ルツェルンの第九「フルトヴェングラーの白鳥の歌 」解説&音源比較試聴【ヒストリカル解説 Vol.104】Furtwängler Beethoven 1954 話:徳岡直樹 Naoki Tokuoka

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  • Опубліковано 13 жов 2024
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    フルトヴェングラーがこの世を去る三ヶ月前、1954年8月22日ルツェルン音楽祭でフィルハーモニア管弦楽団と共に演奏したベートーヴェンの第九。当時、そしてフルトヴェングラーの没後すぐから伝説的名演として知られた『ルツェルンの第九』を徹底的に聴く。この伝説の名演のレコード化の歴史、レコード化に賛同しなかった歌手… そしていくつかのレコード・CD音源を比較試聴!【解説:徳岡直樹】
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    《徳岡直樹 Naoki Tokuoka》 台湾在住20年の日本人指揮者・作曲家・文筆とニコ生で音楽解説をしています。ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ父子に師事。台南市名誉市民として、現在5つのオーケストラを主に指揮しています。このチャンネルでは「音楽演奏・作曲作品紹介・カミさんのバイオリン演奏・音楽解説/談義」と、自分のすべてのファクターをATM『(A)明るく(T)楽しく(M)マニアックに』紹介しています。特にヒストリカル演奏解説に重点置いてます。作品集CDが昨年リリース、HMV、タワー、アリアCDなどの大手ショップで販売されています。
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КОМЕНТАРІ • 25

  • @ウェストコースト
    @ウェストコースト Місяць тому +1

    こちらの動画を拝見し、ヤフオクで日本コロムビア・ワルター協会のルツェルン第9を入手し、初めて「ルツェルンの第9」を聴きました。今まで、フルトヴェングラーの第9はバイロイト盤しか持っておらず、あのボコボコ、ゴボゴボいう録音の一体どこが良いのだろうと、長年悩んでおりました。徳岡さんの解説で、バイロイト盤が必ずしも良い訳ではないと知り、一安心しました。ルツェルン盤は、確かに素晴らしい。「祈りの感情」のようなものが、良く伝わってきます。ふと思ったのですが、このフィルハーモニア管弦楽団というのは、ユダヤ人の楽員が多かったのではないでしょうか。終戦直後に創られたという点から、そのようなことを考えました。フィルハーモニアとの演奏は、ドイツとユダヤの和解というような意味もフルトヴェングラーにはあった。シュワルツコップが発売を承知しなかったというのも、そういう点が絡んでいた、と妄想しています。

  • @keiikeuchi2774
    @keiikeuchi2774 Рік тому +3

    ルツェルン盤はやはり第3楽章が素晴らしい!フルトヴェングラーが遺した最高の演奏記録とも思っています。バイロイト盤に比べるとあまり評価する評論家も少なく、まさにわが意を得たりという動画です。ありがとうございました♪

  • @羽田野直樹
    @羽田野直樹 Рік тому +4

    私はTAHRAのFURT 1003で衝撃を受けたクチです.WFのベト9という仕切りよりも,私にとってはベト9の中で最愛の演奏になりました.

  • @DHosotani
    @DHosotani 11 місяців тому +1

    最近tahra盤を初めて聴ききました。バイロイト録音とはまた違う音で、同指揮者とは思えない音に驚きました。tahra盤にもいくつか番号違いのものが出ているので、それぞれで音が違うんでしょうね。見つけたら聴いてみます。楽しい動画、ありがとうございました。

  • @taharan4072
    @taharan4072 Рік тому +4

    センター盤が自然ですが、初出盤は一番ライブ感を感じました。小学生からレコ芸とは恐れ入りました。私は中三からでした。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +2

      コメントありがとうございます。はい、ちょうどこの1980年9月号からでした。この号には東芝EMIのWF60000番台のシリーズの告知がありまして、大袈裟ですが私くしの人生の大きな示唆になった号でした! 今でも2000年くらいまではレコ芸、全巻揃えて、こちらに持ってきています。

  • @圭悟白根
    @圭悟白根 Рік тому +1

    ありがとうございます。ルツェルンの第九は、私のフルトヴェングラー 鑑賞の原点であり、私の心の大きな拠り所の一つでもあります。第3楽章、まさに白眉の演奏だと思います。初めて手にしたのはtahraのCDでした。動画でご紹介してくださった音源の中では、センター盤とtahra盤がしっくりときました。アウディーテ盤は、その音質の生々しさに驚いています。

