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15:24 メロディの簡単な作り方教わりに来たはずなのにいきなり良曲来てビビった。好き。
任意の黒鍵を avoid にしたり、任意のドミソを available にしたり、主さんは音楽理論そのものが好きなんだろうなぁ
音楽も音楽理論も大好きです!
素敵です。ベースラインを付けたところで、良い曲として完成する感じ。
ベートーヴェンの時代くらいまでトランペットやホルンは倍音しか出せなかったけど、それでも魅力的なメロディーは生まれてるんだよな
倍音だけの時代はトランペットやホルンは上の方を吹いているのでドレミファ♭ソシ♭くらいは使えました。
@@れろらりる-u4pファ♭?😅
視聴前ですが、タイトル尖りすぎですねw
面白かったです!メロディーに使う音を少なくすることで伴奏に使えるコードが予めある程度決まるので、「とにかく曲を作りたい!」というときに悩むことが少し減りそうですね。
メロディーにドミソのどの音が来てもいいようなコードを考えるのは、悪魔の伴奏(魔法の伴奏)を作るときに考えていたことと似ていますね。
動画見ていただきありがとうございます!作曲時に悩むことが減る、というのがとにかく有り難いです。ただ、どうしても雰囲気が似通ったものになりがちなので、転調を入れるとか一部トニカル・メロディを使わないシーンを入れるとか、工夫は必要です。「発想が悪魔の伴奏と似ている」というご指摘、まさにその通りですね!
私事ですが、昔、ウルトラCという曲名で1分位のドミソだけの曲を作ったのを思い出しました😆
タイトルが洒落ていていいですねww
なるほどなあ。メロディに使う音を絞ると、使えるコード、使えないコードも固定化されるから、考えることが減るのか。この考え方を使って、ダイアトニックコード中心で初心者に曲(っぽいもの)を作ってもらったあとで、バリバリノンダイアトニックな進行をつけたやつを聞いてもらうと、音楽、作曲、コードに興味を持ってくれる人が増えそうだなあと思いました。
とても面白いアイデアですね!トニカル・メロディの手法は、ご指摘の通り初心者が作曲するのにぴったりだと思います。そのような使い方をすると面白そうですね。
Ⅳ/Ⅴについて解説くださってありがとうございます!渋谷系みたいな80-90年代ポップスが僕も作れそうだ!って気持ちになりました✨
IV/Vは僕自身も大好きなコードです!ぜひ使いこなしちゃいましょう。
旋律がペダルポイントのようにも感じられてカッコいいですね!
まさに一種のペダルポイントと言えると思います。単音ではなく和音をボーカルのペダルポイントとして使っている、という雰囲気ですね。
この135方式使うと知らない曲でもだいたい歌えちゃいますよね。僕は軸音と勝手に名付けて作曲したり曲を覚えたりしていました。この動画で更に詳しく解説してもらったのでとても勉強になりました。ありがとうございます。
同じようなことを考えていらっしゃったんですね!確かに、伴奏に対してアドリブで歌うときにも使えそうですね。動画見て頂きありがとうございます!
これは驚きですね。基本ドミソしか使っていないのにそう感じないです。たぶん、伴奏で二度を含むものと含まないものを交互に使ったり、ほどよくノンダイアトニックコードが出てくるのが効果的なのだと思います。
案外豊かな響きの歌になるので面白いですよね。メロディの構造がシンプルな分、キラッと光る要素を加える余裕があるので意外と工夫の余地があります。
動画の本旨とズレますが、ここ2本の動画、サムネ作りが急に上手くなってますね、すごい。音楽ちょっと好きな人ならみんな興味持つような、でもほとんど知らない人だとちょっと踏み込みにくい、ちょうどよいニッチ感で、引きのあるサムネだと思いました。
おお、ありがとうございますwwサムネ作りも最近は気にするようにしてるので嬉しいです!
アイドルソシャゲ系の曲の感じがすげぇボーカルはこれ渡されたらメロ覚えやすくて楽やろなぁワンコーラス通してメロに芯が通っているので、伴奏の方で空気を変えても崩壊せずに調整できるのが作り込まれてて凄いよく考えなくてもメロをテンションとして上手く扱えるのもgood伴奏の7音目を避けるとか色々勉強になりました
まさしくアイドル系の曲なんかでは多用される技術ですので、そういう雰囲気になっていますよね!動画たのしく見ていただけたようで嬉しいです。
@@toydora_musicコードのシとメロのドは短9度の関係になり、音が濁るので避けるべき、他の音程についても、短9度を避けるように音を配置すればノンダイアトニックコードを使えるというのは凄い学びでした。今回のトニック・メロディの趣旨とは違いますが、コードのドとメロのシは長7度なのでテンションとして受け入れられるということですよね?別の例だと、Ⅳm7ファラ♭ドミ♭の上はドソが載せられるとか(ラ♭とソは長7度の関係なので、ソを載せるのはセーフ)単に構成音で何の音があるかと考えるのではなく、どちらが支える音で、どちらが上で鳴っているかというのは、今まであまり意識したことがなかったので、活用していきたいと思いました。
まさしくその通りです!コードの構成音だけを見ていると、実際に鳴っている短9度に気づかず「なんで響が悪いんだろう?」と分からなくなってしまいがちです。良い視点を獲得されましたね!
すごく面白かったです。続編として、ノンダイアトニックを差し込める所をどう見極めるか?リズムをどうキャッチーにするか?のお話もいただけるとありがたいです。
ZARDの楽曲のサビ頭って殆どが主和音の構成音のみで始まるんですよね
おもしろいです!ペンタトニックならぬ、トライトニックですね。
動画見ていただいてありがとうございます。確かにトライトニック的ですね!
この前3度マイナー主体のトニカルメロディを使った曲があってびびった。当然解決先が3と5になるから五度圏の右に1つメロディだけ移調したみたいになってたし、裏でなってたコードが6m7で半音のぶつかりを避けるためにomit3になってたしでほんま凄い。割と普通なんですかね
めちゃくちゃ有用な動画です。とても勉強になりますありがとうございます!😆
ありがとうございます!そう言ってもらえて何よりです。
逆に使える音数が減る方が並べ方にセンスが問われる所もありますよね。そしてノンダイアトニックコードを入れ込む勇気。PretenderのAメロもソ→ド(VIIm7-5)はよく振り切ったなと思います。これは出来ない。
確かにそうかもしれません。Pretenderの歌い始めは好例ですね。ここにこう置ける人はあまりいないでしょう。
音楽理論はよくわかりませんが、自衛隊のラッパ譜がドミソの音だけで出来ていると知って驚いた記憶があります。この三音だけで、自衛隊における日常起居から各種号令に至るまですべての楽譜を網羅してしまえるのかと。
制限を掛けた方が逆に考えることが減るから作りやすくなるのねぇ
男前な理論、亭主関白な理論、親分肌の理論。きちんと曲になってます!お見事。
理論の動画、ありがとうございます。個人的になぜうまくいくのか、そして実用性を考えたので、以下に書いておきます。*なぜうまくいくのかコードとメロディの関係は、(1)コードにメロディを合わせる (2)メロディにコードを合わせる (3)メロディとコードに深い関係を持たせない(独立させる)があり得て、このうちメロディを優先させようとしたら(2)か(3)になり、トニカルメロディは(2)の方法を取る。ドミソという安定した音を中心にすることで、メロディの強度を先に確保しつつ、和声の整合性をつける。この方法の利点は、メロディの、コードに比べて典型的な手法に乏しく質が不確実になりやすいという特性の克服にある。*実用性メロディがあって伴奏を付けるというのはソプラノ課題のような状況で、またコードありきでなくメロディありきというのは対位法のような感じがした。これらは難しいが、あくまでコードをつけていくのが基本なので前述した状況の難しさはなく、とても実用的。*感想サビでノンダイアトニックがたくさん使われたところを聞いたとき、ABのトニカルメロディの基本と対比してとても華やかな印象を受けました。ドミソが中心の中でBm7が入っているので、(3)の発想も入れることができるということを見取りました。これは属人的でない、利用可能性の高いメロディの技法といってよいと思います。もうひとつ個人的に良かったのは、逆にトニカル・メロディでないもので良いメロディがあったとき、それはなぜ良いのかという考察の起点を得たことです。ここまで長くなりましたが、読んでいただきありがとうございます。リクエストですが、クラシックではⅢの和音(CメジャーのEm,CマイナーのE♭)はどのように扱われているかという話が聞きたいです。前回では機能があいまいというところで紹介されていましたが、具体的に使われているシーンだったりクラシック畑の人の感覚が気になります。急ぎではないし、また動画投稿をのびのびやっていただくためにご自身の興味・関心優先で大丈夫です。1本の動画にするのが内容的に微妙でしたら、リクエストをまとめて消化する回などあってもよいかもしれません。
とても精密な分析、ありがとうございます!コードとメロディの関係に関する3つの分類、面白いですね。まさに、トニカル・メロディは(2)に分類されつつ、(3)のような使い方もできる理論です。実は、特に短調では積極的に(3)のような使い方ができると感じています。また、リクエストもいただきありがとうございます。視聴者の方から細々としたリクエストや質問をいただいて消化する生放送は、結構やってみたいと思っています。そのうち企画するかもしれません。
ソウルやR&BなんかのドミナントF/Gもこの発想ですよね、と書いてたらその説明が始まったw
使ってみます!コードおしゃれ
ありがとうございます、ぜひ!
