20歳でヘーゲルがわからなくてもいい、「読んだ」という自信をつけてほしい~大学改革3
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- Опубліковано 30 кві 2015
- 同志社大学・村田晃嗣氏×京都大学 ・山極壽一氏×立命館大学・川口清史氏×参議院議員・世耕弘成氏
G1地域会議2014 関西
第5部 分科会B 「大学改革」Part3
関西を代表する大学のトップが議論する今後の大学教育について。最後はリベラルアーツの学び方、そして会場からの質疑応答(肩書は2014年10月19日登壇当時のもの。視聴時間24分55秒)。
川口 清史氏
学校法人立命館 総長
立命館大学長
村田 晃嗣氏
同志社大学
学長
山極 壽一氏
京都大学
総長
世耕 弘成氏(モデレーター)
内閣官房副長官
参議院議員
近畿大学 前理事長
【ポイント】
・東大のように教養学部をつくるという考え方もある。それは受験の延長にもなりうる。京大では大学生に自学し、自分で進路を選んでほしい(山極氏)
・勉強の仕方を学んでほしい。教員はファシリテーションをするだけ、それを広めたい(川口氏)
・高校教育と大学教育をどうつなげるか、リベラルアーツのコンテンツをどうするかが重要(川口氏)
・本、古典を読ませる仕組みがいる。ヘーゲルを読んでわからなくてもいい、読んだという自信を持たせることが重要。それくらい読んでないと恥ずかしいという雰囲気をつくり、知的な背伸びをさせたい(村田氏)
・宗教とビジネス、など複数の領域にまたがった教養科目を3,4年生に入れて、専門領域を身に付けたあとに学んでほしい(村田氏)
・英米の大学では、留学生の学費が国内学生の3倍。日本の公立大は授業料が安いうえに国費を使って留学生を呼んでいる。それは間違いではないか(山極氏)
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根拠の無い教養の必要性古典籍への藝術を有難うございます。
一つ懸念はその雰囲気の6,70年代世代が作った日本がコレという点
学問の在り方の重要性
最近の大学の一般教養科目はどこか専門的な、つまり専門分野に対する専門的な準備感が否めない。何か横断的な哲学書を紐解いたりということはやりませんからね。それは専門時に哲学をやりたい人が前段階として哲学概論みたいなことをやるだけであって。それと、何か学問の中にある大きな流れを教員も教えなくなってきますね。それを教えてくれないと学生も、流れを理解できずに単に「点」のみの知識を形成して、何もつながらない、繋げられないから、さらに点を掘り下げるような流れになってしまっている。
少なくとも現在自分の通う大学においては、このことを実感しています...。
学問の地図のようなものを教えて頂きたい。
大陸のようには決して排他しない、社会(主義)と自由(主義)の良い按排だったのが日本列島。経済や安全保障で世界に後れを取るから云々かんぬんより、細やかながらも見本を示す、リーダーシップをとる覚悟で一つよろしく。海外からの内心の?期待もそうらしいから。
結果が重視されるビジネスですが、人格形成を忘れてはエコノミックアニマルから脱却出来ません。自己評価が甘い私には大変参考になりました。
まあな。一理ある。とにかく繙いてみることだ。