東京都心で広がる自転車シェア 魅力と課題は
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- Опубліковано 7 лют 2025
- 好きな時に誰でも自由に使うことのできる「自転車シェアリング」がいま、東京都心で広がりつつあります。自転車シェアの魅力と課題についてまとめました。
東京都心7区では、およそ4000台のシェア用自転車が整備されています。事前に交通系ICカードや携帯電話などを登録して予約すれば、専用の自転車置き場でカードや携帯電話をかざすだけで借りることができます。電動自転車なので、誰かに後ろから押してもらっているかのような快適さも受けています。
都内に住む利用者は、通勤・通学や買い物など日常生活で使う人が半数を占めているといいます。しかし運営会社によりますと、自転車には便利さだけではなく、普段何気なく通り過ぎてしまっていた場所で、行ったことのない店や観光スポットに気付いたという利用者の声がよく聞かれるということです。そして、乗り終えた後は、借りた場所と異なる場所で返却することも可能です。
国土交通省は8月、自転車の活用推進に向けた有識者会議を発足させました。この会議の中で石井国交相は「環境・交通・健康増進等が重要な課題となっているわが国では、自転車の活用の推進に関する施策の充実が一層重要となっている」とあいさつし、自転車シェアリングが最も重要な課題の一つとして位置付けられています。
全国で自転車シェアを運営する企業の一つ、ドコモ・バイクシェアの室住篤子さんは「電車を使うにはちょっと近い、歩くとちょっと遠いという距離に、自転車は最適」と話します。
一方で、使いたい時に空いている自転車がない、あるいは自転車利用者の交通マナーが徹底されていないなどといった課題も残されています。自転車活用推進協会の小林成基理事長は「世界の先進国の中でも、日本は自転車を使う人はとても多い国だが、シェアするという感覚にまだ慣れていない。共通のマナー、ルールが浸透していないので、自転車の使い方を勘違いして危ないことをしてしまう人もいる」と指摘します。
現在、都内では7つの区での利用に限られていますが、2017年度中に品川区や練馬区などでも社会実験が始まる計画です。広がり続ける自転車シェアリングで、東京の生活がもっと身近になる日が近づいています。
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自転車シェアリングの料金は、1回ごとの利用の場合、最初の30分が150円で、超えた場合は30分ごとに100円がかかるということです。
これは便利。
面白い自転車。。
レーズンおばさんやんけ(o^^o)