コードで色々できるようにメロディーはこらない、というアプローチですかね。リハモしやすいですね。ジャズのアドリブでは(大概)ナチュラルテンションかオルタードテンションかはアドリブ奏者に任せる、バッキングと意図せず(意図的に?)ぶつかってもそれはそれでよし、としてしまう気がします(ナチュラルテンションでも、EmでCを弾いてしまうぐらいは平気かと。作曲では仕事してないと取られるかも😂)。作曲ではアドリブ(大概メロディー)とバッキングの力関係が自由なので、トニカルメロディーというアプローチが採れるということですね。
リハモしやすい、というのはおっしゃるとおりで、実はほぼ無限通りのリハモが常に可能になります。またご指摘のとおり、トニカル・メロディはジャズの発想とは結構違うため、この方法はジャズっぽい音を作るのには向いていないと思います。よりポピュラー音楽っぽい雰囲気に向く手法です。
めっちゃアニソンぽい笑
とても参考になりました!!
高校の時にいきなり「ではソフトで一曲作ってください」といわれてシレファしか殆ど使わないで和音ヴァアアアァア!!ってなったのを思い出しました……こういう風に教えてほしかった……和音道にもならなかったけどドレミだけだと久石さん好きなピポパポとか言われるという強迫観念がありましたね……まあ先生音楽わからない人だったんですが
Cadd9/E は「カシオペアの本」で宣伝されてたコードですね(呼び名は違ったけど構成音は同じ)
ラリー・カールトンのRoom 335のコードで有名になった4度堆積のコードです
動画の内容、とても参考になりました。2つ程疑問があります。サビ2小節目であえて使用されているBm7はE7に対するリレイテッドⅡm的用法なのはなんとなく分かるのですが、メロディのGに対してF♯がぶつかるならシンプルにBm7-5の方が良いように感じてしまいます。何か意図があってそうしたのでしょうか?また、それとは別に動画内で仰っていたⅦの導音を避けるコードワークの中でBm7を使う意図が知りたいです。自分の予想では、リレイテッドⅡmなどのサブドミナント的用法では例外的にOKで、その代わりそのコード上で半音上のⅠの音(今回の場合はⅦm7なので)を絶対に使わないことで響きの釣り合いを保っているのかなと思います。言語化が難しく、少々分かり辛い内容だとは思いますが出来ればコメント頂ければ幸いです。
>メロディのGに対してF♯がぶつかるならシンプルにBm7-5の方が良いように感じてしまいます確かに、Bm7-5を使用しても全く問題ない(というかその方が普通)と思います。自分がここをBm7にした理由は、コード進行にメロディック・マイナーの雰囲気を持たせたかったからです。そうした方が解決感は増しますが、仰る通り代償に音がぶつかるので、最終的には好みでしょうね。ただ、昨今のポップスではメロディと伴奏がどんどん分離していて、このような音のぶつかりはほぼ気にされない印象があります。>Ⅶの導音を避けるコードワークの中でBm7を使う意図これは鋭い着眼点です。仰る通り、II-V-I のような典型的な動きの中では例外的に使ってよいと思っています。II-V-I は音楽的にオイシイ動きなので、多少ぶつかっていても激烈な違和感を生むことはないと思います。
とても面白い。けど、これ理解できる人ってそこそこ作曲できる人なんじゃ…w
めちゃめちゃ勉強になりましたヒット曲の耳コピとかしてると、案外使ってる音そのものはシンプルだったりしますよねマイナースケールでも応用できるのかどうかが気になりました
そう言っていただけて何よりです!この手法は短調にも応用できます。C-minor keyを例にとると、メロディはC,Eb,GもしくはEb,G,Bbで作るとうまくいきますよ。
マイナーキーでも使えるというのは、例えばCメジャーキーの時の構成音を使って平行調のAマイナーキーとして捉えるってことですか?
とてもいい質問ありがとうございます。そういう使い方も出来ますし、Aマイナーキーの構成音を使うやり方もできます。つまり、Aマイナーキーの場合はメロディがC,E,Gを鳴らすパターンとA,C,Eを鳴らすパターン両方考えられますね。
@@toydora_musicなるほど、A,C,Eでも使えるのですねありがとうございます
こんばんは、1週間ほど前に別の動画で拍子等について質問した者です。今夜も、これまでずっと抱いていた音階等の疑問についてお尋ねします。前回よりはるかに長くなってしまうとは思うのですが…大変お手数をおかけし恐縮ですが、何卒よろしくお教えください。①音とは、その高さが振動数できまる連続的な物理現象だと思います。でも、通常使われる音階は、1オクターブを12音に分けた離散的な音で構成されています。さらに、ピアノの白鍵7音と黒鍵5音の2種類の音に分けられています。平均律では12音は振動数比が一定(均等)ですが、7音は不均等(全音又は半音)です。なぜ12音や7音なのでしょうか。白鍵7音と黒鍵5音との本質的な差異は何でしょうか。均等より不均等がよりいいという何か理由があるのでしょうか。中東には12より遥かに多い数の音による音階があったり、世界中で5音の音階はいろいろあるようで、12音や7音が必ずしも絶対的ではないのだと思いますが、それでもこれらがこれだけ広く使われているのは、何かの必然性があるのだと思います。なぜ16でも10でも11でもなく12なのか。12を認めたとしてなぜ7なのか、4や6、8ではなぜダメなのか。調性音楽でない教会旋法でも同じこの7音が使われていることを考えると、この7音には他の音とは違うよほど特別な何かがあるハズだろう、と思ってしまいますが…。また、12音や7音ほどでなくても、例えば4・6・8音より5音(ペンタトニック)が普及している理由はなぜでしょうか?②7音の必然性を認めたとして…ハ長調は教会旋法のイオニアンと同じですか?もしそうなら(以下同じ)、いくつかの教会旋法の中で、イオニアンとエオリアン(イ短調)が調性音楽としてその他の教会旋法と全く違う扱いがされている理由は何でしょうか。全音と半音の並びの中で、イオニアンとエオリアンだけがなぜ特別で調性音楽なのか。イオニアンよりドリアンが使われなくなった理由は。例えばハ長調(イオニアン)に対するト長調のように、ドリアンと全音半音の並びが同じ音階(黒鍵も使う、以下これを「仮音階」といいます。)も考えられ、並びが同じ音階が複数あるという意味で理論的にはハ長調とドリアンに本質的な違いはないように思いますが…。このような並びが同じ仮音階を想定できるという意味で、考えようによっては、ドリアンも一種の調性音楽と言えなくはないでしょうか、現在調性音楽と言われているものとは質的(並び)に異なるものにはなりますが…。また、ドリアンに対する並びが同じな、ハ長調に対するト長調のような仮音階(黒鍵あり)は教会旋法とは言わないですか、教会旋法であるイオニアンに対するト長調は教会旋法ではありませんか。そもそも教会旋法とは本質的に何なのか、白鍵7音を使う音階?なら、なぜ7音なのかに戻りますが…。以上は、音律(平均律)が関係していますか。例えば、純正律なら議論は変わりますか。③白鍵しか使わない純粋なハ長調の曲があるとして、この曲がハ長調であるとどうやって確定するのですか。白鍵のみを使うドリアンではないと判断する理由は?主音や機能和声が関係あるでしょうか、その辺の知識はほとんどないのですが…。そもそも主音とは何でしょうか。必ずしも曲の最初や最後の音というわけでも、曲の中で最も沢山使われているとも限らないのではと思うのですが…。主音ありきで調性を決め曲を作るのではなく、ある曲ありきで逆に主音なるものをどう特定するのか。また、どの音も数としては均等に、しかし順番は完全にランダムな曲があれば、その曲は何調で主音は何になりますか。………本当に長過ぎる超長文となり誠に申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
