SDGs 増加中「自分らしさ出せる」ジェンダーフリー制服(静岡県)
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- Опубліковано 5 лют 2025
- お伝えしているSDGsプロジェクト「地球を笑顔にするウィーク」。4月28日は、SDGs17の目標のうちこちら、5番「ジェンダー平等」にまつわる話です。県内ではいま、性別にとらわれず制服を選ぶことができる学校が増えています。
富士市の吉原第一中学校です。2021年から女子生徒の制服に選択肢が増えました。スカートに加え、スラックスも選べるようになったのです。
<1年生 林萌々佳さん>「スカートをはくことがあまり好きではなかったので、スラックスがあると聞いて」
<1年生 片岡愛奈さん>「寒さが防げたりとかそういうところが便利だと思って」
新入生の2人がスラックスを選びました。さらに上級生の中にもスラックスの制服で学校生活を送る生徒がいます。
<2年生 丹羽美麗さん>「スカート好きな子はスカートをはいていてもいいし、ズボンが好きな子はズボンをはいていて、人それぞれで自分らしさが出るのでいいかなと思う」
中学校では、制服の選択は生徒が性別を問わず、自らの意思で選べることが大切だとして、この4月から導入しました。すると、こんなことが見えてきました。
<2年生 井出恵里奈さん>「スカートだと重たいので歩きづらいし、風があって寒かったりもするので、そういう風なところを考えるとスラックスの方がすごしやすい」 スラックスは動きやすく、暖かい。たくさんのメリットがありました。
<吉原第一中学校 太田桂校長>「男女平等の視点、これは非常に大事になると思う。お互いの良さを認め合いながら、生活したり学習したりしていく」
それぞれの選択を認め合い、「性別」という枠を越えて一緒に学ぶことがSDGsの目標のひとつ「ジェンダー平等」の実現につながります。
学生服を扱う専門店も、スラックスの導入を後押ししています。
<学生服のやまだ 山田進社長>「きょうもちょっとそういう(選択制の)打ち合わせに行ってくる。すごく増えてきていて、今年は5校くらい、どんどん相談は多く、学校から相談を持ち掛けられている」
「学生服のやまだ」によると、選択制がない学校でも、相談すれば前向きに対応するところが増えてきたといいます。
<学生服のやまだ 山田進社長>「大人になってから着られないので、学生時代の3年間、うちとしてもバックアップしていきたい」
いままでの「当たり前」にとらわれず、自分が納得して着る制服を選びたい。誰もが自分らしく過ごせる場所を目指して、学校も変わりはじめています。
#オレンジ6 4月28日放送