「あれから10年 これから10年」File.53 福島県双葉町／山本美雅さん

「あれから10年 これから10年」BS-TBSで毎週土曜よる8時54分放送
東日本大震災から10年。当時10代だった若者の震災後10年とこれからの10年を取材、復興を考える。
File.53　福島県双葉町／山本美雅さん
山本美雅さんは中学校2年生の時に被災。双葉町の原発事故の影響で町を離れることを余儀なくされた。はじめは県内の町へ、次いで町全体が埼玉のスーパーアリーナへ避難、そして、4月からの進級に向けて叔父がいる横浜へと引っ越した。当初は、すぐにでも双葉の家に帰れるものと思っていたが、戻るどころか故郷からどんどん遠ざかっていく現実に不安が増していったという。現在、山本さんは双葉駅前で母親とファストフード店「ペンギン」を営んでいる。「ペンギン」は、かつて同じ双葉駅前で祖母が営んでいた地元民に愛されてきたお店。山本さんは一時帰宅の度に、復興のために全国から集まってきた人々、地元のために頑張る双葉の住民を見るにつけ、自分も双葉町の為に何かできないかと考えるようになった。そんな折、「ペンギン」復活の知らせが届き、母と一緒に働くことを決意した。そんな山本さんの「今」と「10年後」の目標とは？
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