“ペットボトル症候群” 熱中症予防の落とし穴 水分補給は“飲み方”に要注意【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

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  • Опубліковано 7 вер 2024
  • 熱中症予防に欠かせない「水分補給」。
    暑い季節についつい飲みすぎてしまうのが、経口補水液やスポーツドリンクですが…“飲み方”には注意が必要なようです。
    ■ペットボトル飲料での水分補給 飲み方に要注意
    上村彩子キャスター:
    熱中症の予防に水分補給は欠かせません。その際ペットボトル飲料はとても便利ですが、飲み方には注意が必要です。
    手軽に水分とミネラルが補給できるスポーツドリンクや経口補水液。皆さんはこの二つの違いを分かって飲んでいますか?
    ホラン千秋キャスター:
    塩分があるとかないとか…。
    井上貴博キャスター:
    スポーツドリンクは どちらかというと普段使いなイメージ。経口補水液は症状が出てから?
    田中ウルヴェ京スポーツ心理学者(博士):
    あとスポーツドリンクの方が甘いですよね。
    上村キャスター:
    皆さんよくご存じですね。「スポーツドリンク」名前にも入ってるんですが、運動や作業のときに飲むものだと思ってください。疲労回復のため、糖分が多いのが特徴です。
    そして経口補水液は脱水症状が出たときに飲むもの。吸収率と吸収の速度を高めるために、塩分が多いことが特徴だと、東京歯科大学の寺嶋教授は話しています。
    ホランキャスター:
    予防のために飲むわけではないんですね。
    上村キャスター:
    症状が出たらという認識で大丈夫だそうです。
    ■「医師、管理栄養士などの指導に従ってお飲みください」注意したい“がぶ飲み”
    上村キャスター:
    糖分と塩分が多いので、やはり皆さんに注意していただきたいのは“がぶ飲み”です。経口補水液は、熱中症であったり下痢や嘔吐などで脱水症状が出たときに飲むものです。ラベルを拡大して見てみると「医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、登録販売者の指導に従ってお飲みください」と記載があるんです。
    症状のない人がたくさん飲んでしまうと、塩分の過剰摂取につながります。農水省のホームページにも「心臓・腎臓の疾患をもつ人は注意」と書いてあります。
    では、糖分が多いスポーツドリンク500mlに、糖分はどのくらい入っていると思いますか?
    ホランキャスター:
    信じられないくらい入っている…?
    上村キャスター:
    糖分30g超えのスポーツドリンクもあって、大さじでいうと2杯ぐらいですかね。そして角砂糖で言うと約10個分も入っているんです。ちょっとカロリー計算したくないですよね。
    こんなに入っていても「そこまで甘いと感じない」人もいるかもしれません。それは温度に理由があります。暑いときにキンキンに冷やしたスポーツドリンクは美味しいのですが、甘さというのは「冷たいと弱く感じ、温かいと強く感じる」ものです。冷えたスポーツドリンクは甘さを感じにくいので、糖分の過剰摂取につながりやすいとされています。
    実際に症状が出ている人も居ます。SNSでは…。
    SNSの声
    「スポドリは飲めば飲むほどのどが渇く」
    「『じいちゃんがスポーツドリンクだから、どれだけ飲んでも大丈夫!』理論で飲みまくって糖尿病になった」
    これは健康障害の一つです。「ペットボトル症候群」というものがあります。
    【ペットボトル症候群】※東京大学 寺嶋毅教授によると
    1.糖分入りの飲料を大量摂取→2.血糖値が上昇→3.のどが渇く
    →1.糖分入りの飲料を大量摂取...
    そうすると体内の血糖値が高い状態が続くため、“急性の糖尿病”のような症状が出てしまいます。「けん怠感」「意識障害」など、飲む量には注意が必要です。
    ホランキャスター:
    これはもうスポーツドリンク、糖分入り飲料だけではなく、何事もほどほどに、程度を見ながらというのは、全てにおいて言えそうですよね。
    田中ウルヴェ京さん:
    飲みすぎも駄目だけれど、例えば運動や作業のときと言っても「どんな運動をしてるか」「どんな場所での作業で、何時間か」によって当然違うわけですから。やっぱり難しいですが、その中に糖分や塩分が入っていることは知っておかないといけない。
    井上キャスター:
    スポーツドリンクは部活動などでは、2倍・3倍に薄めると体液に近づくので「薄めて飲んだ方がいいよ」と聞きますよね。
    田中ウルヴェ京さん:
    よく薄めたりはします。やっぱり適度に飲むのは水が一番便利だよねと言ったりもします。まず水を飲み、その後にあめだったり、塩キャンディだったりというときも。
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