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いつもは有り得ませんが、あと一歩で逃げ出しそうなくらいエンドクレジットが怖かったですでも実際は他の方々もほとんど席を立つ人はいませんでした「この真実を焼き付けるために食らいついておこう」的な、勝手に一体感を感じていました
絵面だけ見れば家族の日常が続くだけで何も起こんないんだけど、耳を澄ますと映画の最初から最後までずっととんでもないことが起き続けてるんだよね
怖すぎました、コレ。動画でも言及された、監視カメラのような画作り。そして音響の演出が怖すぎる。これは映画館のスピーカーでしか体験できない。壁の向こう側で起きていることを見て見ぬふりをしている一家と、悲鳴に慣れてくる観客がどんどん同化してくる。この情報化社会において、注視するべきニュースから目をそらし続けている【私たち】の立場を否応なく意識させられる。スクリーンと家の壁が重なって、彼岸へ誘われるような恐怖。無関心もまた、酷い現実への加担なのだということを理解させられました。
最後の方でこちらを見つめているのは視聴者側に訴えかけるのに効果的だと思いました。私達の普段の生活もこの映画が伝えるメッセージと変わりないと思いました。興味の範囲の外にある物は気にならない。最初の数分間、音に集中させる仕掛けも見事で関心領域というタイトルも秀逸
序盤、ルドルフが脱いだブーツをお手伝いさんが洗っていたシーンブラシでこすり洗いながらブーツに付いた血が流れていくぞっとしました
最初から最後までゾッとして見終わったあともザワザワした気持ちでした。自分達が収容所の人々をちゃんと人だと認識していて、その結末を知っているから怖いと言えるのかな。。自分が当時の人間だったとして、雑草を抜く感覚で"お掃除"していれば広い庭や立派な家、高級品などの贅沢な暮らしができると思ったら、それでも絶対に倫理観が麻痺しないでいられると言い切れるか…そう思ってしまう自分も含めてゾッとする作品でした。
塀の向こう側の怒号、叫び、銃声が聴こえる度に、ヘス一家の日常に侵食する罪の意識。そして、無関心を貫くヘドウィグの態度。子育てにはぴったりだが、裏側を知らないことに関する恐怖。日常を淡々と映し出す監視カメラのような撮影など、本当に奇妙な映画でした。😹ラストの60fpsで描かれる現代パートが衝撃的でした。背景の音に慣れてきた時に、『こちら側』の人間になってしまう恐怖がたまりませんでした。
ラスト近くで現代に戻って撮されたのはガス室であったと映画館を出てから気付きました
庭に灰らしきものを撒いているシーンが無茶苦茶怖かったです｡何の灰？まさか・・・いくらなんでもそんな訳ないよなって｡でもそのシーンの後では 美しいはずの花々が禍々しいものに思えてしまって。鑑賞中梶井基次郎の「桜の樹の下には」 の一節が図らずも脳裏に浮かんできました｡
他人の日常を俯瞰して見ることによって人間の残酷性をまざまざと見せつけられてるようで背筋が凍りそうですが、同時に自分にも当てはまるかもしれない要素もあるような気がして一概には批判できない難しさもこの映画にはあります。ただ、自分の家の隣で当たり前のように銃声や叫び声が聞こえたりしてきたら私だったらあんなに冷静にやり過ごすことはできないです😨
東京空襲、広島原爆を笑いながら爆弾投下する軍人、桁が違うでしょ、
いつもは有り得ませんが、あと一歩で逃げ出しそうなくらいエンドクレジットが怖かったです
でも実際は他の方々もほとんど席を立つ人はいませんでした
「この真実を焼き付けるために食らいついておこう」的な、勝手に一体感を感じていました
絵面だけ見れば家族の日常が続くだけで何も起こんないんだけど、耳を澄ますと映画の最初から最後までずっととんでもないことが起き続けてるんだよね
怖すぎました、コレ。動画でも言及された、監視カメラのような画作り。そして音響の演出が怖すぎる。これは映画館のスピーカーでしか体験できない。
壁の向こう側で起きていることを見て見ぬふりをしている一家と、悲鳴に慣れてくる観客がどんどん同化してくる。この情報化社会において、注視するべきニュースから目をそらし続けている【私たち】の立場を否応なく意識させられる。
スクリーンと家の壁が重なって、彼岸へ誘われるような恐怖。無関心もまた、酷い現実への加担なのだということを理解させられました。
最後の方でこちらを見つめているのは視聴者側に訴えかけるのに効果的だと思いました。私達の普段の生活もこの映画が伝えるメッセージと変わりないと思いました。興味の範囲の外にある物は気にならない。最初の数分間、音に集中させる仕掛けも見事で関心領域というタイトルも秀逸
序盤、ルドルフが脱いだブーツをお手伝いさんが洗っていたシーン
ブラシでこすり洗いながらブーツに付いた血が流れていく
ぞっとしました
最初から最後までゾッとして見終わったあともザワザワした気持ちでした。
自分達が収容所の人々をちゃんと人だと認識していて、その結末を知っているから怖いと言えるのかな。。自分が当時の人間だったとして、雑草を抜く感覚で"お掃除"していれば広い庭や立派な家、高級品などの贅沢な暮らしができると思ったら、それでも絶対に倫理観が麻痺しないでいられると言い切れるか…そう思ってしまう自分も含めてゾッとする作品でした。
塀の向こう側の怒号、叫び、銃声が聴こえる度に、ヘス一家の日常に侵食する罪の意識。そして、無関心を貫くヘドウィグの態度。子育てにはぴったりだが、裏側を知らないことに関する恐怖。日常を淡々と映し出す監視カメラのような撮影など、本当に奇妙な映画でした。😹
ラストの60fpsで描かれる現代パートが衝撃的でした。
背景の音に慣れてきた時に、『こちら側』の人間になってしまう恐怖がたまりませんでした。
ラスト近くで現代に戻って
撮されたのはガス室であったと映画館を出てから気付きました
庭に灰らしきものを撒いているシーンが無茶苦茶怖かったです｡何の灰？まさか・・・いくらなんでもそんな訳ないよなって｡
でもそのシーンの後では 美しいはずの花々が禍々しいものに思えてしまって。鑑賞中梶井基次郎の「桜の樹の下には」 の一節が
図らずも脳裏に浮かんできました｡
他人の日常を俯瞰して見ることによって人間の残酷性をまざまざと見せつけられてるようで背筋が凍りそうですが、同時に自分にも当てはまるかもしれない要素もあるような気がして一概には批判できない難しさもこの映画にはあります。
ただ、自分の家の隣で当たり前のように銃声や叫び声が聞こえたりしてきたら私だったらあんなに冷静にやり過ごすことはできないです😨
東京空襲、広島原爆を笑いながら爆弾投下する軍人、桁が違うでしょ、