詞は真理を歌詞にしていますのでキリスト教に限らず宗教の根源を知ると理解は深まるかと思います。
そう言う私はまだまだです。
日本の70年代フォークにもみられる演奏と共通。w
コメントをくださりありがとうございました。
そうですね。
ジョーンバエズさんが浮かびます。
あるいは都会に住む人の根無し草のような疎外感なんですかね。
コメントをくださりありがとうございました。
そんな感じもありますね。
コメントの連投、ありがとうございました。
改めて凄い詩だなぁ〜😮
コメントをくださりありがとうございました。
同感です。