物語の各シーンを作るときのポイント
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- Опубліковано 5 лют 2025
- ストーリーの中の各シーンを作っていくときに大事な要素が3つあります。
目的・対決・葛藤
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■物語の才能【応用編】ストーリーをもっと面白くする方法
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■物語の才能
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会話のところで 笑ってしまいました✨😉
コメント失礼します
自分は漫画家志望なんですが、
漫画で一番大切なのは、傑出性と問題点のある優れたキャラクターを、具体的なエピソードでどう上手く見せるかが大切と言うことを応用編で知りました。
その優れたキャラクターの具体的なエピソードを作れるかどうかで成否の分かれ目だということも、作る事が難しいという事も応用編で知りました。
そこで、優れたキャラクターの具体的なエピソードを作る練習方法ってなにかありますでしょうか?この動画と関係のない質問をして申し訳ないのですが、教えて頂けると幸いです。
たくさんキャラクターを作って数稽古を積むしかないんだけど、でも何の手がかりもなしに数をこなすのも大変なので、人気キャラの名シーンなんかをいろいろ真似して書いてみるといいですよ。
マンガとか小説を読んで自分が魅力を感じるキャラを見つけたら、さっそくアレンジ品を書いてみる。
読み切りマンガを1本書くのはなかなか大変なので、ワンシーンだけをちょっと書くだけでもいいです。たとえばガンダムに出てくるランバ・ラルを真似て「ザクとは違うのだよ。ザクとは」というあの名シーンだけを書いてみます。
バスケで全国大会に出場した主人公だけど、1回戦の対戦相手が強くて連続ゴールをゆるし「地区予選とは違うんだよ。地区予選とは」みたいに敵のかっこいいキャラに言わせてみる。
こういうワンシーンをネームだけでもいいのでとりあえず書いてみると勉強になります。見るだけではつかめなかったものが、書くことで得られたりします。
「なんかこの敵キャラかっこいいな、全国大会の怖さを知ってるみたいで。よし、この敵キャラは3年連続全国大会に出てる百戦錬磨のつわものにしておこう。去年対戦したアイツなら今のゴールは止められたとか言わそう。ランバ・ラルもそういう死線をくぐり抜けてきた歴戦の勇士っぽさがカッコイイんじゃなかろうか」みたいに気づけたりします。
こういう気づきが今後の創作にも活きてきます。
自分が惹かれたキャラクターを真似て、アレンジ品をあれこれ作ってみるといい勉強になりますよ。
質問の返信ありがとうございます。
ガンダムは観たことないので時間が有れば、観てみようと思います。
話は変わって他にも質問があるのですが、
自分は、面白いストーリー漫画を作れるようになることを目標にしています。
面白いストーリーにはテーマが絶対必要不可欠ということをHPと動画で知りました。
しかし応用編第5章のいろんなジャンルの複合は、難易度が高い。でも描いてあったように
連載漫画という媒体は、競技性とキャラが武器でその反面ストーリー、テーマが描きにくいというデメリットも有るということ。
無理に、テーマという武器を入れても
1+1=2にならなくて、逆にそれぞれの要素が崩れてしまい0になるという事も、
応用編で教わりました。
しかし面白いストーリーには、テーマが必要不可欠。
テーマとキャラ・競技性の要素を上手く統合する方法、やり方って何かありますか?
@@i-k6447
マンガの場合はなるべくシンプルなテーマを組み込むようにするといいです。応用編でも解説したようにマンガというのは、
・長期連載
・毎週20ページずつ
この2点がネックとなりテーマを効かせにくいです。だからテーマも単純なものが合います。無理をしすぎると作品自体の破綻につながります。
「裏ストーリーもちゃんと用意しておく」ぐらいの感覚でいいです。
たとえば『スラムダンク』は、ヒロインの気を引くためバスケを始めた少年が、どんどんバスケを好きになっていく話です。試合の勝敗の裏にはその戦いが入っています。読者は「彼にバスケを好きになって欲しい」と思いながら試合を見守ることになります。
この読者の願望どおり主人公はバスケの魅力に取り憑かれていきます。試合でつまらない事が起きてバスケを嫌いになったりはしません。どの試合だってバスケのロマンに満ちあふれています。
テーマが効いていればこんな感じで試合に「勝敗以外の意味」が乗るようになります。
面白いマンガとつまらないマンガの一番の違いもこれだと思います。キャラに関しても同じです。勝ち負け以外の部分で、読者に何か願望を持たせることが出来てるかどうか。
ボクシング漫画の『あしたのジョー』では、主人公は脳がやられて廃人になる可能性がありながらも、リングに上がり続けます。まわりは止めます。危ないからやめろと。
でも受験勉強に明け暮れたりして日常に疑問を感じてる読者は、主人公にリングに立って欲しいと願います。日常なんて価値ないと。リングで殴り合いをして欲しいと。この読者の期待どおり主人公はリングに上がり続け、日常にはないロマンを見せてくれて、最後はリング上で真っ白に燃え尽きます。
長期連載なのでこうしたテーマがずっと有効に機能してるわけではありません。あまり意味が感じられない試合やシーンもあったりします。それでも要所要所でテーマがちゃんと効果をあげています。
勝ち負けだけをただ描くのではなく、別の何かもしっかりと作品に盛り込む。そう心がけると良いと思います。
わかりやすいコメント有難うございます。
最後の質問なんですが
漫画雑誌には、
週刊連載、月刊連載、隔週などありますが
連載掲載によって描けるストーリー・テーマって変わって来たりするのですか?
