日本語研究『は』~範囲を区切る~ / 「象は鼻が長い」をコアイメージで解説

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  • Опубліковано 4 жов 2024

КОМЕНТАРІ • 2

  • @KiyoshiHiHiHi
    @KiyoshiHiHiHi 11 місяців тому

    現代日本語の基本は「主体xに関し命題pが成り立つ」という論理の提示です。「xはp」「xがp」という構文が用いられます。「私」という主体に関し「行く」という命題が成り立つことを「私は行く」と表します。
    「は」と「が」の違いは「は」が単に陳述するものであるのに対し「が」は命題として提示するものです。多くの場合「が」構文は「は」構文に於ける命題として階層化されて用いられます。「xはyがp」(彼は背が高い、等)
    「は」は陳述であり、その評価は通常なされません。「私は行く」という発話は通常否定されませんが「私が行く」という発話に対しては対抗命題「いや、私がやる」という発話がなされても自然です。
    「が」は命題提示ですので、今後の論点としての対象の導入に用いる場合があります。「昔々、お爺さんとお婆さんがいました」。「は」論点ではないので物語の舞台の提示に用いる事があります。「木曽路はすべて山の中である」
    主語は主体のうち動作主体、同値主体、属性保持主体などに限定されたものを指します。例えば「水が飲みたい」は主体「水」に関し「飲みたい」が成り立っている事を表しますが、水は限定的意味合いでの主語ではありません。日本語文法の説明において主語という用語は用いるべきではありません。
    命題は動作や状態の場合が多いですが、文脈によっては単純な名詞ももちいられます。何が食べたいかを問う文脈に於いて「ウナギ」という発話は「ウナギを食べたい」という命題です。その文脈に於ける「僕はウナギ」という文は「ウナギ」即ち「ウナギを食べたい」という命題が僕という主体に関し成り立っている事を表します。

  • @HS-hl1ji
    @HS-hl1ji 11 місяців тому

    「は」を、「:」と英訳すると解決する場合がある気がします。