上川外務大臣会見(令和6年8月8日)

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  • Опубліковано 7 сер 2024
  • 英語版(English) • 〔August 8〕Regular Pres...
    上川陽子外務大臣会見記録(要旨)
    《令和6年8月8日(木) 17:13〜17:33   於:本省会見室》
    【主な項目】冒頭発言:
    (1)上川大臣のインド訪問
    (2)TICAD閣僚会合の開催
    (3)「中央アジア+日本」対話・20周年記念イラストの発表
    (4)「パスポくん」と上川大臣の共演動画
    (5)外務省幹部人事
    【質疑応答】
    ◯長崎平和祈念式典(G7各国大使の欠席)
    ◯長崎平和祈念式典(招待国)
    ◯長崎平和祈念式典(招待国)
    ◯長崎平和祈念式典(外務省の対応)
    ◯長崎平和祈念式典(核廃絶に向けた努力への影響)
    ◯中東情勢(イランのイスラエルへの報復に関する考え)
    ◯ロシアにおける遺骨収集
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    ◯冒頭発言
    (1)上川大臣のインド訪問
    【上川外務大臣】私(上川大臣)から5件ございます。まず、1件目。
     諸般の事情が許せば、8月19日から21日まで、私(上川大臣)は、日印外務・防衛閣僚会合、「2+2」に出席するため、インドを訪問します。
     また、私(上川大臣)が外務大臣に就任して以来、初めてのインド訪問となります。先月末の日米豪印外相会合や、日印外相会談でのやり取りを踏まえ、今回の訪問では、ジャイシャンカル外相との間で、戦略対話も行い、議論を更に深掘りしていきたいと考えます。
     今回の日印「2+2」では、特に次の2点について焦点を当てて臨みます。
     第一に、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた協力の深化です。日印両国による法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化へのコミットメントをしっかりと示す考えです。
     第二に、防衛装備・技術協力の進捗や共同訓練の実施など、二国間の安全保障・防衛協力の具体的な方向性の確認です。
     ジャイシャンカル外相との会談では、「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」の更なる深化に向けて意見交換します。
     また、インド国内だけではなく、アフリカなどの第三国市場をも念頭に置いた拠点と位置付ける日本企業も少なくありません。こうした動きを後押しすべく、在インド日本大使館に経済広域担当官を指名しています。
     今回の訪問の機会に、日本企業の方々から、現地の課題等について直接お話を伺い、日本企業支援強化に生かしていきたいと思います。
    (2)TICAD閣僚会合の開催
    【上川外務大臣】続いて2件目です。
     来年8月に、横浜で開催予定の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の準備会合として、8月24日及び25日に、東京でTICAD閣僚会合を開催します。
     今回の閣僚会合は、来年のTICAD9に向け、アフリカ諸国の閣僚が一堂に会し、アフリカの経済成長及び平和と安定を実現する方策を含む、各国・地域の課題や取組につき、意見交換を行う重要なプロセスになります。
     連結性や、女性・平和・安全保障(WPS)等を分野横断的なアプローチとして重視しながら、社会、平和と安定、経済の各分野で、アフリカが直面する課題への革新的解決策を共に創り上げ、国際社会を協調に導くべく、アフリカ諸国との更なる連携強化を目指します。
     本年4月の私(上川大臣)自身のアフリカ訪問、そして、アウトリーチ型の外交として取り組んできたアフリカ各地域の在京外交団との意見交換の際に頂いた意見や示唆を踏まえながら、TICAD閣僚会合に向けた準備を加速させてまいります。
    (3)「中央アジア+日本」対話・20周年記念イラストの発表
    【上川外務大臣】3点目であります。
     2004年(に、日本が他国に先駆けて立ち上げた「中央アジア+日本」対話は、本年の20周年の節目を迎えます。そして、明日9日、岸田総理は、カザフスタンにおいて、初となる首脳会合に出席し、これまで築いてきた中央アジア5か国とのパートナーシップ及び互恵的協力を更に進化させる考えです。
     「中央アジア+日本」対話については、これまで、中央アジアを舞台にした漫画『乙嫁語り(おとよめがたり)』の作者・森薫(もりかおる)さんにイラストを提供いただき、外務省の対外広報に積極的に活用してまいりました。そして、今回、対話20周年を記念して、森薫さんに新たなイラストを作成いただきました。
     こちらです。
     このキャラクターは、それぞれ日本と中央アジア5か国の国旗をイメージしてデザインされています。中央アジア5か国の連携・発展に向けて、日本が触媒となり、共に歩んでいくという「中央アジア+日本」対話の理念を表しています。
     外務省として、これまで使用してきたイラストをベースに、今回の20周年を記念して作成いただいた新たなイラストも活用し、「中央アジア+日本」対話をより一層盛り上げていく考えです。
     本日の会見終了後、外務省ホームページやSNSでも発表しますので、ぜひ細部にわたる描き込みをじっくりご覧いただければと思います。
    (4)「パスポくん」と上川大臣の共演動画
    【上川外務大臣】4件目です。
     夏休みに海外旅行へ行かれる方も多くいらっしゃると思います。また、出張などで海外に行かれる方も増えています。このため外務省では、海外で、事件・事故等に巻き込まれないための安全対策の呼びかけを強化しています。
     今週月曜日から、私(上川大臣)自身が、パスポート・キャラクターの「パスポくん」と共演して、「たびレジ」の登録とパスポートの紛失防止を呼びかける動画を、外務省公式SNSで公開していますので、ぜひご覧ください。
    (5)外務省幹部人事
    【上川外務大臣】私(上川大臣)から5件目であります。
     今朝の閣議で、外務省の幹部人事が承認されました。8月20日付けで発令する予定です。
     欧州局長に北川克郎(きたがわ・かつろう)軍縮不拡散・科学部長。その後任には、中村仁威(なかむら・きみたけ)軍縮不拡散・科学部審議官兼欧州局審議官を昇任させます。
     また、国際法局長に、金井正彰(かない・まさあき)国際文化交流審議官、その後任には、岡野結城子(おかの・ゆきこ)国際協力局審議官を昇任させます。
     中込正志(なかごめ・まさし)欧州局長及び御巫智洋(みかなぎ・ともひろ)国際法局長は大臣官房付となります。
     引き続き、新たな体制のもと、外務省一丸となって、多岐にわたる外交課題に全力を尽くしていく所存でございます。
     私(上川大臣)からは、以上です。
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    (続きの文字情報は、www.mofa.go.jp... をご確認ください。文字情報として全文記載しています。)
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