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老舗メーカー久米繊維さんとのオトナのコラボ公式Tシャツ発売👕6月10日(金)20;00~6月20日(月)23:59までの限定発売です✨購入はこちらのサイトから↓yamadagoro.official.ec/
白買いましたー♪
五郎さんの動画見たいのですが、進行の方法に一部不快感があって見られません。五郎さん一人の解説ならいいのになぁ。こんなこと言ってすみません。せっかく登録したのにずっと見られません。残念です。
😊@@katase3719
フリードリヒがとても好きで、暗いトーンに反して暗い気持ちにならない美しい絵だなと常々感じていました。五郎さんの解説を見ていつも感じていた事が言語化された気持ちになりました。とても楽しい解説有難う御座いました。
高評価がワンポチしか出来ないのが辛い。ミリオンポチしたい位素晴らしい解説でした。同じ絵でもその人が経験した事で感じ方が変わる。
描かれた人々の眼前には絶望的な風景しか見えない反面、絵画を観ている者にはおぼろげながら希望が見えている。「滅びの美」という大きな文脈で捉えているばかりでは生まれない解釈で、感服しました。
ワダさんがちょっとピント外れな言葉を発しても決して頭ごなしに否定せずに「お、そういうふうに見えるか」みたいなやりとりが好きです。他人がどう感じたかを尊重する姿勢がとっても素敵です。
観る人の人生が経過すると、同じ絵画をみても印象が変わるということを東山魁夷のエピソードを用いて説明してくださった所、「1枚の絵画」の観るべき点、それだけでなくその作家の生きた時代背景、同時代の音楽家を引用した説明の肉付け、多言語の知識を総合した鑑賞力を惜しげもなく語ってくださっている所が、自分に落とし込むことができました。鑑賞力が確実に深くなっているように思います。ますます、美術鑑賞が楽しくなりました。五郎先生、有難うございました!
一見「ナイトメア・ビフォアー・クリスマス」のような絵が、実はドイツの希望を感じさせる絵であったなんて。絵画を見るのに、描かれた当時の歴史背景を知るって事は、凄く大事な事なのだと思いました。
絵は好き嫌いだけで見る程度の知識しかなかったですが、五郎さんの動画を見るようになって背景を知り好きになったり見方が変わった絵や画家が多いです。絵を見てすぐに意図がわかるほどの感性は育つのか分かりませんがとても興味深く傾聴させていだ炊いています。ありがとうございます。今日のお話も、感じることが多く先祖の生きた時代と今私が生きる時代の事などと照らし合わせてみたりして大変興味深かったです。
ドイツでフリードリッヒの絵を見るとき何故心惹かれるのかわかっていませんでしたが、今日の解説でその一端がわかりました。枝の切られた楢の木や三日月が「陰の極」からの見え始めた希望であり、復活であるというのに感銘を受けました。
五郎さんのお話のいいところは、沢山の経験値と知識に基づいて、押し付けず上から目線でもなくちゃんとご自分の意見を発信できることだと思います。この姿勢を持てるということ自体が滅多にできることではないとおもいます。今日も興味深いお話ありがとうございました。先週北ドイツとコペンハーゲンに行ってきたばかりだったので、ゲルマンの空気感が伝わってきた気がします。
「こういうの見るとすぐフリーメイソンて言う人居るんだけど、」の所、ズバッと感が面白かったです。どれだけあの図柄にフリーメイソンのイメージが強くついてしまっているか。
『Occupy White Walls』というバーチャル美術館シミュレーションゲームがあってもう2年ほど遊んでいるのですが、そこに『Abtei Im Eichwald』は収録されています。メッセージ性を感じる幻想的なこの絵がとても印象的で自分のギャラリーにも飾っているのですが、作者について詳しく学ぶところまではいきませんでした。先ほど確認したら『Der Mönch am Meer』も収録されていたので動画内のお話にあったように縦に並べて配置する事にします!
鑑賞者は後ろ姿の彼/彼女と同じ方向を見るように仕向けられていて、一見絶望感漂う景色の中から小さな上弦の三日月を見出だしていこう、とフリードリヒに励まされる思いがします。解説を聞くことで込められたメッセージに眼が開かれていくのがこの番組の楽しさです!次も楽しみにしています!
「樫(かし)ではなく楢(なら)の木」という山田さんのご指摘は、まさにその通りで、ヨーロッパナラ(学名Quercus robur←英語読みでクァーカス・ロゥバー)だと思います。この絵に描かれている樹形から、まさにこの木です。イギリスではこの木はEnglish Oak(イングリッシュ・オゥク)と呼ばれていて、イギリス人の魂の木ともいえる最も重要な木で、数年前のロンドン夏季五輪の開会式のクライマックスにもこの木が登場したと記憶します。ドイツやイギリスといった北方ヨーロッパ人にとって先史以来から神聖視されてきた木なのではないかと思います。「楢(なら)Quercus spp」と「樫(かし)Lithocarpus spp」の違いは、「楢(なら)」は、寒い冬に葉を落として冬眠状態で冬を越す落葉樹で、主にヨーロッパの北部を中心に分布し、「樫(かし)」は、気候が温暖で冬に葉を落とす必要の無い温暖な地域に分布する常緑樹で、イタリアや地中海といったヨーロッパ南部に分布します(樹皮がワインのコルクになるコルクガシなど)。日本でも同様に、ミズナラやコナラは関東以北の落葉樹林帯、カシは関東以西の照葉樹林帯に分布します。 [参考:Allen J Coombes著『木の写真図鑑』(日本ヴォーグ社)] かつて「樫(かし)の木モック」というテレビマンガ(アニメ)がありましたが、モックは、北ヨーロッパ民族に神格化されてきた「楢(なら)」の木の精を表していると思うので、正しくは「楢(なら)の木モック」ではないかと思います。おそらく、「楢(なら)の木モック」よりも「樫(かし)の木モック」のほうが語感が良かったので、そうなったのではないかと思います。セピアの絵「磔刑」に描かれている木は、樹形からドイツトウヒ(Picea abies)の可能性もあるかもしれないなぁと思いました。 長々と書きまして失礼しました。いつも楽しく拝見し、学ばせていただいています。これからもご無理のないペースで継続していただければ幸いです。
楢の木モックかぁ!スッキリしましたありがとうございます!
歴史と美術と音楽を同時に話してくださり、理解が分厚くなります美術も音楽も、歴史と切り離せないですものね!
この回を観る前と観た後ではまっっったく作品の見え方が変わりました!五郎さんの「個人的には~」が聞きたくて毎回観ています😊
ドイツ人、ゲルマン民族の中には、そうした不屈精神があるのですね、、、絵画を通し、思索を深めてくださる五郎さんのお話、いつも感動をもって拝聴させていただいております。
ドイツのいろいろな美術館でやたらフリードリヒの絵に惹かれて、ここにもあった、えっここにも、、、。とフリードリヒ探ししたことを思い出しました。なんでこんなに惹かれるのだろうと思ってましたよ。東山魁夷にも訳なく惹かれますもの、、。五郎さんありがとうございます。なぞが解けました。
19:00 恐れながら、このあたりの月に関するお話は色々誤りを含んでいらっしゃいます(三日月はこれから上る月ではなく太陽と共に沈んで行く… など)が、フリードリヒの絵がこれから到来するであろう希望を見据えているという解釈には深く感銘を受けました。絵画に描かれた人物が背中を向けているということは、その人物と絵画を描いたフリードリヒとその絵を見ている鑑賞者とが全て同じ方向を向いていることになります。もろともに苦難の今の先に来るであろう希望を見ようではないか。。。 そのような主張があるように思いました。してみると、先生も話題に出されていましたが、ベートーヴェンの「苦悩を突き抜け歓喜に至れ」というテーマと主張低音を同じくするドイツロマン派の流れが感じられます。興味深いですね。
「日は沈むけど、月は昇っている。そして、その月はこれから満ちていく上弦の月である」と述べておられるので、間違いではないと思いますが・・。
聞き直すと「月は昇ってくる」とおっしゃってますね。ただ、私は五郎さんが強調したい部分は「これから満ちていく」のほうだと感じたので、このくらいの間違いは許容範囲かなと・・。
上弦の三日月がこの高さまで昇るのは午前8時頃。冬至前後の朝の日の出前の風景と解釈すると、いろいろと辻褄が合うのでは?昇りゆく上弦の三日月。白み始めた東の空。冬至を迎えて、これからは日も長くなっていくだろう‥‥まさに希望の絵画ですね。
フリードリヒの肖像画を見るにつけ「この人は激しい人だ」と思っていました。五郎さんの解説に納得です。
美術史も、世界史も同時に学べるので、このチャンネルが大好きです
五郎さんのフリードリヒは「滅びの美学を描いたのではなくその先の希望を描いた」という解釈が素敵だと思いました😊いつか「死の島」を描いたベックリンも取り上げてほしいです🙏
同感です!やはりドイツ人が好むベックリンも取りあげて欲しい!
