ことわざは世界中に見ることができる「小さな言語芸術」【ことわざ4】

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  • Опубліковано 26 чер 2024
  • ことわざシリーズ第4回です。「『3月のライオン』の由来となった季節のことわざ」「語源も深い"ラディッシュを下から見る"」などの「オシャレなことわざ」を紹介し、後半では「新しいことわざが生まれにくい原因は学問?」など、ことわざをリサーチをした感想や考察で最終回を締めくくります。
    【目次】
    00:00 季節感じるオシャレことわざシリーズ
    06:58 気の迷いでオシャレに感じた
    09:25 弘法大師のエピソードも盛られがち
    13:07 オシャレことわざには自然が付き物
    18:30 ことわざに関することわざ
    22:59 ことわざに対する考察「新しいことわざは生まれない?」
    30:46 凄まじく芯を食ったことわざシリーズ
    35:06 老荘思想ゴチャゴチャになる問題
    39:20 中国はうまいこと言いたがり
    41:57 文脈があれば意味が理解できることがある
    44:59 世界中に見られる小さな言語芸術
    【参考文献のリンク】
    ◯誰も知らない世界のことわざ
    amzn.to/3cCDWL5
    メイン種本1。かわいいイラストでユニークなことわざがいっぱいでてきて楽しい。
    ◯たぶん一生使わない?異国のことわざ111
    amzn.to/3ecs6rK
    メイン種本2。日本ことわざ文化学会副会長によるおもしろことわざ紹介本。章の間に挟まってることわざコラムが結構面白くて読みごたえがある。
    ◯ものの見方が変わる!世界のことわざ
    amzn.to/3KyGnLm
    ↑に同じく、時田氏による世界のことわざ本。児童書のつくりなので、お子さまにぜひ。
    ◯世界ことわざ比較辞典
    amzn.to/3Ky9o9Q
    同じく、時田氏が監修した辞書。「一石二鳥」を世界各国では何という?のように、世界中のことわざのバリエーションが一気に覗けるナイスな辞書。水野は通読中。
    ◯小学館 故事成語を知る辞典
    amzn.to/3R63Zt9
    故事成語に特化した辞典。普段使ってるあの言葉(例えば、「入門」とか)、実は出典あったの⁉みたいな驚きがある。水野は通読済み。
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КОМЕНТАРІ • 470

  • @kijisiro1066
    @kijisiro1066 Рік тому +214

    ロシアでは暖炉の上に寝床があって、「暖炉から飛び降りる間」というのは「朝起きだす間」という意味だと思います。「世界の故事名言ことわざ総解説」を参照しました。

    • @an-bh4xh
      @an-bh4xh Рік тому +13

      「自殺」ではなくてよかった

    • @coprot4087
      @coprot4087 Рік тому +22

      まあそりゃそうか
      氷点下のロシアで寝床の下に暖炉が無かったら死んじゃうもんな

    • @user-so9dd3fw3e
      @user-so9dd3fw3e Рік тому +11

      ゴールデンカムイに出てきて思い出しました!

  • @Shushupu_Love
    @Shushupu_Love Рік тому +311

    聖マルチンが白馬に乗って迫るちん

    • @user-lr4wi2pt3e
      @user-lr4wi2pt3e Рік тому +115

      寒すぎてもう冬来たかもしれん

    • @kajibadorobou
      @kajibadorobou Рік тому +3

      ギャグが寒くて困るちん

    • @user-tu7nj5pj9q
      @user-tu7nj5pj9q Рік тому +46

      これ評価してるの水野さんだろw

    • @find2676
      @find2676 Рік тому +6

      @@user-lr4wi2pt3e 大好き

  • @reicul
    @reicul Рік тому +201

    「地雷を踏む」「オブラートに包む」ってもう現代の諺でいいと思うの。

    • @kiko-bn9pz
      @kiko-bn9pz 9 місяців тому +28

      いつか
      A「地雷を踏む」B「ww…え?地雷をですか…?あの地雷…?ww」A「本当ですよ!…wwこの本に…」みたいな会話がされるのかもしれない

  • @user-wy1us7xm8h
    @user-wy1us7xm8h Рік тому +208

    「ことわざは民衆の声、したがって神の声」、堀元さんが「民衆の声は神の声」があれば許せるとおっしゃっていましたが、ラテン語の成句にvox populi vox dei「民の声は神の声」というものがあるので、これを意識したかなりハイコンテクストなことわざなのかもしれません。

    • @yurugengo
      @yurugengo  Рік тому +70

      ドンピシャな補足ありがとうございます、まさにそれが言いたかったんですよね〜(初耳)