これまた情熱的な大長文ですね。しかしとても本質的な内容だと思います。前回同様、あくまで僕の個人的見解に過ぎないことをご承知ください。①まず、12平均律がとりわけ浸透していることについて、結論から言えば「必然性はない」と考えています。もちろん、あるていど自然倍音列に従って違和感のないスケールが選択されてはいると思うので、全くのランダムではありません。7音音階である全音階に内包された全音/半音の音程も、リディア旋法が完全5度×6回の堆積で発生することから、必然性があると言えます。ただ、そもそもどうして12平均律である必要があるのか、21とか31平均律ではどうしてダメなのか、というところに必然性を見出すことはできません。多分、あるていど完全5度や3度の響きが良く、なおかつ音の数が多すぎないのが12だったんじゃないでしょうか。これを必然とみるなら合理性はありますが、そもそも人間の耳というのは慣れによってずいぶん聞こえ方が変わるものです。現代人はもはや純正律を気持ち悪く感じるようですし、そういう意味では自然倍音列の秩序すら人間の慣れの前では絶対ではないようにも思えます。②ちょっと文章の意味がよく分からない部分がありました。分かる部分だけ書いておきます。>イオニアンとエオリアン(イ短調)が調性音楽としてその他の教会旋法と全く違う扱いがされている理由これについてですが、僕は個人的に、そもそもイオニアとエオリアはさして特別扱いされていないと思います。西洋古典クラシックの理論がこの2旋法を基準に書かれてはいるものの、身の回りの音楽で教会旋法は意外なほどごく普通に使われています。単旋律音楽も含めれば、むしろ古代の方が教会旋法は普通に使われていたわけですしね。教会旋法もイオニア・エオリアも、結局は全音階の一種ですから、例えばイオニア・エオリアにおけるコード進行は見方を変えればほかの教会旋法上でのコード進行と同じになります。イオニア上のI⇒IVはリディア上のV⇒I、みたいな話です。こういうレベルで言えば、イオニア・エオリアにおけるコード進行だろうと常に教会旋法性がうっすら存在していることになります。なので、イオニア・エオリアを教会旋法の中でそこまで特別視する必要はないと思っています。もちろん他の全ての教会旋法で調性音楽を書くことが可能です。③調性は、コード進行とメロディの両面から決まります。コード進行で言えば、いわゆる解決進行をした瞬間に調性が確定します。和音1つだけでは調整は確定しません。あくまでほかの和音との相対的な関係性の中で調整が確定するのです。メロディで言えば、やはりメロディが終止したときに調性が確定します。メロディの方が単純で、メロディは終止音に向かって必ず終止するので、例えばハ長調のメロディなら必ずハ音に終始すると考えていいです。(「"必ず"ではないのでは?」と思うかもしれませんが、例えばハ長調でメロディがホ音に終止したとき、僕はその瞬間だけメロディがホ-フリギア旋法に転旋したと考えます。この考え方はかなり尖っていて一般的ではありません)>そもそも主音とは何でしょうか。これは、満足に応えられる人はたぶん地上にいないでしょう。僕は「終止音に近いものだ」とかんがえてますが、そもそも僕らが思っているほど主音というのは強固な存在ではない気がします。>どの音も数としては均等に、しかし順番は完全にランダムな曲があれば、その曲は何調で主音は何になりますかこの疑問にもつながってきますが、仮に白鍵だけで曲を書いたとしても、無調にすることは可能だと思います(最近それを研究中)。なので、和声的な解決進行やメロディの終止が全く起こらない状態で、ランダムかつ均等に白鍵の音を配置すれば、耳慣れない響きではないし綺麗に聞こえるけど無調音楽、という感じになると思います。
丁寧なご返信、どうもありがとうございました。ただ…私の知識・勉強不足で、前回とは異なり、ご回答の意味することが解らない箇所がいろいろありました。自然倍音列、全音階、解決進行、コード進行、終止音等の用語の意味が解らず…初心者ですみません…場違いかなぁ…。じっくり勉強してみようと思いますが…。ご回答がご自身の私見であることを承知の上での再質問ですが、もう少しお付き合いいただければ嬉しく思いますが…①12音については必然性がない旨承知しました。7音についてはよく解りませんでした…。平たく言うと、音の重なり・和音が比較的綺麗に聴こえ、それ故に人類が慣れ親しんできたのがこの7音、というイメージですか?②「主音」なるものから始まり「全全半全全全半…」と並ぶのがイオニアで、それにはハ長調やト長調など数種類ある(エオリアも)一方、例えば「主音」から「全半全全全半全…」と続くのがドリアで、これはハ長調の「レ」(ハニホヘトイロの「ニ」)から始まる1種類しか記載されていない(確かに「1種類しかない!」とは明記されていませんが)書籍が手元に数冊あり、それ故私は今そう認識しています。質問の趣旨は、全と半の並び方が異なるだけで、なぜ方や数種類あり、方や1種類だけなのか、本質的に両者にどのような差異があるのか、というものでした。お答えは、両者に本質的な差異はなく、例えばドリアにも(レ(ニ)以外から始まる)数種類ある、という意味でしょうか。ただ、慣れもあり前者は多用されていて、それ故複数(ハ長調やト長調など)一般的に使用されていてそれ故「調性音楽」と言われ、後者はあまり使用されない(実はそうでもなく、クラシック理論で説明されていないだけ?)ため、本当は複数あり、それ故一種の調性音楽と言えるけど、そうは一般的に言われていないだけ、ということでいいのでしょうか。教会旋法で調性音楽を書ける、というご見解をそのように解釈しましたが…。③モード進行、解決進行については全く無知なので、一から勉強します。いわゆるトニックやドミナント、カデンツ等と言われるヤツと関係しますか?また、終止音とは、音楽の終わりの音のことですか?そうなら、ハ長調の曲は必ずド(ハ)で終わるということでしょうか?ハ長調の音楽がホで終止(=終わる?)場合、そこだけホ-フリギア旋法になると考えるが一般的ではないとあります。このような場合、一般的にはどう捉えられていますか?また、フリギア旋法とホ-フリギア旋法との違いは何でしょうか。あ、もしかして、全音と半音の並びがいわゆるフリギア旋法と同じでトから始まる音階をト-フリギア旋法と言ったりする(フリギア旋法は1種類ではない一例)?全く違っていたらすみません…。。。度々の長い質問ですみません…。。。…それにしても、前回の拍子の質問の時にも思いましたが、いかにも人間なんかとは関係のない普遍的で自然界の完全な理論とも言えるような書き方がされる音楽理論って、意外と、突き詰めると、人間の本能や慣れといった理論理屈では説明しきれないことが多そうですね!
用語についてはぜひ調べてみてください。きっと色々分かって面白いと思います。なお、全音階はダイアトニック・スケールとも呼ばれますので参考まで。①分かりやすく説明するのが難しいですが、およそそんな感じで合ってると思います。ひとつ重要な点として、僕らが普段使っている全音階というのは、完全5度を積み重ねた結果できた音階です。長調や短調が7音音階(全音階)であることに必然性があるとすれば、僕はこの性質が重要だと思っています。完全5度は自然倍音列的に協和して聞こえますからね。②なるほど、そのように理解されていたんですね。でしたらそれは誤解で、実際には教会旋法であっても長調や短調と同じく複数種類あります。例えばホから始まるドリア旋法とか嬰ヘから始まるミクソリディア旋法なども考えることができます。ちなみに、教会旋法はクラシック理論で解釈されていないかというとそんなこともなく、例えば対位法では教会旋法が普通に出てきますし、和声法でも割と古典的な研究が複数あると思います。③終止音は音楽の終わりの音のことです。多くの場合、主音と同じ意味になります。僕はハ長調の場合は必ずメロディがハ音で終わると考えてますが、一般的にはハ音で終わることが「多い」程度にしか考えられていないでしょう。一般論で言えば、ハ長調であろうがメロディは他のあらゆる音で終わることができます。音楽というのは、おっしゃる通り普遍的でも自然でもなく、極度に人間の感覚に依存したものだと僕も思います。色や味と同じですね。人間にとっては綺麗だったり美味しかったり感じるものですが、客観的に見てしまえばただの空気の振動・光の波長・特定の化学物質に過ぎません。理屈では説明しようがない領域は音楽の大きな魅力だと思ってます。
①から③まで、基本的なことが勉強不足のためまた理解できていないことが私にはまだまだたくさんありそうですが、疑問に思っていたことに納得のいく回答をいただき、腑に落ちすっきりしました。根本的に誤解していたこともあったようですね。何度もレベルを考え解りやすく丁寧に説明いただき、どうもありがとうございました。先生は、分からないことは分からないとか推測であると、また一般的に考えられていることと異なる場合は私見であると、正直に仰られるのがとても誠実で素晴らしいと思いました。変な知ったかぶりをせずこう仰られる方は、とても信頼できますよね!基本的なことを別途学びながらこれからも動画を拝見拝聴し、楽しく深く勉強させていただきます。これからもこのチャンネルを応援していきます!ある物質がなぜ人間の舌では甘みや苦みと感じられるのか、なぜある波長の光が人間の目には赤や緑に見えるのか、不思議ですね。理屈では説明できないことが音楽の大きな魅力である…本当に私もそう思います。やはり、全く音を聴いたことがなく先入観がない状態でいろんな音楽を聴き、どう感じるか、体験してみたい…。
@@ゆきゆき-i9f そんな風に言っていただけると恐縮ですwwぜひこれからも鋭い疑問を抱き続けてください!>全く音を聴いたことがなく先入観がない状態でいろんな音楽を聴き、どう感じるか、体験してみたい…全くその通りですね……。
ノンダイアトニックを使えるタイミングが分からないです、、やってみて違和感がないか聞くんでしょうか?