  • @kentitamaruka
    @kentitamaruka Рік тому +5

    ターラ盤を初めに聴いて、そのまま長年聴いていたので今でも手にするのはターラ盤です。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +2

      ターラレーベルが旗揚げのように最初にリリースしたCDでした。1951年のブラームスの一番と、このルツェルンの第九。こういう聞こえ方をするCDは初めてでしたから「これはすごい!」と思いましたね。

  • @オトベラ
    @オトベラ Рік тому +3

    ルツェルン音楽祭はフルトヴェングラーと相性が良いのか、名演が多い印象があります。1953年のルツェルン祝祭管弦楽団とのライブも、オケの技量云々がたいして気にならないくらい素晴らしいですし、あと1947年の同じ楽団とのローエングリン前奏曲も、傑出した名演奏だと思います

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +2

      確かに。1947年のエッシュバッハーとのベートーヴェンが良い演奏で、いつかフランス協会盤LPを復刻しようと思っています。1953年の英雄+シューマン4番、そしてあの「ローエングリン」、素晴らしいですね。

  • @takayuki750
    @takayuki750 Рік тому +2

    アウディーテ盤とTKC-307のOTAKEN盤でルツェルンの第九を聴いておりました。OTAKEN盤は音源はスイス放送局(バーセル)となっておりますが意外にこのCDは気に入っております。

  • @jamesbakabon
    @jamesbakabon Рік тому +1

    プライヴェート日本盤第1号は、オンタイムで駿河台下ハーモニーで¥5,000で購入しました。日本フルトヴェングラー協会に加入した1973年に購入し、余りの音の悪さに浦和だったか協会に電話して正規音源の頒布をお願いしたところ、やはり当時でもソプラノの出トチリが原因で許可が出ないとの会話をしたのを懐かしく思い出します。ただでさえバイロイト盤の演奏で腰を抜かしていたところに、さらに上回る演奏が存在すると仄聞し、粗悪なプレスのEJS盤でメルヒオールのメトライブを買っていたハーモニーで扱っていると知り、胸躍る思いで出かけていったものでしたが、自分が学生だと見知っていた主人が、「音悪いですよ」と忠告してくれたものの、聞く耳など持っていなかったのは言う間でもありません。徳岡さんのお蔭で古い記憶が呼び覚まされました、ありがとう。

  • @ShojiKojima-n3o
    @ShojiKojima-n3o Рік тому +2

    手放しましたが,私もLP期にキングレーベルのルツェルン第9を持っていました。センター盤が一番鮮明でしょうね。イタリアHUNT盤も良いと思います。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +1

      キングLPでお聞きになったのですね。センターは新たなマスタリングCDRを制作されるそうです。

  • @鋒山琢磨
    @鋒山琢磨 Рік тому +3

    正に
    フルトヴェングラーによる
    「楷書」の第九。
    ターラ盤初出時の感動っていったら
    キング盤LPからだったので…
    しかし、その後
    鮮明な音質になった故に判明した合唱団の発声スキルの低さに落胆しました。
    何か白い布に落ちた染みに感じたのです。
    多分、音程のミスなんてのでは無く
    アンサンブルの精度がオケとあまりに落差が酷い事が原因だと
    先生の御指摘で感じました。
    ライブ感を全面に出さないと結局精度が大事になっていくなぁと痛感した次第です。
    個人的には
    シュワルツコップ発言は
    合唱団を仕切れ無かったプロデューサーの夫を
    庇う方便だったのでは無いかと思っています。

  • @nonbiriyarouyo8263
    @nonbiriyarouyo8263 Рік тому +3

    ルツェルンの第九、今回も手持ちのコンテンツ、「LP(2) Cetra K19C-21/2」、
    及び「CD TAHRA FURT 1003」を引っ張り出して聴く機会を与えていただき、
    ありがとうございました。他にも色々音質の良いCD盤が出ていることも
    知ることが出来ました
    先生のおっしゃるように、ベートーベンの第九として、音楽的には高尚で
    完成されたすばらしい演奏なのだと思いますが、私の感想は、
    フルトヴェングラーの第九としては、どこか整い過ぎて面白みがない。
    やはり、1942年3月や4月の演奏に、よりフルトヴェングラー演奏の本質を
    感じます。私が、音楽以外のゲッペルスや傷病兵などがなどが登場する動画
    の影響を強く受けているからかもしれませんが。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +1

