朗読 永井荷風『掛取り』

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  • Опубліковано 17 січ 2025

КОМЕНТАРІ • 12

  • @piz2010
    @piz2010 2 роки тому +3

    朗読、ありがとうございます。
    何気ない短編ですが、なかなか興味深い内容で面白かった。
    東京の地理を知り尽くした荷風らしい作ですが、その東京を迷路のように描いているとこが面白い。
    さらに、本作は当時の最先端の利器である〈市電〉を描いてやろうという荷風の意図を感じました。
    この少し前に、森鷗外も『電車の窓』で市電を描いていて、だいぶ前にここでも朗読されましたが、荷風は意識していたのかもなんて思いました。
    それにしても、売掛けの掛取りで苦労するのは、現代の銀座のホステスも場末のキャバ嬢も女性相手のホストも変わらないようで面白いですね。

    • @seichan_bungaku
      @seichan_bungaku  2 роки тому +2

      『新橋夜話』の一編ですが、色っぽい話ではなくて、「女中お葉ちゃんのはじめてのおつかい」(初めてではなさそうですが)といった風情でしたね。私もお葉と一緒にハラハラしながら東京の街を歩くような気がしていました。
      こんな大変な思いをしてきたのだから、おかみさんには「ごくろうさん」と一言言っていただきたいところです。
      ありがとうございました。

  • @한강분당
    @한강분당 2 роки тому +2

    Thank you 💘

  • @長﨑光幸
    @長﨑光幸 2 роки тому +2

    掛け取りも、ない者からは、取り立ては出来ぬ。
    奉公人の辛さが身に沁みる。

  • @atheenaeos
    @atheenaeos Рік тому +1

    明治時代のロールプレイゲーム。最後に妖怪屋敷の様なところに辿り着き、ラスボス風のおかみさんが出てくる。いつもの荷風とは違ってスーパーフラットな人物描写も面白い。プッチーニのオペラのよう。

    • @seichan_bungaku
      @seichan_bungaku  Рік тому

      お聞きくださり、ありがとうございます。
      ラスボス風おかみさん…😂
      たしかに。

  • @kazuki3577
    @kazuki3577 2 роки тому +1

    朗読ありがとうございます。
    現在で大久保と聴くと銀座から向かえば、新宿の先ですが、この頃の大久保は、小説の舞台でも新宿の手前、河田町の女子医大の少し先辺りですね。伝馬町はほぼ四谷駅前ですしね。
    【懐紙】「かいし」なのでは?。ルビがあるのかわかりませんが。

    • @seichan_bungaku
      @seichan_bungaku  2 роки тому +1

      私、東京の土地勘は全くありませんので、お葉と同じようにおのぼりさん気分で読みました😅地元の方にはまた別の面白さがあるのでしょうね☺️
      この小説は総ルビで「懐紙」には、「ふところがみ」とふってありました。訓読みすると、やまとことばらしくなりますね。
      ありがとうございました。

  • @為楽寂滅
    @為楽寂滅 8 місяців тому +1

    もう少しゆっくりとお願いしたい荷風ふうに

  • @chibimaruchan1218
    @chibimaruchan1218 2 роки тому +4

    もう少しゆっくり