初心者の場合、使いやすいノンダイアトニックコードはほぼ決まっているのでそれを頭に入れるとやりやすいと思います。短調のモーダルインターチェンジは非常に使いやすいです(IVmとかbVIIとか)
質問があります。12:00 くらいのノンダイアトニックにすると、ドミソのミソ部分がぶつからないですか?大丈夫なんでしょうか...?またどういう解釈でノンダイアトニックを差し込んでいっていますか?
ノンダイアトニックコードの選び方によっては、音がぶつかってしまいます。例えばご指摘いただいた 12:00 のところだと、コードは Fm7 なのにメロディが C・E・G を鳴らすわけなので、全部いっぺんに鳴らすと FmM9 のコードになり、FとEが半音でぶつかりますね。ただ、この「FmM9」というコードは C-和声的長音階におけるダイアトニックコードになります。ノンダイアトニックコードを差し込んでいい基準は、① 長音階・短音階(それぞれ自然・和声的・旋律的音階をふくむ)のダイアトニックから外れないこと② メロディがアヴォイド・ノートを鳴らさないことの2つだと思ってます。例外的に、20:40 あたりのようにアヴォイド・ノートを許しちゃうこともありますけどね。ポイントは、自然長(短)音階だけでなく、和声的/旋律的長(短)音階にまで発想を広げて考えることです。
これって よく言われる コードとメロを半音でぶつからない様にするっていうのにメロをキーのトニック構成音を多用することで安定感をだすってことですか?V7を使わにことでお洒落感はでますが 逆に泥臭いロックやベタな曲やジャズっぽい緊張感はにがてなんでしょうか?あと ノンダイアトニックはよく使われる物でドミソにぶつからなければOKですか?質問多くてすみません
本人ではないですが、この方法では「コードとメロを半音でぶつからない様にする」ためにコードの方を変えるという発想になります。Em7はCadd9/E、G7はG7sus4といったぐあいです。「メロをキーのトニック構成音を多用することで安定感をだす」はその通りだと思います。ただ、その安定性を出すのは、コードとのぶつかりで生じる不安定さを解消するためではないと推察します。前に書いたように、ぶつかりが生じるようであればコードを変えるのが基本的な発想になります。下2つは考案者の回答に委ねます。
動画を見ていただいてありがとうございます。heiko_muさんが仰っている通り、この理論ではあらかじめコードとメロディが致命的なぶつかりを起こさないように用意します。なのでむしろ、その上で発生するメロディとコードのぶつかりは別にいいよね、という発想です。メロディがトニック構成音だから安定している、というのはまさにその通りですね。ご指摘のとおり、この方法では泥くさい曲調やクラシック音楽のような雰囲気を出すのが苦手です。ジャズの雰囲気も、メロディの考え方がかなり異なるため出せないでしょうね。ノンダイアトニック・コードは、まさにドミソにぶつからないものなら何でもOKですし、その時メロディで鳴っている音にぶつかりさえしなければドミソのいずれかとぶつかるコードでも問題ありません。
とても勉強になりました!感覚的に捉えていた部分をしっかり説明してもらった感じです。素晴らしい\(^o^)/
嬉しいコメントありがとうございます!
勉強になりました🎵(^o^)
psyquiのdon't you want me はラドミ軸で主音がミになっているような気がするけど、キャッチーに聞こえる。なぜだろう。
これは短調でトニカル・メロディをやった好例ですね!B-minor の主和音構成音である「B・D・F♯」を中心としたメロディになってます。
15:24
やってみます!(゚Д゚)
トニカルメロディとても使いやすくていいですね!サビのコンファメ進行もとても聴き心地がいいです。1つ疑問なのですが、コンファメ進行の2つ目のコードがBm7-5ではなくBm7になっています。これは音楽理論的にはどのように解釈(どこからの借用?)すればよいのでしょうか。
ありがとうございます!Bm7は、A-メロディック・マイナーからの借用です。
@@toydora_musicキーCの平行調のキーAmのメロディックマイナーということですね!ありがとうございます!
と言う事は、マイナー調のメロディーを作るには、ラドミだけでよいのですか?
そういうことになります!あるいは、平行調の主和音となるIIIのコードの構成音(ドミソ)で作ってもいいです。
おもろいなー!
大変勉強になりました!ドミノがCメジャーのダイアトニックコードとぶつかりにくいのはわかるのですが、であればレとラも同じではないのか?と疑問に思いました。あとマイナースケールでも成り立つのかなというのが気になりました。試してみようかな‥
コメントありがとうございます。とてもいい疑問ですね!実は、今回は「ドミソ」を軸にする方法を紹介しましたが、「ミソシ」「ソシレ」など、他のコードの構成音を軸にしても上手くいくことがあります。なので、ラやレを使うことも可能だと思います。マイナースケールで使う場合は少し変わってくる部分もありますが、基本同じ感じで使えるのでぜひ実験してみてください。
作曲初心者です。すごく勉強になります。もし教えてもらえるなら知りたいのですが「音がぶつかる」というところがわからなかったです。何となく同時に鳴らさないほうが良い音という意味と解釈したのですが、何か法則があるのでしょうか。それとも感覚で養っていくものでしょうか。
いいご質問ですね!それについては、↓の動画で解説しているので是非ご覧ください。m.ua-cam.com/video/D-iKwQa4lCE/v-deo.html
@@toydora_music ありがとうございます。参考にします。
非常に感銘を受けて、DAW に写経させていただきました。ベースのチューニングがドロップDなのは、本来のキーが D だからでしょうか?
写経されたんですねww体得するうえで効果的だと思います!ベースラインに関しては、エレキベースの音域に合わせて書いたわけではないので、ドロップDになっているのは特に理由はありません。
キーのコードトーンだけで、ふむふむ…ってこれ、ただのペンタトニックじゃねーか(笑)ま、ペンタトニックもコードトーンみたいなもんだろうけど。この視点で見ると、ファの男っていうのがどれだけ特別な音なのかがわかる。
トニカルメロディがペンタトニックと似ているというのは鋭いご指摘で、まさにその通りです。逆に言えば、ペンタトニックが使いやすい理由をトニカルメロディで説明できるかもしれないと思ってます。
アトリエ感ある
スターウォーズとかETとかスーパーマンとか、これとクラシックのパクリで巨万の富と名声を得た〇〇〇〇
( ˙꒳˙ )ナルホド!
40,41小節で最もすごいことが起きてるのに解説してくれていない笑
あ。どそそーの動きがやたら多い近年のJポップの雰囲気が出てる(^^;
コードをなぞるようなボーカル曲、歌いづらいよねー
しらなかった
素敵な動画だと思いますが、動画を見て分かった事。結局作曲って難しい…。ドミソだけで良いというのは分かったが、説明に音楽用語が出過ぎて理解困難。初心者には方法のみでひとまず音の仕組みを説明する必要はないと思います。
素敵な動画と言ってくださって嬉しいです!当チャンネルは、チャンネル説明欄にもある通りあまり初心者向けのチャンネルではありません。中上級者向けにきっちり解説しますので、初心者向け動画は他のチャンネルさんに任せているつもりです。
3?小節目のバスのⅢとメロの3が並達8度で何とも気持ちよくない気がする。メロだけ重要視して楽せずにちゃんとメロとバスのバランス考えて作曲した方が上達しそうな気がするなあ
コメントありがとうございます!今回の理論はメロディとコード進行だけ扱ったものなので、その辺りは各自で気をつけるべし、と捉えていただければと思います。ところで、3小節目のメロディは並達ではなく反達ではないですか?メロディは「ドレ"ミ"」と上がり、ベースは「ファ"ミ"」と下がっていますので。
15:24 メロディの簡単な作り方教わりに来たはずなのにいきなり良曲来てビビった。好き。
任意の黒鍵を avoid にしたり、任意のドミソを available にしたり、主さんは音楽理論そのものが好きなんだろうなぁ
音楽も音楽理論も大好きです!
