【足立区西綾瀬・三浦書店】「どうしても本屋をやりたい」家族の反対を押し切った書店開業物語
Вставка
- Опубліковано 5 лис 2024
- 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の五反野駅から徒歩3分のところにあるのが三浦書店。
「スーパーマリオ(ブラザーズ、1985年)ってゲームがあったじゃない。あの頃から急激に本が売れなくなりました。子どもも大人も夢中だったじゃないですか。だからもう、本は読まない(人が増えた)」。店主の三浦和子さんが、書店の現状について語ります。「今、23校、学校の納品やってるんですよ。図書館を3館と。お店は閉めてもこの仕事はやっていく。いつまで続くかな」
開店のきっかけは「そりゃやっぱり、本が好きだから」と笑顔を見せる三浦さん。元々は銀行に勤めていたそうですが、「どうしても本屋さんやりたいので」と銀行を退職。しかし、親兄弟から反対され、二番目のお兄さんからは「本なんか並べてお客を待つなんて、釣りをしているようなもんだぞ」と諭されたそうです。それでも「(当時は)がむしゃらで、何しろ本屋をやりたい一心で、でもやりたいんだ」と、反対を押し切ったと話します。
それから三浦さんは、近くの大きな書店でアルバイトを始め、半年ほど書店について学びました。その書店では、すごく仕事ができる女性社員がいて、書店を開く目処が立った三浦さんが辞める時、「何か魂胆があるんでしょ?」と聞かれたそうです。書店を開業すると打ち明けたところ「(お店の)場所が決まったら連絡して。ぜひ手伝いたい」との申し出が。「その人と二人で(書店を)やったの」と、52年前の開店の経緯を振り返ります。
近所のお客さんは「ここへ来て色々お話したり。ここで話す分には、隣近所の悪口言っても(大丈夫だと)」と、様々な話をしていくそうです。「で、これで一日分おしゃべりしたー…って帰っていくんです。週刊誌ぐらい買っていけよって思うんだけど」と、三浦さんは笑って話します。
「本屋を辞めたら、本屋巡りしたいなー…と思ってるの。やっぱり好きな本探したいし。行ければ、世界中行きたい」。本と本屋を愛して止まない…そんな三浦さんと話すことが楽しいから、訪れるお客さんもつい話し込んでしまうのかもしれませんね。
撮影・木村重明 制作・板橋昭平
監督・篠原哲雄
統括・東京都書店商業組合
ふらっと気軽に行ける本屋さん、たまには寄ってみませんか?
東京都書店商業組合青年部の三浦書店紹介ページ→seinenbu.tokyo-...
このチャンネルを運営する東京都書店商業組合の公式サイト→tokyo-shoten.or...
この動画は、中小企業新戦略支援事業(団体向け)に係る特別支援「新しい日常対応型業界活性化プロジェクト」を活用して、東京都書店商業組合が制作したものです。
#書店
#本屋
#本屋さんに行こう
店主のお母さん素敵ですね。本屋巡りの参考になります。引き続き楽しみにしてます。
本屋さん、大好き😍
街にいろんなお店がありふれる東京や他の地域で、一つ一つにこの動画で語られるようなストーリーがあることを忘れてはいけないな、と思います。
歴史があるからそれだけで素晴らしいと、手放しで称賛できるとは言えないのかもしれませんが、少なくとも自分が生きてきた年月よりも長い間お店を続け、その街の人々の文化に寄り添うことができる書店というのはものすごく尊いものだと改めて感じます。
街の書店で本を買うのが趣味なので応援しています。本をめくるのが精神安定です。
おおw子供の頃からお世話になっているお店で💛