小林卓也・講演「脱人間化から非人間主義へ ー ドゥルーズの自然哲学概説」
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- Опубліковано 9 лют 2025
- 2020年1月30日 17時45分~19時15分 金沢美術工芸大学 第一教室(大学院棟3F)
小林卓也・講演「脱人間化から非人間主義へ ー ドゥルーズの自然哲学概説」
小林卓也(こばやし・たくや)1981年、京都府生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科助教(講演当時)現・阪大招聘研究員。主著『ドゥルーズの自然哲学』(2019)、共訳書にドゥルーズ『ベルクソニズム』(2017、ともに法政大学出版局)。
「器官なき身体」、「超越論的経験論」、「内在的自然」といった概念群によって構成される、ドゥルーズの自然哲学は、伝統的な西洋哲学における人間中心主義的な思考法に抗し、自然における物質性や身体性のなかから生まれるべき「非人間的」な思考や、ありうべき人間の形象を思考する「非人間的な哲学」を開示する。このとき自然はもはや、人間に対して外在する客体としての自然ではなく、いかなる人間主体による認識も、いかなる人間的形象の介入も前提することのない、無際限の諸要素がそれ自体において自律しつつ関連し合う運動性や生産性として存在する自然である。
ドゥルーズ哲学に脱人間化(déshumanisation)と非人間主義(inhumanisme)との切断点を発見した、新時代をひらく唯物論『ドゥルーズの自然哲学』を、明快にお話しいただきます。
配布資料 pdf hangyo.sakura.n...
金沢美術工芸大学一般教育等特別講演会 2019年度第2回
主催:科研費基盤研究C「剽窃と自己の言葉」(研究代表者・高橋明彦/一般教育)
撮影録音:高橋明彦
動画編集:千川岳志
スライド19で、潜在的持続としての主観が分割可能になってますが、分割不可能ですよね?