      コメントありがとうございます。私くしとまったく同じアイテムで聞いておられたのですね。著作権が微妙なので動画では取り上げませんでしたが、日本で出ているOTAKEN盤も良い音です。大戦中の演奏は確かに圧倒的です。1942年3月のライブについてはぜひこちらを!ua-cam.com/video/dj5Q0_xWqOw/v-deo.html 音だけでも凄まじい演奏だと思います。

  • @toyotanoah8974
    @toyotanoah8974 8 місяців тому

    ルツェルン音楽祭でのフルトヴェングラーの様々な録音を、私は結構気に入っております。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番のように、ここでしか聴けないものもあります。同じベートーヴェンの7番も本番が聴いてみたかった。もっと多くの録音が残されていれば、と思いますが、これはルツェルンに限ったことではありませんね・・・。

  • @nikishmetal
    @nikishmetal 11 місяців тому +1

    ルツェルンの第9って、1楽章のティンパニ32分で叩いてませんかね?トレモロより遅い気がするんですが。8月9日バイロイトはそんなことないようなのですが。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  11 місяців тому

      はい、ティンパニ奏者がまったくちがうので、表現はじめ具体的なリズム処理にいろいろ違いがあると思います。同じベルリンフィルであっても、ブラームスの交響曲第1番、1952年2月のDG盤と1953年5月演奏ではティンパに奏者が違うと思います。

  • @せいき-w7m
    @せいき-w7m Рік тому +2

    興味深い動画ありがとうございます。ほとんど話題になりませんがPRAGAレーベルのシューベルトグレートの余白にルツェルン第4楽章が入っています。偽ステレオですが少し現代的な味付けで、これも新しい復刻の形と思わせます。初めて聴いた時はびっくりしました。やりすぎ加工ですが不思議なディスクです

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +2

      そうでしたか。Pragaのフルトヴェングラーのシリーズは結局「著作権公有」の音源を自社でマスタリングしているものなので、私くしは全然聞いていないんです。これまでとは違った聞こえ方をするものが多いのでしょうね。

    • @せいき-w7m
      @せいき-w7m Рік тому +1

      度々すみません 音が前に出てくるaudite盤は素晴らしいです。著作権公有音源を好き勝手に加工して商いをするのもどうかと思いますが、ここまで成熟した市場ではゲテモノを出すしか商売が成り立たないのでしょう。SACDで出していることからある程度の見識の中で加工されているところがまたクセモノです。味付けは90年代に乱発されたイタリア盤とは次元が少し違います。

  • @2001banekuro
    @2001banekuro Рік тому +1

    ジュリーニBPOの録音が出てから,フルトヴェンクラーの「第九」に手を出すことが無くなってしまったが。
    第四楽章がへしゃげているが,もともと俺はこの楽章が好きでないし、先行楽章は完全にフルトヴェンクラーを越えてしまっている。
    分析的なジュリーニと常道的なフルトヴェングラーはまるでタイプが違うが、あらためて「ルツェルンの第九」と聴き較べてみると結構似た演奏になっている印象を受けた。
    ジュリーニは全体の音楽の流れを設定するのではなく、個々の音節を次の音節に引っ掛けていくという凝った手法を使っているが、それでも音楽が停滞しないのは、熟練の技か。
    だから昂揚感を持ちつつも、テクスチャーが精密というバケモノじみた演奏が誕生してしまった。
    晩年のフルトヴェンクラーには,そういう細部への意識が強くなる傾向が見え、おそらくセッション録音の経験が影響を与えたのだろう。
    ジュリーニを育てたフィルハーモニア管弦楽団との共演というのも意味深だ。
    そういう観点からすると「ルツェルンの第九」は「白鳥の歌」と言うより、これから新たな地平を切り開くという宣言文みたいなものだった、という解釈の方が正しい気がするが。
    何よりフルトヴェンクラーは指揮者としては壮年期に亡くなっているので、そうでなければスタイルが変わっていく余地が充分残されていたのだから。
    「田園」のライブはどれも見当外れな熱演だらけだが、EMIのセッション録音では、気品のある落ち着いた演奏を披露しているので。
    本当の「晩年」を迎えていたら、現在のイメージとは全く違う演奏をしていた可能性を示唆するものだ。