素敵です。ベースラインを付けたところで、良い曲として完成する感じ。
ベートーヴェンの時代くらいまでトランペットやホルンは倍音しか出せなかったけど、それでも魅力的なメロディーは生まれてるんだよな
倍音だけの時代はトランペットやホルンは上の方を吹いているのでドレミファ♭ソシ♭くらいは使えました。
@@れろらりる-u4pファ♭?😅
視聴前ですが、タイトル尖りすぎですねw
面白かったです!
メロディーに使う音を少なくすることで伴奏に使えるコードが予めある程度決まるので、「とにかく曲を作りたい!」というときに悩むことが少し減りそうですね。
メロディーにドミソのどの音が来てもいいようなコードを考えるのは、悪魔の伴奏(魔法の伴奏)を作るときに考えていたことと似ていますね。
動画見ていただきありがとうございます!
作曲時に悩むことが減る、というのがとにかく有り難いです。
ただ、どうしても雰囲気が似通ったものになりがちなので、転調を入れるとか一部トニカル・メロディを使わないシーンを入れるとか、工夫は必要です。
「発想が悪魔の伴奏と似ている」というご指摘、まさにその通りですね!
私事ですが、昔、ウルトラCという曲名で1分位のドミソだけの曲を作ったのを思い出しました😆
タイトルが洒落ていていいですねww
なるほどなあ。メロディに使う音を絞ると、使えるコード、使えないコードも固定化されるから、考えることが減るのか。
この考え方を使って、ダイアトニックコード中心で初心者に曲(っぽいもの)を作ってもらったあとで、バリバリノンダイアトニックな進行をつけたやつを聞いてもらうと、音楽、作曲、コードに興味を持ってくれる人が増えそうだなあと思いました。
とても面白いアイデアですね!
トニカル・メロディの手法は、ご指摘の通り初心者が作曲するのにぴったりだと思います。
そのような使い方をすると面白そうですね。
Ⅳ/Ⅴについて解説くださってありがとうございます!渋谷系みたいな80-90年代ポップスが僕も作れそうだ!って気持ちになりました✨
IV/Vは僕自身も大好きなコードです!
ぜひ使いこなしちゃいましょう。
旋律がペダルポイントのようにも感じられてカッコいいですね!
まさに一種のペダルポイントと言えると思います。
単音ではなく和音をボーカルのペダルポイントとして使っている、という雰囲気ですね。
この135方式使うと知らない曲でもだいたい歌えちゃいますよね。
僕は軸音と勝手に名付けて作曲したり曲を覚えたりしていました。
この動画で更に詳しく解説してもらったのでとても勉強になりました。
ありがとうございます。
同じようなことを考えていらっしゃったんですね!
確かに、伴奏に対してアドリブで歌うときにも使えそうですね。
動画見て頂きありがとうございます!
これは驚きですね。基本ドミソしか使っていないのにそう感じないです。たぶん、伴奏で二度を含むものと含まないものを交互に使ったり、ほどよくノンダイアトニックコードが出てくるのが効果的なのだと思います。
案外豊かな響きの歌になるので面白いですよね。
メロディの構造がシンプルな分、キラッと光る要素を加える余裕があるので意外と工夫の余地があります。
動画の本旨とズレますが、ここ2本の動画、サムネ作りが急に上手くなってますね、すごい。
音楽ちょっと好きな人ならみんな興味持つような、でもほとんど知らない人だとちょっと踏み込みにくい、ちょうどよいニッチ感で、引きのあるサムネだと思いました。
おお、ありがとうございますww
サムネ作りも最近は気にするようにしてるので嬉しいです!
アイドルソシャゲ系の曲の感じがすげぇ
ボーカルはこれ渡されたらメロ覚えやすくて楽やろなぁ
ワンコーラス通してメロに芯が通っているので、伴奏の方で空気を変えても崩壊せずに調整できるのが作り込まれてて凄い
よく考えなくてもメロをテンションとして上手く扱えるのもgood
伴奏の7音目を避けるとか色々勉強になりました
まさしくアイドル系の曲なんかでは多用される技術ですので、そういう雰囲気になっていますよね!
動画たのしく見ていただけたようで嬉しいです。
@@toydora_music
コードのシとメロのドは短9度の関係になり、音が濁るので避けるべき、他の音程についても、短9度を避けるように音を配置すればノンダイアトニックコードを使えるというのは凄い学びでした。
今回のトニック・メロディの趣旨とは違いますが、コードのドとメロのシは長7度なのでテンションとして受け入れられるということですよね?
別の例だと、Ⅳm7ファラ♭ドミ♭の上はドソが載せられるとか(ラ♭とソは長7度の関係なので、ソを載せるのはセーフ)
単に構成音で何の音があるかと考えるのではなく、どちらが支える音で、どちらが上で鳴っているかというのは、今まであまり意識したことがなかったので、活用していきたいと思いました。
まさしくその通りです!
コードの構成音だけを見ていると、実際に鳴っている短9度に気づかず「なんで響が悪いんだろう?」と分からなくなってしまいがちです。
良い視点を獲得されましたね!
すごく面白かったです。続編として、ノンダイアトニックを差し込める所をどう見極めるか?リズムをどうキャッチーにするか?のお話もいただけるとありがたいです。
ZARDの楽曲のサビ頭って
殆どが主和音の構成音のみで始まるんですよね
おもしろいです!ペンタトニックならぬ、トライトニックですね。
動画見ていただいてありがとうございます。
確かにトライトニック的ですね!
この前3度マイナー主体のトニカルメロディを使った曲があってびびった。当然解決先が3と5になるから五度圏の右に1つメロディだけ移調したみたいになってたし、裏でなってたコードが6m7で半音のぶつかりを避けるためにomit3になってたしでほんま凄い。割と普通なんですかね
めちゃくちゃ有用な動画です。とても勉強になりますありがとうございます!😆
ありがとうございます!
そう言ってもらえて何よりです。
逆に使える音数が減る方が並べ方にセンスが問われる所もありますよね。
そしてノンダイアトニックコードを入れ込む勇気。
PretenderのAメロもソ→ド(VIIm7-5)はよく振り切ったなと思います。これは出来ない。
確かにそうかもしれません。
Pretenderの歌い始めは好例ですね。
ここにこう置ける人はあまりいないでしょう。
音楽理論はよくわかりませんが、自衛隊のラッパ譜がドミソの音だけで出来ていると知って驚いた記憶があります。この三音だけで、自衛隊における日常起居から各種号令に至るまですべての楽譜を網羅してしまえるのかと。
制限を掛けた方が逆に考えることが減るから作りやすくなるのねぇ
男前な理論、亭主関白な理論、親分肌の理論。
きちんと曲になってます!お見事。
理論の動画、ありがとうございます。個人的になぜうまくいくのか、そして実用性を考えたので、以下に書いておきます。
*なぜうまくいくのか
コードとメロディの関係は、
(1)コードにメロディを合わせる (2)メロディにコードを合わせる (3)メロディとコードに深い関係を持たせない(独立させる)
があり得て、このうちメロディを優先させようとしたら(2)か(3)になり、トニカルメロディは(2)の方法を取る。
ドミソという安定した音を中心にすることで、メロディの強度を先に確保しつつ、和声の整合性をつける。この方法の利点は、メロディの、コードに比べて典型的な手法に乏しく質が不確実になりやすいという特性の克服にある。
*実用性
メロディがあって伴奏を付けるというのはソプラノ課題のような状況で、またコードありきでなくメロディありきというのは対位法のような感じがした。これらは難しいが、あくまでコードをつけていくのが基本なので前述した状況の難しさはなく、とても実用的。
*感想
サビでノンダイアトニックがたくさん使われたところを聞いたとき、ABのトニカルメロディの基本と対比してとても華やかな印象を受けました。ドミソが中心の中でBm7が入っているので、(3)の発想も入れることができるということを見取りました。
これは属人的でない、利用可能性の高いメロディの技法といってよいと思います。もうひとつ個人的に良かったのは、逆にトニカル・メロディでないもので良いメロディがあったとき、それはなぜ良いのかという考察の起点を得たことです。
ここまで長くなりましたが、読んでいただきありがとうございます。リクエストですが、クラシックではⅢの和音(CメジャーのEm,CマイナーのE♭)はどのように扱われているかという話が聞きたいです。前回では機能があいまいというところで紹介されていましたが、具体的に使われているシーンだったりクラシック畑の人の感覚が気になります。急ぎではないし、また動画投稿をのびのびやっていただくためにご自身の興味・関心優先で大丈夫です。1本の動画にするのが内容的に微妙でしたら、リクエストをまとめて消化する回などあってもよいかもしれません。
とても精密な分析、ありがとうございます!
