「あれから10年 これから10年」File.74 福島県川内村／志賀風夏さん

「あれから10年 これから10年」BS-TBSで毎週土曜よる8時54分放送
東日本大震災から10年。当時10代だった若者の震災後10年とこれからの10年を取材、復興を考える。
File.74　福島県川内村／志賀風夏さん
志賀風夏さんは高校1年生の時に被災。親元を離れて祖母の家から相馬にある高校に通っていた。そんな中、東日本大震災、そして原発事故が発生。電話が不通となり両親の安否が分からない状況が続いた。数日後、川内村が全村避難となったため、志賀さんの両親は風夏さんのいる相馬へ、高速道路で1時間の道のりを半日かけて避難。対面を果たすことができた。震災から1週間後のことだった。志賀さんは、封鎖されて帰れなくなってしまった故郷を思い、不安でいっぱいだったという。現在、志賀さんは地元・川内村でカフェのオープンに向けて準備を進めている。そのきっかけは、以前勤めていた「かわうち草野心平記念館」。この記念館もオープン予定のカフェと同じ、茅葺き屋根の古民家で、記念館を訪れる人々と接するうち、皆が川内村を訪れる理由は「こういう場所」を求めてやって来ることに気付いたからだという。そんな志賀さんの「今」と「10年後」の目標とは？
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