Ferrari 312Tシリーズの成功のように、グランドエフェクト以前のF1では、低重心・多気筒・高出力のFlat12(180°V12)は優れたエンジンでした、aifa時代にキティさんが設計したflat12のtype115-12も他を20馬力以上圧倒する高出力で注目を集めましたが、重量の重さと燃費の悪さがBrabhamの足を引っ張りましたね。Motori-moderni時代は、V6ターボもFlat12ももうポンコツが一目でわかる状態でした。情熱と知名度“だけ”がある老人マイスターは、どこかの国の政治家のように、いつの時代も困った存在になるのかもしれません。
スバル社内でもエンジン性能に対する疑問もあってF1参戦には反対意見が多かったんですが、担当した役員が引くにひけない所まで話を進めちゃったんで渋々参戦となったんですよね。
よくある炎上プロジェクトのパターンでした。
反対していたスバルの幹部が推していたのが、当時開発されていた新車レガシィを使ったWRC参戦計画で、それが大成功となるのはずっと後の話です。
80年代には過去のヒトだったキティさんに低予算しか用意できないスバル、無償エンジンでないと参戦自体が正直厳しいコローニの組み合わせで成功できると考える方がおかしい。
スバルはこの後WRCで成功できたから良かった
バブル景気も相まって(?)変態エンジンが作れた時代。センターアウトプット12気筒とか(ポルシェやグループCメルセデス)。個人的に本格参戦して欲しかったのが「いすゞV12」です
キティさんはスバルの招きで日本に来た時スパゲティの美味しさに感動し、自動茹で上げ機を250万円で購入してイタリアに持って帰ったそうです………。
ミナルディがスバルのエンジンを積んでテストしている時はスターターを使わずに車で引っ張って無理矢理動かしてたのには真顔になった
スバルのバッジネームが付いたモトーニモデルニ設計の180°V型エンジンです
ブラバム・アルファロメオの話が出ましたが、ピケがブラバムでF1デビューした際に「アルファロメオのエンジンが良く壊れたおけげで自分の体力不足が露呈しなくて済んだ」って答えていますね。
ピケのF1デビューはエンサインでは!?
@@AUAU015 デビューはエンサインですね。スポット参戦でフルシーズンで初めて契約したチームはブラバムなのですね。
当時のホンダの予算は100億と言われてました。
スバルは10億で走れる訳無いとホンダの方言ってました。
そもそも水平対向エンジンって物が、重心位置や吸排気の取り回し、横幅を余り気にしなくてもよい鉄道車両や航空機向けで、車やバイクには少々不向きかと…
ポルシェのV6×2のV12同様、「船の錨にでもしてしまえ!」な代物でしたね…
鉄道は床下と地面との間に制限があるので水平対向が良い。機関車は大出力から床下には積まないから関係ない。
重心の低さはメリットだけど、DFV以来のエンジンをストレスメンバーにする構造には平たいことがデメリットだし。見るからにでかいもんなあ。
@@kieyam3596 様、V型バンクのような谷間が無いから補機類を収められないし、排気は横には出せず、下に出すしかない。かなり重心は高くなり、ボディワークにも自由はなくなる。外国人が畳みたいだねと言ったとか。
クランクセンターがそれ程低くならないから特別低重心とも言えないですしね
@@33n83 様、ポルシェからフォードコスワースに積み替える際、クランクセンターが違うからバランスがとか、森脇さんは言っていましたね。それでもすこしは良くなった。カフィさんが鈴鹿完走してポイント圏外ながら、お客さんにウィニングランで手を振っていましたから、さぞ嬉しかったのでしょう。怪我から鈴鹿で復帰。予備予選通過、今年最高の金曜日と言っていたのは有名。アルボレートさんは予備予選通過ならず。でもカフィさんの予選通過を喜んだそうで。いい人と思いました。
成績はともかくとして、このスバル水平対向エンジンやライフのW型12気筒エンジンとかいったキテレツなモノがあり、マシンのデザインも個性的なのがあったりと、見ていて楽しい時代ではありましたね。
このエンジンの逸話はよく聞くけど、メリットの話題を目にした事がない。
スバルが金を出してモトーリモデルニが製作したエンジンにスバルのバッジネームを付けただけってのが本当のところでしょう。
それに水平対向12気筒じゃなく180度V12ですし。
基本的にキティ氏の頭の中は60年代から70年代のF1で
技術は止まってるんで80年代から90年代では全く通用しなかったわけですよ。
そうだよ(便乗)
モトーリの「ぼくのかんがえたさいきょうのえんじん」に名前つけただけのエンジンだし。
いつもディープな内容で色々な事を楽しめております!