コードとメロディの関係に関する3つの分類、面白いですね。
まさに、トニカル・メロディは(2)に分類されつつ、(3)のような使い方もできる理論です。
実は、特に短調では積極的に(3)のような使い方ができると感じています。
また、リクエストもいただきありがとうございます。
視聴者の方から細々としたリクエストや質問をいただいて消化する生放送は、結構やってみたいと思っています。
そのうち企画するかもしれません。
ソウルやR&BなんかのドミナントF/Gもこの発想ですよね、と書いてたらその説明が始まったw
使ってみます!
コードおしゃれ
ありがとうございます、ぜひ!
コードで色々できるようにメロディーはこらない、というアプローチですかね。リハモしやすいですね。
ジャズのアドリブでは(大概)ナチュラルテンションかオルタードテンションかはアドリブ奏者に任せる、バッキングと意図せず(意図的に?)ぶつかってもそれはそれでよし、としてしまう気がします(ナチュラルテンションでも、EmでCを弾いてしまうぐらいは平気かと。作曲では仕事してないと取られるかも😂)。作曲ではアドリブ(大概メロディー)とバッキングの力関係が自由なので、トニカルメロディーというアプローチが採れるということですね。
リハモしやすい、というのはおっしゃるとおりで、実はほぼ無限通りのリハモが常に可能になります。
またご指摘のとおり、トニカル・メロディはジャズの発想とは結構違うため、この方法はジャズっぽい音を作るのには向いていないと思います。
よりポピュラー音楽っぽい雰囲気に向く手法です。
めっちゃアニソンぽい笑
とても参考になりました!!
高校の時にいきなり「ではソフトで一曲作ってください」といわれてシレファしか殆ど使わないで和音ヴァアアアァア!!ってなったのを思い出しました……こういう風に教えてほしかった……
和音道にもならなかったけどドレミだけだと久石さん好きなピポパポとか言われるという強迫観念がありましたね……
まあ先生音楽わからない人だったんですが
Cadd9/E は「カシオペアの本」で宣伝されてたコードですね(呼び名は違ったけど構成音は同じ)
ラリー・カールトンのRoom 335のコードで有名になった4度堆積のコードです
動画の内容、とても参考になりました。
2つ程疑問があります。
サビ2小節目であえて使用されているBm7はE7に対するリレイテッドⅡm的用法なのはなんとなく分かるのですが、メロディのGに対してF♯がぶつかるならシンプルにBm7-5の方が良いように感じてしまいます。
何か意図があってそうしたのでしょうか?
また、それとは別に動画内で仰っていたⅦの導音を避けるコードワークの中でBm7を使う意図が知りたいです。
自分の予想では、リレイテッドⅡmなどのサブドミナント的用法では例外的にOKで、その代わりそのコード上で半音上のⅠの音(今回の場合はⅦm7なので)を絶対に使わないことで響きの釣り合いを保っているのかなと思います。
言語化が難しく、少々分かり辛い内容だとは思いますが出来ればコメント頂ければ幸いです。
>メロディのGに対してF♯がぶつかるならシンプルにBm7-5の方が良いように感じてしまいます
確かに、Bm7-5を使用しても全く問題ない(というかその方が普通)と思います。
自分がここをBm7にした理由は、コード進行にメロディック・マイナーの雰囲気を持たせたかったからです。
そうした方が解決感は増しますが、仰る通り代償に音がぶつかるので、最終的には好みでしょうね。
ただ、昨今のポップスではメロディと伴奏がどんどん分離していて、このような音のぶつかりはほぼ気にされない印象があります。
>Ⅶの導音を避けるコードワークの中でBm7を使う意図
これは鋭い着眼点です。
仰る通り、II-V-I のような典型的な動きの中では例外的に使ってよいと思っています。
II-V-I は音楽的にオイシイ動きなので、多少ぶつかっていても激烈な違和感を生むことはないと思います。
とても面白い。けど、これ理解できる人ってそこそこ作曲できる人なんじゃ…w
めちゃめちゃ勉強になりました
ヒット曲の耳コピとかしてると、案外使ってる音そのものはシンプルだったりしますよね
マイナースケールでも応用できるのかどうかが気になりました
そう言っていただけて何よりです!
この手法は短調にも応用できます。
C-minor keyを例にとると、メロディはC,Eb,GもしくはEb,G,Bbで作るとうまくいきますよ。
マイナーキーでも使えるというのは、例えばCメジャーキーの時の構成音を使って平行調のAマイナーキーとして捉えるってことですか?
とてもいい質問ありがとうございます。
そういう使い方も出来ますし、Aマイナーキーの構成音を使うやり方もできます。
つまり、Aマイナーキーの場合はメロディがC,E,Gを鳴らすパターンとA,C,Eを鳴らすパターン両方考えられますね。
@@toydora_musicなるほど、A,C,Eでも使えるのですね
ありがとうございます
こんばんは、1週間ほど前に別の動画で拍子等について質問した者です。
今夜も、これまでずっと抱いていた音階等の疑問についてお尋ねします。
前回よりはるかに長くなってしまうとは思うのですが…大変お手数をおかけし恐縮ですが、何卒よろしくお教えください。
①
音とは、その高さが振動数できまる連続的な物理現象だと思います。
でも、通常使われる音階は、1オクターブを12音に分けた離散的な音で構成されています。さらに、ピアノの白鍵7音と黒鍵5音の2種類の音に分けられています。
平均律では12音は振動数比が一定(均等)ですが、7音は不均等(全音又は半音)です。
なぜ12音や7音なのでしょうか。
白鍵7音と黒鍵5音との本質的な差異は何でしょうか。
均等より不均等がよりいいという何か理由があるのでしょうか。
中東には12より遥かに多い数の音による音階があったり、世界中で5音の音階はいろいろあるようで、12音や7音が必ずしも絶対的ではないのだと思いますが、それでもこれらがこれだけ広く使われているのは、何かの必然性があるのだと思います。
なぜ16でも10でも11でもなく12なのか。
12を認めたとしてなぜ7なのか、4や6、8ではなぜダメなのか。
調性音楽でない教会旋法でも同じこの7音が使われていることを考えると、この7音には他の音とは違うよほど特別な何かがあるハズだろう、と思ってしまいますが…。
また、12音や7音ほどでなくても、例えば4・6・8音より5音(ペンタトニック)が普及している理由はなぜでしょうか?
②
7音の必然性を認めたとして…ハ長調は教会旋法のイオニアンと同じですか?
もしそうなら(以下同じ)、いくつかの教会旋法の中で、イオニアンとエオリアン(イ短調)が調性音楽としてその他の教会旋法と全く違う扱いがされている理由は何でしょうか。
全音と半音の並びの中で、イオニアンとエオリアンだけがなぜ特別で調性音楽なのか。
イオニアンよりドリアンが使われなくなった理由は。
例えばハ長調(イオニアン)に対するト長調のように、ドリアンと全音半音の並びが同じ音階(黒鍵も使う、以下これを「仮音階」といいます。)も考えられ、並びが同じ音階が複数あるという意味で理論的にはハ長調とドリアンに本質的な違いはないように思いますが…。
このような並びが同じ仮音階を想定できるという意味で、考えようによっては、ドリアンも一種の調性音楽と言えなくはないでしょうか、現在調性音楽と言われているものとは質的(並び)に異なるものにはなりますが…。
また、ドリアンに対する並びが同じな、ハ長調に対するト長調のような仮音階(黒鍵あり)は教会旋法とは言わないですか、教会旋法であるイオニアンに対するト長調は教会旋法ではありませんか。
そもそも教会旋法とは本質的に何なのか、白鍵7音を使う音階?なら、なぜ7音なのかに戻りますが…。
以上は、音律(平均律)が関係していますか。例えば、純正律なら議論は変わりますか。
③
白鍵しか使わない純粋なハ長調の曲があるとして、この曲がハ長調であるとどうやって確定するのですか。
白鍵のみを使うドリアンではないと判断する理由は?