今回は特に奥が深い話しだった。確かに私もこの絵を見た時は、侘び寂びだけを感じていたが、時代背景と絵を細かく見る事によって、希望の絵であることが理解出来た。五郎さんに感謝!
見るべき、来るべき希望の兆候その景色だけの方がわかり良いけれど見るべき世界を見ているのは我ら!人をかき入れることで、主張が実は強い。なるほどその解釈本質をついている気がします。絵画という形を取りながらの 熱い民族運動個人的にはそんな生真面目な感じがドイツの方のイメージです。今回も初めて知る画家でしたので、ガン見しました。ありがとうございました。
五郎さん、見方が深いなぁ。何時も感心しています。今回も最高でした。ありがとうございます。次回をまた楽しみにしております。
動画の途中で映った「窓辺の女」に一目惚れしました。うっすら窓から見えるのは、船のポールかな?船乗りの恋人がこれから旅立つのを見送っているんだろうか…ルイスカーンの光を彷彿とさせる良い窓辺だな…と思いました。
修道院の廃墟の雰囲気がミステリアスで大好きな絵でした。今回、五郎さんのお話を聞いて、よりこの絵が好きになりました。フリードリヒがこんなに熱い画家だったとは...!!とてもわかりやすく楽しい講座でフリードリヒの話が聞けて感動です。
東山魁夷が好きだった聞いて納得感が半端なかったです。本日もおもしろかったです!ありがとうございました!
「滅びの美学ではなく一度滅びた後に見出す希望」心に沁みました。五郎さん良い解説ありがとうございました。
毎回ながら、山田さん、本当に博識ですね。絵を見たとき、直感的な印象というのも重要だけれども、絵の事だけじゃなく、歴史、社会情勢、人間心理などなど、様々な事を知ったうえで鑑賞すると、受ける印象が変わるし、深くなる、という事ですね。
あーなんかわかるなぁ。後ろ姿って決して後ろ向きじゃなくて決意や何かの始まりを感じさせるものがあるのを感じます✨傷ついた先に見えるもの🌈美しいですね💎
いつも楽しく有り難く視聴させて頂いてます🙏✨北ドイツ在住です。街の小さな美術室(館とは言えない規模)の一部がカスパー・ダヴィトと言う名のレストランであることにこんな来歴が!と驚きと納得の回でした。東山魁夷への影響も大変共感、今回も諸々腑に落ちる回でした。次回以降も楽しみにしておりますが、五郎さん「ツライ」ともおっしゃっていたので、ご無理のないように。
五郎さんの深読みはすごい。いつも、「ふむふむ、なるほど!」と納得してしまいます。占いでは「新月」には、「再生」の意味があったと思います。東山魁夷さんも好きです。40年近く前に東京国立近代美術館で初めて『白い朝』を見た時、胸を打たれてしばらく動けなくなってしまったことがありました。いつか取り上げてください。
ありがとうございます!
フリードリヒの作品を観て、凄くSFっぽく感じます。何か違う惑星のような。
フリードリヒに関してこれだけのお話を聞けたのは初めてです。さすが五郎さん! 感動しました。
今回も興味深い解説をありがとうございます。フリードリヒ本人の側面だけではなく、東山魁夷のエピソードを伺えたことで共感しやすくなりました。五郎さんの解説は多角的多層的で視野が広くなり好奇心が刺激されます。準備がとても大変だと思いますが、細く長く続けていただけると嬉しいです。
今までフリードリヒの作品はよく解らなかったんですが、色々と謎が解けました。特にヒトラーが驚異とした意味が理解できました。
フリードリヒの絵や、その様な絵や物や景色が好きで自分もそういった物を創作していると周りからは暗いのが好きなのねとか壊れてる感じのが好きなの?とか廃墟がいいの?と言われてきました。いつもそうやけど、そうじゃないんよなーなんて説明したらいいんやろ?と自分の中でも説明出来なくて、、、でも、今回の五郎さんの解説を聞いてとてもスッキリしました!引っかかってたものがスっと溶けました!ただ壊れていく建物が好きなんじゃなくて、そこから新しい草木が芽生えたり、動物が巣を作って新しい家や命が活動していく場になったり。滅びて行くだけの情景が好きなんじゃなくて、そこからの再生していく過程や、新しい希望が生まれていくところにロマンを感じるんやと!これからは、ちゃんと説明できるようになりました。ありがとうございます😭!私事で長々失礼いたしました🙇♀️
夜明けの可能性はありませんか楢が落葉しているので冬仮に2022年2月でみると、ベルリンの日の出は8時頃で月の出も朝になるようです。やがて日も明るくなり、月も満ちゆき、楢も青々とした葉を茂らせてゆく。人の世は朽ち果てようと自然は再生してゆくというメッセージを感じました。
もし画家が実際見て描いているなら、やはり日暮れ時より早朝ではないでしょうか。夕刻描き終わって帰路に着くのは考えにくいと思います。
フリードリッヒの絵画は、なんとなく日本的な感性に通じるものがある様にも思いました。東山魁夷の絵に似たようなものが確かにありますね!昔、東山魁夷の唐招提寺御影堂障壁の作成風景を映像で、ひと筆でみるみる絵の具が染み広がり、雲に見え隠れする森林が浮かび上がっていくのを見た記憶があります。曖昧でしたが魔法の様でした。ドイツ留学されていたのですね!
荒海に向かって立つ男の人の絵、ハンブルクの美術館にありますね! 数年前になんの知識もなく観たんですが、五郎さんの素敵な解釈とともに観るとまた違う印象も受けます。この男の人、どんな顔で荒波を見てるだろう?もともと美術館巡りが好きでしたが、このチャンネルで知識を得て観るとさらに楽しくなりました。今は南ドイツ在住なので、ピナコテークやシュテーデル行ったとき、動画で紹介された絵の実物を発見するとすごく嬉しくなります。Sturm und Drang の絵画、またいつか紹介していただきたいです。
フリードリヒの絵画を初めて観ました。なんだかジーンときちゃいますね。同じロマン主義でナポレオンと戦った立場でも、スペインのゴヤは戦争の残酷さを描いて怒りを表現していましたが、ドイツのフリードリヒは敗戦から復活への希望を描いているんですね。今も世界の各地で戦争や紛争が起きていますが、傷ついた方々にはフリードリヒの絵を贈りたいなと思いました。
改めて絵画というのはその国の歴史や文化を理解していないと、正しく理解できないのだなと感じ この動画では自分の経験によっても受け取り方が違ってくるというのが大変興味深いと思いました。
素晴らしい解説ありがとうございます!一見真っ暗なところに希望を見いだす五郎さんの着眼点に感激致しました。ワダさんの小麦、葡萄と言えば「フランス」の回答に思わず吹き出して笑顔😊磔刑図の絵でなければ、バゲットとワインでフランスは素直な答えですよね!東山魁夷も大好きな画家なので、また是非、五郎さんの解説お聞きしたいけれど、20世紀に活躍された方なので著作権が難しいかな。疫病、戦争、来たる恐慌に食糧難、大変な時代だからこそ希望を持って生きて行きたい。元気を頂きました。ありがとうございます!
