クラリネットの悪夢「リードミス」はなぜ起きる?それも物理で解明だ!
Вставка
- Опубліковано 5 лют 2025
- クラリネットの低音域の広さの理由を解説した前編はこちら↓
• クラリネットの人数がやたら多いのは「物理」が...
今回はクラリネット解説の後編!
クラリネット奏者のトラウマ「リードミス」が起きる理由について紹介しました!
クラ奏者の皆様、リードミスしてもぜひお気を落とさずに…。
音楽が大好きな2人が、世界の楽器についてゆったりじっくりトークするチャンネルです。
ぜひチャンネル登録や高評価をお願いします!
0:06 ついに本題!「リードミス」はなぜ起きる?
0:52 倍音のルールは実は簡単。大切なのは「節から腹」
2:53 リードミスの本質は「振動の倍数」。閉管だからこそ“ズレた音”が出る!
6:29 倍音の仕組みは運指にも影響する。閉管は指使いが複雑なんです
8:56 大切なのは「クラに優しく」。クラリネット、結構大変なんです…
【キャラクターイラスト】
ゆうさ。 / yusa_popo
【編集協力】
Ray_mo
【素材】
Adobe Stock(stock.adobe.co... )
DOVA-SYNDROME(dova-s.jp/ )
効果音ラボ(soundeffect-la... )
#クラリネット #吹奏楽 #楽器
大学で吹奏楽始めた時に、Fl,Saxはオクターブで同じ指なのに、Clはなんで違うんだろって疑問に思ってたけど、この解説でめちゃくちゃ理解できた!
よかったです……!ありがとうございます😊
> 運指で音が決まるので楽?
木管奏者でそう感じられるのは細かいメロディーの場合で、運指が「その辺りの音を瞬時に出やすくする」ことに大きく寄与しているのは確かです。
が、ハモりの場合は運指(トーンホールやキーの機構)が仇となることが多いと思います。
楽器は機種差や個体差が大きいので口でも結構ピッチコントロールが必要で、更にハモる場合は基本純正率ですので同じ音名でも調性や基音との距離によりピッチの変動幅は結構大きいです。
吹き方でピッチコントロールはできるものの運指でその幅が制約されるので苦労することがあります(不安定な高音楽器はともかく低音楽器はより大変そうなんですが、どうなんでしょう?)。
そして本題のクラですが、更にオーバーブロー先が異なる音名のため運指毎だけではなく音域毎に異なるピッチコントロールをする必要があるので混乱しそうです。
階名で5度違いだから大差ないように見えますが、倍音系列が異なるということはクセの異なる楽器に変えるようなものですから、オクターブで互いに全く異なるピッチコントロールを強いられることなんてざらにありそう。
クラとはいえ指使いの他にも口×息の流し方も変えないとちゃんとした音ならないので(金管に比べたらシビアではないですが)、リードミスででる音はおそらくオクターブよりちょっと上の低い音程の変な音になってると思います笑
大人になると学生時代になんでリードミスしてたかわからなくなるほど、全然ミスらなくなりますが😂
バスクラ吹きです。閉管楽器(クラリネット)の苦悩を布教してくださってありがとうございます!
