Yasushi Akutagawa: Music from "With Eriko" (1949~52) [arr. Krodo Mori for orchestra]

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  • Опубліковано 29 бер 2022
  • Yasushi Akutagawa [芥川也寸志] (1925~1989, Japan)
    Krodo Mori [毛利蔵人] (1950~1997, Japan)
    ラジオドラマ・映画『えり子とともに』より
    (毛利蔵人によるオーケストラ編曲版)
    Music from "Eriko to tomoni (With Eriko)"
    [arr. Krodo Mori for orchestra]
    Taijiro Iimori, conducting
    New Symphony Orchestra, Japan
    Recorded: July 17, 1999 (Live) at Denen Hall Ellora
    Music from "Eriko to tomoni (With Eriko)" (broadcast 1949[~52], film 1951 [Original story by Naoya Uchimura, directed by Shiro Toyoda]) is an insert music for an NHK radio drama made in the year of completion of the Graduate School.
    This peaceful home drama, like an idealistic vision of postwar peace, was a big hit, along with Akutagawa's bright and healthy melodies. After about a year and a half on the air, it was made into a movie and became the first film music by Akutagawa.
    The original 12-member orchestra was arranged for orchestra by Krodo Mori.
    by Makoto Uehara from FOCD-9415/16 "yasushi akutagawa forever" booklet
    『えり子とともに』(放送1949[~52]、映画1951 [原作:内村直也、監督:豊田四郎])は、研究科修了の年に作られたNHK放送劇の挿入音楽。戦後の平和の理想像のような平穏なホームドラマは、芥川の明るく健康的なメロディーとともに大ヒットし、約1年半の放送の後、映画化され芥川の映画音楽の第1号ともなった。12人編成の原曲を毛利蔵人が管弦楽に編曲した。
    (上原誠、FOCD-9415/16『芥川也寸志forever』解説書)
    【映画版(1951年)のストーリー】
    えり子は、母の一周忌の墓参のため、花屋のある喫茶店で父と待合せている間に、母の好きだった白いカーネエションの花を見て、楽しかった母生前の思い出にふけっていた。父は大学教授で、母との仲はむつまじく、えり子には理想的な夫婦に見えた。姉の佳代子は新進劇作家轟春夫と結婚し家を去った。そして母が亡くなり、弟良介は北海道へ行った。えり子は父と婆やのしめのと三人きりの生活になった。佳代子はどうやらこの頃生活の苦しさに負け、春夫との仲も旨く行っていないらしく、墓参にも来なかった。壮太郎はしかし春夫を励まして力になってやっていた。えり子は時々は同窓の友に逢ったり、父の許へ議論にやって来る学生たちとも接したり、心に何のわだかまりもない生活にひたっていたが、ある日叔母が父の再婚の相手に一人の女性を連れて訪ねて来たり、松村春枝という父の行きつけの料理屋の女将が訪れて、父に必要以上の親しさを示すとき、心の平和をかき乱されずにはいられなかった。父、母、そしてえり子と、この完璧に思われる関係が、壊されていいものだろうか。えり子にも眠れない夜があった。しかしえり子の苦しみを見通したように、父は彼女の寝室を訪れて優しくえり子の憂いを拭い去ってくれた。えり子は、彼女と結婚するために地球上のどこかで生れて生ているだろう相手の男性のこともいまは思わず、安らかな寝息をたてるのだった。
    (MOVIE WALKER PRESSより)
    moviewalker.jp/mv27285/amp/

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