[2/3]中野剛志×松原隆一郎 『レジーム・チェンジ』トークイベント

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  • Опубліковано 7 вер 2024
  • 『レジーム・チェンジ 恐慌を突破する逆転の発想』中野剛志 著
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    グローバル恐慌、超円高、そして一向に収まらないデフレ不況......経済政策の何が問題なのか? 『レジーム・チェンジ』で経済政策の大転換を提唱した中野氏と、近著『ケインズとハイエク』で経済思想の古典を鋭く読み解いた松原氏。経済をはじめとして、この国の抱える問題点を浮き彫りにするスリリングな討論!
    2012年4月13日(金)MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店
     グローバル恐慌、超円高、そして一向に収まらないデフレ不況......異常な状況が続くなか、閉塞感が高まっている。選挙を見越して政局の動きは活発になっているものの、「もう、誰が何をやっても同じではないか」という沈滞した気分がこの社会を覆っているようだ。
     このような状況では、もはや小手先の「改革」は通用しない。いまこそ政策の体系そのものを逆転し、20年以上続いているデフレ不況を克服しなければならない。このような問題意識のもと、本書では、脱デフレに向けた政策大転換(レジーム・チェンジ)のありかたを、具体的に説いていく。
     なぜ、日本はデフレから脱却できないのか? それは、経済政策を決定するエリートたちが、結果としてデフレを促進してしまうような発想に囚われていたから。構造改革から「小さな政府」、消費増税まで、この間に実施された政策は、すべて問題の解決に寄与せず、デフレ促進という正反対の効果を及ぼしただけではなかったか。だからこそ、いま最も必要なのは、私たちの「常識」を反転させ、従来は異端視されていた発想を見直すことではないか。
     積極財政から「大きな政府」まで、異端の発想にこそ突破口があることを明らかにする。いたずらに不安を煽る財政破綻説のウソを暴き、「インフレ・ターゲティング」など金融政策の致命的な盲点を衝く。──『TPP亡国論』で論壇を席巻した革命児が「経済の常識」を覆し、脱デフレへの切り札を提示する待望の書だ。ぜひ本書を手にとり、著者の力強い、一貫した主張にふれてほしい。賛否両論はあろうが、この国の未来を真剣に考えるうえで無視できない一冊であることは間違いない。
    (NHK出版 大場旦)

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