M5 (コンピュータ)

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  • Опубліковано 8 тра 2019
  • M5 (コンピュータ), by Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki?curid=5... / CC BY SA 3.0
    #ゲーム機
    #パーソナルコンピュータ_(製品)
    #1980年代の玩具
    #1982年のコンピュータゲーム
    M5 (コンピュータ)
    M5(エムファイブ)とは、1982年にソード(後の東芝プラットフォームソリューション)が開発・発売したパソコンである。主に電器店で販売された。同時期に、タカラ(後のタカラトミー)からOEMとして、ゲームパソコンの名称で、ゲームパッドを付属した仕様で玩具店ルートで販売された。タカラは後にゲームパッドを除いて1万円安くしたゲームパソコンM5を販売した。
    ソードから発売された製品はm5で小文字のmだが、タカラから発売のゲームパソコンM5は大文字のMである。
    m5はそれまで業務用パソコンのベンチャー企業だったソードが大企業と同じ土俵で渡り合う製品として、初めて家庭用のコンシューマー市場にリリースしたパソコンである。一方、タカラは1970年代末期から始めたLSIゲームが大きな売上げとなっていたこと、アメリカのアタリ社からゲーム専用機のAtari 2800が日本へ輸出されることから、ゲーム機なら親が難色を示すがパソコンなら理解を得やすいとの思惑からソードと組むことなった。
    ロムカートリッジとカセットテープによるゲームの供給も行われ、特に本体発売初期にはナムコ(後のバンダイナムコゲームス)のアーケードゲームが多数ラインナップされた。初年度に10万台以上、月産1万台と当時のパソコンとしては大ヒットしたが、1983年にMSXや任天堂のファミリーコンピュータが発売されると販売が振るわなくなり、1年半後の1984年に市場から撤退した。広告キャラクターは、森尾由美。
    Apple IIの様に各種仕様を公開したので、熱心なホビーユーザーの支持を得た。韓国ではゴールドスター(金星電子)がFC-150という名称で販売。また東欧諸国でも互換機が販売された。
    互換性はないものの、基本的な設計や性能は後に発売されたMSX、セガのSC-3000と類似している。本体の詳細な仕様はソードから書籍『モニタハンドリングマニュアル』として公開されていた。
    CPU は当時の標準だった Z80(3.58MHz)。メインボードにZ80 CTCを搭載しており、割り込みを多用してきめ細かな管理を行っている。CTCはVDPからの割り込み要求も仲介している。
    VDPにテキサス・インスツルメンツ社の TMS9918 を採用し、256×192ドット16色表示と16×16ドットの単色スプライト表示が可能だった。出力信号はNTSC(いわゆるビデオ)出力およびRF出力である。
    音源にはSN76489を採用し、3チャネルの矩形波出力と1チャネルのノイズ出力が可能である。いわゆるPSGであるが、m5ではPSGではなくSGCと呼んだ。ハードウェア的なエンベロープ生成機能はないため、M5ではモニター(いわゆるBIOSにあたる)の機能として、Z80 CTCからの割り込みを受けてRAM上の波形データに従い音量を変化させることで、ソフトウェアによるエンベロープ生成をサポートしていた。
    キーボードは本体一体型のいわゆる消しゴムキーボードである。各キーが長方形の一隅が斜めにカットされた五角形となっているのが特徴である。Shiftキーは両サイドにあり、スペースキーは右Shiftキーの上にある変則的な配列だった。キーボードはエンコーダーではなく、ソフトウェアによる制御である。CPUの負荷を軽減するため、グループに区切ってI/Oポートを割り当ててスキャンすることで簡略化し、なおかつ割り込み制御を行っている。
    本体のRAM容量は4キロバイト、内蔵モニタROM容量は8キロバイト。V-RAMは16キロバイト。別売の増設RAMカートリッジにより32キロバイトまで拡張することができた。
    カートリッジスロットがあり、ゲームソフトやBASIC等の言語のカートリッジを挿して使うほか、周辺機器の接続にも使われた。
    その他のインターフェイス(I/F)に、ビデオI/F、プリンターI/F、ジョイパッドI/F、カセットテープI/Fがある。
    カセットテープI/Fの転送レートは標準で2000bps。データレコーダ用のコントロールチップは用いておらず、タイミングはCTCとプログラムで作るソフトウェア制御である。そのためRAM上のパラメータを変更することにより理論値で1600~3200bpsの範囲で変更が可能。モニターの機能によりセーブ時はカセットテープにマーク周波数が記録されており、読み込み時には自動的に転送レートを検出した。
    BAS...

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