ムラヴィンスキー(第一回)透徹と爽やかさのベートーヴェン【ATMヒストリカル解説 Vol.7】Muravinsky 解説:徳岡直樹 Naoki Tokuoka

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  • Опубліковано 5 вер 2024
  • チャイコフスキー、ショスタコーヴィチなどロシア音楽の数々の透徹した名演奏ぶりで知られる名指揮者エフゲニー・ムラヴィンスキー。初回のムラヴィンスキー名演紹介は、なんとベートーヴェン!【解説:徳岡直樹】
    《徳岡直樹 Naoki Tokuoka》 台湾在住20年の日本人指揮者・作曲家・文筆とニコ生で音楽解説をしています。ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ父子に師事。台南市名誉市民として、現在5つのオーケストラを主に指揮しています。このチャンネルでは「音楽演奏・作曲作品紹介・カミさんのバイオリン演奏・音楽解説/談義」と、自分のすべてのファクターをATM『(A)明るく(T)楽しく(M)マニアックに』紹介しています。特にヒストリカル演奏解説に重点置いてます。作品集CDが昨年リリース、HMV・タワー・アリアCDなどの大手ショップで販売されています。
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КОМЕНТАРІ • 28

  • @eisukearinobe5852
    @eisukearinobe5852 Рік тому +29

    自分の人生の中で忘れる事の出来ないコンサートのひとつが、ムラヴィンスキー/レニングラードフィルの1979年来日(ベートーベン・田園/ワーグナー・ワルキューレ他)です。まだ高校生だった頃の話で、日本人の指揮者、日本のオケに慣れ親しんでいた者としては、天と地がひっくり返るぐらいに圧倒されたのを覚えています。そして同時に「ソ連とは何と恐ろしい国だろう」と思ったのも記憶しています。
    とにかく、まるで日本のオケとは役者が違う!圧倒的な馬力、音楽の内面をえぐるような厳しいアンサンブル、そして「感動を通り越してまるで恐怖感を覚える」かのような強烈な説得力・・・超一流というのはこういうのを意味するのだろうなと当時思いました。

    • @1negi195
      @1negi195 Рік тому +6

      ムラヴィンスキーを生で聞けたなんて…。ただひたすらに羨ましい!

    • @user-hz1df4uz4z
      @user-hz1df4uz4z 8 місяців тому +3

      私ももう二度と聞けないであろうあの響きを嘆いている一人ですが、私の場合チャイコ6番シンフォニー、ベートーベン5番シンフォニーでしたが、その日境にレコードの聞き方が変わりました、レコードやCDでは絶対に再現できない音を脳内で再現することで味わえる幸福感です。

  • @user-km3kl7mi6u
    @user-km3kl7mi6u Рік тому +13

    そう、ムラヴィンスキーの演奏は、清々しいのですよね。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +4

      はい、特徴の一つだと思います。次回は本場ロシアものの名演を取り上げたいと思っています。

  • @user-sc1vf1ff9p
    @user-sc1vf1ff9p Рік тому +8

    私が自分の小遣いで買った初めてのレコードがチャイコフスキーの第5交響曲。
    ブラスバンドでホルンを吹いていた友人が、この曲を大推薦していたので、紹介されたのが神戸三宮のマスダ名曲堂。ご主人に曲名だけ告げると、じゃあこれだと推薦され買ったのがムラヴィンスキーのグラモフォン盤。
    4楽章のaccelerandoはこの超高速が標準だと思っていたので、朝比奈隆氏・大阪フィルの実演を聴いたとき、恰幅は良いのだけれど、なんて遅いんだとびっくりしました。このテンポはあくまで解釈の違いのはずなのですが、当時の私は技術的な問題だと誤解していました(それが全く無いとは思いませんが)。最初に聴く盤というのは難しいですね。
    あと、ソ連崩壊後、ロジェストヴェンスキー指揮のサンクトペテルブルク・フィルの実演を聴いたとき、カラヤンをして「絶対に不可能だと思うが、振ってみたいオーケストラ」と言わしめたムラヴィンスキー時代の上手さはすっかり影を潜めていました。あの頃は、ワルシャワ国立フィルの主要メンバーも金欠で皆海外に出稼ぎに行っていたので、ショパンコンクール最終選考のオケ伴奏が酷かったそうですけれど、ミュンヘン・フィル首席指揮者のゲルギエフ氏解雇といい音楽と時代というのは不可分なものなのですね。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +4