今回は良かった時期がまるで無い切ない挑戦でしたね…
ミナルディでテスト走行した時点で、出来の悪さを自覚してれば少し話は違ったのかもね。
ベンチテストしたのかな?その時点である程度の出来は分かるだろうに…
スバル・ライフ・ポルシェ(12気筒)…この辺りの世代は花盛りだね!(白目)
設計が時代遅れなだけのスバルや、職人の夢が詰まったライフには確かに情熱があったはず。ポルシェ...君だけ何か悪辣じゃない?
ポルシェV12君は安易にV6を2個接続設計だよね。。
@@紅しょうが-i3xモトを辿ればマクラーレンに供給し、ラウダとプロストのチャンピオン獲得に貢献したV6ターボからターボチャージャーを外し、継ぎ接ぎしたエンジンでしたね。
@@Railton-bb様、ライフは実力を見せつけて他にも売り込む野心があったそうです。だが重心が高くエンジンカウルが付かないなど問題あり。
キャピスタって今見てもカッコイイですね。
「キャスピタ」ね。
FFと4WDばかりのスバルが急にF1に手を出したように見えるが、FJ1600でフォーミュラカーでの実績は充分積んでいた。
いきなり4気筒から12気筒にステップアップしたのが失敗の原因ではないかと思う。
FJ1600でスバルエンジンが使われたのは
チューニングしてもパワーアップしない
→金を掛けても差が出ない
→イコールコンディションで競争出来る
→金持ち優遇では無く技能優先
→入門競技に最適との事でした
水平対向エンジンは鬼門。
カルロ・キティってデザイナー? エンジニア? エンジン屋? いかにもイタリア人らしいマルチエンジン大好き人間で「自分のエンジンに間違いは無い」って思ってた人だったな、当時のベンチマークにあたるDFVやDFRに劣るのしか作れなかったし。
フラット12とW12が予備予選で丙丁つけがたい争いを続けていた90年はヴィンテージイヤーと言っていいだろう。ここにフットワークポルシェも加わっていたらと思うと…
フラット12、W12、V6+V6の組み合わせ。
素晴らしい予備予選ですね。
@@vab-f3169 様、遅いながら決勝グリッドについて走れたのはポルシェだけ。アレックス・カフィとミケーレ・アルボレートさんの名手だけど26台中、24番手とかが普通だった。
@@のぞみ500ジャパン ポルシェ供給が決まった時ミケーレは大橋オーナーに抱きついて喜んだ(フェラーリ時代タイトル争いした宿敵)んですけど、その後のキャリアも含めてとても不憫で…
Ferrari 312Tシリーズの成功のように、グランドエフェクト以前のF1では、低重心・多気筒・高出力のFlat12(180°V12)は優れたエンジンでした、aifa時代にキティさんが設計したflat12のtype115-12も他を20馬力以上圧倒する高出力で注目を集めましたが、重量の重さと燃費の悪さがBrabhamの足を引っ張りましたね。Motori-moderni時代は、V6ターボもFlat12ももうポンコツが一目でわかる状態でした。情熱と知名度“だけ”がある老人マイスターは、どこかの国の政治家のように、いつの時代も困った存在になるのかもしれません。
グランドエフェクトが禁止されてフラットボトム時代になっても、すぐにトレンドはコークボトルになって結局水平対抗に不利なのは変わりませんでしたね。
この頃はバブル景気でかつ初代レガシィ(特にツーリングワゴン)が爆売れしちゃったからスバルもつい勢いづいちゃったんだと思う。アルシオーネSVXもそう。個人的には今でも好きですけど。
@@mt5415 当時のF1グランプリ特集でも「レガシィで出た方が良かったんじゃない?」なんてネタにされるくらいでした。
キティさんやらマリク王子やら、どうして童夢の周りはこんなにきな臭い人ばっかりなのだろうか...スバルは完全にとばっちりを食らった格好に。
