多発する列車内事件 不審者対応は? 新幹線で訓練
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- Опубліковано 15 лис 2024
- 新幹線での様々な事故を想定した総合事故対応訓練が11月17日、三島市で行われました。列車内での事件が多発していることを受け、今回は不審者への対応訓練も実施されました。
<廣田昭由記者>「訓練会場です。不審者への対応訓練は、当初予定されていませんでしたが、最近、列車内での事件が多発していることから、急きょ、追加されました」
JR東海が毎年実施している総合事故対応訓練。今回の注目は、不審者への対応です。京王線の刺傷事件や九州新幹線での放火未遂事件など鉄道の走行する列車内で無差別的な事件が相次いでいます。
今回は、新幹線の車内で不審者が刃物を振り回して乗客に危害を加えたことを想定し、乗務員や警備員がどう対応するかを検証しました。警備員が、さす股や防護たてで不審者をけん制する間に、乗務員が乗客を避難させ、不審者を車内に閉じ込めました。乗務員は列車を最寄り駅に緊急停止し、駆けつけた警察官が不審者を取り押さえます。
さす股などの防護装備は、すべての東海道新幹線に備えられていますが、狭い車内でどう対応していくか、またスムーズな乗客の避難は、引き続きの課題です。
<JR東海新幹線鉄道事業本部 大山隆幸本部長>「引き続き、このような訓練の機会を通して連携力を高め、その練度を上げることによりお客様に安心してお乗りいただける東海道新幹線を目指してまいりたい」
このほか、地震などで動けなくなった車両を移動させるための訓練も行なわれました。JR東海では、車内カメラなどハード面の整備とともに、訓練を通じてソフト面も強化し今後も新幹線の安全対策に万全を期したいとしています。
11月17日 SBSテレビ「ORANGE」放送
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