    • @masuo64
      @masuo64 Рік тому +51

      @@yurugengo 堀元さんが知らないの意外でした。
      朝日新聞のコラム「天声人語」はこれの漢語翻訳としてちょー有名ですぞ。

  • @midori_satoru
    @midori_satoru Рік тому +129

    この世界のことわざ辞典に「プリンでトランジスタを作る」を是非入れて欲しい。

  • @carneriansimon6652
    @carneriansimon6652 Рік тому +316

    ことわざじゃありませんが非常に怒っている事をあらわす言い方で「ガンジーでも助走をつけて殴るレベル」って凄いと思った

    • @xtatekawa
      @xtatekawa Рік тому +4

      最高です

    • @motojiro
      @motojiro Рік тому +27

      核 ガ ン ジ ー

    • @Ragi_yan
      @Ragi_yan Рік тому +3

      痛快ですよね

    • @nerotas4299
      @nerotas4299 Рік тому +19

      助走をつけてがいい味出してます

    • @gutsnosada
      @gutsnosada Рік тому +13

      この表現の出典ってどこなんでしょうね
      こういう現代ネットミーム学みたいなのも気になるなあ

  • @aeunoute7zotiri2keri
    @aeunoute7zotiri2keri Рік тому +115

    ラディッシュを下から見る=日本語なら「草葉の陰」に近いのですね。おもしろいなあ

  • @user-hp6yk1rm5i
    @user-hp6yk1rm5i Рік тому +34

    「背に腹はかえられぬ」も、当たり前に使ってますけど外国の方からしたら「当たり前じゃん何言ってんの?」みたいな感覚なんですかね😂当たり前を見直すって面白いな〜

  • @zyxeurictfoygoijk
    @zyxeurictfoygoijk Рік тому +88

    馬と火鉢みたいな突拍子もない比較好きだけどなあ。
    根本から違うことが理解できるし、「どうしてその2つが出てきた?」みたいな言葉選びも楽しい。

    • @user-gx7ht8bl6j
      @user-gx7ht8bl6j Рік тому +4

      こういう突拍子もない発想は昔の落語家さんたちがすごいですよ。もし興味があれば昭和の落語家さんとか調べてみてください。

  • @user-qk6ds7js1z
    @user-qk6ds7js1z Рік тому +94

    「半年ROMれ」も一見喧嘩売ってるように見えて「物事を俯瞰して冷静に見極めることが大切」というようなことわざにもなるんですね(?)

    • @user-sh6ju7fj7r
      @user-sh6ju7fj7r Рік тому +14

      郷に入っては郷に従え
      に近い気もします
      インターネット掲示板に入るなら、そこの文化に従えみたいな…?

  • @hida_mari
    @hida_mari Рік тому +105

    東海出身だからか、水野さんの「なし\」に違和感がなかった
    27:57 27歳成人男性の「うえーん」、愛らしさを感じて好き

    • @masuo64
      @masuo64 Рік тому +17

      OJADというネットの日本語アクセント辞典があります。
      東大と何かエラい研究機関が関わってる信頼できるとこみたいですが、そこでも「梨」は「なし\」と書かれてました。
      堀元さんの発音は、関東出身者がTVラジオを通して関東方言アクセントを広めてるのを学習したという事だと思います。

    • @renk1310
      @renk1310 Рік тому

      名古屋生まれの自分も違和感なかったですね。でも和歌山弁(おそらく関西含む)なら、なし ̄だと思います。

  • @user-gm1zn5og2k
    @user-gm1zn5og2k Рік тому +50

    いっそのこと、ゆる言語で「現代ことわざ大賞」をやりませんか?視聴者のみなさんで、現代の世相を反映した諺を作って、お二人に大賞を決めてもらうというのはどうでしょう。
    現代の世相を反映した諺というのは、例えば(思いつきですが)
    「水ガス止まってガチャを引く」水道やガスが止まっているのに課金ガチャを引くような、優先順位が分からない人・様子。
    「視聴者増やして広告失う」UA-camrが収入を得るために視聴者を増やそうとして過激な動画をアップした結果、視聴者は増えたけれども広告がつかなくなってしまうような、中間的な目標を達成するために、最終的な目標を見失った様。
    「瞳からでも住所は分かる」SNSにアップした写真の瞳に映った部屋の構造から、ストーカーに自宅住所を特定されたアイドルの例から、ネット上にアップする個人情報には細心の注意を払えという戒め。

  • @sand-back
    @sand-back Рік тому +29

    ミスターホリモトが「女心と秋の空」好きと言った瞬間に、「これは、この諺が前は『男心と秋の空』だったことを踏まえて変な男女平等を茶化す感じで紹介するやつだ!」と思ったのに違った。

  • @ulickananceighowen3062
    @ulickananceighowen3062 Рік тому +64

    現代のことわざと聞いて連想したのは、博多華丸大吉の漫才で頻出される「よその子とゴーヤ(オクラ)は育つのが早い」かしら……使ったことはないけれど腹落ちはすごいする

    • @user-wx5vq2kq3k
      @user-wx5vq2kq3k Рік тому +7

      乾杯の挨拶とスカートは短いほうがいい

  • @K_U
    @K_U Рік тому +29

    ウイグル人はムスリムで、髭は蓄えていると経験豊かな人だ、とみなされる文化があります。ことわざを多く使える人も経験豊かな証拠と言えるため、いい喩えに思えますね

  • @aiueokakikukeko587
    @aiueokakikukeko587 Рік тому +26

    3:30 「女心と秋の空」は元々は「男心と秋の空」だったという話もありますし、結局何であろうと人の心は変わりやすいんでしょうね

  • @noby8917
    @noby8917 Рік тому +177

    「唇亡びて歯寒し」などの一見「?」なことわざって定期的にことわざ集作る人が「何このことわざ芯喰ってないやん…でもオモロいから載せとこ」が脈々と続いているだけやったらエモい

