脱資本主義とコモン創出のために〜賀川豊彦の哲学と実践Ⅲ

アグロエコロジー関連の情報を提供している「情報屋」です。資本主義のゆきづまりと環境破壊、そして、平和が危ぶまれ戦争の脅威が高まる中、キリスト教精神から、利益ではなく助け合いによって社会を再生し、アグロフォレストリーと山を活用した畜産によって農山村を豊かにし、地球全体の平和を実現し、子どもへの自然教育の大切さを説き実践しました。シュバイツァー、ガンディーとともに世界の三大聖人とされた加賀豊彦の哲学と実践は、協同組合の父にとどまらないものがあります。今回は、世田谷にある賀川豊彦記念資料館での説明をご紹介します。最後の第３弾は作家としての著作の紹介と近衛文麿首相との水面下での日米和平工作、戦後のアインシュタインとの世界平和の模索、そして、幼稚園からの自然教育です。