林ミノル氏とワコールの若社長が、京都人で確か同じ高校。
そんな縁でワコールにハナシを持っていって、例のお得意分野の富士グランチャンマシンみたいなやつが出来た。
童夢零もオモチャの版権で浮き足立っちゃって市販化はどうでもよくなってのルマン挑戦だったし。
名エンジニアが、才能の閃きでエンジンや車を設計して勝てる時代は終わっていたということかな
河口湖自動車博物館に水平対向12気筒エンジンが展示されており、調べていたらこちらの動画にたどり着きました。
スバルはWRCのイメージが強く、F1のエンジンだったことに驚きました。
実際にどんな音がしたのか聞いてみたいものです。
ありがとうございました。
自動車用水平対向エンジンはスバルが宣伝するほど低重心ではない。補機は全てエンジン上、排気管はエンジンを浮かせて下を這わせたらナンノコッチャ無い高重心エンジンの出来上がり。補機が別置きにできる鉄道車両には向いていますが、北海道でも同社製のエンジンで大火災になりましたね。零戦も非力な栄エンジンが脚を引っ張って満足な改良も受けられないままでした。
ブラバムはアルファロメオエンジンからフォードDFVに替えたら見違える様に勝てる様になった。
アルファロメオエンジンに問題があった事は明白。
成績も振るわない、いろんな会社や人に迷惑かけたかもしれないけど
キティさんの人生楽しそうだなぁ
うらやましい
いいも、わるいも、影響は与えたのでしょうね?
とっくに閉館して今は廃墟同然だけど御殿場にあったレーシングパレスと言うレースカー主体の自動車博物館にこのエンジンが展示してあった。排気管も何も無いエンジン単体だったから高さは低いけどすごくデカかった。今はどこにあるんだろう?
林さんとワコールはその後、、、
映画「フェラーリ」でカルロキティが紹介されていたが心配性という性格は本当だったのだろうか?
水平対向エンジンはフォーミュラカーとは相性が悪いんだよな。
フェラーリの312Tは成功したから、そうとばかりは言えない。ただあれも当時として少し古い造り(だからダメって訳ではない)
その後、4バルブツインターボでパワーボート用として使われるんだよね。。。
パッケージングを無視しちゃいかんよ
欠点ばかりでしたが、唯一とも言えるメリット?はエキゾーストノート😅。CD💿に収録されたいたものですが、音だけは速そうでした。
ATSって10年前に復活してたw
このスバルのスポーツカーは水沢の昔のスバルディーラーに展示されたんだよね!実車見に行った。カッコは良かったよ
素人的にはモトーリモデルニって、ターボもダメだったじゃん。っておもんですが
とりあえずF1向けエンジンくらいは作れまっせ〜的なのかも……
当時のF1エンジンは既に重さとコンパクトさが重視されていたからそもそも時代遅れなんよなぁ…
こんな事は言いたくないけど……予備予選落ちが続くなら最初から参戦しなきゃ良かったのに……。
それでは当時のホンダやヤマハ以外の日本メーカーが哀れ
LIFEのWエンジンよりはマシだったのかな?
モトーリモデルニ懐かしい‼️
水平対向12気筒は構造的に存在できない事が分かっている。
フェラーリもランボルギーニも水平対向とホームページに記載していない。
180°V12気筒と書き換えられている。
スバルのF-1エンジンも180°V12気筒と推測できる。
ジオットキャピスタと言うワコールの車も、このF1エンジンを使おうとしたんだよな
FHIが水平シリンダーの製造設備保有してるから180度V型12気筒を製造してあげただけでしょ。
当時のF1雑誌に「世界の恥、スバル」と書かれて日本人として悲しくなった記憶がある
確かにそれくらいクソエンジンだったけど
これは畳です!