キリスト教圏では小麦と葡萄が出てくればどこであってもキリストが連想されるんでしょうね。
本当にそうですね!
ドイツ北部に8年ほど住んでいます。フリードリヒの絵画はまさに北ドイツ!だと思いました。滅びの美学😅ないかなぁ〜…とドイツ人と接していて思います。暗い・寒い・霜が降りた冬枯れの景色が園芸雑誌に載ったりインスタにあがっています。ノートゼーに浮かぶジルト(Sylt)は観光地で有名で、日本人からすると寂しげにみえるかもしれませんが、フリードリヒが描いた絵に通じる景色が広がっているなぁと思います。冒頭のナラの木のお話、そういえば知り合いのドイツ人に「BuchenとEichenはドイツの木だよ」と言われて、ん?イギリスにもあるんじゃ??と思っていましたが、「ドイツの木」とはそういう意味じゃなかったんだとわかりました。まだまだドイツ文化がよくわからず悩むことも多いですが、今回のフリードリヒの絵や絵が生まれた背景の歴史を知り、とても勉強になりました。ありがとうございます。またゲルマン話を楽しみにしつつ、歴史を勉強しようと思います。
市川崑監督の犬神家の一族に金田一の「国破れて山河ありか…」というセリフがあるんですが本当に戦争を経験しているからこその監督の言葉と感じてました。ふと一緒だよなと思いました。
国破れて山河ありは杜甫が元ネタ……
教養があると見える世界が広がるな〜とこのチャンネルを見るといつも思います。自分なりの解釈が出来たりしたら楽しそうです。
先日、国立西洋美術館でフリードリヒの「夕日の前に立つ女性」を見ました。フリードリヒお得意の後ろ姿の女性は夕日の向こうの何かを見据えているように感じました。五郎さんが説明した通り、希望を見ていたんでしょうね。
和田さんのチョイスが絶妙!
伯爵夫人 ですね。今回の解説は特に面白かったです。毎週楽しみにしております!
深く繊細な意味が込められてて う~ん と唸っているところに五郎さんの「そんな話でした、おしまい」でニッコリしましたw
フリードリヒ、前から気になる画家でしたが、今回のお話でますます好きになりました。ありがとうございます!
フリードリヒが好きで、ベルリンやドレスデン、ハンブルクでよく見ました。どうしても、彼の生い立ち、スケート遊び中に溺れかけた彼を助けようとして、仲の良かった弟が溺死してしまう、というエピソードに囚われ、そのフィルターを通してしか作品を見てなかった気がします。なるほど、希望も持っていた。絵を描くということ自体、希望を持ってないとできないことかもしれません。
昔行った、東博のドレスデン展で、フリードリヒの「月を眺める二人の男」のファイルを買って、愛用してました。(フリードリヒだとは今さっき、この動画で知りました。ありがとうございます。)色彩は暗めですが、後姿の二人が「がんばろうや」って言い合ってそうで好きでして愛用してました。肖像画見て、滅びの美学系というよりは、おっしゃるような、力強い次への希望を描く人だろうと思いました。
五郎さんの卓見というか、新説は尊敬に値する‼️学術研究的❢😎一冊の著作にされよ‼️😇
初めて見る作品でしたが、淡い色調や靄のかかったような描写から日本画っぽさ(特に戦後~現代の)を強く感じました。東山魁夷が影響を受けたと聞いて、納得。魁夷が敗戦を経験して、フリードリヒの絵に込められた復活のメッセージを感じ取ったのでは、という考察も深くて面白かったです。
最後の五郎さんの「おしまい」の後、拍手したくなりました。経験してない者は想像しかできないものの、国が負ける、敗戦、ということの重さが何かリアルに思えたお話でした。
「五郎美学の粋!」心ゆくまで堪能させて頂きました。「ユーレイが出て来そう!(ワダ)」のひと言から一枚の絵が語る日本でよく言われる「滅びの美学じゃなく」お仕舞の「ほろんだ後からの復活!」に至る「五郎節の語彙」の含蓄に感動あらたに致しました、観てよかったです。「次にくるもの」への「希望と失望」を相互に体験して「夢と現実が交錯した」ドイツとフランスの歴史をあらためて学ばせて頂きました、観て良かったです有り難う御座いました。僕も「ワダさん」だけじゃなく「ナポレオン」好きなんですよ(笑)「ワダさん」の好奇心と冒険魂にもオマージュ献じさせて頂きたいです。
1970~80年代の、ドイツ・グラモフォンのベートーヴェンやシューベルトのディスクのジャケットに、フリードリヒの絵は時々使われていましたね。ここで紹介されたものも何枚かありました。収録曲の曲調には「滅びの美学」的なものはなかったので、山田さんの解説、なるほどと思いました。
待望のフリードリヒだ!うれしい!最高!
素晴らしい講義をありがとうございます!
五郎さんの解説を聴いてほんの少しですが、自分の感性に自信が持てました。ワダちゃんよりも絵画には明るくないのですが、この人の絵を見ていて「復活を望んでる」又は「復活」を意味している様に思えていたのですが、専門家の方や絵画に明るい周りの方に「これは滅びのー」と言われて笑われていました。やっぱり五郎さんを信じて生きていきます✌️😁
本当に素敵な絵だと感じました。私ははじめてみましたが、五郎さんの考察と同じく、希望の絵、だと感じました。
TVゲームのポスターに、「崖の上に立って下を見下ろす主人公の背中」の構図が近年やたら多くて、「すべて『雲海の上の旅人』が元ネタなんじゃないか」って最近ネットで話題になってましたね
待ってました!フリードリヒ!!
「氷海」はエミール・ギレリスが演奏するベートーヴェンのピアノ・ソナタのレコード(CD)のジャケットに使われていました。フリードリヒの絵だったと今日知りました。
今回も勉強になったす! フリードリヒの絵の「抜け」がええですねぇ! 風景ポスターデザインでも「抜け」は重要!
フリードリヒのお話を大変勉強になります。希望というのを描いていた故、美しさと儚さを感じたのを視聴して思いました。一度機会があれば見にいきたい作品です。五郎さんのわかりやすいお話で楽しく見させていただいています。いつもありがとうございます。
フリードリヒの作品に対する東山魁夷の感じ方の変化、流石に五郎さんの分析は鋭いですね。東山魁夷が戦後の復興を期待していたのに対し、フリードリヒの方はドイツの民族主義復活を願っていたとすれば、その1世紀後に行き過ぎた民族主義というべきナチスの時代がやって来たのは複雑な思いに駆られますが。
今ちょうどGreifswaltにいるので、すごいタイミングで驚きました。Eldena Abbeyにも偶然行ってたので、フリードリッヒ、忘れられない画家になりました笑
「ナポレオン戦争中のフリードリッヒの作品に対し一人の日本人が太平洋戦争の前後で見方が変わった」深イイ話ですね。芸術って奥深いものなのですね。
上の絵が海の絵で、下の絵が森の絵の並びだとドイツの国土を表していると思った。フリードリッヒを初めて紹介したのは東山魁夷だと知ってビックリ。意外と新しいのですね
訂正とお詫び : 今、気が付いたのですが、今現在5つのグッドボタンを押してもらった人に対して謝ります。フリードリッヒが生きた時代今の様な国土のドイツはなかった様に思われるので、上の絵が海で下が森の絵はドイツ国土イメージとは言い切れません。ゴメンナサイ、もっと時代とか考えてコメントすればよかった。私はてっきりフリードリッヒが民族主義者だから、絵に象徴的意味を込めて絵の並びも指定したのかと思った。私なりの考えを込めて?