  • @user-lo9nj2eq6v
    @user-lo9nj2eq6v Рік тому +41

    一応中国語母語話者で現在日本に住んでる者です。ハンドルネームは「あいうえお」と読みます。
    中国の故事成語やことわざに明らかに盛った数字が出てくるのは古代中国の知識人が同時に詩人でもあるからではないかと考えます。当時の教養として作詩が当たり前のもので、対句や押韻を優先したのではないだろうか。
    また、唇亡歯寒と歯亡舌存についてですが、お二方が違和感を覚えられた原因はおそらく「亡」が「滅びる」と読むと辞書にあるからではないかと考えています。もしそれを「なくなる」と読めば、違和感もなくなるのではないでしょうか。唇亡歯寒は、唇は緩衝地帯で、もし緩衝地帯がなくなれば、歯は直接寒さにさらされ、危機に陥るということだと思います。例えば、朝鮮戦争において中国が義勇軍を出したのも朝鮮という唇がなくなれば、中国という歯がアメリカという寒さに晒されます。歯亡舌存は、年を取るとそれまでに固いものをかみ砕いてきた歯は次々と抜け、弱そうな舌がいつまでも残っているということを言ってると思います。
    とはいえ、唇がなくなることは確かに意味不明ですね。
    最後に、個人的に面白いと思った中国の故事成語を三つ紹介します。
    まずは懸梁刺股(けんりょうしこ)。これは日本語にもあるようで、懸頭刺股(けんとうしこ)と言われているようです。苦労して勉学に励むことのたとえであり、これは二つのエピソード、懸梁と刺股から成り立っています。懸梁は、漢の時代の孫敬と言う人が夜通し勉強した際、寝落ちしないために自分の髪と天井の梁を縄で結び、眠りそうになったら髪が引っ張られ、その痛みで目が覚めるというもの。ちなみに、日本語で調べると天井の梁から吊り下げた縄を自分の首に引っ掛けるから懸頭とあるが…どっちが正しいでしょうか…次に、刺股ですが、戦国時代の蘇秦が同じように夜通し勉強していた時に眠気を覚ますために太ももを錐で刺していたことに由来します。血がくるぶしまで垂れていたとか…
    次に、葉公竜を好む(しょうこうりゅうをこのむ)という四字熟語ですが、これは見せかけだけの愛好を揶揄したたとえで、葉公という竜が大好きで家中に竜に関するものを飾っていた人がいた。これに感動した竜は葉公に直接会いに行ったが、本物の竜を目にした葉公は恐怖に駆られ逃げ回り、ついには気絶してしまった。数年前にテレビでカープ女子にわか説のようなものが検証されたのを思い出す。広島カープのユニフォームを着た女性がカープの監督の写真を見せられ、「誰このおじさん」と言ったのが印象的でした。堀元さん、にわかを目撃した際はぜひこのことわざを使ってみてください。
    最後に、汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)という成語ですが、これは書物を大量に持つことのたとえで、牛車で運べば牛が汗をかき、家で積み上げれば天井(棟木)に届くという意味です。水野さん、ぜひ使ってみてください。
    長文失礼しました。ゆる言語学ラジオもゆるコンピューター学ラジオもいつもジョギング中に聴いてます。ことわざ回はとても面白かったので、ぜひ続きを作ってください。

    • @user-gm1zn5og2k
      @user-gm1zn5og2k Рік тому

      葉公竜を好む、堀元さんが好きそうですね。話としても面白い。

    • @user-fn8rx6wc5w
      @user-fn8rx6wc5w Рік тому

      蛍雪が好きです。リアル部屋に差し込む街灯で受験勉強したことがあります。

  • @ikatatsu
    @ikatatsu Рік тому +26

    去るものは日々に疎し、英語でもOut of sight,out of mind.って言うから、世界的に共通認識で真理なんだろうなあって思う

  • @gutsnosada
    @gutsnosada Рік тому +28

    動画中で水野さんが引用している「隙自語」は成立に直接の経緯と究極の経緯が存在していたり、こういう「現代成語(?)」も深掘ってみると非常に面白いものですよね

  • @Gadona143
    @Gadona143 Рік тому +19

    「百里を行くものは…」から連想した「家に帰るまでが遠足です」って比較的最近のことわざな気がする

  • @PaleRoid
    @PaleRoid Рік тому +27

    馬と火鉢に関しては、あれが寧ろ哺乳類、あるいは生物みたいなレイヤーの共通点すらない、想像しても想像だにしないほどちがうものだって感じがして結構好き

    • @user-ng7pd9mf8q
      @user-ng7pd9mf8q 8 місяців тому +4

      自分も同意
      レイヤー揃えた方が綺麗なのは分かるけど違いが際立っててより事実に即してる気がする

  • @user-pf3ur3gm1v
    @user-pf3ur3gm1v Рік тому +26

    笹食ってる場合じゃねぇ!もネット用語ですが、ことわざに近いかな。もう十数年して世代が変わるまで生き残れば、ことわざとして認知されるかも

  • @ST-tb2fk
    @ST-tb2fk Рік тому +79

    老子・荘子・孔子のよくわかってないことをべらべらしゃべりつづけるって、故事を体現するの笑う。

  • @user-kx7yg3sc7q
    @user-kx7yg3sc7q Рік тому +24

    やっぱり「お前がホリエモンを編集するとき、お前もホリエモンに編集されているのだ」が痛快で大好きですね。

  • @user-tg8xt9gk6r
    @user-tg8xt9gk6r Рік тому +18

    「孔子のニオイはかぎとれる」www 水野さんのワードセンス😂

  • @Bodopi
    @Bodopi 10 місяців тому +8

    「聖マルチンが白馬に乗ってやってくる」への補足ですが、ドイツを初め欧州の一部では「名前の日」というものがあって、古くからある名前は暦の日と結びついている。特に聖人の名前の日は宗教的な祭り等を行ったりして重視されています。その内マーティンという名前の日は11月11日となっており、非常に大切にされています。「聖マルチンが白馬に乗ってやってくる」というのは要するに11月11日になったら銀世界だ!~みたいな意味です。

