地歌《御山獅子》 Jiuta "Miyama jishi"
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- Опубліковано 6 лют 2025
- 2011年8月8日求道会館で開催致しました「第55回 藤本昭子地歌ライブ」より、地歌《御山獅子》(歌・三弦:藤本昭子、歌・箏:岡村慎太郎、尺八:青木鈴慕)。
Akiko Fujimoto (voice, sangen), Shintarō Okamura (voice, koto), Reibo Aoki (shakuhachi) play Jiuta "Miyama jishi" at Kyūdō Kaikan, 8 August 2011.
男女の悲恋を題材にした名曲を数多く残した菊岡検校は、現代のJポップにも通じる江戸時代のヒットメーカーです。けれども、色恋からまったくかけ離れた名曲もあります。地歌手事物の大曲中の大曲「笹の露」とこの「御山獅子」は、地歌を志す方々の憧れの曲となっているのではないでしょうか。
「御山獅子」の聴かせどころは、何と言っても〽️二見が浦の朝景色…」、〽️世義寺の夕景色…」、〽️浅間山、眺めにまさる奥の院」の3箇所です。母は「たっぷりとした声で歌いなさい」と稽古してくれました。また、三弦の勘所を多用した奏法がとても難しく、しっかり楽器を響かせて複雑な手に合わせて歌うのは至難の業です。
また、後歌の〽️早や鳩口に」は要注意。後歌の出が酷似している曲がたくさんあるので、油断すると後歌から別の曲になってしまいます。私も「笹の露」を母の三弦でお箏を弾かせてもらった演奏会で、後歌の出が「御山獅子」になってしまって、母にめちゃくちゃ怒られた苦い思い出があります。
これが三曲と感服しました。お箏もすばらしい、尺八もすばらしい。
そのお二人は三弦の邪魔をしないように演奏されています。
やはり地唄は三弦の曲ですね。藤本さんの三弦はお二人の技量を引き出し
最高の曲に仕上げたと、こんな素晴らしい曲を聞かせていただき
ありがとうございます。
お聴き下さいましてありがとうございます。
また、身に余りますコメントを頂きまして恐縮に存じます。
地歌箏曲の魅力の、ほんの一端でもお聴き取り頂けましたら、この上ない幸せでございます。
2月に合奏します。お手本にさせていただきます。なかなか上達しませんが😂