三菱重工⑦｜岩崎彌太郎物語4｜三菱と共に滅びる弥太郎の最後｜永井みつるの企業紹介チャンネル

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概要
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■三菱下ろしが始まる
三菱：海運王として君臨し、ライバルなし
（海運が物流の大動脈だった）
→三菱の独占状態だった。
そこに、政府の権力争いが絡んでくる
大久保利通、大隈重信 (三菱がサポート)
　　　　VS
伊藤博文、井上馨（三井がサポート）
大久保暗殺（明治11年）
大隈重信さんが失脚（明治14年の政変）
大隈の息のかかったものが嫌なので、
井上馨が三井系と組んで三菱潰しを計画。
渋沢栄一、益田孝(三井物産初代社長)とか
3社を合併させて「共同運輸会社」を作る
社長は海軍少将　伊藤雋吉（としよし）
→もちろん政府は三井系を支援をする
■泥沼の戦いが始まる！（明治15年）
　　　　　　三菱　　　共同運輸
初期汽船　　32隻　　 5隻（帆船22隻）
その後　　　35隻　 　24隻(帆船15隻)
船の差を一気に詰められる。
彌太郎ブチギレる（笑）
・運賃値下げ
・経費削減
・サービス向上
・輸送スピードアップ
→彌太郎が体調を崩しはじめる
→共同運輸も値下げして、
　泥沼の値下げ競争が開始される！
・ケンカしすぎて航路も譲らない
　→最終的に衝突事件まで起こる
三菱の収入430万円→230万円に落ちる。
政府は三菱はすぐ潰れると思った
■長崎造船所、彌太郎の死
お互い値下げ交渉に一歩もひかず我慢の時代
明治17年（1884年）|
明治政府が管理している長崎造船局を三菱に
払い下げたいと、政府側から三菱に打診。
本来は共同運輸に話が行くはずである。
このとき長崎の貿易は下火になり赤字。
さらにメンテナンスなど多額の費用が必要
つまり、お荷物的存在だった。
それを三菱に貸すことで、
経営を弱体化させ音を上げさせる作戦だった。
三菱はこの要望を受け入れ、工場や設備を
8万円で買い取り、長崎造船局を借りる。
（借り料は払わなくてよかったよう）
→長崎造船局→長崎造船所
　三菱重工のきっかけ（創業の年）
三菱が想像以上の粘り強さをみせ
政府側が「三菱の暴富は国賊同様だ！」
彌太郎ぶちぎれ「政府ごと潰すぞ！」
明治18年1月くらい
彌太郎の体調がいよいよきつくなる。
（胃がんで余命わずか）
逆に共同運輸が潰れそうになる。
政府が和解するように進言する（1月13日）
彌太郎には内緒で、弟の彌之助が対応
2月7日　彌太郎が他界（遺言すごい）
3月　三菱と共同運輸の和解が成立！
1ヶ月も立たないうちに、政府二内緒で
共同運輸が裏切る（運賃値下げ、名簿の改ざん）
彌之助がブチギレ！
→　共同運輸との戦闘再開を宣言！
■三菱と共同運輸の合併
明治18年　政府が共同運輸にブチギレ！
共同運輸の社長を交替！森岡氏に変わる
ここで、森岡氏と彌之助のトップ会談
森岡：このままやったら何年もちそう？
彌之助：三菱は1年かな
森岡：そっか。うちは100日だ。
　　　あと100日にで三菱さんの天下だね
彌之助：いや、もう力なくなるんで、
　　　　天下とれても外国勢に負けるよ
森岡：じゃあ、合併しよっか。
彌之助：そうしましょう。
ということで合併が決定
彌之助：政府からお願いする形にして
政府：ダメですね。三菱からお願いした形で
→最終的に彌之助が折れる形になる。
両者が合併し、「日本郵船会社」が誕生
資本金：1,100万円
　　　　（三菱500万、共同運輸600万）
社長：森岡（三菱からの幹部は1名荘田のみ）
実質的に三菱が負けたことになりる
（ただし、日本郵船の株の大半は岩崎家が持つ）
三菱は海運業という大きな商いを失う。
三菱が解体された形になる。
これを救い、財閥を大きくしたのが、
彌太郎の弟、岩崎彌之助である！
彌之助の話は次回！
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参考にしたもの
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■Web｜コーポレートサイト （グループ）
　www.mitsubishi.com/ja/
■Web｜コーポレートサイト （三菱重工）
　www.mhi.com/jp
　
■本｜岩崎弥太郎と三菱四代
　amzn.to/3VA6n0x
■本｜明治の巨人岩崎弥太郎
　amzn.to/3TWqG6T
■本もう一人の「三菱」創業者、岩崎弥之助
　amzn.to/3VBlM0n
■本｜岩崎小彌太 三菱のDNAを創り上げた四代目
　amzn.to/3vo4cm5
■本｜三菱重工ものづくり百年の大計
　amzn.to/4aeuari
■本｜技術ひとすじ: 三菱重工と私
　amzn.to/4abVlD5
■本｜三菱航空エンジン史: 大正六年より終戦まで
　amzn.to/3vIv4x0
■本｜日本の本当の黒幕
　amzn.to/3VEuXgF
■本｜三菱重工長崎造船所のすべて
　amzn.to/4aBFsFY
■本｜造船ものがたり―三菱重工業の巻
　amzn.to/3IYU1r6
■本｜三菱もうひとつの素顔
　amzn.to/3xdwBvI
■本｜三菱の百年
■本｜海に陸にそして宇宙へ2(三菱重工業社史)
■本｜週刊東洋経済　2020年3/21特大号（三菱財閥）
　amzn.to/4abnuu7
■ニュース｜日経新聞
　www.nikkei.com/
■ニュース｜NewsPicks
　newspicks.com/
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[@user-iy7dh7di5v]

はじめまして♪
何度か試聴致しましたが
この度チャンネル登録致しました

[@永井みつる]

ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！

[@user-ow8pt9gk2e]

いろんな人の思惑で世の中動いているな!複雑であり単純ではないですね。

[@永井みつる]

コメントありがとうございます！！！ですね！みんな勝ちたい感じですね（笑）

[@user-rg9po9ms6x]

🎉h