第64回鎌倉薪能 ~素謡「翁」・能「箙」~

Поділитися
Вставка
  • Опубліковано 16 лис 2022
  • 2022年度の「第64回鎌倉薪能」は、10月7日鎌倉宮拝殿で、金春流 素謡「翁」、和泉流 狂言「鐘の音」、金春流 能「箙」を奉納。神事ならびに能の様子を一部編集してお届けいたします。※狂言の映像はございません。
      
     本年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して、関係者のみで開催し、動画配信させていただくこととなりました。
     毎年、鎌倉薪能の開催を楽しみにされていた皆様には、オンライン配信での開催となり、大変ご迷惑をおかけします。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
     また、これまでご覧になったことがない方は、これを機会に「鎌倉薪能」をご覧いただければ幸いです。
     新型コロナウイルス感染症が一刻も早く終息することを願いつつ、来年度以降も歴史ある「鎌倉薪能」が引き続き実施できるよう努めてまいります。
    The 64th Kamakura Takigi Noh, the bonfire Noh performance, was dedicated on October 7, 2022, at Kamakura Shrine.
    The program included Suutai ”Okina” , ”Kanenone” and Noh “Ebira”.
    The video includes the above program along with the preceding Shinto ritual, partially edited.
    On performance day,”Kane No Ne” was also dedicated,
    But due to production issues, only “Okina”and “Ebira” will be streamed.
    We regret the fact that the event did not allow for live audience in order to prevent the spread of COVID-19 infection. For our long-time Takigi Noh fans, we hope that this streaming will provide for the opportunity to enjoy this year’s performance, and for those of you who have never been able to make it to Kamakura in the past years, the first Takigi Noh experience, on-line.
    We appreciate your understanding and support as we strive to continue the tradition of historic Kamakura Takigi Noh in the future years to come.
    【第64回鎌倉薪能 開催概要】 ※配信の内容と一部異なります。
    【会 場】 鎌倉宮拝殿 (鎌倉市二階堂154)
    【演 目】
     金春流 素謡 「翁」
         シテ 金春憲和(金春流81世宗家)
         地謡 本田布由樹 中村昌弘 山井綱雄 辻井八郎 本田芳樹  
     和泉流 狂言「鐘の音」
         太郎冠者 野村萬斎
         主    高野和憲
         後見   内藤 連
     ※狂言の映像は、ございません。
     金春流 能「箙」
         シテ 金春安明(金春流80世)
         ワキ 舘田善博
         ワキツレ 梅村昌功
         笛  小野寺竜一
         小鼓 森  貴史 
         大鼓 大倉栄太郎
         後見 柏崎 真由子 井上貴覚
         地謡 本田布由樹 中村昌弘 山井綱雄 辻井八郎 本田芳樹
    協賛:株式会社ノジマ
       いすゞ自動車首都圏株式会社
       神奈川トヨタ自動車株式会社
    共催:鎌倉市
    主催・制作著作:公益社団法人鎌倉市観光協会  
     ※この動画を無断で転載・使用することは、肖像権・著作権の問題上固くお断りします。
    【目次】
    0:03:31 素謡「翁」
    0:16:35 能「箙」
    【演目】 
    素謡「翁」
    「どうどうたらりたらりら、たらりららりららりどう」という神聖な謡が会場に響きます。その詞章は「天下泰平・国土安穏」など、祝福に満ちた謡になっています。「翁」は正月や祝賀能など、特別な公演の時にしか上演されない演目です。「翁は能にして能にあらず」と言われるように、他の曲と一線を画し、神聖視されています。翁には演劇的な筋立てはありません。儀式性が強い祝福の曲です。
    今回は着座のままで、謡のみを聴かせる素謡の形式で上演します。
    出典:能楽金春流情報サイトより
    能「箙」
    時は春の頃、旅の僧の一行(ワキ・ワキツレ)が生田の森を訪れると、季節柄、今を盛りと梅の花が芳しく咲いていた。そこへ一人の男(前シテ)が現れ、この梅が昔の源平合戦で大活躍した、梶原源太景季(かじわらげんたかげすえ)所縁の梅の木であることを伝えた。景季は廻りの木々に際立ち美しく咲くこの梅の花に心を寄せ、一枝手折って背中の箙(えびら:矢を入れる武具)に添えると、そのまま合戦に参進したのだった。彼の通り過ぎる後にはすっと梅の薫りが漂い、敵も味方も感じ入ったという。その風雅な振る舞いに景季は名を上げることとなった。男はその合戦の昔物語を明かすと自分が景季の霊だと告げ、姿を消す。
    その夜、梅の木蔭で休む僧の夢の中に、梶原景季の幽霊(後シテ)が現れる。若武者らしい清々しい雅びな姿。しかし修羅道の責めに苦しむ様子を見せるが、在りし日の姿で梅花を箙に挿して戦う様を見せ、夢の中へ再び消えてゆくのだった。
    【リンク】
    金春円満井会 ホームページ www.komparu-enmaikai.com/
    万作の会 ホームページ www.mansaku.co.jp/
    下掛 宝生流 ホームページ shimohou.com/index.html
    東京能楽囃子科協議会 ホームページ nohgaku-hayashika.com/
    鎌倉市観光協会 ホームページ trip-kamakura.com
  • Розваги

КОМЕНТАРІ • 1

  • @user-ck6yn5oh1p
    @user-ck6yn5oh1p Рік тому +1

    雨中の能、打楽器の面々には大変だったことかと。また装束や面への気遣いも大変であったと拝察いたします。とはいえ、まさに雨の音もまた盤渉に調子を揃えて舞台を引き立ててくれています。建物の中とは違う「風」をこちらも満喫させていただきました。