まだまだ自分の知らない画家、初めて見る素晴らしい絵画が山ほどあるんだろうな改めて思いましたホント毎回面白くて仕方がないです
さすが五郎さん、前半見ながら東山魁夷とGAO Xingjian の絵を思い起こしていました.いいお話でした.ありがとうございます。
デビッド シルヴィアン が大好きです。ジャパン時代のナイトポーターという曲がフリードリヒと合うなぁと思ったこともありました。けれど「微かな希望」と教えていただき、「ノスタルジー」とは違う世界が前に広がり、また新しい感動が生まれました。ありがとうございました。
一般の感覚だと怖い絵だということに軽く衝撃受けました…この絵は中学の教科書で見て好きだった…フリードリヒさんの絵だと、月を眺める2人の男が一番好きです
フリードリヒは高校の頃から好きでしたが、単に感覚的にしか見ていなかったことに気が付きました今回の動画で政治史、絵画史、音楽史がリンクしてとても参考になりましたありがとうございます!
ハイッ「お化けの絵」3,4年「山田五郎絵画教室」に初めて出会ったころ拝見してました。なので今晩は久々の2度目です。「樫の木?エロイカ云々」の解説は覚えてましたが殆ど忘れてました。幽玄の青藍を彩る「東山魁夷さん」僕もファンですが、2度目の「フリドリッヒ」解説で「お化けじゃなかった経緯の妙」を勉強させて頂きました。久々のワダさんとgoroh節の楽しさがたまりませんでした良かったです。91歳ポンコツ爺。
フリードリッヒの肖像画、目力がすごいですね。オカルティズムを極めた人物に共通する目つきを感じました。いつも面白い話題、ありがとうございます。これからも期待しています。
ヨーロッパナラ(Quercus robur)などのオークの葉がカシワ(Quercus dentata)と似ているというのが槲という字になった経緯なのかもしれないですね。同じコナラ属(Quercus)で近縁なので、オークリーフを柏葉ということもあるとのことです。カシと呼ばれている種の葉は鋸歯が目立たないものが多いと思うので、徐々に槲になってしまったのでしょうか?カシワの学名dentataは鋸歯の目立つものによく採用されているワードという印象、、、(ラテン語で歯状のという意味だそうです)
ドイツに槲、柏や樫がない、というのは初耳でした。植生の違いから楢の木やモミの木がドイツで何を意味するかという話。時代背景や地域性、社会情勢、画家自身の生活、感情の影響が絵と、どう結びつくのか毎回たのしく聞いてます。
初めてコメントします。長文で申し訳ないです。19:00~「日は沈んで月は昇ってくる・・・上弦の新月・・・これから満ちていく月が昇ってる・・・」の発言で気になった点。夕方から宵の頃に三日月が昇る、というのはあり得ないこと、日没後のこの月は「月没(月の入)」前の月(夕月)で、月もまた西の空へ沈みつつある情景です。■以下、太陽の動き(日の出、日没、昼と夜)と、月の満ち欠け(朔、上弦、望、下弦)の時間関係のご理解の参考にしていただければ、と思います。■フリードリヒの絵の三日月は月齢3~4で、五郎さんの仰るとおり、新月(朔)から上弦の月(半月)へ満ちていく途中の形。季節・緯度などで変動するが、月の出は日の出後の朝方、日中はほとんど見えず、月没は日没後2~3時間ほどの間。■ちなみに月の出・月没のおおよその時間帯(1~3時間ほどの範囲。月の出は毎日約50分づつ遅くなる)は、(1)新月(朔)の頃:日の出と月の出及び日没と月没は、それぞれほぼ同じ時間帯(2)上弦の月の頃:月の出は昼前の午前中、日没頃に南の空、月没は真夜中(0時)前後(3)満月(望)の頃:月の出は日没前後、真夜中頃に南の空、月没は翌朝(4)下弦の月の頃:月の出は真夜中(0時)前後、日の出頃に南の空、月没は昼前午前中再び、三日月の月の出があるのは、下弦の月を過ぎて月齢25~26の頃、真夜中を過ぎた未明から夜明け前頃で明るくなり始めた東の空に見え、やがてほとんど見えなくなり、月没は正午頃から午後の時間帯、フリードリヒの絵の月とは弦の向きが逆。■以上は日本の本州付近、現代の時間制でおおよそこんな風という、ざっくりした話で、高緯度のドイツに、そのまま当てはまるものではないかも知れません。
この暗い絵の向こうに ”希望” があるとは! 識りませんでした!。 今回も勉強になりました ♡。
今回も素晴らしい解説をありがとうございました。レッサー・ユリィの回といい、ドイツ絵画と波長が合う理由を学び取りました。ワダさん物憂げな絵がお好きでグッドチョイス👍✨国立西洋企画展でフリードリヒに出会うことを楽しみにしています。
流石五郎さん!お話が深い上に歴史感も満載で理解が進みましたありがとうございます🙇♀🎌🐰🌸
全く知らない画家であったけど水墨画のような独特の画風で不思議ですね。
テレビによく出てる方のUA-camの、テレビ寄りな見せ方苦手なんですけど、五郎さんの動画は編集もわかりやすくて面白くて好きです。
いい話だった!最初、ナポレオンに期待した心情にどこか他人事のような雰囲気で聞いていましたが、東山魁夷の終戦後にグッときた、「日本がアメリカによって民主化に期待した」という説明を聞いて、いきなり身近に感じられました。なるほど!と、グッときました。そりゃあ、負けた敗戦もさることながら、どこかアメリカによる旧態依然とした戦国主義が滅びて民衆に光が…と期待する気持ち…分かりますね。日本の話で例えると途端に「わかりみ」な絵になりました😂。遠い国の昔の話、に聞こえなくなる不思議よ…それにしても、東山魁夷の画風というか、色彩というか、平坦な印象、確かにどこか似てますね。最初、東山魁夷,と聞いて,「あー!雰囲気、あるある!」って思いました。印象派(浮世絵の影響やジャパンブーム)といい、絵画は国境を超えてどこかで繋がっている。広い地球がグッと近くなるお話ですね。日本って、離れてるなぁ笑
いつもながら素晴らしい洞察ですね!腑に落ちる解釈でした。
定説と違う、自分の感性で解釈するのも大事なんだなと思いました…が、ものすごい説得力でした。
横断的な知識と、深い洞察。毎回新鮮です。
なるほど!私、恥ずかしながらフリードリヒを知らなかったんですが………毎回、五郎さんの解釈は斬新、かつ的確で説得力がありますね。
フリードリッヒの絵画は戦後のドイツ映画に強い影響があるとおもいますね。ジーバーベルクのパルシバルはフリードリッヒ愛が炸裂してますし、オペラのオランダ人の演出にもフリードリッヒの絵画は影響しています。また、カタログ・レゾネを総覧しても、後ろ姿で彼方を観る人物像が多いのですが「希望」というより「期待の表現」なのではないかと思います。そういう意味でジョルジュ・デ・キリコやクロード・ロランにも通じる感情を感じております。
リヒャルト・エルツェの絵にも「期待」というそのものズバリの作品がありますね!