  • @kaznesq
    @kaznesq Рік тому +11

    フランスの「去る者日々にうとし」に相当する諺がお洒落です。"Loin des yeux, loin du couer." (目から遠ければ心臓(心)からも遠い)。 物理的にもその通りだし、心情的にもその通りです。元はラテン語の諺(詩?)で、愛情の変化のことらしいです。

  • @user-ys4qk8nu3n
    @user-ys4qk8nu3n Рік тому +23

    8:16 ホメロスが居眠りするわけじゃなくて、偉大なホメロスといえども観客がつい居眠りをしてしまうようなつまらない戯曲を書いてしまうこともある、という意味の諺ですね。

  • @ooYAkanata
    @ooYAkanata Рік тому +7

    21:28 キュウの漫才みたい
    「今日の水野、飾りが無い気がするなあ」
    「エビサンドに乗って滑りたいなあ」
    「あー飾りあった。よかった、質量は変わってないな」

  • @Kobarienne
    @Kobarienne Місяць тому +2

    ドイツにいた時に息子の帝王切開予定日が11/11でした。結構直前になって、その日が聖マルチンの日(St. Martinstag)だということに気が付きました。調べてみたら、聖マルチンは凍えている貧しい人に自分のマントの半分に切ってあげるという、慈悲深い素敵な感じの人だったのでいいなぁと思い、それまで予定していたセカンドネームをMartinに変更しました。息子は自分の物を人にもわけてあげたりする優しい所がある子に育ったので、セカンドネームにそれを入れて良かったなぁと思っています。
    今は南半球に引っ越してしまったため、息子の誕生日は冬の到来というよりは、これから夏だなぁという感じです。

  • @user-sg3sj8yx5t
    @user-sg3sj8yx5t Рік тому +15

    10:30 で空海と温泉発見のエピソードがありますが、太宰府近隣の温泉や旅館では「菅原道真も入った湯」「泊まった宿」「食べた料理」とかザクザクあります。それが全て本当なら道真は死ぬほど太宰府をエンジョイしてたことになりますね笑

    • @an-bh4xh
      @an-bh4xh Рік тому +4

      それは心温まる話ではありますね♨

    • @francescogatti3002
      @francescogatti3002 Рік тому +3

      大宰府生活をエンジョイしたにも関わらず怨霊となって出てくるんだから、恩を仇で返すみたいなやつですね。

  • @user-gm1zn5og2k
    @user-gm1zn5og2k Рік тому +65

    現代で諺の代わりに使われているものは、ネットスラングや漫画・映画・ドラマ等の名言だと思います。
    ネットスラングは水野さんが「隙あらば自分語り」を例に出していましたが、「諦めたら試合終了ですよ」(スラムダンク)「手痛く負けた時こそ胸を張れ」(賭博黙示録カイジ)「答えは沈黙だ」(ハンターハンター)「希望は永遠の命」(ショーシャンクの空に)など、漫画等が出典でよく使われる言葉も結構ありませんか?
    そして、これらが諺ほど一般用語にならないのは、狭いコミュニティで使われているからだと思います。ネットスラングはリアルで使えば痛い人だと思われるし、漫画や映画も、共通の趣味だと分かっている人以外には使わないでしょう。現在では、作品が膨大に生まれ、「誰もが知っている」作品の幅が狭くなっているのではないでしょうか。もし現在で諺クラスの共通用語を作ろうとすると、教科書に載っていたレベルの作品(走れメロス等)を出典にしないとなかなか難しいのではないでしょうか。

    • @nasunasu9794
      @nasunasu9794 Рік тому +7

      「諦めたら試合終了ですよ」確かにめっちゃことわざぽいですね。

    • @user-xr3wl5oe2i
      @user-xr3wl5oe2i Рік тому +7

      エーミールの「そうかそうかつまり君は〜」とかは同じ年代の人だとだいたい知ってるからことわざみが強いかも

    • @user-lp3lz2hv4c
      @user-lp3lz2hv4c Рік тому +6

      『憧れは理解から最も遠い感情だよ』
      『あまり強い言葉を使うなよ。弱く見えるぞ』など

  • @DoLikeHer
    @DoLikeHer Рік тому +13

    イソップ童話、グリム童話、アンデルセン童話見分けポイント:社会や文化があまり出なくて寓話性が強いのがイソップ、宗教色や思想が強いのがアンデルセン、本当は怖そうなのがグリムです。

    • @cherryc1050
      @cherryc1050 Рік тому +1

      イソップは動物がめっちゃ出てくるイメージないですか?笑

  • @user-bi9ug5yy8y
    @user-bi9ug5yy8y Рік тому +19

    個人的には「先ず隗より始めよ」のエピソード聞いた時にそれ自分で言うのめちゃくちゃ厚かましいなと思ってモヤモヤした記憶があって数年ごとに思い出してはモヤモヤする人生を送ってます