主音や機能和声が関係あるでしょうか、その辺の知識はほとんどないのですが…。
そもそも主音とは何でしょうか。
必ずしも曲の最初や最後の音というわけでも、曲の中で最も沢山使われているとも限らないのではと思うのですが…。
主音ありきで調性を決め曲を作るのではなく、ある曲ありきで逆に主音なるものをどう特定するのか。
また、どの音も数としては均等に、しかし順番は完全にランダムな曲があれば、その曲は何調で主音は何になりますか。
………本当に長過ぎる超長文となり誠に申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
これまた情熱的な大長文ですね。
しかしとても本質的な内容だと思います。
前回同様、あくまで僕の個人的見解に過ぎないことをご承知ください。
①
まず、12平均律がとりわけ浸透していることについて、結論から言えば「必然性はない」と考えています。
もちろん、あるていど自然倍音列に従って違和感のないスケールが選択されてはいると思うので、全くのランダムではありません。
7音音階である全音階に内包された全音/半音の音程も、リディア旋法が完全5度×6回の堆積で発生することから、必然性があると言えます。
ただ、そもそもどうして12平均律である必要があるのか、21とか31平均律ではどうしてダメなのか、というところに必然性を見出すことはできません。
多分、あるていど完全5度や3度の響きが良く、なおかつ音の数が多すぎないのが12だったんじゃないでしょうか。
これを必然とみるなら合理性はありますが、そもそも人間の耳というのは慣れによってずいぶん聞こえ方が変わるものです。
現代人はもはや純正律を気持ち悪く感じるようですし、そういう意味では自然倍音列の秩序すら人間の慣れの前では絶対ではないようにも思えます。
②
ちょっと文章の意味がよく分からない部分がありました。
分かる部分だけ書いておきます。
>イオニアンとエオリアン(イ短調)が調性音楽としてその他の教会旋法と全く違う扱いがされている理由
これについてですが、僕は個人的に、そもそもイオニアとエオリアはさして特別扱いされていないと思います。
西洋古典クラシックの理論がこの2旋法を基準に書かれてはいるものの、身の回りの音楽で教会旋法は意外なほどごく普通に使われています。
単旋律音楽も含めれば、むしろ古代の方が教会旋法は普通に使われていたわけですしね。
教会旋法もイオニア・エオリアも、結局は全音階の一種ですから、例えばイオニア・エオリアにおけるコード進行は見方を変えればほかの教会旋法上でのコード進行と同じになります。
イオニア上のI⇒IVはリディア上のV⇒I、みたいな話です。
こういうレベルで言えば、イオニア・エオリアにおけるコード進行だろうと常に教会旋法性がうっすら存在していることになります。
なので、イオニア・エオリアを教会旋法の中でそこまで特別視する必要はないと思っています。
もちろん他の全ての教会旋法で調性音楽を書くことが可能です。
③
調性は、コード進行とメロディの両面から決まります。
コード進行で言えば、いわゆる解決進行をした瞬間に調性が確定します。
和音1つだけでは調整は確定しません。
あくまでほかの和音との相対的な関係性の中で調整が確定するのです。
メロディで言えば、やはりメロディが終止したときに調性が確定します。
メロディの方が単純で、メロディは終止音に向かって必ず終止するので、例えばハ長調のメロディなら必ずハ音に終始すると考えていいです。
(「"必ず"ではないのでは?」と思うかもしれませんが、例えばハ長調でメロディがホ音に終止したとき、僕はその瞬間だけメロディがホ-フリギア旋法に転旋したと考えます。この考え方はかなり尖っていて一般的ではありません)
>そもそも主音とは何でしょうか。
これは、満足に応えられる人はたぶん地上にいないでしょう。
僕は「終止音に近いものだ」とかんがえてますが、そもそも僕らが思っているほど主音というのは強固な存在ではない気がします。
>どの音も数としては均等に、しかし順番は完全にランダムな曲があれば、その曲は何調で主音は何になりますか
この疑問にもつながってきますが、仮に白鍵だけで曲を書いたとしても、無調にすることは可能だと思います(最近それを研究中)。
なので、和声的な解決進行やメロディの終止が全く起こらない状態で、ランダムかつ均等に白鍵の音を配置すれば、耳慣れない響きではないし綺麗に聞こえるけど無調音楽、という感じになると思います。
丁寧なご返信、どうもありがとうございました。
ただ…私の知識・勉強不足で、前回とは異なり、ご回答の意味することが解らない箇所がいろいろありました。
自然倍音列、全音階、解決進行、コード進行、終止音等の用語の意味が解らず…初心者ですみません…場違いかなぁ…。
じっくり勉強してみようと思いますが…。
ご回答がご自身の私見であることを承知の上での再質問ですが、もう少しお付き合いいただければ嬉しく思いますが…
①
12音については必然性がない旨承知しました。
7音についてはよく解りませんでした…。
平たく言うと、音の重なり・和音が比較的綺麗に聴こえ、それ故に人類が慣れ親しんできたのがこの7音、というイメージですか?
②
「主音」なるものから始まり「全全半全全全半…」と並ぶのがイオニアで、それにはハ長調やト長調など数種類ある(エオリアも)一方、例えば「主音」から「全半全全全半全…」と続くのがドリアで、これはハ長調の「レ」(ハニホヘトイロの「ニ」)から始まる1種類しか記載されていない(確かに「1種類しかない!」とは明記されていませんが)書籍が手元に数冊あり、それ故私は今そう認識しています。
質問の趣旨は、全と半の並び方が異なるだけで、なぜ方や数種類あり、方や1種類だけなのか、本質的に両者にどのような差異があるのか、というものでした。
お答えは、両者に本質的な差異はなく、例えばドリアにも(レ(ニ)以外から始まる)数種類ある、という意味でしょうか。
ただ、慣れもあり前者は多用されていて、それ故複数(ハ長調やト長調など)一般的に使用されていてそれ故「調性音楽」と言われ、後者はあまり使用されない(実はそうでもなく、クラシック理論で説明されていないだけ?)ため、本当は複数あり、それ故一種の調性音楽と言えるけど、そうは一般的に言われていないだけ、ということでいいのでしょうか。
教会旋法で調性音楽を書ける、というご見解をそのように解釈しましたが…。
③
モード進行、解決進行については全く無知なので、一から勉強します。いわゆるトニックやドミナント、カデンツ等と言われるヤツと関係しますか?
また、終止音とは、音楽の終わりの音のことですか?
そうなら、ハ長調の曲は必ずド(ハ)で終わるということでしょうか?
ハ長調の音楽がホで終止(=終わる?)場合、そこだけホ-フリギア旋法になると考えるが一般的ではないとあります。このような場合、一般的にはどう捉えられていますか?
また、フリギア旋法とホ-フリギア旋法との違いは何でしょうか。
あ、もしかして、全音と半音の並びがいわゆるフリギア旋法と同じでトから始まる音階をト-フリギア旋法と言ったりする(フリギア旋法は1種類ではない一例)?
全く違っていたらすみません…。。。
度々の長い質問ですみません…。。。
…それにしても、前回の拍子の質問の時にも思いましたが、いかにも人間なんかとは関係のない普遍的で自然界の完全な理論とも言えるような書き方がされる音楽理論って、意外と、突き詰めると、人間の本能や慣れといった理論理屈では説明しきれないことが多そうですね!
用語についてはぜひ調べてみてください。
きっと色々分かって面白いと思います。
なお、全音階はダイアトニック・スケールとも呼ばれますので参考まで。
①
分かりやすく説明するのが難しいですが、およそそんな感じで合ってると思います。
ひとつ重要な点として、僕らが普段使っている全音階というのは、完全5度を積み重ねた結果できた音階です。
長調や短調が7音音階(全音階)であることに必然性があるとすれば、僕はこの性質が重要だと思っています。
完全5度は自然倍音列的に協和して聞こえますからね。
②
なるほど、そのように理解されていたんですね。
でしたらそれは誤解で、実際には教会旋法であっても長調や短調と同じく複数種類あります。
例えばホから始まるドリア旋法とか嬰ヘから始まるミクソリディア旋法なども考えることができます。
ちなみに、教会旋法はクラシック理論で解釈されていないかというとそんなこともなく、例えば対位法では教会旋法が普通に出てきますし、和声法でも割と古典的な研究が複数あると思います。
③
終止音は音楽の終わりの音のことです。
多くの場合、主音と同じ意味になります。
僕はハ長調の場合は必ずメロディがハ音で終わると考えてますが、一般的にはハ音で終わることが「多い」程度にしか考えられていないでしょう。
一般論で言えば、ハ長調であろうがメロディは他のあらゆる音で終わることができます。
音楽というのは、おっしゃる通り普遍的でも自然でもなく、極度に人間の感覚に依存したものだと僕も思います。
色や味と同じですね。
人間にとっては綺麗だったり美味しかったり感じるものですが、客観的に見てしまえばただの空気の振動・光の波長・特定の化学物質に過ぎません。
理屈では説明しようがない領域は音楽の大きな魅力だと思ってます。
①から③まで、基本的なことが勉強不足のためまた理解できていないことが私にはまだまだたくさんありそうですが、疑問に思っていたことに納得のいく回答をいただき、腑に落ちすっきりしました。
根本的に誤解していたこともあったようですね。
何度もレベルを考え解りやすく丁寧に説明いただき、どうもありがとうございました。
先生は、分からないことは分からないとか推測であると、また一般的に考えられていることと異なる場合は私見であると、正直に仰られるのがとても誠実で素晴らしいと思いました。
変な知ったかぶりをせずこう仰られる方は、とても信頼できますよね!