@@千田肇-t1u エルチェの作品はネットにあげられないのが難ですね。ところで山田五郎さんがあげたセピアの「山上の十字架」はドレスデンのアカデミーに出品したものではないという説があるそうです。出品作は亡失した、という説ですね。だから「亡失」したとだけ書いてある本もあって「亡失した作品がなんであるのだ」と読者は混乱するのです。セピアのを所蔵するベルリン美術館の解説は、断固支持・これがそれだ、というノリでした。
あの後ろ姿はこれからの明日を未来を見ている人々を意味しているのか…奥深い…
「絶望の中に希望の予感がある」的なコンセプトのシンプルな風景画が好きなので『海辺の修道僧』が刺さりました。修道僧抜きだともっと良いです。
絵画芸術は歴史や文化や宗教だけでなく植物や動物、科学など実に多くの教養を内包していて、知識が広がりながらつながっていくのが気持ちいいw
絵画は素人ですが、フリードリヒの絵は幻想的で引き込まれますね。逆光の描き方が素敵です。よろしければ、ホアキン・ソローリャのお話も聞いてみたいです!
フリードリヒの絵を初めて観ました。遠くの空の明るさと哀愁が漂っていない後ろ姿、そしてくっきりと描かれた上弦の新月は五郎さん解説の「希望」で決まりです‼そうではない解釈は陰鬱な時代に鑑賞されたのかもしれませんね。見知らぬ北ドイツとバルト海沿岸を訪れたような回、とても楽しかったです☺
一枚の絵画から世界史が学べる。後ろ姿に、私達が同じ視界を見ることができるような気がしました。終わりは始まり。
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枝の切られた楢の木や三日月が「陰の極」からの見え始めた希望であり、復活であるというのに感銘を受けました。
五郎さんのお話のいいところは、沢山の経験値と知識に基づいて、押し付けず上から目線でもなくちゃんとご自分の意見を発信できることだと思います。この姿勢を持てるということ自体が滅多にできることではないとおもいます。今日も興味深いお話ありがとうございました。先週北ドイツとコペンハーゲンに行ってきたばかりだったので、ゲルマンの空気感が伝わってきた気がします。
「こういうの見るとすぐフリーメイソンて言う人居るんだけど、」の所、ズバッと感が面白かったです。どれだけあの図柄にフリーメイソンのイメージが強くついてしまっているか。
『Occupy White Walls』というバーチャル美術館シミュレーションゲームがあってもう2年ほど遊んでいるのですが、そこに『Abtei Im Eichwald』は収録されています。メッセージ性を感じる幻想的なこの絵がとても印象的で自分のギャラリーにも飾っているのですが、作者について詳しく学ぶところまではいきませんでした。
先ほど確認したら『Der Mönch am Meer』も収録されていたので動画内のお話にあったように縦に並べて配置する事にします!
鑑賞者は後ろ姿の彼/彼女と同じ方向を見るように仕向けられていて、一見絶望感漂う景色の中から小さな上弦の三日月を見出だしていこう、とフリードリヒに励まされる思いがします。
解説を聞くことで込められたメッセージに眼が開かれていくのがこの番組の楽しさです!次も楽しみにしています!
「樫(かし)ではなく楢(なら)の木」という山田さんのご指摘は、まさにその通りで、ヨーロッパナラ(学名Quercus robur←英語読みでクァーカス・ロゥバー)だと思います。この絵に描かれている樹形から、まさにこの木です。イギリスではこの木はEnglish Oak(イングリッシュ・オゥク)と呼ばれていて、イギリス人の魂の木ともいえる最も重要な木で、数年前のロンドン夏季五輪の開会式のクライマックスにもこの木が登場したと記憶します。ドイツやイギリスといった北方ヨーロッパ人にとって先史以来から神聖視されてきた木なのではないかと思います。「楢(なら)Quercus spp」と「樫(かし)Lithocarpus spp」の違いは、「楢(なら)」は、寒い冬に葉を落として冬眠状態で冬を越す落葉樹で、主にヨーロッパの北部を中心に分布し、「樫(かし)」は、気候が温暖で冬に葉を落とす必要の無い温暖な地域に分布する常緑樹で、イタリアや地中海といったヨーロッパ南部に分布します(樹皮がワインのコルクになるコルクガシなど)。日本でも同様に、ミズナラやコナラは関東以北の落葉樹林帯、カシは関東以西の照葉樹林帯に分布します。 [参考:Allen J Coombes著『木の写真図鑑』(日本ヴォーグ社)]
かつて「樫(かし)の木モック」というテレビマンガ(アニメ)がありましたが、モックは、北ヨーロッパ民族に神格化されてきた「楢(なら)」の木の精を表していると思うので、正しくは「楢(なら)の木モック」ではないかと思います。おそらく、「楢(なら)の木モック」よりも「樫(かし)の木モック」のほうが語感が良かったので、そうなったのではないかと思います。
セピアの絵「磔刑」に描かれている木は、樹形からドイツトウヒ(Picea abies)の可能性もあるかもしれないなぁと思いました。
長々と書きまして失礼しました。いつも楽しく拝見し、学ばせていただいています。これからもご無理のないペースで継続していただければ幸いです。
楢の木モックかぁ!スッキリしましたありがとうございます!
歴史と美術と音楽を同時に話してくださり、理解が分厚くなります
美術も音楽も、歴史と切り離せないですものね!
この回を観る前と観た後ではまっっったく作品の見え方が変わりました!
五郎さんの「個人的には~」が聞きたくて毎回観ています😊
ドイツ人、ゲルマン民族の中には、そうした不屈精神があるのですね、、、
絵画を通し、思索を深めてくださる五郎さんのお話、いつも感動をもって拝聴させていただいております。
ドイツのいろいろな美術館でやたらフリードリヒの絵に惹かれて、ここにもあった、えっここにも、、、。とフリードリヒ探ししたことを思い出しました。なんでこんなに惹かれるのだろうと思ってましたよ。東山魁夷にも訳なく惹かれますもの、、。五郎さんありがとうございます。なぞが解けました。
19:00 恐れながら、このあたりの月に関するお話は色々誤りを含んでいらっしゃいます(三日月はこれから上る月ではなく太陽と共に沈んで行く… など)が、フリードリヒの絵がこれから到来するであろう希望を見据えているという解釈には深く感銘を受けました。絵画に描かれた人物が背中を向けているということは、その人物と絵画を描いたフリードリヒとその絵を見ている鑑賞者とが全て同じ方向を向いていることになります。もろともに苦難の今の先に来るであろう希望を見ようではないか。。。 そのような主張があるように思いました。してみると、先生も話題に出されていましたが、ベートーヴェンの「苦悩を突き抜け歓喜に至れ」というテーマと主張低音を同じくするドイツロマン派の流れが感じられます。興味深いですね。
「日は沈むけど、月は昇っている。そして、その月はこれから満ちていく上弦の月である」と述べておられるので、間違いではないと思いますが・・。
聞き直すと「月は昇ってくる」とおっしゃってますね。
ただ、私は五郎さんが強調したい部分は「これから満ちていく」のほうだと感じたので、このくらいの間違いは許容範囲かなと・・。
上弦の三日月がこの高さまで昇るのは午前8時頃。冬至前後の朝の日の出前の風景と解釈すると、いろいろと辻褄が合うのでは?
昇りゆく上弦の三日月。白み始めた東の空。冬至を迎えて、これからは日も長くなっていくだろう‥‥まさに希望の絵画ですね。
フリードリヒの肖像画を見るにつけ「この人は激しい人だ」と思っていました。
五郎さんの解説に納得です。
美術史も、世界史も同時に学べるので、このチャンネルが大好きです
五郎さんのフリードリヒは「滅びの美学を描いたのではなくその先の希望を描いた」という解釈が素敵だと思いました😊いつか「死の島」を描いたベックリンも取り上げてほしいです🙏
同感です!やはりドイツ人が好むベックリンも取りあげて欲しい!
今回は特に奥が深い話しだった。確かに私もこの絵を見た時は、侘び寂びだけを感じていたが、時代背景と絵を細かく見る事によって、希望の絵であることが理解出来た。五郎さんに感謝!