  • @nc3653
    @nc3653 Рік тому +22

    動画はもちろん面白いんだけど、コメント欄で色んな考察が繰り広げられてるのを見るのも楽しい

  • @LJRemillia
    @LJRemillia Рік тому +15

    「女心と秋の空」は大正以後で、もともと江戸時代ごろに「男心と秋の空」と言っていたようです。つまり人間の心は秋の空なのですね。

    • @hirokidaichi
      @hirokidaichi Рік тому +1

      このコメント探してました

    • @nolodebo
      @nolodebo Рік тому +3

      つまり人間は秋

    • @mso5655
      @mso5655 5 місяців тому

      一周回って情報量が0になったと言われそうですね

  • @user-go1kg3pe7d
    @user-go1kg3pe7d Рік тому +11

    ラディッシュがrootと語源を共有しているということは、「ラディッシュを下から見る」は、ルーツ、つまり人の血筋の連なりの一部となるような感覚があり、しっくりきました。

  • @okaeri1028
    @okaeri1028 Рік тому +8

    全編通して面白かったー
    続編希望です!

  • @user-mm2fy2wx6j
    @user-mm2fy2wx6j 9 місяців тому +3

    「インフルの時に見る夢」とか新しいことわざだと思ってる

  • @excaliber-nakamura-bridge
    @excaliber-nakamura-bridge Рік тому +7

    ことわざってどのように広まって受け入れられるようになったんでしょうね。「よしこのことわざを広めたろ」って頑張った人がいるんですかね。そしてそれを「そうだな」と受け入れられていく過程があるのも面白いですね。

    • @1joker141
      @1joker141 Рік тому +12

      ことわざマスターよしこ

  • @check0mate2004
    @check0mate2004 Рік тому +12

    「宅を移してその妻を忘る」が実際にあったかどうか→出産して退院するときに赤ちゃんを忘れて帰ろうとした話なら聞いたことある。「来た時ひとりだったんで」と。

    • @m.s.3254
      @m.s.3254 Рік тому +1

      大人になったらメモの活用で忘れ物はしなくなりましたが、子供のころランドセルを忘れて家を出て、一緒に登校していた子を迎えに行った先で指摘されて気づくという経験を持つわたしには、そんなやつおらんやろーとは決して思えないエピソード でした。。

  • @user-mj5rs6bo5f
    @user-mj5rs6bo5f Рік тому +30

    25:54
    新明解日本語アクセント辞典(第二版)によると、梨の「し」は高く発音します。
    しかし後に「が」や「は」などの助詞がつくとその助詞を低く発音します。
    ただし、最近では助詞に関わらず常に高く発音することも一般的になっているようです。
    なので今回の「カラスが飛び立ち梨が落ちる」の場合お二方とも正しい発音ですが古くから発音されているのは水野さんの発音ですね。
    私もコメントで指摘されるまで気付かなかったのですが今回の論点は梨の「し」ではなく梨の後の助詞「が」の高低という問題のようです。

    • @kapikapikapivara
      @kapikapikapivara Рік тому +4

      《「が」や「は」などの助詞がつくと》と書かれたところは、《高く発音した「し」の後の「が・は」は低く発音する》ということでしょうか。 (=「し」がアクセント核になって直後に落ちる尾高型で、犬と同じ発音)
      NHKアクセント辞典でも、水野さんの尾高型、堀元さんの平板型の2つが記載されています。
      な(低)し(高)は一定で、あとに続く助詞の高低が変化するという理解でいいと思うのですが…。

    • @user-mj5rs6bo5f
      @user-mj5rs6bo5f Рік тому +1

      @@kapikapikapivara
      私の間違った理解を訂正していただきありがとうございます。
      もう一度辞書を読み直すとSolemさんの通りで
      「後に続く助詞の高低が変化する」が正しいです。
      この度は誤った理解を広めてしまい申し訳ありませんでした。

    • @kapikapikapivara
      @kapikapikapivara Рік тому +1

      @@user-mj5rs6bo5f いえ!語が終わった後での高低にも違いがあることや、標準語では上がる所よりも落ちる所が問題になる(な ̄し ̄ でもな_し ̄でも同じ型に分類されます)点は一般に広く知られている知識ではないので、辞書を見ても実際かなり分かりづらいと思います。
      わざわざご返答ありがとうございました。

  • @user-dr2ws4fw6b
    @user-dr2ws4fw6b Рік тому +10

    辞書持ってないじゃなくて、別の辞書持ってるって解釈する水野さんバグっててワロタ

  • @pa6023
    @pa6023 Рік тому +6

    「赤信号みんなで渡れば怖くない」は、ビートたけしが言った言葉?だけど、広く認知されてことわざ化した、みたいなコラムをどこかで読んだことがあります。
    あとは「豚もおだてりゃ木に登る」は昭和2〜30ねん頃から福島あたりで使われていた表現がタイムボカンシリーズで国民に広まってことわざのようになっていった、ような気がします。昭和の頃まではそういった新たにことわざが生まれた事例はありそうだと思いました。
    秀逸な例えは、のちに人々の記憶に残り、衒学的にひけらかしていくことで、さらに広がってになっていくのかなあと思いました。

