朗読 夏目漱石『それから』⑷

[@喜子福崎]

代助と三千代の心の絡みがハラハラ、炊事の手を止めて聴き入ってしまいました
ああ、切ない

[@seichan_bungaku]

☺️ありがとうございます。

[@明石宏-y3j]

すばらしい朗読動画をありがとうございました。「それから」は大好きな作品なのですが、このすばらしい文章付き朗読動画ですごく深い領域に到達できたと感じています。好きな場面は決まっていて、三千代さんを家に呼び告白する告白の場面。「仕様がない、覚悟を極めましょう」までの極限なまでの濃密な時間の流れ。穏やかで聴き取りやすい朗読の音声に加え、同時に文章を読むことができるというとても斬新な体験が素晴らしすぎます。朗読される声の流れが、きっと漱石氏の心の中で生み出されたこの場面の時間の流れと同じ流れとなり、それは代助と三千代さんの二人の鼓動や心の動きを、同じ時間の流れの中で、あたかもその場にいるように感じ取ることができるという最高の体験をさせてもらいました。最高の朗読動画体験。そして漱石氏の何気ない情景描写における実時間的な文章表現の素晴らしさも教えてもらいました。私にとっては「それから」が人生最高の小説でしたが、更に十倍好きになりました。素敵な朗読動画をありがとうございました。

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます☺️
動画に文章をつけるのは、自分がこういうものがあったら嬉しいと思ってはじめました。喜んでいただけて嬉しいです。
声に出して読むと、黙読する時よりも文章の細部が浮き上がるように感じます。お聞きくださる方にも同じ体験をしていただけるのかもしれないと、不思議な思いです。
ありがとうございました。

[@hiromori4400]

三千代の「寂しくていけないからまた来てくださいね」というセリフで藤谷美和子の三千代を思い出しました。でもこのセリフは漱石自身の心象を吐露したものでもあるのでしょう。後期三部作ではこの「寂しさ」を男性側から書いて近代化によって手に入れた資産と引き換えに得たこころのようになっていく。

[@seichan_bungaku]

お聞きくださりありがとうございます。

[@ぴよぴよ様]

出だしから　起き抜けの主人公に　お節介する梅子義姉さん　昔　読んだのに　シャボン様朗読で　梅子さん　いい感じです😊朗読劇というか　こんなに　トキメキくなんて😅　シャボン様　長時間朗読
(劇？)お疲れ様でございます😊
次で終わりですか　待ち遠しいような　それからロスきそうな感じです😅

[@seichan_bungaku]

ありがとうございます☺️
梅子さんが出てくると和みます。
「あねさま」っていいですね。
次回、お楽しみに…。

[@chieyoshiimail]

大助の三千代に対する思いには、「三四郎」で出てきた ”Pity’s akin to love”ー可哀想だとは惚れたということよ、という句を思い出されます。この句に当たる関係性が三四郎では出てこなかったので、ここで出てくるのは面白いなあ、と一人で感心しています。本を読んだ時には気づかなかったことに、シャボンさんの朗読で色々気付かされています。続きを楽しみにしています！

[@seichan_bungaku]

わ！ほんとですね。まさに「かわいそうだた惚れたってことよ」を地でいってますね。そんな繋がりがあったとは、気がつきませんでした。興奮…😆