見るべき、来るべき希望の兆候
その景色だけの方がわかり良いけれど
見るべき世界を見ているのは我ら!
人をかき入れることで、主張が実は強い。
なるほどその解釈
本質をついている気がします。
絵画という形を取りながらの 熱い民族運動
個人的にはそんな生真面目な感じがドイツの方のイメージです。
今回も初めて知る画家でしたので、ガン見しました。
ありがとうございました。
五郎さん、見方が深いなぁ。何時も感心しています。今回も最高でした。ありがとうございます。次回をまた楽しみにしております。
動画の途中で映った「窓辺の女」に一目惚れしました。
うっすら窓から見えるのは、船のポールかな?
船乗りの恋人がこれから旅立つのを見送っているんだろうか…
ルイスカーンの光を彷彿とさせる良い窓辺だな…と思いました。
修道院の廃墟の雰囲気がミステリアスで大好きな絵でした。
今回、五郎さんのお話を聞いて、よりこの絵が好きになりました。
フリードリヒがこんなに熱い画家だったとは...!!
とてもわかりやすく楽しい講座でフリードリヒの話が聞けて感動です。
東山魁夷が好きだった聞いて納得感が半端なかったです。本日もおもしろかったです!ありがとうございました!
「滅びの美学ではなく一度滅びた後に見出す希望」
心に沁みました。五郎さん良い解説ありがとうございました。
毎回ながら、山田さん、本当に博識ですね。絵を見たとき、直感的な印象というのも重要だけれども、絵の事だけじゃなく、歴史、社会情勢、人間心理などなど、様々な事を知ったうえで鑑賞すると、受ける印象が変わるし、深くなる、という事ですね。
あーなんかわかるなぁ。
後ろ姿って決して後ろ向きじゃなくて決意や何かの始まりを感じさせるものがあるのを感じます✨
傷ついた先に見えるもの🌈美しいですね💎
いつも楽しく有り難く視聴させて頂いてます🙏✨
北ドイツ在住です。街の小さな美術室(館とは言えない規模)の一部がカスパー・ダヴィトと言う名のレストランであることにこんな来歴が!と驚きと納得の回でした。東山魁夷への影響も大変共感、今回も諸々腑に落ちる回でした。次回以降も楽しみにしておりますが、五郎さん「ツライ」ともおっしゃっていたので、ご無理のないように。
五郎さんの深読みはすごい。いつも、「ふむふむ、なるほど!」と納得してしまいます。占いでは「新月」には、「再生」の意味があったと思います。
東山魁夷さんも好きです。40年近く前に東京国立近代美術館で初めて『白い朝』を見た時、胸を打たれてしばらく動けなくなってしまったことがありました。いつか取り上げてください。
ありがとうございます!
フリードリヒの作品を観て、凄くSFっぽく感じます。何か違う惑星のような。
フリードリヒに関してこれだけのお話を聞けたのは初めてです。さすが五郎さん! 感動しました。
今回も興味深い解説をありがとうございます。
フリードリヒ本人の側面だけではなく、東山魁夷のエピソードを伺えたことで共感しやすくなりました。
五郎さんの解説は多角的多層的で視野が広くなり好奇心が刺激されます。
準備がとても大変だと思いますが、細く長く続けていただけると嬉しいです。
今までフリードリヒの作品はよく解らなかったんですが、色々と謎が解けました。
特にヒトラーが驚異とした意味が理解できました。
フリードリヒの絵や、その様な絵や物や景色が好きで
自分もそういった物を創作していると
周りからは暗いのが好きなのねとか
壊れてる感じのが好きなの?とか
廃墟がいいの?と言われてきました。
いつもそうやけど、そうじゃないんよなーなんて説明したらいいんやろ?
と自分の中でも説明出来なくて、、、
でも、今回の五郎さんの解説を聞いてとてもスッキリしました!
引っかかってたものがスっと溶けました!
ただ壊れていく建物が好きなんじゃなくて、そこから新しい草木が芽生えたり、動物が巣を作って新しい家や命が活動していく場になったり。
滅びて行くだけの情景が好きなんじゃなくて、そこからの再生していく過程や、新しい希望が生まれていくところにロマンを感じるんやと!
これからは、ちゃんと説明できるようになりました。ありがとうございます😭!
私事で長々失礼いたしました🙇♀️
夜明けの可能性はありませんか
楢が落葉しているので冬
仮に2022年2月でみると、ベルリンの日の出は8時頃で月の出も朝になるようです。
やがて日も明るくなり、月も満ちゆき、楢も青々とした葉を茂らせてゆく。
人の世は朽ち果てようと自然は再生してゆくというメッセージを感じました。
もし画家が実際見て描いているなら、やはり日暮れ時より早朝ではないでしょうか。夕刻描き終わって帰路に着くのは考えにくいと思います。
フリードリッヒの絵画は、なんとなく日本的な感性に通じるものがある様にも思いました。東山魁夷の絵に似たようなものが確かにありますね!昔、東山魁夷の唐招提寺御影堂障壁の作成風景を映像で、ひと筆でみるみる絵の具が染み広がり、雲に見え隠れする森林が浮かび上がっていくのを見た記憶があります。曖昧でしたが魔法の様でした。ドイツ留学されていたのですね!
荒海に向かって立つ男の人の絵、ハンブルクの美術館にありますね! 数年前になんの知識もなく観たんですが、五郎さんの素敵な解釈とともに観るとまた違う印象も受けます。この男の人、どんな顔で荒波を見てるだろう?
もともと美術館巡りが好きでしたが、このチャンネルで知識を得て観るとさらに楽しくなりました。今は南ドイツ在住なので、ピナコテークやシュテーデル行ったとき、動画で紹介された絵の実物を発見するとすごく嬉しくなります。
Sturm und Drang の絵画、またいつか紹介していただきたいです。
フリードリヒの絵画を初めて観ました。なんだかジーンときちゃいますね。
同じロマン主義でナポレオンと戦った立場でも、スペインのゴヤは戦争の残酷さを描いて怒りを表現していましたが、ドイツのフリードリヒは敗戦から復活への希望を描いているんですね。
今も世界の各地で戦争や紛争が起きていますが、傷ついた方々にはフリードリヒの絵を贈りたいなと思いました。
改めて絵画というのはその国の歴史や文化を理解していないと、正しく理解できないのだなと感じ この動画では自分の経験によっても受け取り方が違ってくるというのが大変興味深いと思いました。
素晴らしい解説ありがとうございます!
一見真っ暗なところに希望を見いだす五郎さんの着眼点に感激致しました。
ワダさんの小麦、葡萄と言えば「フランス」の回答に思わず吹き出して笑顔😊
磔刑図の絵でなければ、バゲットとワインでフランスは素直な答えですよね!
東山魁夷も大好きな画家なので、また是非、五郎さんの解説お聞きしたいけれど、20世紀に活躍された方なので著作権が難しいかな。
疫病、戦争、来たる恐慌に食糧難、大変な時代だからこそ希望を持って生きて行きたい。
元気を頂きました。ありがとうございます!
キリスト教圏では小麦と葡萄が出てくればどこであってもキリストが連想されるんでしょうね。
本当にそうですね!