  • @KIKKOMANamawa
    @KIKKOMANamawa Рік тому +8

    「ラディッシュを下から見る」「草葉の陰から見守っている」が類義語の気がする

  • @mudaso-heavy-user
    @mudaso-heavy-user Рік тому +3

    楽しみに待ってました

  • @19-885
    @19-885 Рік тому +6

    「薄い本が厚くなる」はだいぶことわざフォーマットでは

  • @maroogecasco7964
    @maroogecasco7964 Рік тому +21

    百年後にことわざになりそうなもの
    「牛を球と仮定する」「球状の牛」

    • @masuo64
      @masuo64 Рік тому

      球状之牛と書くと井底之蛙(せいていノあ)みたいですね

  • @user-dg9mo2dr6q
    @user-dg9mo2dr6q Рік тому +27

    「君たちがいるところは中華が3000年前に通過した…」
    こんなところで心の烈海王が出てくるとは思わなかった

  • @norn1107
    @norn1107 Рік тому +17

    「馬と火鉢ほど違う」はむしろレイヤーが揃ってたらどのくらい違うかが薄れてしまう恐れがあるので、揃える必要はない気がします…。

  • @ryu1216
    @ryu1216 Рік тому +12

    「客寄せパンダ」って比較的最近できたことわざ(慣用句?)ですよね

  • @user-oj6ff9em3o
    @user-oj6ff9em3o Рік тому +3

    動画も面白いですし、コメント欄の考察や意見を拝見するのも面白いです!ここに興味深い考察を書けるような知識の深い人間になりたい。

  • @ichigo1yen
    @ichigo1yen Рік тому +10

    インターネットミームは現代のことわざっぽくないですかね
    「5000兆円欲しい」とか「課金は家賃まで」とか

    • @Aros417
      @Aros417 Рік тому +5

      5000兆円は本当に欲しいじゃん

  • @user-ub5yf8db8d
    @user-ub5yf8db8d Рік тому +20

    おもしろことわざに限らず、世界ことわざ紀行、世界のことわざ大辞典みたいな感じで、世界のことわざを紹介するシリーズを出してほしい!

  • @user-hw7bh3iw8v
    @user-hw7bh3iw8v Рік тому +21

    馬と火鉢の件はレイヤーと違うほど男と女は違うことを喩えてるのであって、動物同士で比べるのは割と近いものになってしまう。
    堀本さんは太宰にはなれないんだな。

  • @pg-ike3
    @pg-ike3 Рік тому +3

    ことわざ回、めっちゃ面白かった〜🤣
    私的過去1かも~。
    机をバンバン叩きながら何回も笑いました〜🤣🤣

  • @motimotiyosihiko
    @motimotiyosihiko Рік тому +2

    全然関係ないしそんなことも無いんだけど、誤謬ってなんか凄い風吹いてそうだよね。

  • @user-od5os4yo1f
    @user-od5os4yo1f Рік тому +15

    新しく生まれたことわざは「スラング」という枠組みに入れられてしまうからでは?

  • @user-fn8rx6wc5w
    @user-fn8rx6wc5w Рік тому +4

    学校では教えてくれないイケメンエリート遊び人やらかし杜牧
    杜牧は若い頃湖州で絶世の美少女と出会い、10年後この地方の長官となって迎えに来ると言って少女と別れた。
    14年後湖州刺史となった杜牧が少女を迎えに行くと、少女はすでに結婚していて三人の子供もいた。
    聞くと10年間待っていたのだが迎えに来なかったので結婚してしまったとか。
    出合った頃の少女を『二月の花』に、現在の姿を『霜葉』に重ね、昔よりずっと美しい、ああ名残惜しいと
    この詩を詠んだとか。『三体詩素隠抄』盛ってます。

  • @wiiu7943
    @wiiu7943 Рік тому +19

    26:13
    今回のアクセントバトル、「梨」はNHK日本語発音アクセント新辞典によると「ナシ\」ですが第2アクセントとして「ナシ‾‾」も掲載されているので引き分けですね。

  • @aa-iz9eu
    @aa-iz9eu Рік тому +7

    「オシャレな表現をしようと思うと『花』とかを使うとオシャレになりがち」って言ったあとの最初の例えが紅葉で、3つ目がラディッシュなの笑った
    チャプターは「花」じゃなくて「自然」になってたから編集で気づいたんだろうな笑

  • @kcsyacho0
    @kcsyacho0 Рік тому +8

    ぜひ続編もお願いします。ことわざ大好き。

  • @WhileAnthem
    @WhileAnthem Рік тому +3

    ラディッシュのあたりだと鬼籍に入るという言い回しも好きです

  • @user-mg1eh3bs2i
    @user-mg1eh3bs2i Рік тому +26

    日本語だといまいちに感じる諺も、現地語だと韻踏んでたりリズムよかったりするのかな

  • @user-yh5py6jl3p
    @user-yh5py6jl3p Рік тому +13

    孔子・荘子・老子クイズやって欲しいけどニッチすぎるかな笑

  • @nerote8788
    @nerote8788 Рік тому +7

    弘法”にも“が正しいことが分かって有難い。小学校以来“も”だと思ってました。

  • @user-hs7ep9re3v
    @user-hs7ep9re3v Рік тому +4

    12:37 これは温泉を発見した「人」って言っちゃった水野さんの負けやねw

  • @HoroJENGA
    @HoroJENGA Рік тому

    ことわざシリーズ面白いので続いてほしいなと思います。
    今回も濡れたパンがエビサンドに乗りながら視聴してました。

  • @user-oy2nn5pc3l
    @user-oy2nn5pc3l Рік тому +9

    ゆる言・ゆるコン限定ことわざ
    「千の大泉が電子の海を漂う」

  • @tronella
    @tronella Рік тому +6

    「泣き面に蜂」ということわざは、すごく好き。英語の「Salt in the wound] よりはるかに痛そうで、英語にでも使いたくなる。
    なにこれ?と思ったのは「酒池肉林」だ。酒の池は想像できるが、肉の林は怖い!
    (イギリス人です。)

