カブトムシ探しで遭遇！危険なスズメバチ【モンスズメバチ】

身近であえる昆虫写真集
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モンスズメバチ
和名：モンスズメバチ
学名：Vespa crabro
分類：節足動物門＞昆虫綱＞有翅昆虫亜綱＞ハチ目(膜翅目)＞スズメバチ科
分布：北海道・本州・四国・九州
大きさ：働き蜂21-28ｍｍ
♂25-27mm　♀28-30mm
時期：4-10月
食料：昆虫 花の蜜 樹液など
越冬態：
生息：樹林
モンスズメバチ
紋雀蜂
学名：Vespa crabro
ハチ目(膜翅目)スズメバチ科のスズメバチの一種。
オオスズメバチより一回り小さく、頭部中央の単眼域に黒い紋があること、腹部の模様に特徴がある。巣は樹木の洞や、民家の天井などに作成することが多い。
比較的攻撃性が高いスズメバチで、オオスズメバチほど毒性は強くないが、危険なため刺激しないように注意が必要である。
日本では北海道から九州まで見ることができる。里山付近や雑木林でよく見られ、広葉樹の樹液などにもよくやってくる。
学名のVespa crabroは世界で最初に命名されたスズメバチのため『Vespa』は『蜂』、『crabro』は『スズメバチ』の意で、学名的にはスズメバチという意味である。
英名は「European hornet」直訳すると「ヨーロッパのスズメバチ」。その名の通りヨーロッパを代表するスズメバチであり、同地域最大の社会性ハチ目昆虫だ。
ヨーロッパでは「三箇所刺されると死ぬ」という言い伝えがある程知名度の高いスズメバチの為活発に駆除が行われた結果、絶滅の危機に瀕している地域がある。
現在では国によって保護種となっており、ドイツでは本種を殺すと最大で５万ユーロ（500万円以上）の罰金となるようだ。
幼虫の食糧となるセミやバッタといった大きな昆虫が捕りづらい環境となっていることも、モンスズメバチの数が減少した要因と考えられている。
体長は働きバチが20～27mm、女王バチが28～30mm。大型のスズメバチよりは小さく、ミツバチなど小型のハチよりは大きいハチの中では平均的な大きさである。
見た目において、一番わかりやすい特徴は、腹部にある黄色と黒色の縞模様。この縞模様は規則的な並びではなく、波を打つような模様となっているのが特徴。
モンスズメバチの活動時期は４月～10月にかけて。主に４月～６月にかけて女王バチが活動を始め、巣作りを始める。
７月～９月にかけて徐々に巣が拡大し、働きバチの数も増えていく。働きバチの数が増える頃には営巣も盛んとなり、ハチ達の警戒心もピークになる。
巣が作られる場所は切り株の中や樹洞の中、天井裏や屋根裏といった閉鎖的な空間であり、見つけにくい。
一般的なスズメバチは日没とともに巣に戻る習性があるが、モンスズメバチは夜間も樹液を求めて活動的に行動することが知られている。
雑食性で捕食対象はセミ、クモ、バッタ、チョウ、ミツバチ。また樹液や果実、花の蜜なども好んで食べる。幼虫の食料は成虫が狩ってきたセミやバッタ。
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埼玉県内特にさいたま市で発見できる生き物情報です。
地元埼玉で長年暮らしてきましたが、注意深く観察することで発見したことや
知っていた生き物の意外な一面などを発見して楽しんでいます。
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