「文学は何の役に立つのか？」平野啓一郎 ──『決壊』から『本心』まで【講演音声】
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- Опубліковано 20 січ 2025
- 2019年11月に開催された日本近代文学会・昭和文学会・社会文学会合同国際研究集会「文学のサバイバル──ネオリベラリズム以後の文学研究」の基調講演。『決壊』から最新長篇『本心』に至るまで、現実の苦しさに文学がどう応えられるか、その葛藤についても平野啓一郎が語っています。
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【講演概要】
日本近代文学会・昭和文学会・日本社会文学会合同国際研究集会基調講演
「文学は何の役に立つのか？」平野啓一郎
日本近代文学会機関誌『日本近代文学』第102集 p. 1-22
（2020年5月刊 ）掲載
講演録はこちら
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読書で正気を保っているという感覚、すごくよく分かります。私は子どもの頃から図書館が好きで、ここに居れば自分は安全だという不思議な感覚があり、今もそう思います。最後に平野さんが社会問題に対して行動していく事と小説家がハッピーエンドを用意することが、その行動の妨げにならないかというところは難しいです。やっぱり物語の最後は救われたいと思ってしまいます。読書はその登場人物に少なからず感情移入していきます。想像力と共感です。社会問題も、当事者意識を持つことで考え、行動し、たとえハッピーエンドを見ることがなくてもその行程は大切なものだと思います。
人心は喜怒哀楽。文学は心の表現。共感が感動を生みますね〜
平野氏ファンでありながら、やっと今日初めて聞きました。動画公開の頃は｢文学の森｣の内容(韓国 戦争)に必死になっていたのと 家庭内でいろいろあり今も続く体調不良の開始時期…。もう聞き終わっていたと完全に誤解していました。聞いて良かったです。
この本を読んで良かったと思える本に出逢うために読書しています。文学は私の人生に必要です。
森鴎外記念館で平野先生の解説を聞き、森鴎外先生の作品を再度読みたいと思いました。
10人の天才で、平野先生の文人主義を知り、その本を買いました。(平野先生の小説をいくつか読んでいます。)
今日、この講義を聞いて、おもしろかったです。
とても納得させられました、そして勉強になりました。
自分にとって、文学とは(またはあらゆる芸術に言える事でもありますが)自分、または自分の愛する何かや誰かを肯定するための戦い、または祈り、だと思っています。
どうしようもない精神的な暗黒面を抱えてしまった10代半ばから20年以上、結局ずっとそうでしたし、人生が続く限りそれは変わらないと思っています。
もし10代の頃の自分が、小説や音楽に触れられなかったとしたら、その中で自分の本当の仲間や先生に出会わなかったとしたら、自分は孤独感と自己嫌悪と他者嫌悪で、おかしくなっていたと思いますね。自殺していたか犯罪でも犯していた可能性すらある。それこそまさに正気ではいられなかったはず。
1:06:40
〇〇でも私とおんなじように悩んでたんだな、に救われる感覚、分かります。私は職場のパワハラに悩んでいた頃にルソーの『告白』の冒頭を読んで、うわあ私より酷い目に遭ってる…職場放棄して当てもなく町を飛び出すなんてすごい…！と勇気づけられました。時代も文化も超えて一人ひとりに寄り添ってくれる文学は、それだけで充分に価値があると思います。
非常に多くの学びがあります
47:50
私はロンドンに２０年以上住んでるが、イシグロカズオや村上春樹の名前はちょくちょく聞くが、ムラタサヤカというのは聞いたことがない BBCで読書をテーマにした時間があるが、そこでも出てこない。近い知人で作家がいるか、彼も知らないと言っていた。
村田沙耶香さんが日本で広く有名になったのは、この講演の約3年前、2016年7月の様です。当時海外でも話題になっていたのかもしれませんね。
文科省が、教育の主導権を失い、社会に出ですぐに役立つ人材をーと財界に指示されて、早期からの技術教育と、大学でのキャリア教育を推進する中、日本人の文学・アートへの理解が浅くなりつつある今、現代作家がアートの価値について、自ら訴えて下さる声に共鳴し、貴重な事と思いました。ー文学なき生活は、生ける死であり埋葬であるーというセネカの言葉にもし、真実が宿るとすれば、競争原理・経済原理には役にも立たない、札束以外の無数の価値を知らないでいる事は、生きながら、墓穴に居るという意味にもとれます。……又、10年程前、文春２月臨時増刊号で、佐藤優氏がー日本の古典に帰れ。日本の国力を強化するには、まずは日本の古典を読む事からーというエセーで、1982年以後に高校入学した日本の外交官に、日本の古文・漢文を読み進める基礎学力がないのは、その年から日本では、学習指導要領で古文・漢文の時間が減らされ、入試に出さない大学が増えたからーと。ところがロシアの外交官は、日本の古文で平家物語をスラスラ読んだり、王朝文学に詳しかったり……｡それは、その国の古典を読む事で、その国の内在的論理を推察するーという教育がされているからで、更には、子供の時から学ぶ歴史の量の多さが、日本とは全く異なるのだとー。…………学校で何を習うかの選択により、次世代の判断力や肯定感の多くが養われるとすると、教育界への財界の界入を今、防がなければ、短期視野による技術・金融教育の副作用が、証券で一つの農作物も造れないように、国民の劣化を更に早めて、国の生存と文化とを脅かす事につながるのでは、と思っています。
今一人の子供が飢えている
それに対して文学は何が出来るのか？
サルトル
文学は人間形成にとても役立つと思います。
話の中で 牛を飼う事でCO2の排出が増える、とあるが正しくはメタンの間違い
戦闘機に100億使われてもよくわからんけど、
生活保護の4万でパチンコに行く方はリアルで避難しやすい。
コスト意識ってのも所詮個人の想像の範囲内のことで超矮小なものの見方でしかないからそんな人が増えるほど人と仲良くなりたくない。
ショーペンハウアーさんも「何より元気がある人が好き」っていうくらい
人間の正しさとかくだらないものなんだろうな
22:47 「使われないべき対象」😳
平野氏ほどの言葉に達者な人さえ「ないべき」を使うとは、この誤用(?)も一般化しましたね。瑣末なことですが。
生活保護世帯の漫画はさ、仮に今この子が死んだ時にこの子が生きた証みたいなものがこの部屋にあるかを考えた方がいい。
家の中にフライパンと米しかない部屋で死んでみん？お前後悔しない？
隣で見てる友達泣きたくならない？
まあだからパチンコやるよりPS4やってくれた方が良いんだよね。
物語を辿れるから。
文学関係者って論理的にめちゃくちゃで数字的根拠なくてもそれっぽく政治発言してたら身内からチヤホヤされるんだなって
こういう時にひろゆきの出番ですよ
読んでみたい本、人に勧めたい本のベストは百田尚樹の「永遠のゼロ」
映画で観るよりも本を読む価値の方が高い。
小学校でも取り上げてほしい。
日本人面してんな！