第30回 言葉にならない困難さを周囲に伝える方法 精神科医の立場から
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- Опубліковано 19 вер 2024
- 「不登校・ひきこもり対策 自己表現のベースは家庭での運動から」
脳の活性化を促すエクササイズである「ブレインジム」
発達段階に沿った無理のない運動である「ビルディングブロック・アクティビティ(BBAs)」
これらの運動を使って、中枢神経系を育み、身体から気づくことができるようになることで、言葉が自然と溢れてくることがあります。
身体の前と後ろが分からない。。。
感覚の過敏があり緊張感が常にある。。。
自分の内面を言葉にして表出できない。。。
その様なお子さんたちや、カウンセリングにのらない困り感を抱えるかたにも、身体からのアプローチは有効です。
ストレッチやタッピングなどの無理のない運動で身体感覚を高めることで、筋肉のコリやハリなどを言葉にして表現することができるようになります。
脳の発達から考えると
◆脳幹・小脳 生存のために必要な循環や感覚を育む
◆辺縁系 感情をコントロールし協調性を発揮する
◆大脳新皮質 言葉を使い自分を表現しコミュニケーションをはかる
このような順番で発達していくため、まずは自分の感覚である「固有受容覚」を発達させることからスタートさせる必要性があります。
日常生活に於いては、困難さや緊張が強い時に、闘う事や固まることがおきやすいのが脳幹で、原始反射によって制御されています。
反射的な動きを意識的に行うためには、副交感神経が優位になり「リラックスの中にある集中」が必要です。
このためにも、まずはじめに、身体の発達⇒心の発達⇒認知の発達(言葉での表現)という、段階をふむことが、結果的には発達促進につながります。
田中理香先生も推奨されている、ブレインジムやBBAsを用いて、心と身体の柔軟性&協調性を高めてみてはいかがでしょうか。
▶精神科医
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