やはりまだ未成熟だったボクサ-エンジンだったとはいえ全ての次元が違い過ぎたスバル技術者には痛い話ですね。嘗てスバル技術者の中に直列4気筒エンジン開発を推し進めたい派閥が居てその人がスバルのエンジン開発に成功してたらF1エンジンビルダーになっていたかもしれないですが自分はボクサ-エンジンが好きだし低速~中速のトルクの立ち上がりはF1でも互角に戦えるエンジンなのでいつかF1にリベンジする日が来ればと思ってる。
当時は色んなエンジンがあって面白かったですね。今は気筒数どころか、圧縮比までも上限が設けられたりしてて、技術屋の発想を具現化するチャンスはほぼ無くなり、つまらなくなりました。バイクのWGPが2002年にmotoGPになった頃はV型5気筒エンジンとかあって、しかも強くて勝ちまくってチャンピオンになったし、面白かったんだけどなぁ・・・
✨SUBARUはその後ラリーで取り返した!
必ず賛成派と反対派がいて、やってみないと分からない訳で、失敗があったから後の成功があります。
少なくてもエンジン単体の性能だけでなく、水平対向という方式がフォーミュラカーには向かないという事がはっきり証明された訳で意味はあった。
このエンジンベンチで400馬力位しか出てなかったんだっけ。
多分このエンジンは水平対向じゃないんですよね。
本当に水平対向ならもっと長いエンジンになりますから多分違うと思ってます。
キティさんはブラバム・アルファロメオのエンジンも作っていたので、これも同じ180度V型なんですかね?なまじフェラーリもスバルも「ボクサーエンジン」を名乗っているせいで、区別がつかない...。
@@Railton-bb 多分そうだと思います。
各気筒にクランクの重りを付けるとなると重量はもっと多くなっていたはずです。
もし本当に水平対向エンジンなら全長は1.5倍くらいになってるはずです。
重心が低くなると言う人もいますけど実際はタコ足部分は下向きな上、極端な曲がりとなりますし補機類は上に取付ですしフォーミュラーカーには不向きですよね。
重心も言うほど低くなってないはずです。
クラッチのセンターが高くなりますからね。
ロータリーエンジンとボクサーエンジンは寿命が短いって大先輩から聞いたが
真実は?昔と今は違うかロータリーエンジン無いけど
モトーリモデルニもスバルも設計思想が既に時代遅れだったように思われる。コローニは服部尚貴がステアリングを放り投げるくらい使い物にならなかった。
コローニの車も見るからに遅そうだったな。サイドポンツーンの上に煙突はやしてたし。
インダクションポッドが無く、ターボ末期のエンジンカウルでしたね。
めちゃくちゃ期待したんだけど、めちゃくちゃ期待ハズレで、撤退した時にはガッカリした事を昨日の事のように覚えてますわ
スバルもいすゞもバブル崩壊前に一発咲かせようって思っちゃったのかな…?
冗談はさて置き…スバルはモトーリ・モデルニへバッヂネームと水平対向エンジンの技術供与って形だったと思うんですが、何故か富士重工の専従開発になっているんですよね…
いすゞの名誉ためにコメントしますが、F1に参戦予定は最初からありませんでした。シルバーストーンでのテストも、完成したエンジンの出来が良かったため、ロータスに乗せて走らせただけです。
名エンジニア!
迷エンジニア(笑)
クソエンジンか…性能や成績を見ればしかたないか。
でも私はそんな日陰なスバルコローニが好き(笑)
ちなみにライフW12、ポルシェV12センターアウトプットエンジンも10年以上たってからクセ強エンジンで好きです。
ホンダV10エンジンもまあまあな重さでしたから160kgってのがどの辺までの重さなのか迷宮、本当は180kgくらい❔
180度V12って知ってのはしばらくしてからでした❗
あの畳エンジンでギヤ駆動のカムシャフト、普通の「4バルブ」にして重くてもパワーが650ps位出てたならもう少し早朝PQで頑張れたのではとニヤニヤします(笑)
設計の古いキティエンジンに流行りの5バルブヘッドにしてスバルのバッジをつけたやっつけ感は満載ですね😅
カルロ気狂い
ケチると失敗するモデルケース
😲ATSとこんなとこで
創設に関わってたんだ👍
アウトデルタ譲りの
モトーリ期まで伝統の山吹色のエンジンヘッドカバーの個性は
好きです👍
90"度のV6のエンジンヘッドカバー
なんかF1以外のカテゴリーでどこかで 見たことあるような……見た目
当時80年代末の
インディーカーシリーズに参加してアルファのエンジンはモトーリモデルニさんとこかな。
しっかし……スバル名義での水平対向……
悲劇的な運命に💦
F3000以下……て💦