人工知能を使ったビジネス・軍事技術~佐藤航陽×茂木健一郎×松尾豊×堀義人

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  • Опубліковано 10 сер 2015
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    茂木健一郎氏×東京大学准教授・松尾豊氏×メタップス社長・佐藤航陽氏
    G1ベンチャー2015
    第2部 全体会「人工知能とイノベーション~AIが生み出す未来~」Part2
    ディープランニングによって自己学習できるようになった人工知能は、技術的なブレークスルーを超え、急速な進展を遂げている。今春にはIBMの人工知能ワトソンくんの銀行「内定」が大きく報じられた。ホーキング博士やイーロン・マスクは人類への脅威になり得ると警鐘を鳴らす。人工知能は“破壊的”イノベーションとなるのか。その進化と普及は、我々を取り巻く生活やビジネスをどのように変えるのか。人工知能がもたらす未来を語る(視聴時間45分41秒)。
    佐藤 航陽氏
    株式会社メタップス 代表取締役社長
    松尾 豊氏
    東京大学 准教授
    茂木 健一郎氏
    脳科学者
    堀 義人(モデレーター)
    グロービス経営大学院 学長
    グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー
    【ポイント】
    ・今までの人工知能は、人間の手で設定し直し、探索していた。「直す」ところに全ての知性が宿っていたが、ディープラニングでは、この作業をコンピューターが行うようになる。それいかんでその後の全てが変わってしまう、その最初の部分を示しているという意味で重要(松尾氏)
    ・今の技術レベルでは、コンピューターに3つのタイプ(Oracle<オラクル>、Genie<ジーニー>、Soverign<ソブリン>)がある。この中では、ジーニータイプ(こちらが依頼したタスクや課題を実行し、その場での役割を終える)の発展しかありえない。少なくともここ20年ほどは、その他のタイプは空想ではないか(松尾氏)
    ・「原爆よりも人工知能が人類の脅威になる」と言われることに関しては、技術的にはおこりそうにない。そうやって社会の不安をあおることで技術の進展を促す意図があるのでは(松尾氏)
    ・ドローン後の軍事技術が問題。今のところドローンの発射制御は人間だが、この判断をよりいっそう早くしようと人工知能にトランスファーすれば、暴走の危険あり。いちばん恐ろしいシナリオは、核発射の兆候が出た際に、人工知能で自動的に反撃しようとすること(茂木氏)
    ・DARPA(アメリカ国防高等研究計画局)の人間は、「戦争はトップの不合理な意識で決まるので、トップの心をどう操作するかの戦いに最後はなる」と言っていたが(松尾氏)
    ・人工知能は、ビジネスの最前線では使った者勝ち、使わなければ損になる。経営にはルールがなく、誰と相談してもいい。それなら、もっとも優れた人工知能と相談しながら進めるという時代が到来するのではないか(堀)
    ・今のAIコミュニティでは、人材と資金の巨大な投資がなされている。日本の大学の予算レベルでは、いちばん優れた人工知能のエンジンはつくれない。対抗するため、頭脳と資金、さまざまなリソースの集結に相当するカウンターパートを日本でつくるべき(茂木氏)
    (肩書きは2015年4月29日登壇当時のもの)
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    #佐藤航陽 #茂木健一郎 #松尾豊

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