ドイツ北部に8年ほど住んでいます。フリードリヒの絵画はまさに北ドイツ!だと思いました。
滅びの美学😅ないかなぁ〜…とドイツ人と接していて思います。
暗い・寒い・霜が降りた冬枯れの景色が園芸雑誌に載ったりインスタにあがっています。
ノートゼーに浮かぶジルト(Sylt)は観光地で有名で、日本人からすると寂しげにみえるかもしれませんが、フリードリヒが描いた絵に通じる景色が広がっているなぁと思います。
冒頭のナラの木のお話、そういえば知り合いのドイツ人に「BuchenとEichenはドイツの木だよ」と言われて、ん?イギリスにもあるんじゃ??と思っていましたが、「ドイツの木」とはそういう意味じゃなかったんだとわかりました。
まだまだドイツ文化がよくわからず悩むことも多いですが、今回のフリードリヒの絵や絵が生まれた背景の歴史を知り、とても勉強になりました。ありがとうございます。
またゲルマン話を楽しみにしつつ、歴史を勉強しようと思います。
市川崑監督の犬神家の一族に金田一の「国破れて山河ありか…」というセリフがあるんですが本当に戦争を経験しているからこその監督の言葉と感じてました。ふと一緒だよなと思いました。
国破れて山河ありは杜甫が元ネタ……
教養があると見える世界が広がるな〜とこのチャンネルを見るといつも思います。
自分なりの解釈が出来たりしたら楽しそうです。
先日、国立西洋美術館でフリードリヒの「夕日の前に立つ女性」を見ました。フリードリヒお得意の後ろ姿の女性は夕日の向こうの何かを見据えているように感じました。五郎さんが説明した通り、希望を見ていたんでしょうね。
和田さんのチョイスが絶妙!
伯爵夫人 ですね。今回の解説は特に面白かったです。毎週楽しみにしております!
深く繊細な意味が込められてて う~ん と唸っているところに五郎さんの「そんな話でした、おしまい」でニッコリしましたw
フリードリヒ、前から気になる画家でしたが、今回のお話でますます好きになりました。ありがとうございます!
フリードリヒが好きで、ベルリンやドレスデン、ハンブルクでよく見ました。
どうしても、彼の生い立ち、スケート遊び中に溺れかけた彼を助けようとして、仲の良かった弟が溺死してしまう、というエピソードに囚われ、そのフィルターを通してしか作品を見てなかった気がします。
なるほど、希望も持っていた。
絵を描くということ自体、希望を持ってないとできないことかもしれません。
昔行った、東博のドレスデン展で、フリードリヒの「月を眺める二人の男」のファイルを買って、愛用してました。(フリードリヒだとは今さっき、この動画で知りました。ありがとうございます。)色彩は暗めですが、後姿の二人が「がんばろうや」って言い合ってそうで好きでして愛用してました。
肖像画見て、滅びの美学系というよりは、おっしゃるような、力強い次への希望を描く人だろうと思いました。
五郎さんの卓見というか、新説は尊敬に値する‼️学術研究的❢😎
一冊の著作にされよ‼️😇
初めて見る作品でしたが、淡い色調や靄のかかったような描写から日本画っぽさ(特に戦後~現代の)を強く感じました。東山魁夷が影響を受けたと聞いて、納得。
魁夷が敗戦を経験して、フリードリヒの絵に込められた復活のメッセージを感じ取ったのでは、という考察も深くて面白かったです。
最後の五郎さんの「おしまい」の後、拍手したくなりました。
経験してない者は想像しかできないものの、国が負ける、敗戦、ということの重さが何かリアルに思えたお話でした。
「五郎美学の粋!」心ゆくまで堪能させて頂きました。「ユーレイが出て来そう!(ワダ)」のひと言から一枚の絵が語る日本でよく言われる「滅びの美学じゃなく」お仕舞の「ほろんだ後からの復活!」に至る「五郎節の語彙」の含蓄に感動あらたに致しました、観てよかったです。「次にくるもの」への「希望と失望」を相互に体験して「夢と現実が交錯した」ドイツとフランスの歴史をあらためて学ばせて頂きました、観て良かったです有り難う御座いました。僕も「ワダさん」だけじゃなく「ナポレオン」好きなんですよ(笑)「ワダさん」の好奇心と冒険魂にもオマージュ献じさせて頂きたいです。
1970~80年代の、ドイツ・グラモフォンのベートーヴェンやシューベルトのディスクのジャケットに、フリードリヒの絵は時々使われていましたね。ここで紹介されたものも何枚かありました。収録曲の曲調には「滅びの美学」的なものはなかったので、山田さんの解説、なるほどと思いました。
待望のフリードリヒだ!
うれしい!最高!
素晴らしい講義をありがとうございます!
五郎さんの解説を聴いてほんの少しですが、自分の感性に自信が持てました。
ワダちゃんよりも絵画には明るくないのですが、この人の絵を見ていて「復活を望んでる」又は「復活」を意味している様に思えていたのですが、専門家の方や絵画に明るい周りの方に「これは滅びのー」と言われて笑われていました。
やっぱり五郎さんを信じて生きていきます✌️😁
本当に素敵な絵だと感じました。
私ははじめてみましたが、五郎さんの考察と同じく、希望の絵、だと感じました。
TVゲームのポスターに、「崖の上に立って下を見下ろす主人公の背中」の構図が近年やたら多くて、「すべて『雲海の上の旅人』が元ネタなんじゃないか」って最近ネットで話題になってましたね
待ってました!フリードリヒ!!
「氷海」はエミール・ギレリスが演奏するベートーヴェンのピアノ・ソナタのレコード(CD)のジャケットに使われていました。
フリードリヒの絵だったと今日知りました。
今回も勉強になったす! フリードリヒの絵の「抜け」がええですねぇ! 風景ポスターデザインでも「抜け」は重要!
フリードリヒのお話を大変勉強になります。希望というのを描いていた故、美しさと儚さを感じたのを視聴して思いました。一度機会があれば見にいきたい作品です。五郎さんのわかりやすいお話で楽しく見させていただいています。いつもありがとうございます。
フリードリヒの作品に対する東山魁夷の感じ方の変化、流石に五郎さんの分析は鋭いですね。
東山魁夷が戦後の復興を期待していたのに対し、フリードリヒの方はドイツの民族主義復活を願っていたとすれば、その1世紀後に行き過ぎた民族主義というべきナチスの時代がやって来たのは複雑な思いに駆られますが。
今ちょうどGreifswaltにいるので、すごいタイミングで驚きました。
Eldena Abbeyにも偶然行ってたので、フリードリッヒ、忘れられない画家になりました笑
「ナポレオン戦争中のフリードリッヒの作品に対し一人の日本人が太平洋戦争の前後で見方が変わった」深イイ話ですね。芸術って奥深いものなのですね。
上の絵が海の絵で、下の絵が森の絵の並びだとドイツの国土を表していると思った。
フリードリッヒを初めて紹介したのは東山魁夷だと知ってビックリ。意外と新しいのですね
訂正とお詫び : 今、気が付いたのですが、今現在5つのグッドボタンを押してもらった人に対して謝ります。フリードリッヒが生きた時代今の様な国土のドイツはなかった様に思われるので、上の絵が海で下が森の絵はドイツ国土イメージとは言い切れません。ゴメンナサイ、もっと時代とか考えてコメントすればよかった。私はてっきりフリードリッヒが民族主義者だから、絵に象徴的意味を込めて絵の並びも指定したのかと思った。私なりの考えを込めて?
まだまだ自分の知らない画家、初めて見る素晴らしい絵画が山ほどあるんだろうな
改めて思いました
ホント毎回面白くて仕方がないです
さすが五郎さん、前半見ながら東山魁夷とGAO Xingjian の絵を思い起こしていました.いいお話でした.ありがとうございます。
デビッド シルヴィアン が大好きです。
ジャパン時代のナイトポーターという曲が
フリードリヒと合うなぁと思ったこともありました。
けれど「微かな希望」と教えていただき、「ノスタルジー」
とは違う世界が前に広がり、また新しい感動が生まれました。
ありがとうございました。
一般の感覚だと怖い絵だということに軽く衝撃受けました…この絵は中学の教科書で見て好きだった…フリードリヒさんの絵だと、月を眺める2人の男が一番好きです
フリードリヒは高校の頃から好きでしたが、単に感覚的にしか見ていなかったことに気が付きました
今回の動画で政治史、絵画史、音楽史がリンクしてとても参考になりました
ありがとうございます!
