『哲おじさんと学くん』の勉強会31、2024年10月13日
Вставка
- Опубліковано 25 січ 2025
- 『哲おじさんと学くん』の勉強会は毎週日曜日8:10〜より行います。
次回は10月20日です。
詳細情報:muhone.hatenab...
Chat:
00:22:37 Urasaki(チャット専): そもそも、心が身体の中に入っているように描かれているのがこの図の不適切な点ではないでしょうか?まるで「機械の中の幽霊」みたいな印象を与えてしまうと思います。
00:24:11 imahashiyuuzou: <私>を実体化しちゃってるんですよね。
00:24:20 Urasaki(チャット専): しかも、その心は脳のある頭部では無く、心臓のある胸の辺りに置かれている!
00:26:19 imahashiyuuzou: まあ、頭に描かれていればいい、というものでもないですけどね。
00:26:40 Urasaki(チャット専): 記憶無しで心が入れ替わっても、結局何の変化も無いのですから、無意味な想定では?
00:26:49 島 雄(Yu Shima): 私にはさっぱりわかりません。Urasakiさんは、どうしてそういう風にわかるんですか?
00:27:29 Urasaki(チャット専): 本に載っている図をみて判断しました。
00:28:30 島 雄(Yu Shima): なんか、異星人みたい。私は、図を見てもそういう発想が全然出てこないんですよ。困ったな。
00:29:54 Urasaki(チャット専): Replying to "まあ、頭に描かれていればいい、というもの..."
心(魂)の実体化には、胸にある heart のイメージがより効果的だと感じます。
00:30:40 Urasaki(チャット専): Replying to "なんか、異星人みたい。私は、図を見てもそ..."
この図自体が、あまり良い出来だとは思えませんので、ご心配なく😅
00:33:01 Urasaki(チャット専): Replying to "なんか、異星人みたい。私は、図を見てもそ..."
よりリアルなイラストにすると、どうしても想定の無理が露わになってしまうので、敢えて簡略図(しかも変な!)にしたのではないでしょうか?
00:39:10 Urasaki(チャット専): 永井先生も、この本では「心」と「意識」を区別せずに使っているように思えます🤨
00:41:45 Urasaki(チャット専): 「心臓の特在性」!そんなものがあるんでしょうか?
00:43:57 Urasaki(チャット専): 言語と心の相互依存性も、最近のAIの進歩を鑑みれば、必ずしも自明でないのかとも思います🤔
00:44:44 Urasaki(チャット専): 「実在」ではなく「実存」ですね。
00:55:28 島 雄(Yu Shima): 実在と実存の関係は、仏教でいう「色」と「空」に、関係ありますか?
00:58:48 島 雄(Yu Shima): 実存が「本質」であるというのであれば、「空」とか「仏性」に相当するように思うのですが、逆に説明されいる気もする。
01:00:23 Urasaki(チャット専): 西洋哲学で伝統的に対比されるのは「本質(essence)」と「実存(existence)」で、「実在論(realism)」は「唯名論(nominalism)」や
01:01:13 Urasaki(チャット専): 「観念論(idealism)」と対比される、別カテゴリーの概念だと思います。
01:03:55 Urasaki(チャット専): 仏教の「空」は「本質否定」という考え方かと思っていました。その点である意味「実存主義的」かなとも思います。
01:04:27 Urasaki(チャット専): 他方、「仏性」ってのは全然意味が分りません。
01:04:36 島 雄(Yu Shima): 「~がある」=実存、「~である」=本質」だとすると、唯名論、観念論は、どう表現できるのですか?
01:06:07 Urasaki(チャット専): 「唯名論」は「存在は名前が決める」、「観念論」は「存在とは観念である」かと。
01:09:03 島 雄(Yu Shima): 「唯名論」、「観念論」はbe動詞では表現できないということですね。
01:10:58 Urasaki(チャット専): どっちもbe動詞は使いますからね。1語だけで表現するのは困難かと😅
01:13:52 Urasaki(チャット専): 永井先生も『〈子ども〉のための哲学』では「〈ぼく〉」と表記しているので、別にどっちでも良いのでは?
01:15:35 Urasaki(チャット専): そもそも英語では「実在」も「実存」も existence ですからね。日本の哲学用語が混乱しているのだと思います。
01:18:08 島 雄(Yu Shima): あ、そうなんですか。フランス語ではどうなんですか?
01:18:47 Urasaki(チャット専): Replying to "永井先生も『〈子ども〉のための哲学』では..."
英訳では翻訳者が苦労して "I!" と表記していました😅
01:20:48 Urasaki(チャット専): Replying to "あ、そうなんですか。フランス語ではどうな..."
すみません、当方フランス語には全く通じておらず、存じ上げません🙇♂️
01:22:19 島 雄(Yu Shima): 失礼しました。実存主義は不rナンスで生まれたという、浅はかな先入観がありましたので。
01:24:00 島 雄(Yu Shima): フランスで生まれた……のミスです。
01:24:06 Urasaki(チャット専): Replying to "失礼しました。実存主義は不rナンスで生ま..."
確かに最初に流行らせたのはフランスのサルトルだと思います。
01:26:41 島 雄(Yu Shima): 今橋さんの意見に共感します。「なぜ(島)私は私(島)なのか」は、私にとっては質問でなく、答えです。
01:28:40 Urasaki(チャット専): 昔読んだ『実存主義入門』(講談社現代新書)によると、サルトルの使った "existence" という語の持つ「現実存在」
01:29:03 Urasaki(チャット専): という意味を活かして「実存」と訳したそうです。
01:31:39 火童: こんにちは。遅くなりました
01:31:50 Urasaki(チャット専): 実存主義の考えによると、「私」に限らず全ての存在に「なぜ?」と問うのはナンセンスだということになるのでは?全ての存在に理由は無いのですから。
01:33:35 Urasaki(チャット専): Replying to "という意味を活かして「実存」と訳したそう..."
「実在」と省略すると、「実在論」と混同するのを恐れたのかも。
01:41:36 imahashiyuuzou: そうかもしれません。実存主義は哲学のなぜ?へのアンチテーゼかも知れません。
01:42:30 Urasaki(チャット専): 私も島さんと同じく「存在の理由を問うことはあまり意味が無い」と感じます。ただ人間の本性にはそういう無理な問いを立てる習性があるのではないでしょうか?
01:43:48 火童: 「私はなぜ私なのか?」の私は問う側なのか、問われる側なのか?
01:44:43 Urasaki(チャット専): 私は永井先生から問われる側で、それに対して「理由はありません」と答える側です😅
01:44:57 火童: Reacted to "私は永井先生から問われる側で、それに対し..." with 👍
01:45:46 火童: 「私ですみません」と答えたり、いろんな答え方はありそうですね。
01:46:22 imahashiyuuzou: 問わざるを得ない私、という私も大切にしたいです。
01:46:29 火童: Reacted to "問わざるを得ない私、という私も大切にした..." with 👍
01:46:33 Urasaki(チャット専): 太宰治のように「生まれてきてすみません」となると、かなりツラい生き方になるのでは?
01:47:09 火童: 仏教で言えば凡夫の自覚ですね。
01:47:58 Urasaki(チャット専): マジョリティは適当にごまかして、問わずに済ましています。その知恵も又大切なのでは?
#禅
#永井均
#独存性
ネルケ無方ご老師、おはようございます。
合掌🙏🕯