【取材報告】福島『ここで生きていく』- 東日本大震災 _Voice of People_Vol.7 / 安田菜津紀、佐藤慧
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- Опубліковано 9 бер 2021
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『Voice of People』
Dialogue for Peopleのジャーナリストが訪れた世界を、その地域に暮らす人々の声とともにお届けします。
【今回訪れた場所】
福島県大熊町
2011年3月11日、東京電力福島第一原子力発電所がある福島県大熊町を、震度6の揺れと10メートルを超える津波が襲いました。続く原発事故の影響を受け、大熊町は全域が「警戒区域」に指定され、住民は避難を余儀なくされます。
今回は、あの日、父・王太朗(わたろう)さん、妻・深雪(みゆき)さん、次女・汐凪(ゆうな)さんを亡くした、木村紀夫さんにお話を伺います。
学校に残され無事だった長女・舞雪(まゆ)さんと、王太朗さんと一緒に自宅に向かった汐凪さんのこと。
原発事故により、置き去りにされた命があること。
「ここで生きていく」夢があること。
10年経ったいまも、限られた一時立入りの時間を使い、汐凪さんを探し続けている木村さん。一方で、放射線により汚染された土壌などを保管するため、帰還困難区域内の「中間貯蔵施設」では作業が続いています。
被災地と原発。
これから先私たちは、どんな未来を目指すべきなのでしょうか。
取材:安田菜津紀、佐藤慧
取材協力:木村紀夫さん、ベル
編集:佐藤慧
制作:認定NPO法人Dialogue for People
取材地:福島県大熊町
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• (取材報告)Voice of People
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表には出て来ない、でも大切な真実を伝え続けてほしいです。ありがとうございます。
こういう取材が見たいし、知りたいところです。
安田奈津紀さんもふくめそうなんですが、この原発の問題で、私が思うのは、原発の施設を受け入れていたのは、あくまで現地の住民だということなんです。短く言うと、原発をそこに持続させる政治家をそこの地方に選んでいた、選び続けてき
たと言うことだと思います。つまり、そこに原発があることの責任は、かなりの部分、現地の住民にあるということ。もちろん、その電力を使っている東京の住民が、原発施設を福島なりにおいていると言う責任はまた東京の人たちにあるとおもいますが。そこから始めないと、何も動いていかないと思います。