      コメントありがとうございます。マスダ名曲堂!自分も1981年、小学校5年生・ポートピアの時に一度だけ行ったことがあります。もちろん出谷啓さんの「レコードの上手な買い方」で知ったのですが、実際に行ってフルトヴェングラーを二枚買い、その後に出たレコード芸術7月号で全国の主要クラシックレコード店が紹介された時に、写真入りの記事が出ました。あのご主人のおすすめだったのですね。自分もやっと冷静に、先入観なしにムラヴィンスキーを聴けるようになりましたが、第二弾でいよいよムラヴィンスキーの本格的レパートリーを紹介したいと思っています。

  • @jennioroom
    @jennioroom Рік тому +5

    ムラヴィンスキーはやはりチャイコフスキーの3大交響曲を、多分中学生の頃から聴いていたと思います。
    特に6番は1962年の録音の物。 ポピュラーな曲なので他の指揮者でもよく耳にすることもあったのですが、ムラヴィンスキーの演奏が根底にあって聴き比べていたと思います。
    最近CD買って聴き直したけれど、ちょっと印象が違ったかも知れない?
    さっきUA-camのTDKのカセットテープのケースを出してるNHK FMのクラシックアワーをエアチェックしたチェリビダッケのベートーベン6番聴いていたんだけれど、なるほど、ムラヴィンスキーと若い頃のチェリビダッケって共通点があるかもしれない。 特にベートーベンの解釈にはそれを感じます。

  • @naoyukicello1f
    @naoyukicello1f Рік тому +4

    ムラヴィンスキーのベートーベン解説、面白かったです。年代的に自分もムラヴィンスキーを初めて見たのは、お話に出てくる「未完成」のリハーサル姿です。当時はやっぱりベールに包まれたという印象でした。そんなムラヴィンスキーのベートーベンの録音、聴きどころの解説なんて、この歳になるまで耳にしたことなかったので、大変面白かったです。1番の3楽章の必然性をもったリズム感、1楽章のfからffにダイナミクスが変わるところをどうやっているか?など、アマオケですが、実際に演奏したことがないと解らない、マニアックな聴きどころの視点も、面白いです。これからも、貴殿の動画楽しみたいと思います。

  • @user-xu1oi7sd5h
    @user-xu1oi7sd5h Рік тому +3

    私、ムラヴィンスキーに関してショスタコ10番で先生と同じような体験をしました。はじめは金管や打楽器の強烈さについていけずしばらく放置し美しいカラヤン盤ばかり聴いていました。
    ところがある日なんとなくこのCDを聴いて突然この意味が理解できた(ような気がした)のです。これはまさにソヴィエトロシアの恐怖社会そのものだと。以来ムラヴィンスキーのCDを聴きまくりました。

  • @ararasai1836
    @ararasai1836 Рік тому +6

    73年初来日時 メロディア盤のチャイコフスキーの4,5,6番のレコードを買いました滅茶苦茶音が悪かったのですが凄い演奏だと感じました、
    NHKのTVも全部みましたがも残念ながら記憶に残っていないですね。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +2

      あの時代のソ連盤はやはり盤質・製盤に何があったかもしれませんね。TV放送があったのですか!自分は間に合いませんでしたが、ぜひ見てみたかった…

    • @ararasai1836
      @ararasai1836 Рік тому +2

      @@atm-naokimusic 私が買ったメロディア盤のチャイコフスキーは1950年代の録音で同時代のモノラルのフルトヴェングラー、トスカニーニの録音に比べ音は酷いもんで当時はムラビンスキーのレコードはグラマフォンの録音が買えるかどうかでしたのでかなりの話題になったレコードです、初来日時は3大巨匠(カラヤン、ベーム、バースタイン)を超える幻の巨匠が来日するということでそれもシベリア鉄道で1週間以上をかけて来日するということでクラシック界ではかなり騒がれました、同年秋にドレスデンシュターツカペレも初来日しザンデルリンク指揮でベト8 ブラ1の初演をオープンリールに録音し何度も聴きなおしましたが、ムラビンスキーの来日演奏の記憶は残念ながら飛んでおります。
      少々昔の記憶を。

  • @hiroshiogawa8196
    @hiroshiogawa8196 Рік тому +5

    先年亡くなった某評論家の方の本からムラヴィンスキーを聴くようになったのですが、特に氏が推していたベートーヴェン4番は、ムラヴィンスキー・レニングラードフィル以外の演奏はふんどしがゆるく聴こえてしまって(笑)。でも彼らの演奏には、そうでなければならない(ベートーヴェンの最後の弦楽四重奏曲の最終楽章の文句)という強引な説得力があるのもたしかではあります。
    徳岡さんの、楽譜を示してのご説明も「そうでなければならない」という説得力がありますね😊

  • @naoyukicello1f
    @naoyukicello1f Рік тому +3

    1番聴いてますが、おっしゃる通り、素晴らしく端正な音楽ですねー!すごく整理されているのに、軽やかさと柔らかさもあり、スゴイ!!