基本的なことを別途学びながらこれからも動画を拝見拝聴し、楽しく深く勉強させていただきます。
これからもこのチャンネルを応援していきます!
ある物質がなぜ人間の舌では甘みや苦みと感じられるのか、なぜある波長の光が人間の目には赤や緑に見えるのか、不思議ですね。
理屈では説明できないことが音楽の大きな魅力である…本当に私もそう思います。
やはり、全く音を聴いたことがなく先入観がない状態でいろんな音楽を聴き、どう感じるか、体験してみたい…。
@@ゆきゆき-i9f
そんな風に言っていただけると恐縮ですww
ぜひこれからも鋭い疑問を抱き続けてください!
>全く音を聴いたことがなく先入観がない状態でいろんな音楽を聴き、どう感じるか、体験してみたい…
全くその通りですね……。
ノンダイアトニックを使えるタイミングが分からないです、、やってみて違和感がないか聞くんでしょうか?
初心者の場合、使いやすいノンダイアトニックコードはほぼ決まっているのでそれを頭に入れるとやりやすいと思います。
短調のモーダルインターチェンジは非常に使いやすいです(IVmとかbVIIとか)
質問があります。
12:00 くらいのノンダイアトニックにすると、ドミソのミソ部分がぶつからないですか?
大丈夫なんでしょうか...?またどういう解釈でノンダイアトニックを差し込んでいっていますか?
ノンダイアトニックコードの選び方によっては、音がぶつかってしまいます。
例えばご指摘いただいた 12:00 のところだと、コードは Fm7 なのにメロディが C・E・G を鳴らすわけなので、全部いっぺんに鳴らすと FmM9 のコードになり、FとEが半音でぶつかりますね。
ただ、この「FmM9」というコードは C-和声的長音階におけるダイアトニックコードになります。
ノンダイアトニックコードを差し込んでいい基準は、
① 長音階・短音階(それぞれ自然・和声的・旋律的音階をふくむ)のダイアトニックから外れないこと
② メロディがアヴォイド・ノートを鳴らさないこと
の2つだと思ってます。
例外的に、20:40 あたりのようにアヴォイド・ノートを許しちゃうこともありますけどね。
ポイントは、自然長(短)音階だけでなく、和声的/旋律的長(短)音階にまで発想を広げて考えることです。
これって よく言われる コードとメロを半音でぶつからない様にするっていうのに
メロをキーのトニック構成音を多用することで安定感をだすってことですか?
V7を使わにことでお洒落感はでますが 逆に泥臭いロックやベタな曲やジャズっぽい緊張感はにがてなんでしょうか?
あと ノンダイアトニックはよく使われる物でドミソにぶつからなければOKですか?
質問多くてすみません
本人ではないですが、この方法では「コードとメロを半音でぶつからない様にする」ためにコードの方を変えるという発想になります。Em7はCadd9/E、G7はG7sus4といったぐあいです。
「メロをキーのトニック構成音を多用することで安定感をだす」はその通りだと思います。ただ、その安定性を出すのは、コードとのぶつかりで生じる不安定さを解消するためではないと推察します。前に書いたように、ぶつかりが生じるようであればコードを変えるのが基本的な発想になります。下2つは考案者の回答に委ねます。
動画を見ていただいてありがとうございます。
heiko_muさんが仰っている通り、この理論ではあらかじめコードとメロディが致命的なぶつかりを起こさないように用意します。
なのでむしろ、その上で発生するメロディとコードのぶつかりは別にいいよね、という発想です。
メロディがトニック構成音だから安定している、というのはまさにその通りですね。
ご指摘のとおり、この方法では泥くさい曲調やクラシック音楽のような雰囲気を出すのが苦手です。
ジャズの雰囲気も、メロディの考え方がかなり異なるため出せないでしょうね。
ノンダイアトニック・コードは、まさにドミソにぶつからないものなら何でもOKですし、その時メロディで鳴っている音にぶつかりさえしなければドミソのいずれかとぶつかるコードでも問題ありません。
とても勉強になりました!
感覚的に捉えていた部分をしっかり説明してもらった感じです。
素晴らしい\(^o^)/
嬉しいコメントありがとうございます!
勉強になりました🎵(^o^)
psyquiのdon't you want me はラドミ軸で主音がミになっているような気がするけど、キャッチーに聞こえる。なぜだろう。
これは短調でトニカル・メロディをやった好例ですね!
B-minor の主和音構成音である「B・D・F♯」を中心としたメロディになってます。
15:24
やってみます!(゚Д゚)
トニカルメロディとても使いやすくていいですね!
サビのコンファメ進行もとても聴き心地がいいです。
1つ疑問なのですが、コンファメ進行の2つ目のコードがBm7-5ではなくBm7になっています。これは音楽理論的にはどのように解釈(どこからの借用?)すればよいのでしょうか。
ありがとうございます!
Bm7は、A-メロディック・マイナーからの借用です。
@@toydora_music
キーCの平行調のキーAmのメロディックマイナーということですね!
ありがとうございます!
と言う事は、マイナー調のメロディーを作るには、ラドミだけでよいのですか?
そういうことになります!
あるいは、平行調の主和音となるIIIのコードの構成音(ドミソ)で作ってもいいです。
おもろいなー!
大変勉強になりました!ドミノがCメジャーのダイアトニックコードとぶつかりにくいのはわかるのですが、であればレとラも同じではないのか?と疑問に思いました。
あとマイナースケールでも成り立つのかなというのが気になりました。試してみようかな‥
コメントありがとうございます。
とてもいい疑問ですね!
実は、今回は「ドミソ」を軸にする方法を紹介しましたが、「ミソシ」「ソシレ」など、他のコードの構成音を軸にしても上手くいくことがあります。
なので、ラやレを使うことも可能だと思います。
マイナースケールで使う場合は少し変わってくる部分もありますが、基本同じ感じで使えるのでぜひ実験してみてください。
作曲初心者です。すごく勉強になります。
もし教えてもらえるなら知りたいのですが「音がぶつかる」というところがわからなかったです。
何となく同時に鳴らさないほうが良い音という意味と解釈したのですが、何か法則があるのでしょうか。それとも感覚で養っていくものでしょうか。
いいご質問ですね!
それについては、↓の動画で解説しているので是非ご覧ください。
m.ua-cam.com/video/D-iKwQa4lCE/v-deo.html
@@toydora_music
ありがとうございます。参考にします。
非常に感銘を受けて、DAW に写経させていただきました。
ベースのチューニングがドロップDなのは、本来のキーが D だからでしょうか?
写経されたんですねww
体得するうえで効果的だと思います!
ベースラインに関しては、エレキベースの音域に合わせて書いたわけではないので、ドロップDになっているのは特に理由はありません。
キーのコードトーンだけで、ふむふむ…
ってこれ、ただのペンタトニックじゃねーか(笑)
ま、ペンタトニックもコードトーンみたいなもんだろうけど。この視点で見ると、ファの男っていうのがどれだけ特別な音なのかがわかる。
トニカルメロディがペンタトニックと似ているというのは鋭いご指摘で、まさにその通りです。
逆に言えば、ペンタトニックが使いやすい理由をトニカルメロディで説明できるかもしれないと思ってます。
アトリエ感ある
スターウォーズとかETとかスーパーマンとか、これとクラシックのパクリで巨万の富と名声を得た〇〇〇〇
( ˙꒳˙ )ナルホド!
40,41小節で最もすごいことが起きてるのに解説してくれていない笑
あ。どそそーの動きがやたら多い近年のJポップの雰囲気が出てる(^^;
コードをなぞるようなボーカル曲、歌いづらいよねー
しらなかった
素敵な動画だと思いますが、動画を見て分かった事。結局作曲って難しい…。ドミソだけで良いというのは分かったが、説明に音楽用語が出過ぎて理解困難。初心者には方法のみでひとまず音の仕組みを説明する必要はないと思います。
素敵な動画と言ってくださって嬉しいです!
当チャンネルは、チャンネル説明欄にもある通りあまり初心者向けのチャンネルではありません。
中上級者向けにきっちり解説しますので、初心者向け動画は他のチャンネルさんに任せているつもりです。
3?小節目のバスのⅢとメロの3が並達8度で何とも気持ちよくない気がする。
メロだけ重要視して楽せずにちゃんとメロとバスのバランス考えて作曲した方が上達しそうな気がするなあ
コメントありがとうございます!
今回の理論はメロディとコード進行だけ扱ったものなので、その辺りは各自で気をつけるべし、と捉えていただければと思います。
ところで、3小節目のメロディは並達ではなく反達ではないですか?
メロディは「ドレ"ミ"」と上がり、ベースは「ファ"ミ"」と下がっていますので。