宇多丸『悪は存在しない』を語る:週刊映画時評ムービーウォッチメン【公式】2024年5月9日

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  • Опубліковано 15 жов 2024
  • TBSラジオで月曜日~木曜日22時から生放送でお送りしている「アフター6ジャンクション2」内の人気コーナー、劇場で公開されている最新映画を評論する『週間映画時評 ムービーウォッチメン』の公式UA-camです。

КОМЕНТАРІ • 13

  • @森和彦-o1e
    @森和彦-o1e 5 місяців тому +53

    注意以下ネタバレ解釈。
    ラストシーン、私が直感的に解釈したのは、大方の人が考察しているものとは違うものでした。
    手負いの鹿は危険かもしれないが、人を殺すほどのものではないこと。
    わりと山に精通している者としては常識なのですが、一番危険なのは猟友会に誤射されることです。
    銃声を気に掛けるシーンが2度もあって、どこで猟が行われているかを気にしていたり、区長さんもハナちゃんにあそこに行っては行けないよ、危ないから。というセリフがあったり。
    つまり誤射されることのリスクは多いこと。
    そして最後の撃たれた鹿は、ハナちゃんの映像的比喩ではないか。
    それをうすうす気付いていた巧は、猟友会守るために娘の死を無いものとした。
    よって首締め。
    ひょっとしたら奥さんも誤射によって亡くなっていたりして。
    猟友会の誤射による死は、業務上過失致死になるため、それほど重いものではないこと。
    巧は山や村を守るために、無いものとした、というのが私の解釈です。
    手負いの鹿云々は明らかにミスリードの気がしてならないのです。
    分かりやすすぎではなかろうか、というのが直感的に感じた感想と解釈です。
    全てが府に落ち、悪は存在しないというタイトルにも帰結します。

  • @Charlotte4712
    @Charlotte4712 5 місяців тому +4

    サムネ😂
    ラジオでウォッチメン聞いて映画見てUA-cam版でウォッチメン聞き返して..と充実した一週間でした。

  • @moniiiiin
    @moniiiiin 5 місяців тому +3

    否のおたより読む宇多丸さん、めちゃくちゃ優しく包んでくれてて菩薩やぁ……って涙でてしまった。

  • @gambomusic312
    @gambomusic312 5 місяців тому +9

    美しい映像&音楽に軽妙な会話劇と個人的にはかなり好きな作品でした!
    ラストの展開はビックリしましたが、
    ・手負いの鹿は危険、
    ・野生の鹿はどんな病原菌を持っているかわからない(だから触ってはいけない)
    と作中でハッキリ言っていたので、
    個人的には娘を守るために何も考えずに大声を出す高橋を力づくで制止したかったのかな?と思いました。
    ただ好きな作品ではあるのですが、考察したところで娘の生死は分からないし、
    グランピングの話題も有耶無耶のまま終わっているので、
    結局のところただの投げっぱなしエンドじゃないかな?とは感じます...笑

  • @渡辺智生-s9n
    @渡辺智生-s9n 4 місяці тому +1

    昨日、観てきました。
    カメラのワサビ目線、死体の鹿目線、車目線は面白かったですね。
    冒頭の木々を見上げるシーンは花ちゃん目線なんだけど、①その後の巧父さんとの会話につながっていて、木々の景色としか見ていなかったものが、実は、よく知る人には一つ一つ名前があって、特徴もまちまちだとわかる。また、②ラストのほぼ同じシーンにもつながっていて、鹿に激突されて、巧父さんに抱えられて見上げる景色になっている。聞こえる父さんの息づかい。そして、ゆっくりと暗転。目を閉じ意識がなくなったのか、死にゆく人の視点を見させられていたのだ、と愕然とした。
    牧場で花ちゃんが見る牛糞は、合併浄化槽との対比でしょうね。
    あと、ラストは高橋が花ちゃんを助けようとして駆け寄ろうとしていたが、巧は制止した。花ちゃんを守るため、手負いの鹿を刺激してさらに攻撃的にしないように。さらに攻撃的になったなら、自分達にも激突して来かねない。動きを制したが大声をあげたから、締め落とした。高橋を殺すつもりではなかったのでしょう。
    その前の車内の3人の会話で鹿の通り道をふさぐことに対する考えの浅さに嫌気がさして、勢い力が増してしまったというのもあるだろう。
    現代版「大魔神」か、リアルもののけ姫という印象でしたね。

  • @nijisancinema2829
    @nijisancinema2829 5 місяців тому +4

    カンヌ獲ろうがアカデミー賞獲ろうが
    儲からない映画にはびた一文出さない
    日本のメジャー映画ブローカー4社

    • @lkmeo3756
      @lkmeo3756 5 місяців тому +4

      多分だけど濱口自身の操作じゃないかなあと思ってるけどどうなんじゃろ?

  • @おきらく-p1c
    @おきらく-p1c 5 місяців тому +6

    巧は実は鹿側の人間で(もののけ姫みたいな感じ)、車の中で鹿を守るために柵作れって言ったのに論破されてこのままではまずいと焦りを募らせていた上に、鹿がまさに人を襲おうとしている場面を他人に見られたらますます鹿の立場が危うくなると思い、つい強行に及んでしまった…
    この程度の陳腐な発想しかできない人間にはラストは意味不明すぎましたが、その手前までで十分楽しい作品でした。

  • @ooq_kamui
    @ooq_kamui 5 місяців тому

    来週のサムネが楽しみ 笑

  • @おじさん小太り
    @おじさん小太り 5 місяців тому +5

    単純に退屈だった。
    合う合わないの問題だとは思うけど、自分には上品過ぎて味わいの奥行きを堪能するよりも、パンチの弱い口当たりっていう印象が強かった。
    自分は美食家ではないからだとは思うけど。

    • @kosiisi5
      @kosiisi5 5 місяців тому +4

      いや、そもそも「設定」が雑だからな。グランピング場の浄化槽がキャパオーバーになって汚水が河川を汚すといっても、その程度の量なら工業廃水でもない有機物だから普通に自然に分解されるわけで、単に川の水をまんま生活用水にしてる「人間vs人間」という構図であんまし自然vs人間になっていない。
      あと、地方じゃ常識だけど開発云々とは無関係に鹿が増え過ぎて農家どころか住宅街にまで出没して庭の木を食って枯らすし、山林の樹皮も食い荒らして山を潰している最悪の害獣になっているから、鹿を自然の象徴みたく描くのは全然リアルじゃない。

    • @はぶらしはみがき
      @はぶらしはみがき 4 місяці тому +10

      というか雑な設定とか丁寧な設定というのはさほど重要じゃない