ハイッ「お化けの絵」3,4年「山田五郎絵画教室」に初めて出会ったころ拝見してました。なので今晩は久々の2度目です。
「樫の木?エロイカ云々」の解説は覚えてましたが殆ど忘れてました。幽玄の青藍を彩る「東山魁夷さん」僕もファンですが、2度目の「フリドリッヒ」解説で「お化けじゃなかった経緯の妙」を勉強させて頂きました。久々のワダさんとgoroh節の楽しさがたまりませんでした良かったです。91歳ポンコツ爺。
フリードリッヒの肖像画、目力がすごいですね。オカルティズムを極めた人物に共通する目つきを感じました。
いつも面白い話題、ありがとうございます。これからも期待しています。
ヨーロッパナラ(Quercus robur)などのオークの葉がカシワ(Quercus dentata)と似ているというのが槲という字になった経緯なのかもしれないですね。同じコナラ属(Quercus)で近縁なので、オークリーフを柏葉ということもあるとのことです。カシと呼ばれている種の葉は鋸歯が目立たないものが多いと思うので、徐々に槲になってしまったのでしょうか?カシワの学名dentataは鋸歯の目立つものによく採用されているワードという印象、、、(ラテン語で歯状のという意味だそうです)
ドイツに槲、柏や樫がない、というのは初耳でした。植生の違いから楢の木やモミの木がドイツで何を意味するかという話。時代背景や地域性、社会情勢、画家自身の生活、感情の影響が絵と、どう結びつくのか毎回たのしく聞いてます。
初めてコメントします。長文で申し訳ないです。
19:00~「日は沈んで月は昇ってくる・・・上弦の新月・・・これから満ちていく月が昇ってる・・・」の発言で気になった点。
夕方から宵の頃に三日月が昇る、というのはあり得ないこと、日没後のこの月は「月没(月の入)」前の月(夕月)で、月もまた西の空へ沈みつつある情景です。
■以下、太陽の動き(日の出、日没、昼と夜)と、月の満ち欠け(朔、上弦、望、下弦)の時間関係のご理解の参考にしていただければ、と思います。
■フリードリヒの絵の三日月は月齢3~4で、五郎さんの仰るとおり、新月(朔)から上弦の月(半月)へ満ちていく途中の形。季節・緯度などで変動するが、月の出は日の出後の朝方、日中はほとんど見えず、月没は日没後2~3時間ほどの間。
■ちなみに月の出・月没のおおよその時間帯(1~3時間ほどの範囲。月の出は毎日約50分づつ遅くなる)は、
(1)新月(朔)の頃:日の出と月の出及び日没と月没は、それぞれほぼ同じ時間帯
(2)上弦の月の頃:月の出は昼前の午前中、日没頃に南の空、月没は真夜中(0時)前後
(3)満月(望)の頃:月の出は日没前後、真夜中頃に南の空、月没は翌朝
(4)下弦の月の頃:月の出は真夜中(0時)前後、日の出頃に南の空、月没は昼前午前中
再び、三日月の月の出があるのは、下弦の月を過ぎて月齢25~26の頃、真夜中を過ぎた未明から夜明け前頃で明るくなり始めた東の空に見え、やがてほとんど見えなくなり、月没は正午頃から午後の時間帯、フリードリヒの絵の月とは弦の向きが逆。
■以上は日本の本州付近、現代の時間制でおおよそこんな風という、ざっくりした話で、高緯度のドイツに、そのまま当てはまるものではないかも知れません。
この暗い絵の向こうに ”希望” があるとは! 識りませんでした!。
今回も勉強になりました ♡。
今回も素晴らしい解説をありがとうございました。レッサー・ユリィの回といい、ドイツ絵画と波長が合う理由を学び取りました。
ワダさん物憂げな絵がお好きでグッドチョイス👍✨
国立西洋企画展でフリードリヒに出会うことを楽しみにしています。
流石五郎さん!
お話が深い上に歴史感も満載で
理解が進みました
ありがとうございます🙇♀
🎌🐰🌸
全く知らない画家であったけど水墨画のような独特の画風で不思議ですね。
テレビによく出てる方のUA-camの、テレビ寄りな見せ方苦手なんですけど、五郎さんの動画は編集もわかりやすくて面白くて好きです。
いい話だった!最初、ナポレオンに期待した心情にどこか他人事のような雰囲気で聞いていましたが、東山魁夷の終戦後にグッときた、「日本がアメリカによって民主化に期待した」という説明を聞いて、いきなり身近に感じられました。なるほど!と、グッときました。そりゃあ、負けた敗戦もさることながら、どこかアメリカによる旧態依然とした戦国主義が滅びて民衆に光が…と期待する気持ち…分かりますね。日本の話で例えると途端に「わかりみ」な絵になりました😂。遠い国の昔の話、に聞こえなくなる不思議よ…
それにしても、東山魁夷の画風というか、色彩というか、平坦な印象、確かにどこか似てますね。最初、東山魁夷,と聞いて,「あー!雰囲気、あるある!」って思いました。
印象派(浮世絵の影響やジャパンブーム)といい、絵画は国境を超えてどこかで繋がっている。広い地球がグッと近くなるお話ですね。
日本って、離れてるなぁ笑
いつもながら素晴らしい洞察ですね!腑に落ちる解釈でした。
定説と違う、自分の感性で解釈するのも大事なんだなと思いました…が、
ものすごい説得力でした。
横断的な知識と、深い洞察。毎回新鮮です。
なるほど!
私、恥ずかしながらフリードリヒを知らなかったんですが………
毎回、五郎さんの解釈は斬新、かつ的確で説得力がありますね。
フリードリッヒの絵画は戦後のドイツ映画に強い影響があるとおもいますね。ジーバーベルクのパルシバルはフリードリッヒ愛が炸裂してますし、オペラのオランダ人の演出にもフリードリッヒの絵画は影響しています。
また、カタログ・レゾネを総覧しても、後ろ姿で彼方を観る人物像が多いのですが「希望」というより「期待の表現」なのではないかと思います。そういう意味でジョルジュ・デ・キリコやクロード・ロランにも通じる感情を感じております。
リヒャルト・エルツェの絵にも「期待」というそのものズバリの作品がありますね!
@@千田肇-t1u エルチェの作品はネットにあげられないのが難ですね。ところで山田五郎さんがあげたセピアの「山上の十字架」はドレスデンのアカデミーに出品したものではないという説があるそうです。出品作は亡失した、という説ですね。だから「亡失」したとだけ書いてある本もあって「亡失した作品がなんであるのだ」と読者は混乱するのです。セピアのを所蔵するベルリン美術館の解説は、断固支持・これがそれだ、というノリでした。
あの後ろ姿はこれからの明日を未来を見ている人々を意味しているのか…奥深い…
「絶望の中に希望の予感がある」的なコンセプトのシンプルな風景画が好きなので『海辺の修道僧』が刺さりました。修道僧抜きだともっと良いです。
絵画芸術は歴史や文化や宗教だけでなく植物や動物、科学など実に多くの教養を内包していて、知識が広がりながらつながっていくのが気持ちいいw
絵画は素人ですが、フリードリヒの絵は幻想的で引き込まれますね。逆光の描き方が素敵です。
よろしければ、ホアキン・ソローリャのお話も聞いてみたいです!
フリードリヒの絵を初めて観ました。遠くの空の明るさと哀愁が漂っていない後ろ姿、そしてくっきりと描かれた上弦の新月は五郎さん解説の「希望」で決まりです‼そうではない解釈は陰鬱な時代に鑑賞されたのかもしれませんね。見知らぬ北ドイツとバルト海沿岸を訪れたような回、とても楽しかったです☺
一枚の絵画から世界史が学べる。
後ろ姿に、私達が同じ視界を見ることができるような気がしました。
終わりは始まり。