1分でわかるフロート式レベルスイッチ

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■ はじめに
この動画では『フロート式レベルスイッチ』についてわかりやすく説明しています。
フロートスイッチは、タンクやドラムなどの容器の中に貯蔵されている液体の高さ（レベル）を測る計測器です。フロートスイッチは「レベルスイッチ」と呼ばれるセンサの一種で、『フロート式レベルスイッチ』や『フロート式レベルセンサ』などと呼ばれます。
■フロート式レベルスイッチの動作原理
フロートスイッチは、フロートの浮き沈みによって液面を検出します。フロートの中には磁石が内蔵されており、タンク内の液体の増減によってフロートが上下し、ステム（軸棒）の中に設置された『リードスイッチ』が磁石によってくっついたり、離れたりすることでオン／オフが切り替わります。それによって液体の高さ（レベル）を検出します。
■リードスイッチの仕組み
リードスイッチは、小さなガラス管の中に２枚の金属板が重なり合うように配置されています。磁石によってその金属版が磁化されることで、金属板がくっついてスイッチがオンになります。磁石が離れると金属板も離れ、スイッチがオフになります。
■フロート式レベルスイッチの特徴
フロート式レベルスイッチの長所は、コストが安く手軽に使用できるところです。また、液体の電気的特性（電気との相性）の変化も問題ありません。一方で、「粘性の強い液体」、「比重の軽い液体」、「高温・高圧の場所」では使用できないことがあります。また、ゴミや浮遊物のある液体では、つまって故障や誤検知を起こすなどの短所があります。