「お前らミスってもオクターブ違いの音が出るだけで誤魔化せるやん。こちとら全然違う音がでるんやぞ!」とか
「お前らが“オクターブキィ”とか言っちゃってるやつ、ウチらは“レジスターキィ”なんやからな!」とか
「だから8vaとか8vbとかの記譜めっちゃ読みにくいちうねん!!」とかとかとかとか…ハァハァ
お前らの知らねぇところで苦労してんだからな!って今まで心の中でつぶやいてたこといっぱいあるのよね(笑)
※分かってもらいたいだけで敵対心ではない
ところで、こんなbarがホントにあったら常連になっちゃうわ~♥
お気持ちお察しします…怒ってるんじゃないんですが、こう、わかってほしいんですよね…
実店舗、本当にやりたいですね!ひとまずこちらをご贔屓いただければ🙇♂️w
テーマはなぜ起きるのか?なのに対し、なぜ目立つのか?という回答に見えました。
閉管かどうかとは関係ないように思います。
推測レベルですが、
・(管の構造とは無関係ですが)人数が多いから:この話題、オケより吹奏楽でよく耳にしますし。(例えば一定時間内でリードミスをする確率が5%の楽器&奏者を2人体制と10人体制で比較すると、2人よりも10人の方が1.5倍程リードミスが発生しやすくなる)
・(フルート・Wリードと比べて)発音体が鳴らしやすいから:鳴らしやすい→不用意にオーバーブローもしやすい。(例えばそんなときフルートはかすれやすい、オーボエはオーバーブローより音詰まりをしやすい)
・(Saxと比べて)発音体が不安定だから:ティップ・オープニングが大きい→リードの振幅が大きい→振動のエネルギーが大きいかつ不安定→不用意にオーバーブローしやすい。(空気の流れが急激に大きく変わるタンギング時に顕著)
辺りじゃないかなーと思っています。
折角の閉管ネタなので
・音色が不快だから:同時に鳴る各倍音の構成比率も音色に寄与しますが、奇数倍音のみから成るクラの音色は金切り声っぽい(高音で顕著、不用意に出たときに顕著)ので余計気になる印象。
とかもありそうです。
波長が1/3なので、周波数は3倍だから、log(3)/log(2)*1200=1901.955...=1200+701.955...=1200+700なので、1オクターブと約700セント上で、ドのミスリードは1オクターブ上のソになるわけですね。なるほどー
学生時代にクラリネット奏者が奏者としての自己肯定感が高いまま大人になってアマチュア吹奏楽団とかで続けられる人が少ないのかな。
しかも人間の数も多いし辟易としやすい。
大変ですねぇ。
人数多いとそれだけ色々ありますよね……苦笑
コメが少ないので、再びなんか書きます。
私がクラリネット使われてる曲で隠れた名曲と思うのは、
初代
「魔法使いサリー」
op曲(1966年)です。
後世のリメイク版ではアレンジが異なるので、あくまで初代です。
何しろ60年近く前の録音なので、
決して現代の様にリアリティの有るMIXでは無いし、
そもそもモノラルだし、
聞き取り難い箇所もありますが、ディキシーランドジャズスタイルで、後世のジャズの様にアドリブであっても何らかの規則法則が有るタイプではなく、一見各自好き勝手に掛け合ってるかの様に聞こえますが、実はちゃんと曲として成り立ってます。
そのopのぐねぐね動く手の込んだ、放送開始時はモノクロだったフルアニメ(トムとジェリーの影響が見られる)と共に後世に残すべき日本の文化だと思います。
(UA-cam動画があります。)
op曲は60年近く前の日本人バンドによる演奏らしいのですが、今の時代にこんな芸当の出来るミュージシャンが果たして居るかな?
なるほど納得!
狙ってない倍音なんてフルートでも出るけどな~、
どう説明するのかな~、
と、楽しみにしてました。
狙ってない音が、ハーモニーから外れている可能性が高いんだな。確かに。
これは物理でも有り、音楽の和声論でも有り、数学の確率の話でも有る。
ご期待に添えてよかったです…!
確かに!物理以外からも色々アプローチできる話ですね!
開管の代表とされるフルートの2オクターブ目は2倍音で運指はだいたい1オクターブ目と同じだけど、3オクターブ目は3倍音で、運指は全く異なりますよ。
息速が合わないと、意図せず3倍音が出てしまう事もあります。
前回、別の方もコメしておられたけど、開管と閉管の境目はかなり微妙な気がします。
3オクターブ目は理論上の運指とベームキーの構造が合わずに発音しにくかったり、ピッチが上ずったりしやすいので、人それぞれ代え指を工夫してるみたいですけどね。
最近3オクターブ目を多用する曲を練習してるので、試行錯誤してます。
ちなみに金管の基音とされる音は2倍音ですよね。
口の運動にしかならないが、基音より低いペダルって有るし。
なかなか1オクターブ下にはならない。
(無理矢理出すので曲では使えない汚い音)
確かに!3倍音になると運指はそりゃ違いますね…!🙇♂️
どんな楽器でも苦手な音域は大変そうですよね…色々工夫なさってるのはすごいなぁと思います!