  • @Gadona143
    @Gadona143 Рік тому +7

    「顔に紅葉を散らす」って平手打ちして赤い手形を複数残すって意味かと思った…のはマンガ「炎の転校生」の滝沢もみじ吹雪って技のせいかもしれない。
    おじいちゃんはラディッシュ見てるは「土葬?」よりも「お墓にラディッシュ植えてるの?」って方が気になるw

  • @albernaloustet
    @albernaloustet Рік тому +12

    堀元さんの指摘を太宰のせいで返せる水野さんすごい

  • @tamarind_kingdom
    @tamarind_kingdom Рік тому +29

    水野さんがカボチャを地面の下にあると思ってるのなんか嬉しい

    • @shizukichi
      @shizukichi Рік тому +10

      私は水野さんはカボチャが地面の上にある事をご存知で、それ故に地面の下に埋まっているラディッシュの方がより適切であるという話だと理解しました!しらんけど

    • @user-rv8dv6uw4w
      @user-rv8dv6uw4w Рік тому +1

      @@shizukichi 自分もそう思ったのですがそれならばラディッシュでなくとも大根や人参でもよいかなと思いました。ただ土の中の野菜というだけでなくラディッシュは語源的にもよい、と言いたかったのかなと。 なのでカボチャが土の中と誤認した説を私は指示します。

  • @kensuketomioka2321
    @kensuketomioka2321 Рік тому +14

    時間の変化の喩え(かつ花の喩え)で言うと、ホメーロスの『イーリアス』が早朝の空を「クロッカス色の衣を纏う暁の女神」に擬するのが好きです

  • @tekoku3
    @tekoku3 Рік тому +31

    【ゆる言語学ラジオ限定ことわざ】
    堀元が捨てたネギを水野が拾う
    39:07

    • @1joker141
      @1joker141 Рік тому +2

      タンゴのように柏手を打つ
       笑ううんちくモンスター

    • @tekoku3
      @tekoku3 Рік тому

      @@1joker141
      あれのこと「モンキークラップ」って勝手に言ってた…タンゴの方がオシャレですね…

    • @1joker141
      @1joker141 Рік тому

      @@tekoku3 水野さんの手の叩く音がいい音すぎて浮かんだのでモンキークラップはモンキークラップだと思います

  • @FunwariYurai
    @FunwariYurai Рік тому +8

    歯滅びても舌存す は年老いた老子が弟子たちを自分の枕元に呼んで
    自分の口元を指して言った言葉で、柔よく剛を制すの元となった故事だったはず。

  • @cherryc1050
    @cherryc1050 Рік тому +8

    日本語は575だと快を感じるので、ことわざも5音7音の組み合わせだと聴き触り耳触りが良くて、記憶に残りやすいんでしょうね。
    ・女心と秋の空
    ・唇亡びて歯寒し etc…

  • @malo2793
    @malo2793 Рік тому +6

    「このことわざ、日本だとどのことわざにあたるでしょう」みたいなクイズできそう

    • @Rosa-hd6vt
      @Rosa-hd6vt 9 місяців тому

      めっちゃ面白そう

  • @user-sg2st4nl6h
    @user-sg2st4nl6h Рік тому +5

    35:18 久しぶりにマネ・モネ地帯が来てめっちゃ笑った

  • @keisukesugi5085
    @keisukesugi5085 Рік тому +6

    ドッグイヤー(Dog Ear)
    皮膚や粘膜を縫合した時に生じる、縫合部の端の盛り上がり。創の端が丸いと生じてしまうので楔状にする。つまりANDゲート型の創にはできやすくてORゲート型の創にはできにくい(出力側の話)。

  • @NasuGomi_oishi
    @NasuGomi_oishi Рік тому +6

    ネットミームとしして流行った物ってことわざみたいな物多いのかも。ガンジーでも助走をつけて殴るレベルもそうだけど、33-4(完全敗北している様子)とか、今思いつくのこれしかないけど多分もっとある。

  • @user-ev5it9wm6p
    @user-ev5it9wm6p Рік тому +4

    ドイツ語の諺「ズボンと上着は同じ」は「Jacke wie Hose」、直訳すると「ズボンみたいな上着」で、大昔はズボンも上着も同じ生地だっただろうという点に着目すれば、お二人も動画内で仰っていましたが文脈的に理解に難くはありません。
    僕は、中世の生地職人が生地を青"blau"に染める為に酔い潰れた人の尿を使っていた事から派生した"blau sein"(訳「青い」→酔っている)、その後生地を乾かす間ぐうたらしていた事から派生した"blauer Montag"(訳「青い月曜日」→定休日)"blaumachen"(訳「青する」→サボる)や、第一次世界大戦中の兵隊たちが敵地でお家に帰りたいあまり「駅」という単語にしか反応を示さなくなったという経緯からできた"nur Bahnhof verstehen"(訳「駅しか分からん」→わけわかめ)など、背景の文脈が突拍子もない諺シリーズも奥ゆかしくて好きです

  • @dazeriru
    @dazeriru Рік тому

    ことわざ、もっとください。

  • @harmoniahayato
    @harmoniahayato Рік тому +7

    民の声は神の声(Vox populi vox dei)
    というラテン語の格言がよく知られているので、「ことわざは民衆の声、したがって神の声」という三段論法が成り立つのでしょうね。

  • @user-hl2yf9qy6k
    @user-hl2yf9qy6k Рік тому

    私の事が嫌いでも、セミ(AKB)の事は嫌いにならないでください!!を彷彿させる落ち、大好き~

  • @kayawithdina
    @kayawithdina Рік тому +10

    「女心と秋の空」は元来「男の心と秋の空」であったのが変化したもの、というのを小学生の時に辞書で読んで知ってたけど、
    コモンセンスではないのか?