後、漫画という媒体は、映画・小説と違って
ストーリーが苦手で
・仲間キャラクターの話
・敵キャラの話
・困っているゲストの話の
3つのパターンでストーリーを展開していく事漫画は、一般的なストーリー作りとは手法が
違うっていう事を応用編でわかりました。
漫画は、主人公だけに裏ストーリーをつけるのではなく、主要キャラクター事に裏ストーリーをつけて群衆劇にすれば良いのでしょうか?
最後に、漫画家志望の人は映画や漫画などを沢山見る時は、
どういう所を注意して見れば良いでしょうか?
起承転結、主人公の秘めたる想い、キャラの立ち上げ、感情移入などありますが、
ここは、確認しておいた方が良いポイントがあれば教えて頂きたいです。
すごく長文になりましたが、お願いします。
@@i-k6447
週刊連載も月刊連載もほぼ同じです。
月刊連載の方がページ数は多いので、『ドラえもん』とか『こち亀』みたいな1話完結タイプのマンガは書きやすいと思います。しかし月刊連載であってもせいぜい40ページほどなので、ストーリーやテーマをそんなに入れられるワケではありません。週刊連載より多少はやりやすい程度で。
普通の続きものマンガを書く場合も、週刊と月刊の違いはありません。月刊連載なら1回あたりのページ数は多いけど、続きが読めるのは1ヶ月後というハンデを背負います。だから月刊連載であっても週刊連載と同じような、ストーリーやテーマがシンプルなスポーツ漫画とかバトル漫画が合います。
2番目の質問の群集劇については、その認識で合ってます。
仲間キャラや敵キャラなどいろんなキャラに裏ストーリーを設置して、一時的な主役をやってもらいます。主人公の話だけでは連載を長く続けられないので。
最後の質問の、
映画を見たりするときの注意点は、やはり競技とキャラクターです。他の要素だって大事ではあるけど、マンガではやはり競技性とキャラクターが特に大事です。
引き込まれるような面白いバトルなどを見かけたら、どんな競技になってるか必ず分析しましょう。「これは油断した方が負ける競技だな」とか、「これは本心を隠し通せるかどうかの競技だな」とか。
どんなバトルだってただ主人公と敵が戦ってるのではなく、なにか具体的なルールや勝敗要素があるはずです。
キャラクターも同じように分析します。なぜ人気キャラになってるのかなど。前の書き込みでも紹介した「勝利以外の願望」も何か持ってるはずです。人気があるキャラならそういう願望を読者から引き出してるはずなので。
キャラにしても競技にしても、良いものに出会ったらとりあえず真似してアレンジ品をガンガン作ってみてください。見ただけではわからなかったことが、作ってみることでつかめたりします
私がストーリーを作る時、主人公の葛藤や困難を描くとどうしても話全体が重くなったり暗くなってしまいがちになります。
もちろんこれまでの基本はしっかり押さえつつ最後は感動できるように作りたいのですが、上手くコミカルさを入れて話全体を明るい話にするコツはありますでしょうか。
それは緩急の付け方を勉強すればよいかと思います。途中に明るいシーン挟んで 例えばギャグ等 、また本題に戻る、みたいなです
既存作品の緩急がどうなっているか、を書き出して分析し、自分の作品に応用してみてください
@@SaSaHaRAX なるほど。ありがとうございます。トライしてみます。
これって主人公が戦わなくても脇役の人が目的・対決・葛藤を持って戦うパターンでもいいのでしょうか?
それに付随して主人公も葛藤する様子とかかいたら
結局あなたは、脇役がピンチでもいいと思うのですか?思わないのですか?
競技性を分析する時は、それがどんな競技になっているか調べるだけでなく、
競技の切り替えや、因果関係もまとめた方がいいんでしょうか?
もちろん全部やった方がいいのですが、いきなりすべての事に目を向けようとするのは大変だし、最初はうまく出来なかったりします。だから出来る範囲から無理せず始めればいいと思います。
やはり大事なのは勉強を続けていくことです。慣れてくれば自然といろんなものが見えてくるようになります。
映画や小説を見る時、競技性とキャラの立ち上げ方や演出法などを分析しているのですが、
競技性やキャラの立ち上げ方、演出法が優れていて、勉強の参考になる映画・小説って何ですか?是非教えて頂きたいです。
@@i-k6447
人気作や賞を獲った作品などにいろいろ触れてみるといいと思います。
マイナーな作品よりかはそういうベタな有名作品の方が多分勉強になります。その手の作品には必ず光る部分があるし、人気作ならわかりやすさも兼ね備えているはずで分析もしやすいです。
当チャンネルにもおすすめ映画を紹介してる動画があるので、これも参考にしてください。
漫画を投稿、持ち込みする場合
応用編でも書いてあったように
短編みたいに、事件がメインでオモテストーリーのみのストーリーを書けばいいんですか?
ちなみに、漫画賞のページ枚数制限は、
ストーリー漫画で15〜55ページです。
後、3工程でストーリーを作る方法を
漫画という媒体で、作ったら何ページぐらい描きますか?
@@i-k6447
応募用の漫画は「宇宙人とサッカーで対戦して勝たないといけない」みたいなオモテストーリーのみで1本書いてしまいます。本格的なテーマや裏ストーリーは無理です。
しかし、ごくシンプルな人間ドラマなら入ります。「サッカーを辞めようと思っていた主人公が頑張る気持ちを取り戻す」みたいな。殻にとらわれていた主人公が戦いを通してその殻を打ち破ると。
書こうと思ってるオモテストーリーに対して、こうした何かシンプルなドラマの挿入を狙うのが読み切りマンガの作り方に合ってると思います。
3工程でストーリーを作る方法は、原因や理由の面からストーリーを膨らませていく方法です。だから30ページほどのマンガにも使えるし、もっと長い大長編にも使えます。短いマンガの場合は裏ストーリーをかなりシンプルにしないと入りきれない点だけは注意しておきましょう。