【錯覚資産 とは?】自分がすごいと錯覚させるコツ,書評(アニメ解説)
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- Опубліковано 22 чер 2019
- 錯覚資産 とは何か?
ふろむだ氏の
【人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている】
という錯覚資産に関する本を書評し、アニメ解説しました。
「ハロー効果」とは何か?
「勘違いさせる力」とはどういうものなのか?
などを詳しく解説しております。
これを観て、みなさんがモチベーションを上げる契機に慣れればなと思います。
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今回はふろむだ氏の「人生は、運よりも実力よりも勘違いさせる力で決まっている」についてアニメ解説していきます。
まず、ふろむだ氏とは誰なのでしょうか?
ふろむだ氏は、複数の企業を創業しており、そのうち1社を上場させました。
大学時代に心理学を研究しており、その学識を元に有名な本の監訳、翻訳、執筆、海外講演の経験もあります。
そんなふろむだ氏は、この世の中は実力主義ではないと指摘してます。
実力がある人ではなく、実力があると周囲に錯覚させる事ができる錯覚資産をもつ人がよいポジションを手に入れているのだと言います。
錯覚資産とはどういうものなのでしょうか?
錯覚資産とは人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚のことです。
錯覚資産を持っている人は有能だと認識され、例えば仕事では、よりよいポジションや成長のチャンスを与えられます。
そしてよい環境の中で本当に実力をつけていき、やがて本当に実力のあった人を追い抜いてしまう。つまり錯覚資産によって手に入れた環境で実力がつき、そこで出した成果が更なる錯覚資産を生むというスパイラル構造になっているのです。
過去に事業で成功した人が、別で何か事業を立ち上げるとしましょう
この時、過去の事業が運良く成功していたとしたら勝率は誰がやっても変わらないはずです。
しかし、成功者の実力と人柄は錯覚資産によって底上げされているため、信用があり、お金も仲間も集まりやすくなります。
その為事業の成功角度も上がりやすく、結果的に再度成功することになります。
これが錯覚資産の生むスパイラルです。
それでは錯覚資産を増やすにはどうしたらよいのでしょうか?
それはハロー効果を生じさせることです。
ハロー効果とは、なにか一点優れている人がいたとき、その人がすべてにおいて直感的に優れているように見えてしまう錯覚のことをいいます。
人間は、直感的に正しいと感じることが正解だと思いがちで、客観的事実より自分の直感を信じてしまいます
もし自分だけが客観的にみて、直感が間違っていると解っても、周囲や上司などと意見を対立させないよう、人は直感を修正することはありません。
また、この錯覚による誤った認識や判断は権力者に都合がいいので、ハロー効果なしに社会生活を成り立たせることはできません
このハロー効果を上手く利用することで、錯覚資産を得ることができます。
しかし、錯覚資産を得るには成功が必要で、成功するには錯覚資産が必要です。
このジレンマを解消するには、確変状態に入るまで小さく賭け続けましょう。
確変状態とは、パチンコで特定の場所に球が入り、しばらく当たる確率が急上昇することをいいます。その為確変状態になったら、その間は全力で球を打ち続けたほうが得なのです。
錯覚資産も同様に、普段は小さくチャレンジし続け、当たる確率が高い状態になったら集中して自分のリソースを投下していきます。
このように、当たるか当たらないかの運を小さく、沢山賭けることで、運を運用するのです。
しかし、ここで成功しても、人は成功の理由は運ではなく実力であると認識してくれます。
人は自分がコントロールできない「運」ではなく、実力や努力などコントロールできるものを成功の理由にする幻想に浸ってしまいがちです。なぜなら、成功の原因が運だとすると、成功はコントロールできないことになってしまうからです。それよりも、成功するかどうかは才能や努力でコントロールできるという幻想に浸っている方が幸せでいられるのです。
しかしそんな幻想は必要ない
実力ではなく運で成功の可否は決まる
しかし運はコントロールできない
だから、運自体をコントロールできなくとも、運の運用をコントロールするような戦い方をしていけば、人は実力のない自分に実力があると錯覚してくれます。
すると、ちょっとした実力があると小さな成果が上がる。成果が上がると錯覚資産が増える。錯覚資産が増えるとよい環境に身を置くことができ、実力がつく
というループにハマっていきます。
しかしこのループには別のループも重なっている。実力がなくても錯覚資産があれば成果が上がり、その成果でさらに錯覚資産が増えるというループです。
さらにもう1つループがある。環境に恵まれているから成果が出て錯覚資産が増え、さらに環境に恵まれるというループです。
この3つのループを見てみると、錯覚資産はすべてのループに共通しています。
その一方で、一般的に重要だと認識されているはずの実力は1つのループの通過点でしかありません。
つまり、錯覚資産を増やすことに集中してスキルアップをないがしろにすると1つのループが回らなくなるが、スキルアップに集中して錯覚資産を増やすことを怠るとどのループも回らないということなのです。
それではどのように利用すればいいのでしょうか?
錯覚資産は一つの変数で成り立っているものではありません。
因数分解すると、大きく3つの変数で成りF立っていることが解ります。
それが
種類
強さ
影響範囲
です。
種類とは、ハロー効果などの使用した思考の錯覚手法です。
強さとは、実績の大きさです。
例えば、営業成績が売上3億円なのか売上5000万円なのかといった純粋な実績の大きさです。
そして影響範囲とは、何人がどの程度自分を錯覚してくれているかになります。
自分の凄さを錯覚してくれている人は何人居るのか。人数が多いほどレバレッジが効きます。
そして、どれくらい自分が凄いということを明瞭に思い浮かべてくれるか。人間の直感は、思い浮かべやすい情報だけを使って判断するという特徴があるので、なるべく思い浮かべやすいように実績を数値などで表現できると良いのです。
そしてそれは誰なのか?自社の社長なのか、自社のアルバイトなのかでは質が違います。
そう思うと、以下のように分解できるかも知れません。
如何でしたでしょうか。
本書は結構細かいことまで書いてあるため、もし実力があるのになぜか評価してもらえない、いつも目立たない役回りばかりしているという方は、ぜひ本書を読んで成功への一歩を踏み出して観て頂けたらと思います。
#錯覚資産 #モチベーション #書評