  • @yanze100
    @yanze100 Рік тому +4

    堀本さんの”標準語話者”としての驕りを感じられた神回

  • @gcyn
    @gcyn Рік тому +2

    こんにちは。
    おふたりからは、違和感ベースのじゃれ合いの楽しさよりも、ことわざの背後にあるだろう、今の聞き手の直感からはみ出たり異なったりするような当時や彼の地の『文脈』や前提のお話こそを、「私たちにとってそれとの出会いとなるようなことわざ回」こそをもっと聞きたい、というのが、勝手な期待です。
    今回のシリーズにおいても、時々あらわれるそういった瞬間がもっとも楽しく嬉しいところでした。
    でももしそうなると、調査が半端なことでは済まなくて、ことわざ回自体ができなくなっちゃいますね。お話の読み解きが、お説教みたいにもなりかねないですし。それはそれで、遠火で手をあぶるかのようなところで…!

  • @FujitaSun-A
    @FujitaSun-A Рік тому +6

    現代に於ける慣用句は流行語であり、その中で息の長い言葉が後世でも使われることわざになる。

  • @hiroyukippp7380
    @hiroyukippp7380 Рік тому +4

    ディープラーニングの自然言語処理も、文章を抽象化されたベクトルに変換してから、色々な処理(翻訳、画像生成)に繋げていくので、ことわざの抽象化に似てる気がする。

  • @webisuvip
    @webisuvip Рік тому +37

    現代っぽいことわざ「嘘を嘘と見抜ける人でないとインターネットを使うことは難しい」

    • @user-kx7yg3sc7q
      @user-kx7yg3sc7q Рік тому +10

      たとえてなくてストレートだね、それ誰がいったの?もしかして孔子?

    • @user-dk9zt2nf6n
      @user-dk9zt2nf6n Рік тому +7

      そして『楽しめる嘘が減った』のに「嘘を嘘と見抜ける人が増えたが嘘を嘘として楽しめる者も減った」と言ったバカがいる

    • @jng2783
      @jng2783 Рік тому +1

      @@user-kx7yg3sc7q
      孔子とひろゆきが並ぶ世界線

    • @user-ng7pd9mf8q
      @user-ng7pd9mf8q Рік тому +1

      電車男とか今スレ立てても共有NGにブチ込まれて即落ちしそう

  • @ryokana347
    @ryokana347 Рік тому +3

    へそで茶を沸かすはピンと来なくて意味を覚えられない

  • @jng2783
    @jng2783 Рік тому +4

    5:50
    「馬と火鉢」はレイヤーが異なっていること含めて太宰は選んでるのではないかな。例え失敗してるのではなく、それだけ両者は違いがあるものだと言っているのでは?

  • @Fujioika
    @Fujioika Рік тому +34

    馬と火鉢、レイヤーすら揃わないってのでおしゃれだなーと思った

    • @thats9178
      @thats9178 Рік тому +11

      「月とスッポン」メソッド

    • @gutsnosada
      @gutsnosada Рік тому +1

      レイヤーすら揃ってない、そのくらい違うもんなんだ
      って言いたいと思うんだけど、そうなるとなんで馬でなんで火鉢なのかの根拠が欲しくなりますよね
      Java is to Javascript what car is to carpet
      みたいな必然性があってほしい

    • @user-rv8dv6uw4w
      @user-rv8dv6uw4w Рік тому +1

      @@thats9178 それは両方丸いものって聞いたことあります

  • @cork__
    @cork__ Рік тому

    梨で爆笑してしまった……
    水野さん訛りがちなの好きですw
    いやでもどっちも聞く気もする。

  • @user-vn5ok7qr3k
    @user-vn5ok7qr3k Рік тому +4

    レイヤーの合っていない言葉を使うことを「太宰に教わる」というのは現代的なことわざになりそうですね♪

  • @sanmao398
    @sanmao398 Рік тому +4

    「詩云、行百里者半於九十、此言末路之難」(「戦国策‐秦策・武王」)ものごとは、途中でしくじらないように、最後まで(完了間際には特に)気を引き締めて行わなければならない、ということ(心構えに関すること)で、「ソフトウェアの作業期間の見積もりは常に途方もなく間違っていて遅れるものだ」という話(所要時間の話)とは意味がちょっと違いますね。

  • @pandalib
    @pandalib Рік тому +12

    弘法大師の温泉問題は,温泉でなく湧き水ですけど「弘法水の事典」という本が出ているレベルですね。

    • @an-bh4xh
      @an-bh4xh Рік тому +2

      ため池も堀りがちだし、水に縁がありますね

  • @akiko3661
    @akiko3661 7 місяців тому

    すごく面白いです❤
    わー。なんか体のどっかが喜んでる!