「あれから10年 これから10年」File.110 福島県浪江町津島／今野実永さん

BS-TBS「あれから10年 これから10年」〈毎週土曜よる8時54分放送〉
東日本大震災から10年。当時10代だった若者の震災後10年とこれからの10年を取材し、復興を考える。
【File.110　福島県浪江町津島／今野実永さん】
震災当時、今野実永さんは小学2年生。
大きな地震に動揺する児童に、校長先生が「大きな声で校歌を歌いましょう」と声かけ。お陰で落ち着きを取り戻し、みんなで励まし合ったことをよく覚えているという今野さん。
その後、家族と町外へ避難したが、避難先の暮らしに馴染めず、子どもながらに「震災による制約」があると強く感じたという。
現在、今野さんは大学で民俗学を学びながら伝統芸能を継承する活動を行っている。それは、今なお帰還困難区域に指定されている南津島（一部を除く）で伝わる「田植踊り」。以前から保存会に参加してきたが、今は自身が通う大学の協力のもと、ゼミや授業などで継承活動行っている。
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