  • @naoyukicello1f
    @naoyukicello1f Рік тому +4

    7番、確かに意外な感じ。ムラヴィンスキーは「これだ!」と思ったのかもしれんですね。サウンドは明るく、素晴らしいっすね。

  • @naoyukicello1f
    @naoyukicello1f Рік тому +2

    おっしゃる通り、音楽は「音を楽しむ」もので「修行・苦悩」するものでは、ないすよねぇ。(笑)激しく同意!(笑)

  • @masatsugumizobe9477
    @masatsugumizobe9477 9 місяців тому +1

    今から60年前、田舎の高校生が、ショスタコーヴィチの第5番を聞いて感動した。それは、バーンスタイン指揮、NYフィルの演奏だった。音楽雑誌を見ると、ショスタコーヴィチの交響曲は、ムラヴインスキーが最高である、との書評を見て、レコード店でLPレコードを何枚か注文した。さっそく聞いてみると、眠くなる。どこがいいんだ、おそらく録音状態の問題もあるが、バーンスタインとはまるで違うではないか。自分には、その良さがわからないということで、以来、数十年、ムラヴィンスキーを聴くことは無かった。
    近年、聴きこんでみたら、レニングラードフィルの特に弦楽器の統率のとれたスイングする美しさ、神々しい高音部の響きに気が付いた。これは、奇跡の音だとわかった。来日東京公演を一度でも聴いていたら一生の宝だったのに残念に思っています。

  • @user-lk7cc6pn5b
    @user-lk7cc6pn5b Рік тому +2

    確かに、フルヴェンとは色々と対称的な位置にいるかも知れないなあ。
    音「楽」の捉えかたも含めて、最終的には聞き手の好みに帰結する。
    でも、間違いなく良し悪しなんて単純なものじゃない。
    私はムラヴィンスキーのような統率の効いたサウンドが好きで、表現姿勢としてはフルヴェンは苦手な部類ですが、フルヴェンで感動することだっていくらでもありましたもの。

  • @naoyukicello1f
    @naoyukicello1f Рік тому +2

    ベートーベンはさわりだけでも、初めて聴くので、ちょっと楽しみです。(笑)

  • @naoyukicello1f
    @naoyukicello1f Рік тому +3

    1993年やったんですかね?ムラヴィンスキーの映像が放映されたのは?自分もそれまでは、ムラヴィンスキーは「伝説の指揮者」でほとんど聴いたことがなかった様に思います。それまでに聴いたことがあった演奏は、ルスランとリュドミラ序曲とか、リャードフのババヤガという交響詩程度だった。それらの演奏で聴いていたレニングラードフィルの圧倒的なキレの良さ、ブラスの爆発音が「ソ連」の音楽、というイメージでした。(笑)

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому

      黒田恭一さんの解説でのNHK教育テレビでした。あれは驚きました。

  • @user-gi2ob7pz9n
    @user-gi2ob7pz9n Рік тому +3

    徳岡先生はムラビンスキーの孫弟子になるんですね。

    • @atm-naokimusic
      @atm-naokimusic  Рік тому +3

      あはは、なるほど! ネーメからはムラヴィンスキーの話はあまり聞いていないのですが、ショスタコーヴィチの第五交響曲の第二楽章、弦のプルトの分け方について、ちょっと面白い話を聞いたことはあります。

  • @naoyukicello1f
    @naoyukicello1f Рік тому +3

    エロイカ4楽章のティンパニー、確かに「ロシアのオケ」だと、ここでばれますねー!!(笑)ルスランのリュドミラ序曲には、バッチリ合うんですけどねー!(笑)

  • @user-ro6qu5co9g
    @user-ro6qu5co9g 4 місяці тому

    1965年のモスクワライブのシベリウス7番はお聴きになりましたか。まだでしたら是非聞いてください。トロンボーンソロのビブラートなど気になるところはありますが、聞き終わって
    あーこういう音楽だったのか、と思う演奏です。

  • @naoyukicello1f
    @naoyukicello1f Рік тому +1

    4番4楽章で、ファゴットの音、面白いっすね。(笑)