青森県知事初当選・宮下氏 「語る!青森新時代」②少子化対策について

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  • Опубліковано 13 чер 2023
  • 青森県教育委員会によりますと、2023年の県立高校入試では、全日制が7245人の募集に対し、6853人が出願しました。平均出願倍率は0.95倍で、現在の方式になった2015年以降で過去最低の水準となりました。
    出生数で見てみると、15年前が1万187人だったのに対し、2022年に県内で生まれた子どもの数は5985人。統計を取り始めた1899年以降で最も少なくなっています。
    「少子化」という課題に対し、知事選で初当選した宮下宗一郎さんはどう立ち向かうのか?
    (Q.青森こども未来県民会議について)
    【宮下氏】
    「有識者が入ることは当然ですが、県内で子育てしているお母さんとか、教育関係者だとか、そういった方々を中心に会議体を構成する。2023年度内には『青森モデル』という提言と政策をまとめていきたい。就任してすぐに準備を始めようと思っている。夏ごろには会議が立ち上がるように準備していきたい」
    (Q.青森モデルの合計特殊出生率2を目指す)
    【宮下氏】
    「プログラムを作らないと、単発で例えば無償化だけで合計特殊出生率が上がっていくはずがないので、無償化したり、子どもの預け先を確保したり、所得のプログラムを作ったり、そういったことを総合的に政策パッケージとして出すのが『青森モデル』ですから、『青森モデル』を皆で考える組織体としての『こども未来県民会議』を考えている。基本的には全員女性にしようかなと思ってます」
    (Q.未婚者も多い中でのアプローチ)
    【宮下氏】
    「結婚政策が必要だと思うのですよ、結婚をしましょうというプログラムも絶対に必要で、マッチングアプリもいろんなものあるんですけれど、それ以上にやっていかないといけないことがたぶんあると思うので、まずほら、結婚していない人の気持ちも聞かないといけないでしょう」
    「産まない、結婚しないという選択肢だって、当然認められてというか、あるのですよね、どっちが良いということも無いのですよ今の時代は、私がやりたいのは、産め育てよということを推奨したいのではなくて、選択肢としての素晴らしさを提案できればよいと思っている」
    (Q.新しい子ども子育て部局について)
    【宮下氏】
    「大事なことは、組織で働く皆がやる気を持って仕事をできる環境をつくること。単に組織の名前を変えたり改編しても、誰もついてこなかったら何の意味もない。どういう部局でどういう名前にしてどんな政策をするのかということは、この次の1月~2月までにしっかり考えて、2024年4月に変えていくというスケジュールになると思う」
    (Q.合計特殊出生率2に着目した思いについて)
    【宮下氏】
    「100年先の青森県のことを考えている、そうすると今やらなければならないのはそれ。つまり、このままいくと100年先に青森県が消滅している可能性がある」
    「どこかで転換をしなければならない。新時代新時代だというけれども、やはり時代の転換点をここでつくるのが、私の一番の役割。そこで最も大切な合計特殊出生率というもので、2を目指す、そのプログラム」
    「もちろん今の子どもたち・お母さんたち・若い家族を大切にして、高齢者を支えていくという青森県をつくるという意味でも大事だが、それ以上に100年先を見通すと、今ここでやらないと100年後の青森県はないですね」
    宮下さんのコメントのまとめです。
    少子化対策について、①「こども未来県民会議」は夏ごろ設置、②メンバーは女性中心、③子ども・子育て新部局は来春ということです。
    一方、国も少子化対策を進めていて、13日「こども未来戦略方針」を閣議決定しました。
    児童手当の所得制限撤廃や、対象を高校生まで拡大、そして第3子以降の支給額増額などが盛り込まれ、2024年度中の実施を検討しています。
    岸田総理も「2030年代に入るまでに少子化傾向を反転できるかどうかが重要だ」と強調する中で、青森県が国や市町村とどのように連携して、この課題に向き合っていくかに期待したいと思います。

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