「娘の死を無駄にしたくない」原発から3km 娘の遺骨を捜して…震災から12年(2023年3月10日)

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  • Опубліковано 12 жов 2024
  • 東日本大震災から11日で12年。
    福島県大熊町。入ることが制限されるこの区域で、娘の遺骨を探し続ける男性がいます。
    木村紀夫さん(57)。あの日、原発から3キロにある自宅は流され、父と妻、そして次女の汐凪ちゃんの行方がわからなくなりました。原発事故により避難を余儀なくされ、捜索することもままなりませんでした。その後、妻と父の遺体は発見されましたが、汐凪ちゃんは、骨の一部が見つかったのみ。以来、12年間、探し続けています。
    木村紀夫さん:「ここは、のどかな町ですよ。田んぼの周りに、ちょっとずつ家が点在しているような場所で、本当にのどかな田舎の風景ですね。国策によって翻弄されてきた地域といえる。だけど、それで潤っていたのも、もちろん事実なので」
    木村さんが遺骨を探すとき、必ず、汐凪ちゃんが通っていた小学校を訪れます。教室の中は、あの日のまま、時が止まっていました。
    木村紀夫さん:「楽しんでましたね。小学校に入学する前から楽しみで。学校はすごい好きでした。(生きていたら)20歳、来年、成人式です。想像できない、1年生のままなので。私のわがままかもしれないけど、他のみんなの物も、ここに残してほしい。汐凪の物だけここにあっても寂しくて。これは俺のわがままかもしれないけど」
    中間貯蔵施設の建設地となり、除染による廃棄物が積み上がったままの町。12年経った今も、人が住めない場所が、多く残されています。そこに、かつての面影を探すことはできません。それでも、この場所で娘の骨を探し続ける木村さん。その傍ら、自分の経験を、未来の防災につなげたいと語り部活動を始めました。
    木村紀夫さん:「津波で流されたこともそうだけれど、原発事故により捜索がちゃんとできなかった。それは大きな教訓だと思う。原発事故とは、そういうものだと知ってほしい。ちょっとでも来た人の心に残ってくれたら。それが防災につながってくれればいいなと。それが“慰霊”になるということ。やっぱり汐凪の存在が大きい。無駄にしたくない。無駄にすることは、汐凪の命を無駄にしていることと一緒」
    木村さんが自宅の裏山に立てた小さな慰霊碑。汐凪ちゃんが大好きだった潮風を浴びながら、ひっそりと佇んでいます。
    [テレ朝news] news.tv-asahi....

КОМЕНТАРІ • 7

  • @ライオン丸-m8q
    @ライオン丸-m8q Рік тому +2

    泣いちゃいけないのに声を押し殺して泣いている自分がいる

  • @taro5806
    @taro5806 Рік тому

    これだけの事故が起きたのに今後再稼働して事故が起きれば自業自得だろ

  • @user-2hy5wt8
    @user-2hy5wt8 Рік тому +1

    遺骨捜しても意味なし

    • @21313111
      @21313111 Рік тому +3

      安倍さんて家族とうまく行ってない不幸せさんでしょ?(笑)

    • @MN-lk1vl
      @MN-lk1vl Рік тому +1

      お父さん見つけましたね