地歌《里の春》 Jiuta ''Sato no Haru''

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  • Опубліковано 6 вер 2024
  • 2017年4月23日求道会館で開催致しました「第83回 藤本昭子地歌ライブ」より、地歌《里の春》(歌・箏:藤本昭子、歌・三弦:尾葉石輝美)。
    Akiko Fujimoto (voice, koto), Terumi Obaishi (voice, sangen) play Jiuta ''Sato no Haru'' at Kyūdō Kaikan, 23 April 2017.
     三弦の名手菊岡検校作曲、箏手付は名コンビの八重崎検校によるものではなく不詳で、九州系で工夫された物とも言われています。
     特徴としては、歌の節使いがとても難しく、なんと言っても後歌の〽️いとど澄みける鐘の音は」の「鐘の音」のひと言には、それはそれは細かい節がたくさん付いていて、この曲の最も難しいところとなっています。
     前歌にも〽️情けを尽くす月桜」や、〽️いとしっぽりと」など、随所に難関があり、ひと節ずつ丁寧に入念に稽古してもらいました。
     20代の頃、北九州の尺八の先生のお会で、母娘の二挺三味線で演奏させて頂きました。能舞台で緊張マックス!でしたが、演奏後「ちゃんと歌えたわね」と、滅多に褒めない母に掛けてもらった声に、緊張の糸が切れて泣きそうになったことを覚えています。
     余談ですが、お箏の始めの手は《笹の露》に酷似しているので油断大敵です。

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